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第4章 小さな変化
6.2人の変化
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「シェニカ?!」
俺は隣を歩いていたシェニカの気配が消えた事にはすぐに気付いたが、人混みに消えたシェニカの気配を追うのは無理だった。
きっとシェニカを傭兵団に勧誘していた奴らの仕業だと見当はついたが、どこに連れて行かれたのかまでは分からなかった。
1年前、シェニカの護衛をした時は、野宿の時の盗賊の対処、街中や治療院で寄ってくる男の対処が殆どだった。こんな風に日中の明るい時間に街中で人攫いに遭うなんて思いもしなかった。
広い街をむやみに1人で探すのは無謀だと判断して、宿にいるルクトさんに助けを求めた。
「シェニカが攫われた?!お前は何をしてたんだよ!」
宿の一階の食堂で新聞を読んでいたルクトさんを見つけて説明すると、当然だが彼は無表情から怒りの表情に変わった。
「すみません。ちょっと目を離した隙に…」
「ふざけるな!お前は責任持ってここまで送り届けるって言ったろうが!」
ルクトさんはテーブルを殴りつけて立ち上がると、まるで戦場で敵として対峙しているような殺気を滲ませた目で俺を睨みつけた。
その鋭い目に思わず後ずさりしてしまいそうだが、足に力を入れて何とか耐えた。
「攫ったのは、多分シェニカを勧誘していた傭兵団の連中だと思うんだ。
後でいくらでも謝るから、今はシェニカを一緒に探してくれないか」
「当たり前だ!」
宿の外に出ると、ルクトさんに2人で手分けして探そうと提案する間も無く、彼は迷うことなく一直線に走り出した。
「ちょっとルクトさん!本当にこっちなのか!?」
あまりに迷いなく走るから、本当にこっちの方向で合っているのか心配になった。
だがその問いかけにも彼は一言も返事をせずに、まるで行き先が分かっているかのように走って行く。
街の中心部からどんどん離れ、郊外にある背の高い雑草に囲まれたボロボロの廃屋に辿り着いた。
彼は腰に差した剣に手を添えて、完全に気配を消して足音一つ立てずに静かに中へと入って行く。
彼の身のこなしやあの鋭い殺気から言って、シェニカが言っていたようにかなり強い傭兵であることは明白だった。
彼の傭兵のランクは聞いていないが、きっと最上位のランクSSだろう。
自分も気配を消し、物音を立てないようにその後ろを追いかけると、彼は部屋の中にいる傭兵や物陰にいる奴らを最小限の動きで昏倒させていった。
先頭を行く彼の迷いも油断も一切ない見事な早業を見ていると、自分は何もする必要はなく、むしろ手出ししようとすれば彼の邪魔になるのが嫌でも分かる。
廃屋の奥へと進んで行くと、とある小部屋にいた傭兵達の話し声が聞こえてきた。
「しかし、今日の護衛が目付きの悪い方じゃなくて運が良かったよなぁ」
「本当だよ。あの目付きの悪い方だと、近寄れもしないしな」
「あとはリーダーが説得してくれれば上手くいくな」
その会話を聞いたルクトさんは、小さく舌打ちをしていた。
一方の俺はと言うと、自分のせいでシェニカにもルクトさんにも迷惑をかけたことを痛感して、立場がなくて申し訳なくなった。
全ての部屋の傭兵をあっという間に片付けたルクトさんは、一番奥の扉の前に立つと扉を蹴り飛ばして開けた。
扉の先には床に蹲るシェニカと、下卑た笑みを浮かべて彼女の両肩を掴んだ中年の男がいた。
シェニカは両手両足を縛られていたが、驚いた様にこちらを向いた。
その緑色の目には大粒の涙がたまっていて、今にも零れ落ちそうだった。
「てめぇ!どうしてここが…っ!」
驚いた顔をした男が慌てて立ち上がり、剣を抜いてルクトさんに斬りかかったが、ルクトさんは剣で男の一撃を弾くと、男の首の後ろに手刀を打ち込んで気絶させた。
「シェニカっ!」
ルクトさんはシェニカの拘束を解いていたが、俺は彼のあまりの早業に何も出来ず、扉の前に突っ立ったままだった。
「ルクト…!ありがとう…。うっ、うっ、怖かった。怖かったよ…」
「来るのが遅くなってすまん。もう大丈夫だから泣くな」
ルクトさんは大事そうにシェニカを抱き締め、シェニカは彼の胸に顔を寄せて安堵の涙を流していた。
しばらくしてシェニカの嗚咽が落ち着き始めると、ルクトさんの厳しい顔つきが安心したように少しだけ穏やかなものに変わった。
ルクトさんはシェニカの髪に顔を埋め、愛おしげにシェニカの頭と背中を撫でていた。2人の世界に入ることなんて出来ない俺は、相変わらず扉の前で突っ立ったままで、2人の様子を静かに見守るだけだった。
あぁ。自分の入り込む隙はないらしい。
まだ出会って日の浅い2人だが、もう自分の入り込む余地などなさそうだと嫌でも分かった。
俺はこの廃屋に来てから、彼の後ろをついて行くだけしか出来ていなかった。
何より自分の力不足でこんな事態になったのだから、2人の前に立つことすら無理そうだ。
これじゃ護衛どころか足手まといだ。
抱きしめあった2人が離れた時、シェニカがようやく俺の方を向いてくれた。
シェニカがルクトさんから身体を離す時、街中で見た無表情の彼からは想像できないような、少し名残惜しそうな切なそうな顔をしたのが印象的だった。
彼もこんな人間味のある表情をするのだと少し驚いた。
「カーラン、心配かけてごめんね。ルクトと一緒に助けに来てくれてありがとう」
「謝るのは俺の方だよ。シェニカ、危険に晒してすまなかった。こんなんじゃとてもじゃないけど、シェニカの護衛がしたいなんて言えない」
「カーランのせいじゃないんだから、気にしないで。私がボーッとしてたのが悪いんだし」
「ルクトさん、迷惑をかけてすみませんでした。シェニカのことよろしくお願いします」
ルクトさんはあの人間味のある表情のカケラも残さない無表情で俺を見て、小さく頷いた。
廃屋を出て街に戻ると、シェニカとルクトさんは宿に帰った。
自分も取っていた宿に戻り、食堂で傭兵速報を手に取って傭兵のランクと名前が書いてあるページを開いた。
ルクトさんのフルネームを聞いてはいないが、ルクトという名前とランクSSの場所を見ると、予想通りそこには名前が見つかった。
「あぁ。やっぱり。髪が赤くないけど、彼は間違いなくあの『赤い悪魔』なんだな。行方が分からないって言われてたけど、シェニカの護衛をしていたのか。自分じゃ手も足も出ないくらい強い人だ…」
普通護衛の仕事をするのは、ランクAもしくはランクSの傭兵だ。
ランクSSの傭兵は基本的に戦場で仕事をしているから、護衛の仕事をしないし余程のことがなければ請けもしない。
だがルクトさんはシェニカの護衛をもう2ヶ月近くやっている。
2人の出会いは知らないが、今日廃屋で見た2人を見ていると、ただの護衛契約をしている関係には見えなかった。
シェニカは1年近く自分がアプローチしても気付かない程鈍いから分かっていなさそうだが、あんな風にシェニカを愛おしげに扱っているということは、ルクトさんはシェニカが好きなんだろう。
シェニカもあんな風に安心して彼の胸で泣くなんて、自分の時には全くなかった。きっと彼女も無自覚ながらルクトさんに恋をしているんだろう。
そんな2人の間に割って入るだけの実力も度胸も勇気もない。
新聞を畳んで席を立ち、部屋に戻ると風呂に入った。
再会して再び抱いたシェニカへの淡い恋心を洗い流すように、長めに少し冷たいシャワーを浴びた。
翌朝、俺は旅立つ2人の後ろ姿を見ながら、言い忘れたことを叫んだ。
「シェニカ!その旅装束とローブ似合ってるよ!」
「ありがとう!」
新しい旅装束とローブに身を包んだシェニカは、満面の笑みで大きく返事を返してくれた。
ルクトさんはその隣で、あの鋭い目つきで油断なく周囲に睨みを利かせている。
最後に会った時よりもシェニカはキレイになっていたし、『白い渡り鳥』の需要も年々高まっている。
1年前なら俺でも護衛出来たが、今では俺じゃ力不足だ。
あんな風に強い人じゃないと、きっとシェニカをたった1人で守ることなんて出来ないだろう。
弱い自分のような護衛がいても、足を引っ張るだけだ。
「俺もルクトさんに負けないくらい強くならないとな。
好きな人を守れるだけの力がないと、こんな世の中じゃ話にならないもんな」
俺は街道を歩く2人を見送りながら、その姿が見えなくなるまで手を振った。
俺は隣を歩いていたシェニカの気配が消えた事にはすぐに気付いたが、人混みに消えたシェニカの気配を追うのは無理だった。
きっとシェニカを傭兵団に勧誘していた奴らの仕業だと見当はついたが、どこに連れて行かれたのかまでは分からなかった。
1年前、シェニカの護衛をした時は、野宿の時の盗賊の対処、街中や治療院で寄ってくる男の対処が殆どだった。こんな風に日中の明るい時間に街中で人攫いに遭うなんて思いもしなかった。
広い街をむやみに1人で探すのは無謀だと判断して、宿にいるルクトさんに助けを求めた。
「シェニカが攫われた?!お前は何をしてたんだよ!」
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「すみません。ちょっと目を離した隙に…」
「ふざけるな!お前は責任持ってここまで送り届けるって言ったろうが!」
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その鋭い目に思わず後ずさりしてしまいそうだが、足に力を入れて何とか耐えた。
「攫ったのは、多分シェニカを勧誘していた傭兵団の連中だと思うんだ。
後でいくらでも謝るから、今はシェニカを一緒に探してくれないか」
「当たり前だ!」
宿の外に出ると、ルクトさんに2人で手分けして探そうと提案する間も無く、彼は迷うことなく一直線に走り出した。
「ちょっとルクトさん!本当にこっちなのか!?」
あまりに迷いなく走るから、本当にこっちの方向で合っているのか心配になった。
だがその問いかけにも彼は一言も返事をせずに、まるで行き先が分かっているかのように走って行く。
街の中心部からどんどん離れ、郊外にある背の高い雑草に囲まれたボロボロの廃屋に辿り着いた。
彼は腰に差した剣に手を添えて、完全に気配を消して足音一つ立てずに静かに中へと入って行く。
彼の身のこなしやあの鋭い殺気から言って、シェニカが言っていたようにかなり強い傭兵であることは明白だった。
彼の傭兵のランクは聞いていないが、きっと最上位のランクSSだろう。
自分も気配を消し、物音を立てないようにその後ろを追いかけると、彼は部屋の中にいる傭兵や物陰にいる奴らを最小限の動きで昏倒させていった。
先頭を行く彼の迷いも油断も一切ない見事な早業を見ていると、自分は何もする必要はなく、むしろ手出ししようとすれば彼の邪魔になるのが嫌でも分かる。
廃屋の奥へと進んで行くと、とある小部屋にいた傭兵達の話し声が聞こえてきた。
「しかし、今日の護衛が目付きの悪い方じゃなくて運が良かったよなぁ」
「本当だよ。あの目付きの悪い方だと、近寄れもしないしな」
「あとはリーダーが説得してくれれば上手くいくな」
その会話を聞いたルクトさんは、小さく舌打ちをしていた。
一方の俺はと言うと、自分のせいでシェニカにもルクトさんにも迷惑をかけたことを痛感して、立場がなくて申し訳なくなった。
全ての部屋の傭兵をあっという間に片付けたルクトさんは、一番奥の扉の前に立つと扉を蹴り飛ばして開けた。
扉の先には床に蹲るシェニカと、下卑た笑みを浮かべて彼女の両肩を掴んだ中年の男がいた。
シェニカは両手両足を縛られていたが、驚いた様にこちらを向いた。
その緑色の目には大粒の涙がたまっていて、今にも零れ落ちそうだった。
「てめぇ!どうしてここが…っ!」
驚いた顔をした男が慌てて立ち上がり、剣を抜いてルクトさんに斬りかかったが、ルクトさんは剣で男の一撃を弾くと、男の首の後ろに手刀を打ち込んで気絶させた。
「シェニカっ!」
ルクトさんはシェニカの拘束を解いていたが、俺は彼のあまりの早業に何も出来ず、扉の前に突っ立ったままだった。
「ルクト…!ありがとう…。うっ、うっ、怖かった。怖かったよ…」
「来るのが遅くなってすまん。もう大丈夫だから泣くな」
ルクトさんは大事そうにシェニカを抱き締め、シェニカは彼の胸に顔を寄せて安堵の涙を流していた。
しばらくしてシェニカの嗚咽が落ち着き始めると、ルクトさんの厳しい顔つきが安心したように少しだけ穏やかなものに変わった。
ルクトさんはシェニカの髪に顔を埋め、愛おしげにシェニカの頭と背中を撫でていた。2人の世界に入ることなんて出来ない俺は、相変わらず扉の前で突っ立ったままで、2人の様子を静かに見守るだけだった。
あぁ。自分の入り込む隙はないらしい。
まだ出会って日の浅い2人だが、もう自分の入り込む余地などなさそうだと嫌でも分かった。
俺はこの廃屋に来てから、彼の後ろをついて行くだけしか出来ていなかった。
何より自分の力不足でこんな事態になったのだから、2人の前に立つことすら無理そうだ。
これじゃ護衛どころか足手まといだ。
抱きしめあった2人が離れた時、シェニカがようやく俺の方を向いてくれた。
シェニカがルクトさんから身体を離す時、街中で見た無表情の彼からは想像できないような、少し名残惜しそうな切なそうな顔をしたのが印象的だった。
彼もこんな人間味のある表情をするのだと少し驚いた。
「カーラン、心配かけてごめんね。ルクトと一緒に助けに来てくれてありがとう」
「謝るのは俺の方だよ。シェニカ、危険に晒してすまなかった。こんなんじゃとてもじゃないけど、シェニカの護衛がしたいなんて言えない」
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「ルクトさん、迷惑をかけてすみませんでした。シェニカのことよろしくお願いします」
ルクトさんはあの人間味のある表情のカケラも残さない無表情で俺を見て、小さく頷いた。
廃屋を出て街に戻ると、シェニカとルクトさんは宿に帰った。
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ルクトさんのフルネームを聞いてはいないが、ルクトという名前とランクSSの場所を見ると、予想通りそこには名前が見つかった。
「あぁ。やっぱり。髪が赤くないけど、彼は間違いなくあの『赤い悪魔』なんだな。行方が分からないって言われてたけど、シェニカの護衛をしていたのか。自分じゃ手も足も出ないくらい強い人だ…」
普通護衛の仕事をするのは、ランクAもしくはランクSの傭兵だ。
ランクSSの傭兵は基本的に戦場で仕事をしているから、護衛の仕事をしないし余程のことがなければ請けもしない。
だがルクトさんはシェニカの護衛をもう2ヶ月近くやっている。
2人の出会いは知らないが、今日廃屋で見た2人を見ていると、ただの護衛契約をしている関係には見えなかった。
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シェニカもあんな風に安心して彼の胸で泣くなんて、自分の時には全くなかった。きっと彼女も無自覚ながらルクトさんに恋をしているんだろう。
そんな2人の間に割って入るだけの実力も度胸も勇気もない。
新聞を畳んで席を立ち、部屋に戻ると風呂に入った。
再会して再び抱いたシェニカへの淡い恋心を洗い流すように、長めに少し冷たいシャワーを浴びた。
翌朝、俺は旅立つ2人の後ろ姿を見ながら、言い忘れたことを叫んだ。
「シェニカ!その旅装束とローブ似合ってるよ!」
「ありがとう!」
新しい旅装束とローブに身を包んだシェニカは、満面の笑みで大きく返事を返してくれた。
ルクトさんはその隣で、あの鋭い目つきで油断なく周囲に睨みを利かせている。
最後に会った時よりもシェニカはキレイになっていたし、『白い渡り鳥』の需要も年々高まっている。
1年前なら俺でも護衛出来たが、今では俺じゃ力不足だ。
あんな風に強い人じゃないと、きっとシェニカをたった1人で守ることなんて出来ないだろう。
弱い自分のような護衛がいても、足を引っ張るだけだ。
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