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【我が家の愛犬】
13.我が家の愛犬はナイト気取り
リートフラム城の中庭で行われる子供向けのガーデンパーティーに出席する為、ラテール兄妹は30分程、馬車に揺れながら城へと向かう。
ちなみに通常は保護者同伴で登城するのだが……。
二人の場合、父フィリックスが出勤という形ですでに登城している為、保護者同伴という状態になり、今回は子供達のみで城に向かっている。
もちろん、最初は母ロザリーが二人の保護者として同行するつもりでいたのだが……。当人達から二人でも問題ないと言われたので、しっかり者のロアルドがいれば大丈夫だろうと、今回二人だけで登城させる事にした。
そんな経緯もあり、現在馬車内はロアルドとフィリアナのみの状態だ。
その間、フィリアナはいかに第二王子を言い負かし、アルスを奪われないようにするかの対策案を呆れ気味な兄に一生懸命熱弁していた。
「まず一番に主張するところは、うちに来たばかりの頃、元気がなかったアルスが、すぐに元気いっぱいになった事でしょ? だからそこを強調して、いかにお城での生活が、アルスにとって苦痛だったか訴えようと思うの!」
兄の影響で、大分難しい言葉を難なく使いこなせるようになったフィリアナだが、その分生意気さはかなりパワーアップしている。
そんな妹の微妙な意味での目覚ましい成長ぶりに兄ロアルドは、「育て方を間違えた……」と、やや後悔していた。
だが、熱弁をふるうフィリアナに白い目を向けていたロアルドは、その足下で微かに動く何かに気付き、怪訝そうな表情を浮かべる。
「フィー。お前、足下に何を置いているんだ?」
「え? 私、何も置いていないよ?」
「でも今、何かがモソモソと動いているように見えたぞ?」
「何だろう? でも本当に何も置いていな……あっ!」
兄の言葉に座ったままの状態で、自身の足下を覗き込んだフィリアナが、驚くような声をあげた。その反応にロアルドが、更に怪訝そうな表情を深める。
すると、顔をあげたフィリアナが表情をなくした真顔でジッとロアルドの顔を見つめる。そんな反応を見せる妹にロアルドが片眉を上げながら首を傾げる。
「どうした? フィー」
「兄様、どうしよう……。アルスが付いてきちゃった……」
「はぁ!?」
ロアルドが素っ頓狂な声を上げると、フィリアナが先程まで自身が座っていた座席の下に両手を突っ込み、そこから黒と白のモフモフな毛玉を引きずり出す。
その状況にロアルドが絶句する。
「は……? 何でアルス!? いやいやいや! この状況、おかしいだろ!! だってアルスは僕が馬車に乗り込む前に中庭の方に突っ走って行ったはず……」
そう言いかけたロアルドだが、その後10分間程、今回同行してくれている護衛のウォレスとメイドのシシルと談笑していた事を思い出す。恐らくアルスは、会話に夢中になっていた三人の目を盗んで、こっそり馬車に乗り込んだのだろう。
ちなみに同行してくれているメイドのシシルは御者のハンクの隣に座って同行しており、護衛のウォレスは馬に乗って馬車の護衛をしながら同行している為、現状の馬車内の状況には気づいていない様子だ。
だが困った事に現時点では、もう邸に引き返す事が出来ないところまで馬車は進んでいた。その状況にロアルドが盛大にため息をつく。
「アルス……。今日はいい子で留守番してろって僕、言ったよな……?」
ロアルドから責めるような視線の送られたアルスだが……フンっと鼻を鳴らして、誤魔化すように明後日の方向に視線を逸らす。
そんな太々しい態度のアルスにロアルドが右手でわしゃわしゃと自身の髪を掻き乱す。
「あ~~~~!! もう!! 何でよりにもよって登城する時について来ちゃうんだよ!! お前、城に行ったら自分が危ない目に遭うって分かっていないのか!?」
ロアルドが説教モードに入ったのを確認したアルスが、ササっとフィリアナの背後に隠れ、やり過ごそうとする。そんなアルスをフィリアナは両手で抱き抱え、容赦なく兄の方へと突き出した。
「アルス! 今回は私、庇ってあげないよ! しっかりと兄様のお説教を受けなさい!!」
現在、中型犬ほどの大きさにまで成長しているアルスを9歳のフィリアナが抱き抱えるのは、それなりに骨が折れるのだが、そうでもしないとアルスは反省しないだろうと、敢えてフィリアナは動きを封じるようにしっかりと抱き抱えた。
すると、アルスがフィリアナの同情を引こうと、ピスピスと悲しげな鳴き声を出し始める。だが、フィリアナはそんなアルスの行動に絆される事なく、厳しい表情を崩さなかった。
「もし今日お城に来ている事が第二王子殿下に知られたら、そのまま連れ戻されちゃうかもしれないんだよ!? なのにどうして付いてきちゃったの!?」
「クーン……」
「そんな悲しそうな鳴き声を出してもダメっ!! 今日は絶っ対に馬車の中から出ちゃダメだからね!?」
「クーン、クーン……」
更に切なげな鳴き声をあげるアルスをフィリアナは、足下へおろす。そして両手で握りこぶしを作りながら仁王立ちし、アルスを見下ろした。
「アルスは……そんなにアルフレイス殿下に会いたいの……?」
フィリアナの言葉にアルスが怯えるようにビクリと体を強張らせ、一瞬だけ動きをとめる。だが、すぐに誤解だと言わんばかりにフィリアナの膝あたりに両前足を掛け、すがりつき始めた。
「フィー……いくらなんでもこの状況で、その可能性は低いだろう」
「だって! 今までこんな風にこっそり付いてきちゃった事なんてなかったでしょ!? 今回だけ付いてくるのはおかしいよ!!」
そう訴えるフィリアナは今にも泣き出しそうな状態である。その様子に罪悪感を抱いたからか、アルスが尻尾をダラリと下げ、必死にフィリアナに前足をかけてまとわり付く。
「ほら……アルスも誤解だって訴えてるみたいじゃないか。たまたま付いてきたのが今回だっただけだろう?」
「たまたまじゃないよ!! だってアルスは今日のお茶会にアルフレイス殿下が参加するかもしれないって話をセルクレイス殿下が話されている時、私の隣でその話を聞いてたんだよ!? だから……今日はきっとアルフレイス殿下に会えると思って、こっそり付いてきちゃったんだよ……」
力なくそう口にしたフィリアナの瞳にジワリと涙が溜まりだす。その状況にアルスだけでなく、ロアルドも慌てだした。
「フィー! 泣くな! 今泣いたら会場についた時にその泣き顔の事で、また意地悪な令嬢達に絡まれるぞ!?」
「う~~~……」
「大丈夫だから……。多分、アルスが付いてきたのは、フィーが危ない場所に行くから心配だったんだよ……」
「危ない場所って……。警備がしっかりしてるお城だよ? だから危なくないよ?」
もっともな疑問を投げ掛けてきた妹に対して、ロアルドが盛大にため息をつく。
「確かに城の警備は、うちとは比べ物にならないほど厳重だ。でも……過去に何度も命を狙われた事のあるアルスにとっては、未だに危険な場所なんだよ……。そんなところに大好きなフィーが行くと知ったら、アルスも心配になるだろう?」
兄のその考えを聞いたフィリアナが、自分にすがり付いているアルスをゆっくり見下ろす。
「アルス……そうなの?」
すると、フィリアナに掛けていた前足を降ろしたアルスが、それを肯定するように「わふ!」と一声鳴いた。そんな反応を見せたアルスをフィリアナは、しゃがみこんでギュッと抱き締める。
「だからって何で付いてきちゃったの……? お城に行ったら、私よりもアルスの方が危険な目に遭っちゃうかもしれないんだよ?」
「それでもアルスは、フィーが心配だったんだよ……。こいつ、昔からフィーのナイト気取りだから」
兄の話を聞きながら、フィリアナがアルスの背中に顔を埋める。
「でも……今日は私達が戻ってくるまで、絶対に馬車から出たらダメだからね? ウォレスと一緒にいい子で馬車の中で待ってるんだよ?」
フィリアナが言い聞かすようにアルスの耳元に囁く。
だが、アルスは困ったような様子で「クーン……」と鳴きながら、ロアルドの顔をジッと見上げた。
「大丈夫だ。フィーの事は、ちゃんと僕が守るから」
その言葉を理解したのか、渋々という様子を見せながらアルスは頷くように足下に視線を落とす。
すると、急に馬車が大きく曲がり出した。
その反動でしゃがみこんでいたフィリアナがバランスを崩しそうになり、アルスにしがみつく。
「リートフラム城に着いたみたいだな。アルス、絶対に馬車から出るなよ? お前が登城したって知られたら、色々面倒だから……」
アルスがロアルドに釘を刺されていると、馬車の扉が護衛のウォレスによって開かれる。だが扉を開いた瞬間、ウォレスは固まってしまった。
「ア、アルス様っ!? 」
驚きの声をあげるウォレスを前に二人は顔を見合わせた後、同情するようにそっと視線を地面に落とした。
ちなみに通常は保護者同伴で登城するのだが……。
二人の場合、父フィリックスが出勤という形ですでに登城している為、保護者同伴という状態になり、今回は子供達のみで城に向かっている。
もちろん、最初は母ロザリーが二人の保護者として同行するつもりでいたのだが……。当人達から二人でも問題ないと言われたので、しっかり者のロアルドがいれば大丈夫だろうと、今回二人だけで登城させる事にした。
そんな経緯もあり、現在馬車内はロアルドとフィリアナのみの状態だ。
その間、フィリアナはいかに第二王子を言い負かし、アルスを奪われないようにするかの対策案を呆れ気味な兄に一生懸命熱弁していた。
「まず一番に主張するところは、うちに来たばかりの頃、元気がなかったアルスが、すぐに元気いっぱいになった事でしょ? だからそこを強調して、いかにお城での生活が、アルスにとって苦痛だったか訴えようと思うの!」
兄の影響で、大分難しい言葉を難なく使いこなせるようになったフィリアナだが、その分生意気さはかなりパワーアップしている。
そんな妹の微妙な意味での目覚ましい成長ぶりに兄ロアルドは、「育て方を間違えた……」と、やや後悔していた。
だが、熱弁をふるうフィリアナに白い目を向けていたロアルドは、その足下で微かに動く何かに気付き、怪訝そうな表情を浮かべる。
「フィー。お前、足下に何を置いているんだ?」
「え? 私、何も置いていないよ?」
「でも今、何かがモソモソと動いているように見えたぞ?」
「何だろう? でも本当に何も置いていな……あっ!」
兄の言葉に座ったままの状態で、自身の足下を覗き込んだフィリアナが、驚くような声をあげた。その反応にロアルドが、更に怪訝そうな表情を深める。
すると、顔をあげたフィリアナが表情をなくした真顔でジッとロアルドの顔を見つめる。そんな反応を見せる妹にロアルドが片眉を上げながら首を傾げる。
「どうした? フィー」
「兄様、どうしよう……。アルスが付いてきちゃった……」
「はぁ!?」
ロアルドが素っ頓狂な声を上げると、フィリアナが先程まで自身が座っていた座席の下に両手を突っ込み、そこから黒と白のモフモフな毛玉を引きずり出す。
その状況にロアルドが絶句する。
「は……? 何でアルス!? いやいやいや! この状況、おかしいだろ!! だってアルスは僕が馬車に乗り込む前に中庭の方に突っ走って行ったはず……」
そう言いかけたロアルドだが、その後10分間程、今回同行してくれている護衛のウォレスとメイドのシシルと談笑していた事を思い出す。恐らくアルスは、会話に夢中になっていた三人の目を盗んで、こっそり馬車に乗り込んだのだろう。
ちなみに同行してくれているメイドのシシルは御者のハンクの隣に座って同行しており、護衛のウォレスは馬に乗って馬車の護衛をしながら同行している為、現状の馬車内の状況には気づいていない様子だ。
だが困った事に現時点では、もう邸に引き返す事が出来ないところまで馬車は進んでいた。その状況にロアルドが盛大にため息をつく。
「アルス……。今日はいい子で留守番してろって僕、言ったよな……?」
ロアルドから責めるような視線の送られたアルスだが……フンっと鼻を鳴らして、誤魔化すように明後日の方向に視線を逸らす。
そんな太々しい態度のアルスにロアルドが右手でわしゃわしゃと自身の髪を掻き乱す。
「あ~~~~!! もう!! 何でよりにもよって登城する時について来ちゃうんだよ!! お前、城に行ったら自分が危ない目に遭うって分かっていないのか!?」
ロアルドが説教モードに入ったのを確認したアルスが、ササっとフィリアナの背後に隠れ、やり過ごそうとする。そんなアルスをフィリアナは両手で抱き抱え、容赦なく兄の方へと突き出した。
「アルス! 今回は私、庇ってあげないよ! しっかりと兄様のお説教を受けなさい!!」
現在、中型犬ほどの大きさにまで成長しているアルスを9歳のフィリアナが抱き抱えるのは、それなりに骨が折れるのだが、そうでもしないとアルスは反省しないだろうと、敢えてフィリアナは動きを封じるようにしっかりと抱き抱えた。
すると、アルスがフィリアナの同情を引こうと、ピスピスと悲しげな鳴き声を出し始める。だが、フィリアナはそんなアルスの行動に絆される事なく、厳しい表情を崩さなかった。
「もし今日お城に来ている事が第二王子殿下に知られたら、そのまま連れ戻されちゃうかもしれないんだよ!? なのにどうして付いてきちゃったの!?」
「クーン……」
「そんな悲しそうな鳴き声を出してもダメっ!! 今日は絶っ対に馬車の中から出ちゃダメだからね!?」
「クーン、クーン……」
更に切なげな鳴き声をあげるアルスをフィリアナは、足下へおろす。そして両手で握りこぶしを作りながら仁王立ちし、アルスを見下ろした。
「アルスは……そんなにアルフレイス殿下に会いたいの……?」
フィリアナの言葉にアルスが怯えるようにビクリと体を強張らせ、一瞬だけ動きをとめる。だが、すぐに誤解だと言わんばかりにフィリアナの膝あたりに両前足を掛け、すがりつき始めた。
「フィー……いくらなんでもこの状況で、その可能性は低いだろう」
「だって! 今までこんな風にこっそり付いてきちゃった事なんてなかったでしょ!? 今回だけ付いてくるのはおかしいよ!!」
そう訴えるフィリアナは今にも泣き出しそうな状態である。その様子に罪悪感を抱いたからか、アルスが尻尾をダラリと下げ、必死にフィリアナに前足をかけてまとわり付く。
「ほら……アルスも誤解だって訴えてるみたいじゃないか。たまたま付いてきたのが今回だっただけだろう?」
「たまたまじゃないよ!! だってアルスは今日のお茶会にアルフレイス殿下が参加するかもしれないって話をセルクレイス殿下が話されている時、私の隣でその話を聞いてたんだよ!? だから……今日はきっとアルフレイス殿下に会えると思って、こっそり付いてきちゃったんだよ……」
力なくそう口にしたフィリアナの瞳にジワリと涙が溜まりだす。その状況にアルスだけでなく、ロアルドも慌てだした。
「フィー! 泣くな! 今泣いたら会場についた時にその泣き顔の事で、また意地悪な令嬢達に絡まれるぞ!?」
「う~~~……」
「大丈夫だから……。多分、アルスが付いてきたのは、フィーが危ない場所に行くから心配だったんだよ……」
「危ない場所って……。警備がしっかりしてるお城だよ? だから危なくないよ?」
もっともな疑問を投げ掛けてきた妹に対して、ロアルドが盛大にため息をつく。
「確かに城の警備は、うちとは比べ物にならないほど厳重だ。でも……過去に何度も命を狙われた事のあるアルスにとっては、未だに危険な場所なんだよ……。そんなところに大好きなフィーが行くと知ったら、アルスも心配になるだろう?」
兄のその考えを聞いたフィリアナが、自分にすがり付いているアルスをゆっくり見下ろす。
「アルス……そうなの?」
すると、フィリアナに掛けていた前足を降ろしたアルスが、それを肯定するように「わふ!」と一声鳴いた。そんな反応を見せたアルスをフィリアナは、しゃがみこんでギュッと抱き締める。
「だからって何で付いてきちゃったの……? お城に行ったら、私よりもアルスの方が危険な目に遭っちゃうかもしれないんだよ?」
「それでもアルスは、フィーが心配だったんだよ……。こいつ、昔からフィーのナイト気取りだから」
兄の話を聞きながら、フィリアナがアルスの背中に顔を埋める。
「でも……今日は私達が戻ってくるまで、絶対に馬車から出たらダメだからね? ウォレスと一緒にいい子で馬車の中で待ってるんだよ?」
フィリアナが言い聞かすようにアルスの耳元に囁く。
だが、アルスは困ったような様子で「クーン……」と鳴きながら、ロアルドの顔をジッと見上げた。
「大丈夫だ。フィーの事は、ちゃんと僕が守るから」
その言葉を理解したのか、渋々という様子を見せながらアルスは頷くように足下に視線を落とす。
すると、急に馬車が大きく曲がり出した。
その反動でしゃがみこんでいたフィリアナがバランスを崩しそうになり、アルスにしがみつく。
「リートフラム城に着いたみたいだな。アルス、絶対に馬車から出るなよ? お前が登城したって知られたら、色々面倒だから……」
アルスがロアルドに釘を刺されていると、馬車の扉が護衛のウォレスによって開かれる。だが扉を開いた瞬間、ウォレスは固まってしまった。
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作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
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