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第3章 油断大敵
2.崖の下には
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治療院での仕事が早く終わり、ガルシア達と昼間の時間から飲んでいる時に、ふと物足りなさを感じた。
「それでさ。ノイアは美人なんだけど嫉妬深くてさ。すぐに問題行動起こすから困ってるんだよな」
「へぇ。それは面倒だなぁ。リーダーのお前がしっかりしてれば、大丈夫なんじゃないのか?」
ーー何が足りない?
物足りなさなんて気のせいだと思っていたが、時間が経てば経つほど次第に落ち着かない感じになってきた。
「ルクト?さっきからキョロキョロしてどうしたんだ?」
「いや、何か物足りないって言うか。足りない気がして」
「なんだお前。あの白魔道士のそばにいないと落ち着かなくなったのか。
随分と仲良しなんだな。もう恋人同士になったのか?」
「は?そんなんじゃねえよ」
だがシェニカの事を言われると、自分が無意識に黒髪の女を探していることに気付いた。
視界に入る黒髪の女の顔を見る度に、こいつは違うと確認しては落胆し、次第にイライラしているという事実にも気付いた。
「しかし、もう夕暮れも近くなる時間なのにノイアのやつ全然戻ってこないな」
「そう言えばそうだな。いつも飲む時は大抵一番乗りで来る奴が」
「昼間に『白い渡り鳥』に話をつけてくる、って言ったっきりだよな。傭兵や軍人、民間人相手も嫌だけど、『白い渡り鳥』相手とか揉め事とか起こされたくないんだけど。診療拒否とかされたら、たまんねぇし」
「シェニカは突っかかっていったり、喧嘩するようなタイプじゃないから、多分大丈夫だと思うんだが」
シェニカの名前を口から出すと、先程までの物足りなさから言いようのない不安が襲ってきた。
「俺、宿に戻る。何か胸騒ぎがする…」
「そうか、俺達もノイアを探そう。この時間になっても来ないのはやっぱり変だ」
酒場を後にした俺はまっすぐに宿屋へと向かった。
「『白い渡り鳥』様?朝出て行ってから戻ってきてないけど?あんた護衛だろ?ちゃんと護衛してなかったのかい?」
扉をノックしても呼びかけても返事は返ってこなくて、宿屋の女将に聞いてみれば核心をつく言葉を言われ、俺は歯痒い思いをすることになった。
「シェニカ、どこだ?」
慌てて小さな町の中を探し回るがどこにもいない。
ただシェニカから香っていた甘い匂いが町の外、それも町の裏山に続いている気がして仕方がなくて、俺はそっちに向かって歩き出した。
すると、裏門近くの酒場の横でガルシアとその仲間が集まっているのを見つけた。
「ノイア!お前、今までどこで何をしてたんだ?」
「何でこんなところで油を売ってたんだよ。酒場で待ってたんだぞ?」
ガルシアと仲間達が女に問いただすと、口ごもって明らかに動揺した様子を見せていた。
「おい。シェニカはどこだ?」
俺が殺気を滲ませながら横から口をはさむと、女は「ひっ!」と小さく悲鳴をあげて仲間の男の背に隠れた。
「しっ、知らないわ!もうこの町から出ていったんじゃないの?」
「護衛を置いて出ていくわけないだろ。シェニカはどこだ?正直に言え」
俺がそう言うと、女はガタガタと震えながら叫び始めた。
「あ、あんな女なんか裏山の崖から突き落としてやったわよ!どうしてみんなあんな白魔法しか使えない奴なんか大事にするわけ?!
あんな奴なんかより、黒魔法の使える私の方がよっぽど偉いじゃない!あんな奴、戦場じゃ足手まといにしかならないんだから!」
ーー崖から突き落とした?戦場じゃ足手まといにしかならない?
女の言葉に、足元から沸々と真っ赤な怒りが湧き上がってくるのが分かった。
「ふざけんなよ。黒魔法が使えれば偉いのか?そもそも白魔法しか使えない『白い渡り鳥』は、戦場に行くことは許されてないんだよ。
確かに戦闘中は足手まといにしかならないだろうけど、禁止されるくらい重要な存在だからだろうが。
怪我したら誰が治療するんだ。黒魔法で治療出来るのかよ。お前の勝手な妄想で物事を決めるな」
言うだけ言ってその場を去って裏山を登り始めると、女が言っていた場所へと身体が自然と動いた。
「この崖の下?こんな所から突き落とされたのか…?」
まともに立って歩けないほどの急勾配の崖の下を覗き込んで、気配はないかと探ってみるが人の気配どころか動物の気配すら感じられない。
だが確かにシェニカがいるような気がしてならなかった。
意を決して急勾配を滑り降りて行くと、太陽が傾いて赤く染まった空の下、大きな木の根本に見覚えのあるクリーム色が見えた気がした。
葉っぱの海になって走りにくい場所を掻き分けるように前に進めば、身体に赤と黄色の葉っぱをくっつけたシェニカが、木に凭れ掛かるように座っているのを見つけた。
「シェニカっ!!」
やっと見つけることが出来た安堵感を滲ませて大声で名前を呼んでみるが、俯いたままピクリとも動かない。
足首まで積もった落ち葉を蹴飛ばしながら進み、ようやく目の前に辿り着いて肩を揺さぶってみても目を開かない。
「シェニカ!おい起きろ!いつまで寝てんだよ!おい、シェニ……!」
肩を何度も揺さぶって、シェニカの身体に付いていた葉っぱが落ちた時、ようやく尋常じゃない事態に気付いた。
シェニカが纏うクリーム色のローブが一部分赤く染まっている。
慌ててローブを捲ってその状態を確認すれば、脇腹に寄りかかっている木の枝が深々と刺さっていた。
その光景を見た時、全身から一気に血の気が引いた。
今までどの戦場でも似たような光景や、もっと悲惨な状況など普通に見ているのにも関わらず、初めて自分の頭が真っ白になった。
「シェニカ!おいシェニカ!頼むから目を開けてくれっ!」
シェニカの両頬に手を当ててこちらに顔を向けさせると、ヒヤリと冷たい感触に自分の背筋が凍るような気がした。
何度声をかけても目が開くことはなく、よく見ると血の気の引いた白い顔をしている。
どうしたらいいのか分からないが、とりあえずゆっくり慎重に刺さった木の枝を引き抜いて木に凭れさせた。
枝が刺さっていた場所を服の上から確認すると、傷口から出た血で服に染み込んでいた赤い面積がどんどん広がっていく。
「…クソッ!」
慌てて自分の使える治療魔法をかけるが、なかなか血が止まらない。
いつもシェニカがこともなげにしている治療魔法は、自分はロクに使えないことを忘れていた。
シェニカがしょぼい黒魔法しか使えないんだ、と苦笑しながら嘆いていたのを自分は内心嘲笑っていた。
だが、自分だってしょぼい白魔法しか使えなかったことを棚に上げていたんだ、とこの時初めて気付いた。
日が落ち始め、周囲の空気が冷たくなりどんどん寒くなってきている。
治療魔法をかける手を止め、着ていた紺色の上着を脱いでその小さな身体にかけた。
自分の上着だけで全身をスッポリと収まってしまうシェニカが、いつも以上に小さく感じた。
「ルクト?そこにいるのか!?」
俺の後を追ってきたガルシアは、葉っぱの海を蹴飛ばしながらこちらに走ってきた。
「これは…」
木に凭れたまま目を閉じて動かないシェニカを見たガルシアは、顔色と言葉を失った。
「脇腹に枝が刺さっていた。多分、崖を転がり落ちて木にぶつかって…。お前、治療の白魔法使えるか?」
「少しなら」
「俺じゃ止血すら出来ないんだ。治療魔法をかけてやってくれないか」
ガルシアも白魔法は得意じゃないらしく、何度も何度も治療魔法をかけてようやく血が止まった。
「ここじゃ冷えるだけだ。宿に運ぼう」
ガルシアが汗を拭いながらそう言うと、俺は素直に頷いて随分と冷えてしまったシェニカを大事に背負った。
暗闇が滲み出した空の下、ガルシアが魔法で作り出した光で足元を照らしてもらい、急斜面の崖を一歩一歩踏みしめてゆっくりと慎重に登っていった。
「それでさ。ノイアは美人なんだけど嫉妬深くてさ。すぐに問題行動起こすから困ってるんだよな」
「へぇ。それは面倒だなぁ。リーダーのお前がしっかりしてれば、大丈夫なんじゃないのか?」
ーー何が足りない?
物足りなさなんて気のせいだと思っていたが、時間が経てば経つほど次第に落ち着かない感じになってきた。
「ルクト?さっきからキョロキョロしてどうしたんだ?」
「いや、何か物足りないって言うか。足りない気がして」
「なんだお前。あの白魔道士のそばにいないと落ち着かなくなったのか。
随分と仲良しなんだな。もう恋人同士になったのか?」
「は?そんなんじゃねえよ」
だがシェニカの事を言われると、自分が無意識に黒髪の女を探していることに気付いた。
視界に入る黒髪の女の顔を見る度に、こいつは違うと確認しては落胆し、次第にイライラしているという事実にも気付いた。
「しかし、もう夕暮れも近くなる時間なのにノイアのやつ全然戻ってこないな」
「そう言えばそうだな。いつも飲む時は大抵一番乗りで来る奴が」
「昼間に『白い渡り鳥』に話をつけてくる、って言ったっきりだよな。傭兵や軍人、民間人相手も嫌だけど、『白い渡り鳥』相手とか揉め事とか起こされたくないんだけど。診療拒否とかされたら、たまんねぇし」
「シェニカは突っかかっていったり、喧嘩するようなタイプじゃないから、多分大丈夫だと思うんだが」
シェニカの名前を口から出すと、先程までの物足りなさから言いようのない不安が襲ってきた。
「俺、宿に戻る。何か胸騒ぎがする…」
「そうか、俺達もノイアを探そう。この時間になっても来ないのはやっぱり変だ」
酒場を後にした俺はまっすぐに宿屋へと向かった。
「『白い渡り鳥』様?朝出て行ってから戻ってきてないけど?あんた護衛だろ?ちゃんと護衛してなかったのかい?」
扉をノックしても呼びかけても返事は返ってこなくて、宿屋の女将に聞いてみれば核心をつく言葉を言われ、俺は歯痒い思いをすることになった。
「シェニカ、どこだ?」
慌てて小さな町の中を探し回るがどこにもいない。
ただシェニカから香っていた甘い匂いが町の外、それも町の裏山に続いている気がして仕方がなくて、俺はそっちに向かって歩き出した。
すると、裏門近くの酒場の横でガルシアとその仲間が集まっているのを見つけた。
「ノイア!お前、今までどこで何をしてたんだ?」
「何でこんなところで油を売ってたんだよ。酒場で待ってたんだぞ?」
ガルシアと仲間達が女に問いただすと、口ごもって明らかに動揺した様子を見せていた。
「おい。シェニカはどこだ?」
俺が殺気を滲ませながら横から口をはさむと、女は「ひっ!」と小さく悲鳴をあげて仲間の男の背に隠れた。
「しっ、知らないわ!もうこの町から出ていったんじゃないの?」
「護衛を置いて出ていくわけないだろ。シェニカはどこだ?正直に言え」
俺がそう言うと、女はガタガタと震えながら叫び始めた。
「あ、あんな女なんか裏山の崖から突き落としてやったわよ!どうしてみんなあんな白魔法しか使えない奴なんか大事にするわけ?!
あんな奴なんかより、黒魔法の使える私の方がよっぽど偉いじゃない!あんな奴、戦場じゃ足手まといにしかならないんだから!」
ーー崖から突き落とした?戦場じゃ足手まといにしかならない?
女の言葉に、足元から沸々と真っ赤な怒りが湧き上がってくるのが分かった。
「ふざけんなよ。黒魔法が使えれば偉いのか?そもそも白魔法しか使えない『白い渡り鳥』は、戦場に行くことは許されてないんだよ。
確かに戦闘中は足手まといにしかならないだろうけど、禁止されるくらい重要な存在だからだろうが。
怪我したら誰が治療するんだ。黒魔法で治療出来るのかよ。お前の勝手な妄想で物事を決めるな」
言うだけ言ってその場を去って裏山を登り始めると、女が言っていた場所へと身体が自然と動いた。
「この崖の下?こんな所から突き落とされたのか…?」
まともに立って歩けないほどの急勾配の崖の下を覗き込んで、気配はないかと探ってみるが人の気配どころか動物の気配すら感じられない。
だが確かにシェニカがいるような気がしてならなかった。
意を決して急勾配を滑り降りて行くと、太陽が傾いて赤く染まった空の下、大きな木の根本に見覚えのあるクリーム色が見えた気がした。
葉っぱの海になって走りにくい場所を掻き分けるように前に進めば、身体に赤と黄色の葉っぱをくっつけたシェニカが、木に凭れ掛かるように座っているのを見つけた。
「シェニカっ!!」
やっと見つけることが出来た安堵感を滲ませて大声で名前を呼んでみるが、俯いたままピクリとも動かない。
足首まで積もった落ち葉を蹴飛ばしながら進み、ようやく目の前に辿り着いて肩を揺さぶってみても目を開かない。
「シェニカ!おい起きろ!いつまで寝てんだよ!おい、シェニ……!」
肩を何度も揺さぶって、シェニカの身体に付いていた葉っぱが落ちた時、ようやく尋常じゃない事態に気付いた。
シェニカが纏うクリーム色のローブが一部分赤く染まっている。
慌ててローブを捲ってその状態を確認すれば、脇腹に寄りかかっている木の枝が深々と刺さっていた。
その光景を見た時、全身から一気に血の気が引いた。
今までどの戦場でも似たような光景や、もっと悲惨な状況など普通に見ているのにも関わらず、初めて自分の頭が真っ白になった。
「シェニカ!おいシェニカ!頼むから目を開けてくれっ!」
シェニカの両頬に手を当ててこちらに顔を向けさせると、ヒヤリと冷たい感触に自分の背筋が凍るような気がした。
何度声をかけても目が開くことはなく、よく見ると血の気の引いた白い顔をしている。
どうしたらいいのか分からないが、とりあえずゆっくり慎重に刺さった木の枝を引き抜いて木に凭れさせた。
枝が刺さっていた場所を服の上から確認すると、傷口から出た血で服に染み込んでいた赤い面積がどんどん広がっていく。
「…クソッ!」
慌てて自分の使える治療魔法をかけるが、なかなか血が止まらない。
いつもシェニカがこともなげにしている治療魔法は、自分はロクに使えないことを忘れていた。
シェニカがしょぼい黒魔法しか使えないんだ、と苦笑しながら嘆いていたのを自分は内心嘲笑っていた。
だが、自分だってしょぼい白魔法しか使えなかったことを棚に上げていたんだ、とこの時初めて気付いた。
日が落ち始め、周囲の空気が冷たくなりどんどん寒くなってきている。
治療魔法をかける手を止め、着ていた紺色の上着を脱いでその小さな身体にかけた。
自分の上着だけで全身をスッポリと収まってしまうシェニカが、いつも以上に小さく感じた。
「ルクト?そこにいるのか!?」
俺の後を追ってきたガルシアは、葉っぱの海を蹴飛ばしながらこちらに走ってきた。
「これは…」
木に凭れたまま目を閉じて動かないシェニカを見たガルシアは、顔色と言葉を失った。
「脇腹に枝が刺さっていた。多分、崖を転がり落ちて木にぶつかって…。お前、治療の白魔法使えるか?」
「少しなら」
「俺じゃ止血すら出来ないんだ。治療魔法をかけてやってくれないか」
ガルシアも白魔法は得意じゃないらしく、何度も何度も治療魔法をかけてようやく血が止まった。
「ここじゃ冷えるだけだ。宿に運ぼう」
ガルシアが汗を拭いながらそう言うと、俺は素直に頷いて随分と冷えてしまったシェニカを大事に背負った。
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