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第17章 変化の時
4.誓いの言葉
しおりを挟む鍾乳洞での状況確認を終えて会議室に戻ると、部屋の奥にある幅広の長机の端でお茶を飲んでいたエメルバ殿は、静かに椅子から立ち上がった。
「バルジアラ様。ご命令の通り陛下へは状況と帰還の報告、国境にいる将軍らにはこちらに向かうようにフィラを飛ばしておきました。それと、キルレとサザベルから申し込まれていた死体の確認ですが、返答はどうしましょうか」
「死体の確認は拘束したトラント兵を回収した後にするから、明日行うと伝えておけ」
キルレのソルディナンドは一緒にいる神官長のバーナンから。サザベルの3人は、ここに来る前に首都の神官長であるリベラーデから、シェニカの『聖なる一滴』の効果と、黒魔法の適性の高い者と彼女との間には、高い能力の子が出来るかもしれないと聞いただろう。
特にサザベルのリベラーデは、シェニカの試験の場に居て実際にその驚異を目の当たりにしているから、3人は『聖なる一滴』の生々しい話を聞けたかもしれない。
その話を聞くだけでも驚異を感じるのに、現場に居合わせていなくても、あの死体を見れば彼女の『聖なる一滴』の凄絶さをより具体的に感じるだろう。
今後、シェニカとの繋がりを求めて近付く者は増える上に、より一層気を引こうと熱心に動く。それだけでも彼女の旅の障害になりかねないのに、驚異を肌で感じたキルレとサザベルは、シェニカが目の前にいることを好機と見て積極的に接近しようとするはずだ。
彼女の旅が少しでも快適であるように、可能ならあの死体を見せたくない。でも、見せるのを拒めば
「野心的なウィニストラの将軍や貴族の一部がトラントと裏で繋がっていて、ウィニストラが劣勢に追い込まれたタイミングで寝返るつもりだったのではないか。その計画が狂ってしまったから、ウィニストラは『白い渡り鳥』様の介入の大罪をトラント側になすりつけようしているのではないか。アステラとベラルスの死体を見せないのは、その事実を隠蔽しようとしたディスコーニが殺したからではないのか」
「本当はシェニカ様がトラントと組んでいて、自身の手助けが発覚しそうになったから口封じにアステラとベラルスを殺したのではないか」
などと、有りもしない妄想や余計な憶測を生み出してしまいかねない。フェアニーブでトラント国王の取り調べが行われれば、ウィニストラとシェニカが『白い渡り鳥』様の戦場介入に無関係であるとはっきりすると思うが、それまでは時間がかかる。少しの間でも疑いを持たれないように、潔白を証明するためにも包み隠さずにしておいた方が良い。
上官が銀の頭をガリガリと掻きながら、長机を挟んで向かい側に座れと目で促してきた。
「それはそうと」
椅子に座ると同時に、アクエルが2人分の湯気の上がるお茶とユーリ用のクルミが2つ乗った小皿を目の前に置いた。すると、バルジアラ様は長い腕を伸ばして小皿を自分の方に引き寄せた。
「お前もちゃんと将軍らしい殺気が出るもんだなぁ。それが普段から出れば威厳も出るだろうに。そうすりゃ、他の奴らがネチネチ言ってこなくなるぞ」
「他の将軍方に何を言われても大した問題ではありませんから、現状のままで結構ですよ。今回、感情的になってしまいましたが、このようなことは今後ないようにしたいものです。
ユーリ、早く出て来ないとバルジアラ様がクルミを食べてしまいますよ」
ポーチに声をかければ、ユーリが軍服を駆け上ってテーブルの上に下り、バルジアラ様の前で「ご飯ちょうだい」のポーズを始めた。ユーリを可愛がるのは良いのだが、この上官は目の前でクルミをホレホレとちらつかせる。早く食べさせてあげないとユーリもへそを曲げるのに、毎回この姿をじっくり見ないと渡さない。
「お前が怒りの感情を出すとは珍しい。シェニカ様に手を出したってどういうことだ?手でも繋いだのか?」
シェニカとの大事な時間は誰にも教えたくない宝物。だが今回の責任者でもあるバルジアラ様には、全ては言わないながらも報告しなければならない。
熱いお茶を口に含みながら、立ち上がって一生懸命両手を上下に振りながらスリスリするユーリを満足そうな目で見下ろす上官を見て、小さく溜息を吐いた。
「シェニカ様とキスをしました」
ブフゥゥッ!!!
「ジジジッッ!!!」
「イテッ!」
バルジアラ様の口から放たれた豪快なお茶は、おねだりしていたユーリに直撃して、可愛そうなくらいずぶ濡れにした。その直後に毛を逆立てて狼のようになったユーリは、クルミをちらつかせていたバルジアラ様の指に噛み付いた。
「あ~あ、ユーリは濡れるのが嫌いなのに、どうして熱いお茶なんて吹きかけるんですか。絶滅危惧種への攻撃は筆頭将軍だろうと許されませんよ」
「ちょ、ちょっと待て、これは攻撃じゃなくて事故だ。ユーリ、悪かった。クルミは素直にやるから許せ。お前は話が飛躍しすぎだ。ちゃんと順を追って説明しろ」
自分の元に戻ってきたユーリを拭いてあげようと思ったが、生憎とタオルが手元にない。近くに控えているファズに持ってくるように頼もうと周囲を見渡すと、エメルバ殿はお茶を飲もうと口をつける寸前で動きが止まり、その場に居た副官全員が、瞬きも口が開いているのも忘れて自分を凝視している。
「ファズ、タオルを持ってきて下さい」
「は……。は、はい」
時間が戻ったファズからタオルを受け取ると、ユーリを丁寧に拭いてあげた。このままではお茶の匂いを纏ってしまうから、早めにユーリをお風呂にいれてあげなければ。こんな時に浄化の魔法が使えれば便利なのだが…。
「エニアス、茶を」
「は、はい」
エニアスにおかわりの茶を命じた上官は、噛まれた指に治療魔法をかけながら「早く説明しろ」と視線で急かしてくる。
「貴方様がユーリにお茶を吹きかけなければ、すぐに説明しましたのに。ユーリは絶滅危惧種な上に、シェニカ様にプロポーズまでされた貴重なオオカミリスですから、より一層大事に扱っていただかないと困ります」
「は?誰が誰にプロポーズされたって?」
「ユーリはシェニカ様にプロポーズされたのですが、贅沢なことにユーリがお断りしてしまったんです。私ももう少し積極的に行ったほうが良いのでしょうか」
シェニカは恋人を何人でも持つことが出来るのに、「恋人以外の男とキスをして、好きになったことが浮気になる」という理由で『赤い悪魔』に別れを告げた。
『赤い悪魔』に乱暴されても、まだ彼を嫌いになりきれていないと思っていただけに、まさかシェニカが別れ話を始めるとは思わなかった。シェニカは私を好きと言ってくれたから、自分を恋人に迎えてもらえるのではないか、という期待が胸に広がった時、『赤い悪魔』がやり直したいとシェニカに願った。
シェニカは悩んでいる様子だったが、彼女がどう判断するのか気になる。
「シェニカ様がリスにプロポーズするなんて意味わかんねぇよ。積極的に行ったほうが良いってなんだ?まさかお前。シェニカ様に無理矢理迫ったんじゃないだろうな?」
「そんな大それたこと、するはずがありません」
「ならば、シェニカ様に見初めて頂いたのですか?」
斜め向かいにいるエメルバ殿は自分を意外そうに見てそう言うと、目の前の上官はこちらを訝しげな表情で見据えている。2人のその表情から「女とまともに関わってこなかった童貞が、よりによってシェニカ様に気に入って貰えたのか?」と言いたいのだと伝わって来る。
「いいえ。私がシェニカ様に恋をしたのです。いや、恋以上ですね。もう愛です」
シェニカと過ごした恋人のような1週間、初めて味わったキスの感触、ずっと目を閉じていたけど触れ合った場所で感じた身体の柔らかさを思い出すと、自然と頬の筋肉が緩んでいく。
幸せな記憶を思い出していると、目の前の2人は口を半開きにした真顔という、エメルバ殿の年長者ならではの貫禄も、バルジアラ様の筆頭将軍の威厳も、どこを探しても感じられないような表情で固まった。
水を打ったような静けさの中、ユーリがクルミをカリカリと食べる小さな音だけが聞こえてくる。
「そんなに意外でしたか?」
「ちょっと待て。順を追って説明しろって言ってるだろ」
「まず最初に、『聖なる一滴』の治療をしてもらった時に私は恋をしました。そして鍾乳洞で2人で手を取り合って過ごすうちに、恋が愛に変わりました」
「へぇ。そんで?本当のところ、どこまで関係は進んだんだ?」
「詳しく言えとおっしゃるのですか?」
バルジアラ様が他人の色恋沙汰を知っても、面白おかしくからかうだけ。キスだけだと正直に言っても、自分が満足するまで根掘り葉掘り聞こうとするだろう。自分の宝物をからかいの材料にされるのはごめんだから、適当にやり過ごそう。
「そりゃあ、変わり者の部下が恋だの愛だの言い始めたからなぁ。そんで?その様子だと、シェニカ様もお前を憎からず思って下さっているんだろ。童貞は卒業したのか?」
「いいえ。お友達になりました」
「友達?『赤い悪魔』はお前に奪われたと思ってるみたいじゃないか」
これは面白い事になりそうだという顔をしているが、シェニカとの恋には『赤い悪魔』以外の障害も多いと分かっているでしょうに。そう心の中で言うと、苦笑の笑みが漏れ出てしまった。
「彼は今までシェニカ様の寵愛を独占してきたのですから、それが別の者にも与えられるのが許せないのでしょう。シェニカ様の選んだ相手が自分の気に食わない人物であっても、受け入れるだけの覚悟がなければ『白い渡り鳥』様の相手は務められません。
幸運なことに、私は彼女と親しくなることが出来たので、時間をかけて信頼関係を築きながら、気持ちも育んでいきたいと思います」
「時間をかけるねぇ。長丁場で見てるこっちが焦れったくなりそうだ」
「私には私のペースが、シェニカ様にはシェニカ様のペースがあります。周囲から見れば焦れったいかもしれませんが、私達のことは心配しないでも大丈夫です」
ーー恋愛経験はなくても、叩き込まれた戦術論の知識と実績はある。それに基づいて考えると、いくらお互い好きだと思っていても、『互いを知る』『気持ちを育む』『信頼関係を築く』という時間が足りていない今は結論を急いではいけない。
「まぁまぁバルジアラ様。シェニカ様は『白い渡り鳥』様の中でもたった1人しかいない最上位の方です。失敗が許されない相手ですから、慎重に行くのは当然かと思いますよ。
それになにより、若者の恋の行方は温かく見守ってやるのが一番ですよ」
エメルバ殿が嬉しそうな顔をしてそう言うと、上官は「はぁ」と溜息を漏らした。
「拗らせていたお前がそういう相手を見つけたのは良いことだ。シェニカ様を鍾乳洞から助け出し、親しくなったのがウチで良かったよ」
「そうですね。キルレやサザベルの者なら、彼女を最大限に利用しようとするでしょう。あ、念のため言っておきますが、バルジアラ様に彼女を利用しろと御命令を受けても、私はお断りします」
「折角変わり者の部下が恋をしたんだ。誰が相手だろうとからかってやるが、潰すつもりはない。それに、シェニカ様は我々にとって恩人だ。恩人を利用しようなど、俺も国王陛下も思わん。仕事に支障が出ない限りは大目に見てやるが、手は抜くなよ」
「もちろんです」
2人で協力しながら生き抜いていった1週間という時間だけでなく、彼女と『聖なる一滴』の共犯となったことで、それぞれの心に互いの存在を深く刻み付け、特別な関係になったと思う。
だからこそ、出口を見つけたという喜びで秘めていた気持ちが一気に沸騰して、自分の気持ちを言葉にした。
『私の全てをかけて、貴女だけを愛し守ることを誓います。離れていても、私は貴女のそばにいます。私の本気の想いをどうか受け取って下さい』
シェニカに誓いの言葉を捧げ、生まれて初めての口付けは、思いを込めた誓いのキスにした。
その時の自分達の周囲の壁には、まるで2人を祝福する様に微笑みをたたえた天使や慈愛に満ちた女神、雄々しい鳥が刻まれていた。
シェニカは驚いたのか最初は固まっていたが、決して嫌がる事なく受け入れてくれた。
少し強引だったが嫌がることなく応えてくれたのは、誓いを受け入れてくれた様で嬉しくて。舞い上がるような嬉しさが治まるまで、キスをなかなか止めることが出来なかった。
「失礼します」
部屋の外にいる兵士が扉を開き、近くにいたバルジアラ様の副官のフォリナスに連絡メモを渡すと、彼はこちらまで歩いてきた。
「バルジアラ様。サザベルのディネード将軍から、明日シェニカ様への面会を申し込まれました」
「そうか。シェニカ様が了承すればこちらは別に構わないと伝えろ」
「はい」
バルジアラ様がフォリナスに指示を出すと、持っていたメモの裏に返事を書いて扉の外の兵士に渡した。
「ユーリ、こっちに来い」
クルミを食べ終えたユーリにバルジアラ様がそう声をかけたのだが。お茶の恨みがあるのか、ユーリはプイッと顔を背けて自分の肩に駆け上がってきた。軍服のボタンを開ければ、そこに入り込んで顔だけひょっこり外に出した。おそらくもうお茶がかからないように、この場所が良いと思ったのだろう。
「ディスコーニ、拘束したトラント兵はどの辺りに居るんだ?」
頬杖をついた上官は、視線をユーリに向けたまま溜息混じりにそう言ってきた。
「ベラルスとアステラの死体の近くに、奥に続く細い道があります。その道を進めばトラント兵がいますので、気配を感じ取ればすべて回収出来ると思います」
「そうか。ならファズを借りるぞ。エメルバ、夜明け前にファズと一緒に鍾乳洞に入れ。ファズは死体にかけた探索の魔法を頼りに道案内をしろ」
「分かりました」
「お前にはまだ聞きたいことがあるが、大仕事の後だからしっかり休んでおけ。そのかわり、起きたら回収し損ねたトラント兵がいないか確認しておけよ」
「はい。分かりました」
「ディスコーニ様、お部屋にご案内します」
ファズに案内されたのは、シェニカと同じ3階にある客室の1つだ。彼女の部屋とは建物の端と端に位置しているから、彼女の気配を感じることが出来ないのが残念だ。
「ユーリ、お風呂に入りましょう」
部屋に備え付けの小さな風呂場に行って、浴槽に湯を張りながら身体を洗っていると、湯気が立ち上り始めた風呂の縁でユーリは毛繕いを始めた。
「ユーリのおかげでシェニカと仲良くなれましたし、キスも出来ました。本当にありがとうございます」
「チチ!」
「シェニカが居る時にご褒美をあげますからね。楽しみにしていて下さい」
あったかい湯船に浸かると、ユーリが自分の濡れた頭の上に跳んできた。この場所が蒸気浴にはちょうど良いらしく、2本足で立って蒸気を浴びブルブルと身体を震わせて水気を飛ばす。これを数回繰り返した後に身体をタオルで拭いてあげれば、彼のお風呂は終わりだ。
「ユーリも疲れたでしょう。明日は早起きしなくて良いそうなので、ゆっくり寝てていいですからね」
ユーリの身体を丁寧に拭き上げ、風呂場から出るとサイドテーブルに置いたポーチに駆け込んだ。流石に疲れたのだろう。彼は気配を感じ取ったり、シェニカの癒やし役になったりと、本当に良く頑張ってくれた。
自分も早く寝ようとベッドに横になったが、シェニカが腕の中にいないと物足りなさと寂しさが襲ってくる。
1週間前には考えられなかった感覚に慣れなくて、布団を抱きしめてみた。シェニカの温かさと柔らかさはそこにはなく、ひんやりとした冷たさがなんともわびしい。
「シェニカ。愛しています」
キスの記憶を呼び戻そうと目を閉じ、少し温まった布団をもう一度抱き締めた。月光に照らされたシェニカの顔を思い浮かべ、布団に向かってキスをした。
もう一度抱き締めてキスが出来たら良いのに。
静かな世界でシェニカとの幸せな1週間を思い出していると、微笑んだ彼女が夢の世界へと誘いに来てくれた気がした。
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