天使な狼、悪魔な羊

駿馬

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第21章 ある国の終焉

14.海にさす光芒

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■■前書き■■■
お気に入りや感想、web拍手、コメントをありがとうございます。
頂いた応援は更新の励みになっております。

更新大変大変お待たせしました!m(_ _)m
そして遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
今回のお話はシェニカ視点→ファズ視点→第三者視点となります。
■■■■■■■■■

「どうしたの?」

8か国目のお茶会を終えてディズと並んで庭園を歩いていると、彼がなぜか心配そうな顔をして私を見ている。どの国もすぐに茶会を切り上げたから、「それでいいのですか?」と心配しているのだろうか。


「茶会が始まってから数日経ちますが、どの時間の食事もサラダやスープばかりなので体調が優れないのかと思って」

「体調は問題ないよ。お茶会でたくさんお菓子食べるから、お腹いっぱいになっちゃうから調整してるんだ」

「そうでしたか。お茶もお菓子も無理して完食する必要はありませんから、残しても大丈夫ですよ」

「話は途中で切り上げても、お茶とお菓子くらいは全部貰おうと思って。美味しいしね」


ファズ様の案内でバールという国の人たちが待つ庭園に入ると、そこには妖艶な微笑を浮かべた女性と豊かな黒髭を蓄えた恰幅の良い中年の男性、容姿に自信があるのがありありと分かる若い男性がいた。男性2人の胸にはデザインは違うけど金の階級章があるから将軍職にある人のようだ。そのうちの1人。容姿に自信がある男性からは、穴が空きそうなほどの集中した視線を浴びせられる。目が合ったら何か言われそうな雰囲気だな~と思いながらちらりと見ると、綺麗な黄緑色の目が嬉しそうに細められた。

「シェニカ様、はじめまして。私はバールで将軍を務めておりますオーフェンと申します。お会い出来て光栄です。こちらは我が国の筆頭将軍スーファ様、王太子ディアンナ殿下です」

「はじめまして。お会いできる日を心待ちにしておりました」

「はじめまして。シェニカ・ヒジェイトです」


挨拶を終えて着席すると、私の目の前に座るオーフェン様と目が合った。その瞬間微笑まれ、反射的に小さく会釈をしたけど、この人からも他国と同様に下心が透けて見えてくる。初対面の人に好意を示されて、恋愛関係に発展することなんてあるのだろうか。一目惚れっていうのは聞くけど、実際そんな経験ないしなぁ。一目惚れがあるとすれば…。うーん、やっぱりユーリくんの美少年、美青年、美女、美少女バージョンだろうか。
お菓子屋さんで働くユーリくん(美少年バージョン)に「このクッキー、お店で一番人気なんだよ!試食してみて。はい、あーん」とか言われたらどうしよう!きゃぁぁ!想像しただけでも可愛すぎて、ユーリくんがオススメするものは全て買うし、興奮のあまりユーリくんを連れて逃げてしまうかもしれない!
オオカミリスの美少女バージョンだったら「あっちのパン屋さんから良い匂いがするよ!行こうよ行こうよ!」とか「このお花いい匂いがするよ!食べてみようかな。え?ダメなの~?」って言われたりするのかな。女の子バージョンは妹ができたみたいで可愛いな~♪

想像を膨らませていたら、いつの間にか目の前に香ばしい香りがするコーヒーとマカロンが乗った綺麗なお皿が置かれていた。

「オーフェンはこのとおり本当に素敵で。エスコートもとてもスマートで、舞踏会がある時は令嬢たちが熱心に申し込むんですよ」

「そうですか」

「シェニカ様とは絵になる美男美女。スーファもそう思いませんか?」
「えぇ、本当にそう思います」

美男美女?この人はモテるだろうけど私はそんなタイプじゃないし、美男美女といえば悶絵本にあったトラの美女、クマの美男子だと思う。トラの美女は意志の強さと自信に満ちた姿で、メーコみたいな頼れるお姉様だ。クマといえばムキムキを想像してしまうけど、悶絵本の美男子クマは細身なのに木の実がいっぱい詰まった袋を軽々と担ぐ、えくぼが可愛いクマだったからギャップにドキドキしてしまった。
イメージの差といえば。本物の蛇は苦手だけど、悶絵本の蛇はすべてのタイプで印象が違った。美少女はそろばんを片手に店番をするしっかり者、美少年は一生懸命お皿洗いをしてるけど皿を割ってしまって半泣きという、なんだか応援したくなる姿。美女の蛇は鋭い目つきのせいで子供に泣かれて悩んでいるシッターさん、美男子は慎重にろくろを回しつつ尻尾もとぐろを巻いてしまう真面目な陶芸家という、怖いイメージだった蛇が、この4つの絵だけで印象が変わってしまった。本物の蛇に遭遇してしまっても、絵の印象が強くて怖いと思わずに済みそうな気がするから、本当に悶絵ってすごいと思う。
すごいと言えば…。誰にも言えないけど、部屋にあった男女の医学書を読んだせいか、内容が悶絵本と組み合わさってしまって、口に出せないようなドキドキのシチュエーションが夢に出てきてしまった。目が覚めても、時間が経っても、夢の中でドキドキした気持ちが褪せなくて困ってしまう。起きたら枕に鼻血がついていたけど、またそんな夢がみたいな~とか思っちゃったり!きゃぁぁ!!


「今回の件でシェニカ様にも危険が及んだと聞いております。この先、同じ様なことをする国がないとも言えません。オーフェンの実力は私が保証いたしますので、彼を護衛にいかがでしょうか」

「心配して頂き、ありがとうございます。護衛は十分足りておりますので、オーフェン様はこれからも国をお守り下さい」

「国を守るのも大事な仕事ではございますが、シェニカ様を守り抜くのも同じくらい大事なことです。必ずシェニカ様のお役に立つことを誓います。どうか私に、シェニカ様に仕えることを許して頂けませんでしょうか」

「護衛は間に合っております」

護衛にどうですかとか言われて、せっかく悶絵本のドキドキ、ワクワクした気持ちが薄れてしまった。この国は処刑に『聖なる一滴』の使用に賛同した国だし、これ以上話しても良い話は出てきそうにないと思い、静かに椅子から立ち上がった。

「ごちそうさまでした。とても美味しかったです」

「シェニカ様、我が国の王城から見える早朝の雲海が素晴らしいのです。旅のついでで構いませんので、是非お立ち寄りください」

「それは素敵ですね。機会があれば是非。では失礼します」

席を立った時、オーフェン様が縋るような表情をしたのが視界に入った。ジッと見られながら出口に向かっていると、ルクトが遮るように後方についてくれた。こういう時決まって遮るような位置に立ってくれる2人に「ありがとう」と感謝を伝えると、レオンが「こいつがそうやった方が良いって教えてくれたんだよ。嬢ちゃんとの付き合いが長いから、言わなくても分かるんだろうな」って笑いながら教えてくれた。ルクトは照れたのか視線を泳がせて居心地悪そうにしてたけど、彼は本当に護衛として優秀だと思う。



「次はサザベルです」

シェニカ様にそう伝えて小道を歩き始めると、ディスコーニ様は何か考え事を始めたのか、わずかに空気が変化したように感じた。今日の茶会も早々に切り上げる状況が続き、特に気になる様子の国もなかったから、おそらくサザベルのことを考えていらっしゃると思うが…。シェニカ様がサザベルと会うのは今回が初めてではないのに、ディスコーニ様が考え込まれていると言うことは、何か感じ取っているということだろうか。
そんなことを考えながらサザベルの待つ庭園に入ると、円卓にはサザベル王太子、ディネード、神官長リベラーデの3人がいて、ディネードの副官たちは後方に控えているが、ユドとその副官達はいなかった。ディスコーニ様がシェニカ様と親しい関係だから、ディスコーニ様のライバルであるユドもシェニカ様の相手候補の1人として同席させそうな気もしたが、能力面を考えてディネードが選ばれたのだろうか。


「シェニカ様。ご無沙汰しております。リベラーデでございます」
「お久しぶりです」

庭園内に足を踏み入れるまで変わったところはなかったのに、シェニカ様はリベラーデに挨拶された瞬間、醸し出す空気でテンションが下がったのが分かる。どうやらこの神官長とは面識があるが、シェニカ様は良い感情を抱いていないようだ。それはサザベル側も感じ取ったようで、ディネードはリベラーデに茶会から出ていくよう視線で命じた。神官長はその指示に一瞬不満そうな空気を出したものの、素直に従ってそっと庭園から出た。


「シェニカ様、トラントの首都ではお疲れのなか会談の機会を与えて頂き、ありがとうございました。こちらは我が国の王太子ディアベル殿下です」

「はじめまして、お会いできる日を心待ちにしておりました」
「こちらこそお会いできて光栄です」

ディネードが紹介した王太子は、短く刈り込んだ黒髪がよく似合う彫りの深い顔つきで、焼きすぎたトーストのような日焼け具合だ。既婚者ではあるが堂々と愛人を持てる立場だからか、シェニカ様に下心のある微笑を浮かべたが響いていないようだ。
王太子が着席を促すと、すぐに昆布の匂いが漂う茶が運ばれてきた。菓子はサザベル名物の塩豆大福で、シェニカ様は昆布茶を一口飲んだあと、パクリと大福を食べて「美味しいですね」と感想を言った。


「我が国の海からつくる塩を使った塩豆大福です。塩味が強いので、甘い餡との相性は非常に良いのです。今回は通常の黒餡ですが、季節によっては栗餡、梅餡、よもぎ餡などの種類もあるのです」

「どれも美味しそうですね」

塩豆大福はシェニカ様に好評だったようで、それからの雑談は時折笑顔も出るほど和やかだ。すぐに終わってしまう国もあるなか、サザベルは順調に時間を伸ばしている。
シェニカ様が茶会を早期に切り上げるのは、『聖なる一滴』を処刑に使用することに賛同した国ばかりだ。茶会の初日はシェニカ様のそっけない態度に混乱が起きたが、日が経つとどの国も共通点に気付き、賛同した国は慌てふためいた。すでに処刑すべき大罪人らは死亡しているため、再度賛同するかを問う機会はない。ウィニストラに「シェニカ様に撤回を伝えたいので取り次いでもらいたい」という依頼が舞い込んでいるが、すでに賛同した国のリストはシェニカ様が持っているし、今更撤回したところで印象に変化があるとは思えない。ただ、賛同した国であっても茶会が長く続く国もあるし、賛同していなくても茶会がすぐに終わることもある。ましてやアルトリューズのように賛同してもカケラの交換が叶った国もあるのだから、結局はその国とシェニカ様次第ということなんだろう。サザベルは処刑に賛同しなかったが、この茶会どうなるだろうか。


「我が国は安定しておりますが、海の向こう側から侵略戦争を起こされたり、受け入れた難民が国内で独立しようとするため、兵士に多く負傷者が出ておりシェニカ様の治療を熱望する声が常に届いております。我が国にはプライベートビーチだけでなく、熟練のマッサージ師が揃うスパもありますので、他者の目を気にせずゆっくりとお過ごし頂けます。是非旅の疲れを癒やしにお越しくださいませ」

「ありがとうございます。あの。リジェット鉱なのですが、いくらか譲って頂くことは可能でしょうか。もちろんお支払いはきちんとさせて頂きます」

シェニカ様がそう言うと、ディネードが何か言おうとした王太子に先んじて口を開いた。


「もちろん可能です。どれくらいの量をご希望でしょうか」

「一般的なサイズの剣を作れるくらいの量が欲しいのですが…」

「分かりました。我が国に来ていただければお渡しできますが、いつ頃にいたしましょうか」

「そうですね…。ポルペアで行われる建国記念に参加する予定ですので、その後に伺えればと思います」

「分かりました。では準備をしておきたいと思います」

「代金はおいくらでしょうか」

「お金は結構ですよ」

「ですが…」

「では。今は特に思いつきませんので、いつか、この件についてお礼をお願いする形でも良いでしょうか」

「分かりました」

「お渡しする場所や日時などを後日連絡したいので、今この場で私とシェニカ様のカケラの交換をお願い出来ないでしょうか」

「えぇ、分かりました」

どの国も望んでいるシェニカ様とのカケラ交換は、取引を円滑に進めるために『後日連絡を取りたい』ともっともな理由をつけて、サザベル側から要求できるから対価にする必要がなかったし、取引を持ちかけたシェニカ様からも対価として提示できない。一番欲しいと思われる『天使の涙』やシェニカ様自身という対価は、現在の関係性とリジェット鉱では難しいとディネードは踏んで内容を先送りにしたのだろう。


シェニカ様はディネードにカケラを渡すと、ディネードは自身の髪と同じ深緑色に三日月の模様が1つ入ったカケラを渡した。王太子もカケラの交換をしたそうな顔をディネードに向けたが、ディネードは完全に無視しているし、余計なことを言わせない、させないよう時折鋭い視線を向けている。この2人は親しい関係なのか分からないが、筆頭将軍であろうが王族であり次の国王である王太子の方が立場は上だろうに。王太子が何の不満も見せることなく従っているあたり、普段からディネードは王太子を支配下に置いているのかもしれない。

「ありがとうございます。後日ご連絡させていただきます。どうぞよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします。では失礼します」

別れの挨拶を終えて次の庭園へと案内する最中、ディスコーニ様はシェニカ様に塩豆大福の味を聞くなど他愛のない会話をされていたが、サザベルが今後何をシェニカ様に要求するのか心配されているのか、時折考え込む瞬間がある。
サザベルが今回手に入れたカードを何を要求する時に使うのか分からないが、脳筋を発揮して自滅してくれないだろうか。しかし頭の切れるディネードがそんな隙を作るわけもないだろう。自分が考えたところで答えが出ることではないが、『ディスコーニ様が常にシェニカ様のそばにいる』状況を作ることが最善の策だと思う。今回の件でバルジアラ様のお考えも変わるだろうか。




スーランにあるサザベル公邸。エメラルドグリーンの絨毯が特徴的な応接室では、中央にある豪華なソファに王太子とディネードが向かい合って座り、ユドは窓側の壁にもたれかかりながら書類を読んでいた。部屋の隅にはディネードとユドの腹心、数人の文官もいるが、ソファに座って話す2人の配慮して気配を消していた。
グラスに並々と入ったビールを一口飲んだ王太子は、先ほどからずっと透明なカケラを眺めるディネードに声をかけた。


「トラント国王らを暗殺したのはどの国だと思う?」

「わかりません。痕跡など残していないでしょうから、特定するのは困難だと思います」

「仮説でもいい。ネドの意見を聞かせてくれ」

親しげに愛称で呼び、期待に満ちた視線を向ける王太子に対し、ディネードはカケラを見たままで無表情だった。


「5人をそれぞれ別の国が暗殺した可能性もありますし、1国で全員を暗殺した可能性もあります。もしくは国王を暗殺した国、『白い渡り鳥』様を暗殺した国が、たまたま同じタイミングで実行しただけという可能性もあります。まあいずれにしろ、衛兵が元副官らとはいえ複数の国の目がある状態ですので、厳重に管理された国王と『白い渡り鳥』様たちを殺す、というのは非常に難易度が高い事案です。仮に一国で5人の暗殺を行った場合、その統率者は実力、戦略、育成・指導能力など様々な高い要素を持っている上に、運を味方につけたのだと思います」

「ベタ褒めだな。そんな国なんて限られているだろう。ドルトネアか?」

「あの国は黒魔法の適性が高いだけでなく、臨機応変な対応力や思考力に優れた者が多いですからね。あの国なら出来るかもしれませんが、真実はわかりません」

「ネド。もう一度俺にも見せてくれ」

ディネードの視線と意識を集めるカケラに興味が移った王太子は、そう言って渡すよう要求した。その要求にディネードが不快感を示したのはユドや腹心らには分かったが、空気が読めない王太子と文官らは気付いていなかった。


「模様もなければ色もない。曇り一つない透き通ったカケラは宝石のようだ。ウィニストラ、ポルペアが繋がりを持ったと聞いた時は焦ったが、我が国にもカケラを手に入れることが出来て安心だな」

透明なカケラを光にかざした王太子は、満足そうにそう言った。


「しかし、リジェット鉱を欲しがるとは意外だった。ディスコーニに渡る可能性があるが大丈夫か?秘密裏に回収するのか?」

「シェニカ様がリジェット鉱で作った剣を誰に与えるかというのは重要ですが、一般的な剣1本程度の量ですからディスコーニに渡っても問題ありません。シェニカ様が剣の所在を追跡する可能性もあるので、回収する予定はありません」

王太子からカケラを受け取ったディネードは、すぐに懐から取り出したハンカチで念入りに磨き始めた。


「ウィニストラばかり厚遇されるのは捨て置けん。1日でも、1秒でも早く奴らの悔しがる姿が見たい。上手くやれよ」

「ご期待に沿えるよう最善を尽くして参りますので、殿下もご協力願います」

「我々の血筋にシェニカ様の血も入れなければならんからな」

王太子がディネードから厳しい視線を向けられる一方、窓辺で書類を眺めていたユドは人知れず奥歯を噛み締めた。
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感想 9

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みんなの感想(9件)

るる
2024.10.19 るる

まだ17章なのですが一言だけ…
ざまあみろ!!



結構序盤からおいおい…w→流石にアリエナイ🥶→調子乗りすぎだろ早く天罰くだれ~~😡😠😡→月の人まだ😭😭😭はやく😭😭😭

となっていたのでディズの回が個人的にめちゃくちゃすっきりしました😂😂

基本純愛派(?)なので読んでいてこんな感情で主人公ちゃんに他のパートナーたち(?)ができるのを望んだのはじめてな気がします😂😂


ルクトは嫌いどころかどこか憎めない所があり好きではあるんですけど暫く痛い目見て欲しい😡😡

あとイルバ様もぜひ再登場してほしい🥺🥺

章進むにつれどんどんタイトルに納得がいってます、2人とも完璧じゃないけどそこが人間らしくてすきです
恋愛模様も並一通りでなくこう付き合ったり別れたりみたいな変遷ある所が新鮮で楽しいです

そして今、18章の初め、そろそろルクトがかわいそうにもなってきました(早い)
ディズとも仲良くして欲しいけど…なんならイルバ様にも日が当たってほしいけど…もどかしい!!笑これからどうなるのか気になります😳🫢
また読み進めたら感想書きます🥰

2024.10.21 駿馬

るるさん、感想をありがとうございます!
たくさんの物語があるなか、読んでいただきありがとうございます。

シェニカにも被害がでてしまいましたが、ルクトは根は悪い人ではないのですが、対人関係が不器用で…。
恋愛初心者同士、言葉など色々足りないルクトとシェニカでしたが、ルクトの過ちとディズの存在は大きな分岐点になっていると思います。
18.5章を読まれた後、ディズに対する印象が変わるのではないかと思いますが、彼はとても真面目なのです。笑

更新は遅くなっていますが、今後も楽しみにしていただけたら嬉しいです。(o^^o)

解除
さと
2020.09.02 さと

16章あたりを更新されてた頃読ませていただいてて、久しぶりにアルファポリスさん覗きに来たら更新されてたので1話から全部読み直してしまいました!

今後の展開も楽しみにしていますヾ(*´∀`*)ノ

2020.09.03 駿馬

さとさん、感想をありがとうございます!
長いお話ですが最初から読み直していただき、ありがとうございます。m(_ _)m
16章の頃と18章ではシェニカたちの関係もずいぶん変わりましたね。今後どうなるのか楽しみにしていてくださいね。
色々あって更新が遅くなっていますが、頑張って更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

解除
嘉藤 静狗
2018.11.01 嘉藤 静狗

 シェニカが口説き方を聞いたのは、やはり、動物を口説くためのあれでしょうか。女性を口説く要領で動物を口説くために……(笑)
 となると、随分と手応えを感じていたようなソルディナントさん、実際は全くかすってすらないのでは。残念!

 ……ちなみに、動物をオトすなら、餌付けが一番オススメですよ。もっとも、移動し続けるシェニカには難しいかもしれませんが。

2018.11.02 駿馬

>嘉藤 静狗さん、感想をありがとうございます!

シェニカはウィニストラでオオカミリスのナンパを考えているので、参考にしようとイチコロ!な口説き文句の教えを請うたようです。
動物を相手にするなら餌で釣るのが良いのでしょうが、シェニカは動物を動物だと思えてないのか、口説き落とそうとしちゃっています。

ソルディナンドは幸せな勘違い中ですが、薔薇色の夢が醒めた時、ものすごく落胆しそうですね。(笑)

解除

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