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 ===第四章新たな二人での挑戦===

 【婚約者披露パーティー②】

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そして王様は車いすながら確かに健在だった何故こんな事になったのか分からない
 
「父上これはいったいどういう事なのですか病床でふせっておいでのはずでは」

「余はこうして無事だロザリー嬢のお陰でな誰かに毒を盛られたがこうして一命はとりとめたすべてはお前の1年間の行動と犯人を油断させる為の計らいだ」

「それは父上を毒殺しようとしたものが」

「そうだこの中に間違いなくおる」

「そんなそれは確かなのですか父上」

「そうだそれよりまず婚約者の事だが余は許可した覚えはないが一体どうした事だ」

「それは父上が病床なれば家庭教師に判断を委ねただけでございます」

「その家庭教師とは確かな者なのか」

「父上それはどういう事なのですか」

「その家庭教師を捕まえた。そしてアマリリス嬢に買収されたと自供したぞ」

「あの王様これは私を貶めるための陰謀ですわそこのイリス姫が指図したに違いありませんわ」

「それは無理だな城を脱出してから姫は王都にはいなかった宰相の別宅にいたのだ指図出来る訳がなかろう」

「では宰相が裏から手を回したのでわ」

「それもないな宰相は余の命令で動いていた指図できる立場ではないわ」

「つっそれはあまりにもごむたいな」

「父上アマリリスがやったという証拠はあるのですか間違いなくやったという」
 
「ああ家庭教師と接触してきた人物も捕らえた間違いなくアマリリスの指示だと」

「私は知りませんわこれは陰謀ですわ」

「陰謀というなら私を毒殺しようとしたことこそそうではないのか違うとでも」

「そんな私は毒殺など知りませんわ」

「そうか実は密偵にそちの邸の部屋を密かに捜索させたそなたの机の隠し棚からこのような物が見つかったこれは何だ」

「それは唯の薬ですわ知りませんわ」

「ならここで皆の前で飲んでみよどうだ」

「それは知りませんこれは陰謀ですわ」

「まあ時間はゆっくりある引き立てて調べればはっきりするお前の家の者はすべて捕らえた国家反逆罪でな捕まえろ」

「いや~私は知りませんわ助けてシレネ何も知らないわこれは陰謀なのよ」

「アマリリスお前本当に父上を亡き者に」

こうしてアマリリスは皆の前で引き立てられっていった。アマリリスの陰謀は終わりを迎えたのだった。
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