車いすの少女が異世界に行ったら大変な事になりました

＝＝＝＝＝＝＝＝第二章＝＝＝＝＝＝＝＝

8•ヴィオレット家族に迎えられる

いよいよ今日からヴィオレットになるんだすみれはヴィオレットだからきっと大丈夫だ今日から邸住まいかあ広い部屋は落ち着かないけどなれないと侯爵令嬢になるんだから勉強もしないといけないなあ大変だけど楽しみだ

「今日から侯爵令嬢になるんだね」　　

「そうだね私は男ぽっいからなあ」

「令嬢らしい事はあまりしてない」

「そうなの家族は大丈夫だったの」

「小さい時から兄上と剣術をならう方が好きだったからお母様はなげいてた」

「だからヴィオレットは覚悟してね」

「お姉様脅かさないでくだい」

「いや今から新しいドレスを作るんだと張りきっているよ」

「私もしかして着せ替え人形に」

「お母様のためだからよろしくね」

「はいわかりました」

ああこれがラノベとかでよく見た貴族の洗礼なんだわ。大変だけど仲良くしたいから覚悟しないといけないなあ何時間かかるんだろう

「着いたよ。今日はお父様もお母様もいるからね緊張しないで家族なんだから」

「ただいまアベル今日からよろしく」

「お帰りなさいませお嬢様」

「よろしくお願いしますアベルさん」

「お嬢様はもうこの家の令嬢です。アベルとお呼びください」

「分かったわアベルよろしくね」

「はいお嬢様さあ中へお入りください」

はあ貴族令嬢って大変ね。いつなれるかしら大変だけどなれないとなあさあお父様とお母様に挨拶しないと貴族令嬢らしく出来るかしら
　
コンコン

「失礼します」「失礼します」「どうぞ」

「やあよく来たね、すみれじゃなかった。今日からはヴィオレットだったな」

「いらっしゃいヴィオレットちゃん」

「今日からお世話になります。ヴィオレットですよろしくお願いします」

「お父様、お母様、ヴィオレットの事よろしくお願いします」

「ああ大丈夫だ何処に出しても恥ずかしくない令嬢になるようにしょう」

「ヴィオレットちゃんさっそく新しいドレスを作る為に仕立て屋を呼ばないと」

「そんなわざわざ申し訳ないです」

「ローズの時はあまり出来なかったから凄く楽しみにしてたのよ」

「どうぞよろしくお願いします」

やっぱり逃げ出すのは難しそうだ。これからどうなるのか心配だドレス選びなんて日本人にはハードルが高いなあ