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第11章 天使と悪魔が交わる時
4.1日目は優しく ※R18
しおりを挟むルクトに『お前を抱きたい』と言われて、私が返事に困っていると、ルクトはベッドの脇にある小さなサイドテーブルの引き出しに手を伸ばした。
「嫌だったら言えよ。気が向いたらやめてやる。ほら、避妊薬。飲んどけよ」
ルクトが引き出しから取って私に差し出したのは、白い錠剤がたくさん入った小瓶だった。
「気が向いたらって…!って、なんで避妊薬があるの!?」
「部屋に置いてあるからな」
「置いてあるものなの!?じゃ、じゃあ私の鞄持ってきて?私の持ってるやつ飲むから…」
意外そうな顔をしたルクトはベッドを下りて鞄を持ってきてくれた。私はその中から小さな薬箱を出し、白い錠剤を口に放り込んだ。
「へぇ。避妊薬なんて持ち歩いてんのか?」
「希望する患者さんがいることがあるから、調合して渡すことがあるの。それに、万が一襲われた後にせめて妊娠しないようにって、常備してるのよ」
「そうなんだ。初めて知ったよ。なら、どこでもやれるな」
ルクトは意地悪く笑って私を押し倒して跨り、私の着ていたワンピースのボタンをあっという間に外してしまった。
「やっぱりちょっと待って!私、良いよって言ってないっ!」
ワンピースを抜き取られ、下着姿になった私は恥ずかしくて両手で隠そうとしたのに、ルクトは両手で私の両手首を掴んで頭の上に押し付けるようにして拘束した。
「良いよな?」
「今日じゃなくて1ヶ月後とかで…」
ルクトは色気たっぷりな目で私を見下ろしたので、その視線から逃れるように横を向いて希望してみたのだが、彼には私のそんな希望は即答という形でバッサリと斬られた。
「無理。散々我慢させられて後1ヶ月後とか発狂するぞ。誰か見てるかもしれない外で襲われたくなかったら、今ここで良いって言っとく方が身のためだ」
「はぁ?!それって脅迫って言わないっ!?」
「お前だって最初俺を脅迫しただろうが。おあいこだ。いつかはする事なんだから、今やっても1ヶ月後でも変わんねぇだろ?ほら、どうすんだ?」
「うっ…。じゃ、良いよ」
確かに私はルクトを脅迫して無理矢理護衛にしたし、いつかすることなら今しても何も変わらないことなのかもしれない。でも恋愛初心者の私には、この流れはとてもついていけていない。
本心はもう少し先で経験したいことなのだが、ルクトのこの色気ダダ漏れで強引な状況では、野宿している時に襲われかねないと戦慄した。
誰かに見られるかもしれない場所で初体験するよりも、この味のある素敵な宿で経験する方が良いような気がしてきたので、小さく承諾の返事を返した。
「ちゃんと優しくしてやるから安心しとけ」
私の消え入りそうな承諾の言葉を聞いたルクトは、口元を嬉しそうに緩めて私にキスをしてきた。
「ルクトのエッチ…。まだ1週間も経ってないのに迫るなんて」
「なんとでも言え」
私の最後の抵抗の言葉は、承諾の答えをもらった彼にとっては、ただの子供っぽい抵抗としか見られていないのが、彼の珍しく嬉しそうな口調で伝わってきた。
「ひゃあ!はっ!ん…っ」
今度は首筋を生暖かい舌でなぞられるとぞわぞわするし、時折ひりつくような痛みを感じる。
「ルクト…っ!」
なんか首筋辺りを触られるとぞわぞわする。そんな初めて味わう感覚に戸惑った私は、ルクトの名前を呼んだ。
「なんだよ。もう待ってって言うのは聞かねぇよ」
首元から胸元にルクトの舌が下りて来た時、なんとなく首を動かしてルクトの方を見ると、胸を覆う下着にある2箇所の紐を口で引っ張って解いている彼と目が合った。
ーーひぁぁ!紐を口に咥えてるの反則っ!なんかお色気ムンムンで鼻血出そうっ!
下着の紐を解かれ、器用に下着を口で引っ張ってホックを外されると、下着が左右に開かれた。外気にさらされて鳥肌が立った時、胸の尖端をパクリと口に含まれた。
「ひゃああっ!!」
舌で舐められて吸われた瞬間に、私はあられもない声を上げてしまった。
拘束されていた手が外されると、ルクトの手が私の胸に伸びて、優しくこねまわすように揉まれた。片方の胸の尖端は口で、もう片方は指で弄られて、私は込み上げてくる何かに耐えられなくて、シーツを握りしめながら意味を成さない声を出し続けた。
「あっ!あっ!ああっ!」
裸財布のことは忘れるとして、初めてのことで頭がついていかず、私は混乱しながらもルクトからされることは嫌とは思わないことに驚いた。
ルクトの空いていた片手が履いていた下着を抜き取って全裸にされると、彼は胸から手を外して私の両脇に手をついた。そして彼は身体を少し離すと、確認するように見下ろした。
「いや、見ないで…。恥ずかしいよ…」
両手で胸を隠すと、ルクトは口元で笑いながら私を面白そうに見下ろした。
「恥ずかしいと思わなくなるまで見てやろうか?」
ルクトの意地悪そうな顔をしたことにムッとして、彼の太い首に腕を回して引き寄せた。
「見ないでってば!」
「もっと恥ずかしいと思うことをするのは、流石に鈍くて知識のなさそうなお前でも知ってるだろ?これくらい許せよ」
「ばっ…馬鹿っ!」
私はルクトの首に腕を回したまま、プイッと顔を横に背けた。
そりゃあ私だってちょっとくらいなら知識はある。最初は物凄く痛いけど、段々慣れてくるから大丈夫だとか、相手に任せておけばいいとか…。
その程度の知識じゃどうにもならないということは、この短時間で分かったことだ。何されるか大体のことしか分からないのに、相手がルクトだから身を任せていても大丈夫だと安心出来る。
「ほら、これからが本番なんだから恥ずかしがってるヒマなんかねぇぞ」
「んっ!うんっ!」
ルクトは首に回していた私の腕から逃げると、私の顎を掴んで前を向かせ、舌を絡め取るような深くて熱いキスをしてきた。
唇を合わせたまま、ルクトの大きくてあったかい手が胸に触れ、揉まれたり尖端を摘まれたりしながら、下へ下へとゆっくり下りていく。
おへそをくすぐるように触れながら、さらにその下にある足の付け根に触れられた。
「んんんっ!」
唇を合わせたままだから、呻き声にしかならないが私は驚きの声を上げた。
割れ目をなぞられ、そこを開くように指を上下に擦られると、ひときわビクリと身体が震える場所があった。
「あっ!あっ!ルクトっ!やあっ!ああっ!」
私はルクトの指が触れる場所から、全身を痺れさせるような刺激が駆け抜け、合わさっていた唇も外れた。
休むことなく彼から与えられる強い刺激は、次第に私から考える余裕を奪っていった。
「やだ!やだ!やめて!そんなとこ触らないでっ!」
「濡らしておかないと辛いのはお前だぞ?恥ずかしくないから、素直になった方が身のためだ」
私の必死の懇願の声に、ルクトは擦ったり押したりする指の動きを緩めること無く、そう言い放った。
このまま訳の分からない強い刺激を受け続けると、私はどうにかなってしまいそうなのに…。
ルクトが私に覆いかぶさった状態では、私なんかの力では全然歯が立たない。彼が与える強い刺激に私は流されるしかないみたいで、なんだか悔しくて泣けてくる。
「ああっ!ルクトっ!やだ!やめてっ!」
「初めてでもここは気持ちいいだろ?快楽に抵抗せずに素直にイッとけ」
ルクトはそう言って擦ったり、摘んだり押し付けたりししながら、私をどんどん追い詰めて行った。
「あっ!あっ…!やぁ!なんか、なんかぁっ!あっあっあぁぁー!!」
ルクトはそこを重点的に責めていたが、急に胸の尖端を強く吸い上げられた時、私を激しい何かの海に突き落とされて頭は真っ白に、そして目の前は真っ暗になった。
ーーーーーーーーー
「あー、やっぱり気絶したか。まぁ、良いか」
ちょっとしたことで気絶するシェニカだから、イッたら気絶するなんて予想の範囲内だ。
まだ解してない場所に指を浅く入れると、そこは絶頂の余韻で潤っていた。
「キツイなぁ…。多分、解しても痛がるだろうな。まぁ、さっきの酒は弱いけど媚薬だし大丈夫だろ。そもそも俺がもう待てねぇし」
意識のないシェニカの胸を両手で愛撫したまま、顔だけヘソから太ももまで時折キスマークをつけながら、ゆっくりと舌を這わせた。太ももの内側から秘所へと舌を這わせ、割れ目を舌先でなぞった。
「ん…?きゃああっ!な、なにっ!?何やってるの!?」
刺激が強かったのか、気絶していたシェニカが目を覚ました。
「ちゃんと濡らさないと痛いぞ?初めてだろ?」
「は、初めてだけど…そんなとこ舐めなくたって良いじゃない…っ!ひゃああ!!」
シェニカが言い終わる前に割れ目に舌先を差し込んで、敏感な突起を吸い上げると、シェニカはビクンと魚が跳ねたように大きく身体を反らせ嬌声を上げた。
胸から両手を離して指で割れ目をなぞれば、すでに溢れ出るほどの愛液を流していた。
「ちょ、ちょっと待って!や、やだ。やめて!やめてってば!」
指を1本入れれば、そこはあたたかく包み込んで歓迎してくれた。
「やめてって言うけどな。指より太いのが入るからちゃんと準備しとかないと、お前が泣き叫ぶことになるぞ。お前のためにやってるんだから、大人しくしてろ」
「うっ、ううぅ…。ルクト、ルクトの馬鹿…」
指を2本に増やして花芽を指で触れながら抽送すれば、痛がることなく愛液をさらに流した。
「今だけ罵倒されても許してやるよ」
指を3本に増やしてみると、流石に最初は苦しそうな顔をしたが、花芽を刺激しながら抽送すればすぐに困惑したような赤い顔になった。
「あ、あ、あ!あ、やだ!だめぇ!」
「ダメ?気持ちが良いだろ?ほら…こんなに濡らして気持ちがいいって言ってるじゃねぇか。さっきよりもかなり濡れてるのが分かるだろ?」
俺はわざとジュブジュブと音を立てて指を抽送させると、シェニカは耳まで真っ赤にして首を横に振った。
「ル、ルクトっ!い、いや…だめ、だめぇ!」
「ほら。怖くないからイけよ」
激しく指を抽送させて花芽を押し潰せば、シェニカは声にならない叫びを上げて2度目の絶頂を迎えた。指を引き抜けば、愛液がトロリと指にまとわりついてくる。
愛液がついた指を舐めとって手早く着ていたものを脱いで裸になると、シェニカが肩で息をしながらジッと俺の身体を見ていた。
「どうかしたか?」
「い、いや。なんでも…」
恥ずかしいのか、視線を彷徨わせるシェニカに小さく笑った。
「気になるだろ?教えろよ」
シェニカの顔の横に両手をついて、笑いながら見下ろせばシェニカはもごもごと口を動かし始めた。
「い、いや。その…。ルクトの裸、逞しくてカッコいいなって」
恥ずかしそうに褒めるシェニカが可愛くて仕方がなかった。
「俺もお前の裸見たら、ものすごく欲情したよ。すっげぇそそる。滅茶苦茶にしてやりたくなる」
「馬鹿!私、初めてなんだからちゃんと優しくしてよね!」
「もちろんだ。無理させて俺のことも、俺とヤルのも嫌われたくないし」
俺は身体を起こしてシェニカの足を広げ、愛液を溢れさせる場所に反り返ったモノを当てがった。
くちゅりと音をさせて吸い込むように中へと誘われたが、すぐにその誘いはシェニカの苦しそうな声と同時に止まった。
「うぅ!あうっ!痛いっ!痛いよぉっ!」
「くっ…!……っ!」
処女なんて初めて相手にするが、こんなにキツイとは思わなかった。
娼婦相手に敢えて満足に濡らさずに挿入したこともあるが、こいつにそんなことしたら俺の方が使い物にならなくなりそうだ。
「う…あぅ…。痛い。痛いっ!」
「我慢できないくらい痛いか?」
少しずつ奥へと押し込むが、シェニカの口からは苦しそうな声と大粒の涙しか出てこない。
初めての女とヤるのは初めてだから、俺もどうすれば良いか分からない。
痛がるこいつを先にどうにかしてやらないといけないとは分かっているが、キツかろうが奥に押し込んで快感を貪りたい。
「痛いよぉ…」
「俺の背中に腕を回して、しがみついとけ」
俺は身体を倒してシェニカの身体に密着させると、シェニカは握り締めていたシーツから手を放してしがみついてきた。
痛みを訴え続けるシェニカを抱き締めしながら、ゆっくりと奥へと進んで狭い道を押し広げ続けた。
「あああっ!!痛いっ!痛いっ!!」
閉じていた場所を無理矢理こじ開けるのは罪悪感が襲ってくるが、痛がるシェニカを見ると物凄く興奮する。
「少し休むか?」
あまりの痛がり様にそう提案したが、シェニカは泣きながら首を横に振った。
「ゆっくり…して」
健気に痛みに耐えるシェニカが愛おしくて、俺は強く抱きしめながらゆっくりと奥へと腰を進め、最奥までなんとか押し込んだ。
「よく我慢したな。全部入った」
「うん…。でも痛い」
「痛みはすぐに忘れさせてやるよ」
奥まで入れると、動きを止めたままシェニカの強張った身体の緊張を解そうと唇を合わせながら敏感な胸に手を伸ばした。胸の頂を指で遊び、その柔らかさを手のひらで感じるために胸を鷲掴みにして揉んだ。
「ん…ルクト…」
次第に身体の緊張が解れてきたのを感じると、俺は腰をゆっくり前後に動かした。
ーーやばい、たまんねぇ。すっげぇ気持ちが良い。もっとその快感が欲しくて堪らなくなる。
きつい締め付けの中で動くのは、思った以上に大きな快感をもたらしてくるから、俺は痛みを堪えるシェニカの顔を見ながら必死に貪りたくなる衝動を耐えた。
何度か前後に腰を揺らした後は、その柔らかな最奥の壁に擦り付けるように腰をグラインドさせた。
「あ…。あ…」
シェニカを見れば痛みを訴える表情をしているが、口から漏れ出る声からは快感を感じ始めた事が伺えた。
「奥をこうやられるのは気持ち良いか?」
「ん…、あぁ…。気持ち、良いのかな…?」
「初めてなのにもう気持ちがいいのか。お前って結構淫乱なんだな」
媚薬の効果はシェニカに痛みを早めに忘れさせてくれそうだ。あの酒を飲ませておいて正解だった。
「ち、違っ!ルクトが上手いからなんでしょ?」
俺がからかえば、涙目のまま顔を真っ赤にしてプイッと背ける。その姿が妙に可愛く見える。
「どうだろうな?他人と比べたことなんてねぇし」
童貞を捨てた時から今までずっと一度きりの商売女しか抱いてないし、他人と比べることなんて興味もない。過去のことを振り返れば決して褒められるようなことはしていないが、今はただ、目の前にいるシェニカを気持ち良くさせてやりたい。
「ルクトっ!あ、あ、あっ!」
抽送を少しずつ激しくすればシェニカの口からは甘い嬌声が漏れ、俺を高みに押し上げようと激しく締め付けて絡みついて来る。
「あ、あ!あああっ!キスしてっ!」
泣きながら俺の背中に腕を回し、唇を寄せて来るシェニカが堪らなく可愛い。
普段のシェニカは俺をからかうような言葉や口調で俺を不思議と喜ばせるが、ベッドの上で乱れるこいつは甘えたがりの無防備な女だ。
強い意志を持ちながら慈愛深く非力な彼女から目が離せなくて、俺は自分の力で守り抜きたいと思うようになったのはいつからだろう。
「もう痛くないか?」
「あっ!あぁっ!だ、大丈夫!あああっ!」
「なら、激しくしても大丈夫だな」
俺はシェニカの白い両足を肩に乗せ、身体を前に倒して腰を動かして快楽を貪った。
「あぁぁぁっ!ルクトっ!ルクトっ!」
シェニカの嬌声を聞きながら、快感の波に漂う恍惚の表情を見つめた。
いつも俺に見せる意地悪く笑う顔、誰かを心配する優しい顔、怒った顔、寂しそうな顔、泣き顔、悔しそうな顔、楽しそうに笑う顔…。
色んな顔の中でも、自分だけが与えることが出来る今の快楽に蕩けた顔が一番好きだ。
こんな顔を見たら、ベッドの上じゃない場所でもシェニカを襲ってしまいそうだが、こんな顔を他の男になんか見せたくない。
あぁもう…!
なんでこんなに狂おしいくらいに愛おしいんだ…!
「はぁ、はぁ…。いいか?中で出したらお前の中も俺のモノだからな」
「う、あっ…!あ、ルクト…っ!あ、あああっーー!」
シェニカの身体を小刻みに揺らし、胸の頂を吸い上げればシェニカはすぐに絶頂を迎えた。
そして、絶頂で激しく締め付けて来る強い快感に抗うことなく、シェニカの熱く狭い場所に本能の命じるままに射精した。
ドクドクと溢れ出る精液がシェニカの奥へ奥へと入り込むことに、自分の征服欲が刺激された。
今まで知らなかったが、本気の相手に自分を精を注ぐことは無上の悦びだ。シェニカの身体の良さとその悦びを知った今、もう他の女とのセックスなんて出来ない。
「これで身体も俺のモノだな」
痛みに耐えた労をねぎらうように、シェニカの頬や唇、涙を流す瞼にキスを送った。
「はぁはぁ…。ルクトって結構、独占欲とか強いんだ…」
「今頃気付いたのか?俺は独占欲が強いから、お前に近付いてくる男が許せないんだよ」
「近付いてきたら、すぐにルクトが追い払ってくれるんでしょ?」
「当たり前だ。好きな女を守るのが俺の仕事だからな」
そう言うとシェニカは嬉しそうに笑った。
身体を起こし、力を失ったモノを引き抜けば、結合部から白濁した体液と赤い破瓜の証が混じり合って出てきた。シェニカの初めてを貰ったのだと実感すれば、身体の奥底から喜びが湧き上がり、自然と頬が緩んだ。
「もう一回風呂入るか?」
「無理無理、動けないよ…」
「まぁ、そうだろうな。お前は休んでろよ、俺は風呂入って来る」
俺はグッタリしたシェニカに苦笑すると、汗を流しにもう一度風呂に入った。
手早く終わらせたつもりだったが、部屋に戻るとシェニカはすーすーと寝息を立てて眠っていた。
「もう寝たのか。もう少し色々したかったのになぁ。まぁ、初めてだから疲れるのは仕方ないか。明日からまたやればいいし」
俺はシェニカの身体を布で清めて、シーツだけを身にまとって腕の中に抱き込んで眠った。シェニカのあったかい体温のせいか、いつもは夢なんて見ないのに何か良い夢を見たような気がした。
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