12 / 17
第12章|検証開始――“拾う”の代償
しおりを挟む
風が止んだ。
軌道遺物区画は、いつも風が鳴っている。
鉄骨の隙間を抜ける音。
崩れた建物の骨が軋む音。
それが、止んだ。
静かすぎる静けさは、襲撃の前兆だ。
セイルが端末を見たまま言う。
「四分」
「追跡ログは確実にこっちを指してる」
アルトが短く返した。
「……一致したんだ」
「監視ログに残ったΔの証拠で」
ユウが舌打ちする。
「つまりノクスの取引は」
「時間を買っただけで」
「もう売られてんだな」
シオンが首を振る。
「売ったんじゃない」
「時間を残した」
「……それだけでも十分すごい」
言いながら、胸が痛んだ。
“十分”なんて言葉は、残酷だ。
助けられなかった現実を、正当化する言葉になる。
でも今は、立ち止まれない。
シオンは遺物区画の地図を見上げる。
逃げ道は少ない。
ここは“穴”だ。
管理が入りにくい代わりに、逃げにくい。
ユウが周囲を見渡す。
「……拾えるものは多い」
「だから嫌だ」
アルトが目を細める。
「嫌?」
ユウの声が低くなる。
「拾うってのは」
「便利じゃねえ」
「拾えた分だけ」
「どっかで死ぬ」
シオンが息を呑む。
代償。
ユウのΔは、“死なない未来”を拾う。
その代わり、世界が帳尻を合わせる。
死を押し付ける。
どこかへ。
誰かへ。
ユウはそれを知っている。
だから、拾いたくない。
拾うほど、自分が誰かを殺す。
自覚がなくても。
アルトが静かに言った。
「それでも使うしかない」
「逃げる道を作るために」
ユウは笑った。
「だから嫌なんだよ」
セイルが金属片を拾い上げる。
透明と黒が混じった板。
歪んだ鏡みたいに、空を映している。
「検証は続ける」
「戦闘の中で」
シオンが眉を寄せる。
「そんな……」
セイルは淡々と告げた。
「今から来るのは」
「是正執行官:ラザル」
「彼のΔは」
「正しい結果を強制する」
アルトの顔が硬くなる。
「……Δ:是正執行(コレクション・ストライク)」
「当たる」
「壊れる」
「止まる」
「全部が“確定”する」
ユウが低く唸る。
「つまり避けられねえ」
シオンは喉が乾いた。
確定する攻撃。
それは、世界のルールを敵が握るということだ。
Δは世界の差分。
だがラザルは、その差分で世界を“正しく”する。
正しさを武器にする。
管理の最終形だ。
セイルが言った。
「だから」
「ユウのΔが必要になる」
ユウが顔を上げる。
「拾うことで」
「確定を外す」
アルトが頷く。
「正しい結果の“前提”を崩す」
「もしくは」
「撃たれる前に逃げ道を拾う」
シオンの胸の奥で、理解が繋がった。
BORDER REMAINSのΔは、戦闘力じゃない。
“結果の形”を変える。
死なない結果。
当たらない判断。
救える未来。
それが揃うと、確定が崩れる。
――ただし、代償が来る。
遠くで金属が鳴った。
鉄骨が踏まれる重さ。
人間じゃない。
重装備だ。
セイルが端末を閉じる。
「来る」
ユウが弾倉を握る。
アルトが息を吸う。
シオンはレムの肩を抱いた。
レムが小さく呟く。
「……ぼく、また」
「いなくなる?」
シオンは首を振った。
「いなくならない」
「絶対に」
そう言った瞬間、胸が痛んだ。
“絶対”は、管理の言葉だ。
でもシオンは言ってしまった。
言わなければ、レムは崩れる。
救える未来を残すために、
嘘の絶対を言う。
その罪が積もる。
――SAVE LINE。
希望収束。
救うほど、救えない未来が確定する。
シオンは息を吸い、短く宣言した。
「……Δ:希望収束(セイヴ・ライン)」
空気がわずかに軽くなる。
レムの輪郭が、保たれる。
その代わり、シオンの心臓が重くなる。
救えない未来が一つ、静かに閉じた。
瓦礫の隙間から、影が現れた。
黒い装甲。
肩に刻まれた白い文字。
《CORRECTION》
全角のように見える表示が、逆に冷たい。
男が歩いてきた。
ゆっくり。
確実。
迷いがない。
ラザルだ。
そしてその背後に、GENESISの回収部隊が続く。
銃口は上がっていない。
まだ撃たない。
“正しい結果”が必要だからだ。
ラザルの声が響く。
「BORDER REMAINS」
「回収命令に基づき」
「拘束する」
ユウが唾を吐いた。
「拘束=保護、だろ」
ラザルは否定しない。
「保護だ」
「お前たちは危険だ」
「危険である以上」
「管理されるべきだ」
アルトが一歩前に出る。
「……管理は壊れる」
ラザルの視線がアルトを捉える。
「評価管制官・アルト」
「お前の異常は最優先」
「世界の正しさを崩す」
「それは許されない」
アルトが小さく笑う。
「許されないから存在する」
空気が張り詰めた。
ラザルが手を上げる。
「拘束」
その瞬間、回収部隊の銃口が揃った。
一斉射。
避けられない距離。
確定する弾道。
シオンの背筋が凍る。
ユウが、動いた。
“拾える感覚”が来た。
来てしまった。
ユウは短く言った。
「……Δ:拾遺干渉(リクレイム)」
その瞬間。
床の瓦礫が崩れた。
ほんの数センチ。
しかし、それで十分だった。
回収部隊の足が滑る。
銃口の角度がズレる。
弾道がズレる。
シオンの頬を掠め、鉄骨に刺さった。
死なない未来が拾われた。
だが――
代償が来る。
ユウの背後で、金属片が跳ねた。
セイルが置いた検証用の板。
それが、割れた。
割れた瞬間、遺物塔が唸り声を上げる。
青白い光が暴れる。
セイルの顔色が変わった。
「……やばい」
「遺物が反応した」
アルトが叫ぶ。
「拾う代償が」
「遺物側に返ったのか!」
ユウが歯を食いしばる。
「俺は……何を拾った!?」
拾ったのは弾道をずらす未来。
拾った代償は、遺物区画の“裂け目”を広げた。
シオンの視界が揺れる。
空気が裂ける感覚。
そして――
ラザルが、笑った。
「今のだ」
「それがΔだ」
「証拠が揃った」
ラザルが一歩踏み込む。
彼の手が上がる。
「……Δ:是正執行(コレクション・ストライク)」
世界が冷たく固まった。
撃つべき弾は撃たれる。
当たるべき場所に当たる。
壊れるべきものは壊れる。
確定。
ラザルの銃口が、シオンに向いた。
逃げられない。
シオンの呼吸が止まる。
アルトが動いた。
狙える感覚じゃない。
暴発だ。
でもやるしかない。
アルトは短く宣言する。
「……Δ:評価崩壊(ゼロ・ジャッジ)」
その瞬間、回収部隊の照準端末が沈黙した。
画面がエラーで埋まる。
ロックオンが成立しない。
“当てる判断”に至らない。
ラザルの弾は撃たれた。
しかし――
弾道の“確定”が揺れた。
確定する前提が崩れた。
弾が、ほんの僅かに逸れる。
シオンの耳元を裂き、鉄骨を抉った。
助かった。
だがアルトが膝をつく。
息が荒い。
判断力が落ちる代償。
シオンは叫びそうになった。
だが叫ばない。
叫びは、心を焦がす。
シオンは歯を食いしばって宣言する。
「……Δ:希望収束(セイヴ・ライン)」
次の瞬間。
ユウの足元の瓦礫が、一本の道に繋がった。
逃げ道。
細い通路。
救える未来が一本だけ残る。
ユウがアルトの腕を掴む。
「行くぞ!」
セイルがレムを抱える。
シオンが最後に振り返る。
ラザルは追ってこない。
追わないんじゃない。
追えない。
アルトのΔが、判断を壊している。
だが、それも長くは続かない。
ラザルは確定を持っている。
確定は、時間をかければ戻る。
この逃走は“勝利”じゃない。
また帳尻が来る。
それでも今は生きる。
生きて、残す。
BORDER REMAINSは、そういうチームだ。
シオンは息を吸い、心の中で呟いた。
――ノクス。
あなたが買った時間を、無駄にしない。
軌道遺物区画は、いつも風が鳴っている。
鉄骨の隙間を抜ける音。
崩れた建物の骨が軋む音。
それが、止んだ。
静かすぎる静けさは、襲撃の前兆だ。
セイルが端末を見たまま言う。
「四分」
「追跡ログは確実にこっちを指してる」
アルトが短く返した。
「……一致したんだ」
「監視ログに残ったΔの証拠で」
ユウが舌打ちする。
「つまりノクスの取引は」
「時間を買っただけで」
「もう売られてんだな」
シオンが首を振る。
「売ったんじゃない」
「時間を残した」
「……それだけでも十分すごい」
言いながら、胸が痛んだ。
“十分”なんて言葉は、残酷だ。
助けられなかった現実を、正当化する言葉になる。
でも今は、立ち止まれない。
シオンは遺物区画の地図を見上げる。
逃げ道は少ない。
ここは“穴”だ。
管理が入りにくい代わりに、逃げにくい。
ユウが周囲を見渡す。
「……拾えるものは多い」
「だから嫌だ」
アルトが目を細める。
「嫌?」
ユウの声が低くなる。
「拾うってのは」
「便利じゃねえ」
「拾えた分だけ」
「どっかで死ぬ」
シオンが息を呑む。
代償。
ユウのΔは、“死なない未来”を拾う。
その代わり、世界が帳尻を合わせる。
死を押し付ける。
どこかへ。
誰かへ。
ユウはそれを知っている。
だから、拾いたくない。
拾うほど、自分が誰かを殺す。
自覚がなくても。
アルトが静かに言った。
「それでも使うしかない」
「逃げる道を作るために」
ユウは笑った。
「だから嫌なんだよ」
セイルが金属片を拾い上げる。
透明と黒が混じった板。
歪んだ鏡みたいに、空を映している。
「検証は続ける」
「戦闘の中で」
シオンが眉を寄せる。
「そんな……」
セイルは淡々と告げた。
「今から来るのは」
「是正執行官:ラザル」
「彼のΔは」
「正しい結果を強制する」
アルトの顔が硬くなる。
「……Δ:是正執行(コレクション・ストライク)」
「当たる」
「壊れる」
「止まる」
「全部が“確定”する」
ユウが低く唸る。
「つまり避けられねえ」
シオンは喉が乾いた。
確定する攻撃。
それは、世界のルールを敵が握るということだ。
Δは世界の差分。
だがラザルは、その差分で世界を“正しく”する。
正しさを武器にする。
管理の最終形だ。
セイルが言った。
「だから」
「ユウのΔが必要になる」
ユウが顔を上げる。
「拾うことで」
「確定を外す」
アルトが頷く。
「正しい結果の“前提”を崩す」
「もしくは」
「撃たれる前に逃げ道を拾う」
シオンの胸の奥で、理解が繋がった。
BORDER REMAINSのΔは、戦闘力じゃない。
“結果の形”を変える。
死なない結果。
当たらない判断。
救える未来。
それが揃うと、確定が崩れる。
――ただし、代償が来る。
遠くで金属が鳴った。
鉄骨が踏まれる重さ。
人間じゃない。
重装備だ。
セイルが端末を閉じる。
「来る」
ユウが弾倉を握る。
アルトが息を吸う。
シオンはレムの肩を抱いた。
レムが小さく呟く。
「……ぼく、また」
「いなくなる?」
シオンは首を振った。
「いなくならない」
「絶対に」
そう言った瞬間、胸が痛んだ。
“絶対”は、管理の言葉だ。
でもシオンは言ってしまった。
言わなければ、レムは崩れる。
救える未来を残すために、
嘘の絶対を言う。
その罪が積もる。
――SAVE LINE。
希望収束。
救うほど、救えない未来が確定する。
シオンは息を吸い、短く宣言した。
「……Δ:希望収束(セイヴ・ライン)」
空気がわずかに軽くなる。
レムの輪郭が、保たれる。
その代わり、シオンの心臓が重くなる。
救えない未来が一つ、静かに閉じた。
瓦礫の隙間から、影が現れた。
黒い装甲。
肩に刻まれた白い文字。
《CORRECTION》
全角のように見える表示が、逆に冷たい。
男が歩いてきた。
ゆっくり。
確実。
迷いがない。
ラザルだ。
そしてその背後に、GENESISの回収部隊が続く。
銃口は上がっていない。
まだ撃たない。
“正しい結果”が必要だからだ。
ラザルの声が響く。
「BORDER REMAINS」
「回収命令に基づき」
「拘束する」
ユウが唾を吐いた。
「拘束=保護、だろ」
ラザルは否定しない。
「保護だ」
「お前たちは危険だ」
「危険である以上」
「管理されるべきだ」
アルトが一歩前に出る。
「……管理は壊れる」
ラザルの視線がアルトを捉える。
「評価管制官・アルト」
「お前の異常は最優先」
「世界の正しさを崩す」
「それは許されない」
アルトが小さく笑う。
「許されないから存在する」
空気が張り詰めた。
ラザルが手を上げる。
「拘束」
その瞬間、回収部隊の銃口が揃った。
一斉射。
避けられない距離。
確定する弾道。
シオンの背筋が凍る。
ユウが、動いた。
“拾える感覚”が来た。
来てしまった。
ユウは短く言った。
「……Δ:拾遺干渉(リクレイム)」
その瞬間。
床の瓦礫が崩れた。
ほんの数センチ。
しかし、それで十分だった。
回収部隊の足が滑る。
銃口の角度がズレる。
弾道がズレる。
シオンの頬を掠め、鉄骨に刺さった。
死なない未来が拾われた。
だが――
代償が来る。
ユウの背後で、金属片が跳ねた。
セイルが置いた検証用の板。
それが、割れた。
割れた瞬間、遺物塔が唸り声を上げる。
青白い光が暴れる。
セイルの顔色が変わった。
「……やばい」
「遺物が反応した」
アルトが叫ぶ。
「拾う代償が」
「遺物側に返ったのか!」
ユウが歯を食いしばる。
「俺は……何を拾った!?」
拾ったのは弾道をずらす未来。
拾った代償は、遺物区画の“裂け目”を広げた。
シオンの視界が揺れる。
空気が裂ける感覚。
そして――
ラザルが、笑った。
「今のだ」
「それがΔだ」
「証拠が揃った」
ラザルが一歩踏み込む。
彼の手が上がる。
「……Δ:是正執行(コレクション・ストライク)」
世界が冷たく固まった。
撃つべき弾は撃たれる。
当たるべき場所に当たる。
壊れるべきものは壊れる。
確定。
ラザルの銃口が、シオンに向いた。
逃げられない。
シオンの呼吸が止まる。
アルトが動いた。
狙える感覚じゃない。
暴発だ。
でもやるしかない。
アルトは短く宣言する。
「……Δ:評価崩壊(ゼロ・ジャッジ)」
その瞬間、回収部隊の照準端末が沈黙した。
画面がエラーで埋まる。
ロックオンが成立しない。
“当てる判断”に至らない。
ラザルの弾は撃たれた。
しかし――
弾道の“確定”が揺れた。
確定する前提が崩れた。
弾が、ほんの僅かに逸れる。
シオンの耳元を裂き、鉄骨を抉った。
助かった。
だがアルトが膝をつく。
息が荒い。
判断力が落ちる代償。
シオンは叫びそうになった。
だが叫ばない。
叫びは、心を焦がす。
シオンは歯を食いしばって宣言する。
「……Δ:希望収束(セイヴ・ライン)」
次の瞬間。
ユウの足元の瓦礫が、一本の道に繋がった。
逃げ道。
細い通路。
救える未来が一本だけ残る。
ユウがアルトの腕を掴む。
「行くぞ!」
セイルがレムを抱える。
シオンが最後に振り返る。
ラザルは追ってこない。
追わないんじゃない。
追えない。
アルトのΔが、判断を壊している。
だが、それも長くは続かない。
ラザルは確定を持っている。
確定は、時間をかければ戻る。
この逃走は“勝利”じゃない。
また帳尻が来る。
それでも今は生きる。
生きて、残す。
BORDER REMAINSは、そういうチームだ。
シオンは息を吸い、心の中で呟いた。
――ノクス。
あなたが買った時間を、無駄にしない。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~
RIU
ファンタジー
「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。
試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。
「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」
枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
巨乳巫女を信じて送りダスか、一緒にイクか~和の村の事件 総合〜【和風RPG】
シンセカイ
ファンタジー
~参考~
https://ci-en.net/creator/11836
敗戦後に放棄されていた日本の農地が、魔物の瘴気によって再び脅かされていた。
その魔物は土地を「魔族の地」へと変質させる危険な存在で、放置すれば農地だけでなく村や民までもが穢れ、飢餓が広がる可能性がある。
巫女は主への忠誠心と民を守る覚悟を胸に、命をかけて妖魔退治に赴く決意を示す。
だが、戦力は各地に分散しており、彼女一人に任せるのは危険と判断される。
それでも彼女は「自分は神に捧げた存在。消耗品として使ってほしい」と冷静に言い放ち、命令を待つ。
物語は、主が彼女をどう扱うかという重要な選択肢へと分岐していく――。
【信じて送り出すか】
【一緒にいくか】
※複数ルートありますが、ここの掲載媒体の仕様上、複数ルート、複数形式を一つの作品にまとめています見づらいと思いますがご了承ください
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる