天使な狼、悪魔な羊

駿馬

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第21章 ある国の終焉

4.天使の涙

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■■■前書き■■■
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更新大変お待たせしました!
今回はディスコーニ視点のお話です。
■■■■■■■■■

「ではこれより、各国より集めた質問を行なっていきます。追加の質問事項については、午後の部の尋問終了後2時間以内にウェルニ筆頭事務官まで提出してください。この追加質問の提出期限は、尋問終了前日まで同様とします」

議長は質問をまとめた書類の表紙をめくると、国王に視線を移した。


「ではこれよりトラント国王陛下にお尋ねします。『白い渡り鳥』様である、ハニアベル・テイラ様、ルーティン・ラウ様、メファロ・ドルアーニ様、ムド・ファニエステル様の4人を、ウィニストラとの戦場において介入させたことは事実ですか?」

「事実だ」

ぼんやりした顔の国王だったが、ハッキリした声で素直に認めた。それと同時に、シンと静まり返った議場内に、頭を抱えたトラント大使の「なんということを…」という言葉が響いた。


「なぜ『白い渡り鳥』様を戦場に介入させたのですか?」
「そもそも、『白い渡り鳥』を使わずとも、わが一族は大国であろうと簡単に潰せる力を持つ、選ばれた血筋なのだ。力の発現が一向に訪れないまま長い時を過ごし、ウィニストラとサザベルに挟まれ、見下され、歯がゆく思っていた時、ベラルスが解毒薬はないが、『聖なる一滴』という強力な道具があると言ってきた。シェニカ・ヒジェイトであれば、非常に強力な『聖なる一滴』を作れる上に合法的に使用できるが、その保存方法も分からず、協力させることも難易度が高いと聞いた。保存ができない故に、他の『白い渡り鳥』に協力させると大罪に問われる危険性はあったが、ベラルスが最終的に治療することになる『白い渡り鳥』達は、その使用に気付いたとしても口を噤むのだから、明るみになることはないと言った上に、アステラが効率良く勝てる手段なのだから、これを使わぬ手はないだろうと言ったからだ」

「具体的な計画を立て、進めたのは誰ですか」
「宰相と王太子、ベラルス、アステラだ」

「どこかで大罪が発覚すると思わなかったのですか」
「『白い渡り鳥』たちは仲間意識が強いから、禁を犯したことに気付いても『和を乱し、仲間を売った者』として嫌厭されるのを恐れ、誰も証言しないはずだった。万が一発覚しても、我が国が世界を統一してしまえば裁く者はいなくなるのだから、全く問題はなかった」

「『白い渡り鳥』様を戦場介入させる問題点や懸念事項はなかったのですか」
「絶対必要になるのはシェニカ・ヒジェイトだが、強制催眠が効かないから保存の方法を自白させられないこと、娘に協力させる方法がまとまらなかったことくらいだ」

「ディスコーニ殿の報告書には、トラントがシェニカ様を保護し、落盤の危険のない地上への案内、戦場となっている首都から離れた場所へ導くことを期待して、シェニカ様お1人で国王らのいる場所へ向かって頂いたが、彼らは悪意を持って襲ってきたため、シェニカ様はやむを得ず『聖なる一滴』を使用したとあります。トラント側にシェニカ様を保護し、安全な場所に導く意図はありましたか」
「娘を手に入れたら、我々の支配下で『聖なる一滴』を作らせ、優秀な子供を産ませるつもりだったのだ。死ぬまで我々の手元に置いておくに決まっているだろう」

「シェニカ様が協力的でない場合、どのような方法で協力してもらうつもりだったのですか」
「ベラルスは娘が護衛の男に夢中になっているから、その男を利用して協力させつつ、徐々に将軍らへ興味を移して堕とせば良いと言っていたが、アステラは待ってられないから媚薬を使えば良いと言っていた。最後までまとまらなかったから、娘を手に入れた時にどうするか決めることにしていた」

「シェニカ様が『聖なる一滴』を使用した瞬間を見たのは誰でしょうか」
「私のいた場所からは娘が何をしたのか見えなかったし、ベラルスもアステラもよく分かっていない様子だったから、娘以外分かっていなかったと思う」

「ベラルスとアステラが死亡した際の状況を詳しく教えて下さい」
「我々への協力を拒否した娘をベラルスとアステラが捕まえようとしたら、娘の方に先に向かっていたベラルスが突然立ち止まった。アステラが様子を確認したら、ベラルスは辛うじて生きていたが、白い煙を出しながら黒いミイラのようになっていた。すぐに娘が『聖なる一滴』を使ったと分かったアステラは、ベラルスを放置して娘を捕まえ、首を掴んで持ち上げて気絶させようとしたのに、死に損ないのベラルスがアステラの足にすがりついて邪魔をした。アステラがベラルスの首を踏み潰して殺した直後、今度はアステラに同じ異変が起こって倒れ込んだと思ったら、奥から現れたディスコーニが殺した」

「シェニカ様は『聖なる一滴』を2人にどうやって使用したのですか」
「どうやったのかは見えなかったし、分からなかった」

「シェニカ様の『聖なる一滴』は、どのような形状で保存されていましたか」
「見ていないから分からない」

「『聖なる一滴』を受けたベラルスとアステラを見た時、どのように感じましたか」
「まるで国史『女神の祝福』の一節にある、天使の涙を受けた悪魔と同じだと思った」

「『天使の涙』ですか。なるほど、『再生の天使』と呼ばれるシェニカ様の『聖なる一滴』の呼び名には最適ですね」

誰の発言なのかは特定出来なかったが、その呟きは議場中に響き渡り、『それはよい呼び名だ』と言わんばかりの表情で頷く者が多数いた。この様子だと、シェニカの『聖なる一滴』は今後『天使の涙』と呼ばれ、他の方が作るものと区別されるのだろう。それはシェニカにも分かったようで、一気に暗い表情になった。


「世界中の神殿が『聖なる一滴』の存在を秘匿していたにも関わらず、どうしてベラルスはそれをしなかったのでしょうか」
「ベラルスはシェニカ・ヒジェイトの情報を買うために金を欲していたが、神殿で用意できる額を超えていた。そのため、ベラルスは全てを話し協力を求めてきた」

「トラントはシェニカ様の情報を、どの国からいくらで買いましたか」
「全て買い負けてしまったとベラルスから報告を受けた」

「4人の『白い渡り鳥』様の他に、誰か協力する『白い渡り鳥』様はいたのですか?」
「他にも協力する『白い渡り鳥』たちがいるとは聞いたが、ベラルス達に任せていたから誰なのかは知らない」

「どのようにして4人の方に協力させたのですか」
「若返り効果のある薬草が発見されたから見に来て欲しいと言って呼び寄せ、余興の1つとして麻薬を与えた」

「シェニカ様はトラントに協力する予定はなかったのですか」
「なかったから、攫ってくる必要があった」

「シェニカ様の滞在場所は神殿新聞には記されていないのに、どうやって居場所を把握していたのですか?」
「娘が我が国を訪れた後、アステラが元将軍に尾行させていた」

「侵略のために『聖なる一滴』を使用するにしても、大罪を犯したという口実を与えないようにするには、シェニカ様の協力が不可欠であったと思いますが、なぜ味方につけていない状態で始めたのですか」
「協力を取り付けていた他の『白い渡り鳥』が集まってくる予定だったし、アステラが『娘は居場所さえ分かれば、いつでも攫える。『聖なる一滴』の実験はある程度の結果が出ているし、滅多に首都から出ないディスコーニが我が国との国境に近いところまで来ている今を逃すと、次はいつになるか分からない』と言ったからだ」

「なぜディスコーニ殿がトラントとの国境に近付くのを待っていたのですか」
「アステラが楽に侵略を進めるなら、新任ながらも既に次の筆頭将軍と目されるディスコーニを見せしめにするのが一番だと言ったからだ」

「今回の大罪に別の国は関与していますか」
「他国は関与していない」

議長はここでお茶を一口飲むと、シェニカに視線を向けた。


「ここからはシェニカ様に質問です。『聖なる一滴』の治療は、必要な薬草が絶滅してしまっているため現在では調合不可能である、と聞いております。どのように治療なさったのでしょうか」
「絶滅した薬草を再生することが出来たので、解毒薬の調合が行うことが出来ました」

「他の『白い渡り鳥』様達も解毒薬を調合出来るのでしょうか」
「絶滅した薬草の再生は私しか出来ませんが、ドルトネアにはその薬草があるそうなので、そちらから手に入れて貰えれば調合は可能です。調合の手順が分からない場合、ダーファスのローズ様にお聞き下さい。今回、神官長と面会した際に作り置きした解毒薬をお渡ししますので、それを使って頂いても結構です」

「シェニカ様は『聖なる一滴』をどのように保存していらっしゃるのでしょうか」
「『聖なる一滴』は『白い渡り鳥』に身の危険が迫った時に使う護身用です。形状や保管方法など、教えない方が身の安全に繋がるので、話すつもりはありません」

「他の『白い渡り鳥』様も『聖なる一滴』を保存することは出来るのでしょうか」
「できないと思います」

「シェニカ様は保存したご自身の『聖なる一滴』を誰かに渡していますか」
「今回の件には関係しないことですので、お答え致しません」

シェニカの返答に、声も物音もなかったが、議場のあちこちで不満そうな顔が見えた。
今回の一件で彼女は『聖なる一滴』を使用したものの、それはあくまで彼女の身を守るためであり、大罪に関係しているわけではないから答える必要はない。しかし、この場での発言は証言として残り、嘘を述べれば罪に問われる可能性があるから、渡していないのであれば『渡していない』と名言した方が良い。もし渡しているのであれば、次に『誰に、どれほどの量を、何のために』という質問が来るから、名言を避けた方が得なのだが。彼女が名言を避けた、ということは誰かに渡している可能性が高いということだ。
シェニカの『聖なる一滴』をもらった相手がいるのなら、その人はとんでもない抑止力と切り札を得たことになるから、特定しておきたいが…。本当に渡した人物がいるのだろうか、それとも、ただ名言を避けただけなのだろうか。気になって彼女を見ても、その横顔には表情はなく、心情が読み取れない。


「そろそろ時間になりますので、午前の部はこれで終わります。衛兵、トラント国王陛下と『白い渡り鳥』様たちは、そのままの状態で地下牢へ移動させてください」

強制催眠がかかった5人が扉の外へ消えると、議長がコホンと小さく咳をした。


「では、これより」
「議長。進行を遮って申し訳ありませんが、手続きの進行についてウィニストラに質問があります」
「ドルグバに発言を認めます」

議場の後方に座るドルグバの王太子は、椅子から立ち上がるとギラついた目でこちらを見てきた。


「大罪の関与が正式に認められた場合、トラント国王と4人の『白い渡り鳥』様は、この地で処刑予定と聞いていますが、どのように処刑になさる予定ですか?」
「全員斬首刑を予定しています」

バルジアラ様がそう言うと、ドルグバの王太子は歪な笑顔を浮かべた。


「今後同じように大罪を犯す国が出ないよう、そして『白い渡り鳥』様が大罪に手を貸さないように、見せしめとしてシェニカ様の『聖なる一滴』を使用して処刑するのはどうでしょうか。
『聖なる一滴』をランクを決める試験にのみ披露するのはもったいないですし、その効果を見れば大罪を犯そうなどと思いませんよ」

「賛成だ!」
「それは良い!」
「折角5人も大罪人がいるですから、『天使の涙』も濃度を変えた場合など試してはどうでしょうか」
「妙案だ!」

議場のあちこちから賛同する声があがり、議場は静寂が嘘だったかのようなざわつきに包まれた。悪意と野望が耳にうるさいほど響き渡る中、議長はガンガンと木縋を鳴らした。


「静粛に!このような意見が出ておりますので、返答をお願いします」

シンと静まり返る中、険しい顔をしたバルジアラ様と王太子殿下は、視線で自分の意見を確認してきた。他の『白い渡り鳥』様に影響が及ばぬよう、トラントが行っていた『聖なる一滴』の実験内容も開示したというのに。そんなことをすればどのような影響が出るのか明白だから、自分は顔から表情を消して返事をした。
シェニカを見ると、彼女は感情の読めない表情で議場を見渡し、机の上に置いていた紙に文章を書いた。

『どう答えるかは私の自由?』

彼女の問いに頷いて答え、『ウィニストラにはそのつもりはありません』と返事を書くと、シェニカは真剣な顔をして議長に向かって手を挙げた。


「シェニカ様、ご発言をどうぞ」

「突然のお話で困惑しており、すぐに返事ができません。返答の参考にしたいので、その意見にどれほど賛成する国があるのか、私に教えて頂くことは可能ですか」

シェニカの思わぬ発言に驚き、その意図を掴もうと表情を窺ったが、彼女は議長をまっすぐ見たままだ。その真剣な表情から、何か考えがあるのだろうと感じるが、自分にはまったく読めない。


「わかりました。では、今回の大罪に関与した者に対する処刑に、シェニカ様の『聖なる一滴』を使用することに賛成する国は挙手して下さい」

議長がそう言うと、およそ8割くらいの国が挙手した。手を挙げなかった国を見てみると、本当は挙手したいようだが、様子を見ることにしたようだ。


「挙手のままは疲れるかと思いますが、速記官が記録する間はご勘弁下さい。国名を読み上げられた代表者は手をおろして下さい。ではドルグバ、ユールストイ、アルトリューズ、ハールズ、ディラエルニス…」

議長が読み上げると速記官たちはスラスラと筆記し始め、全ての賛同国のメモが終わると筆頭速記官はシェニカの元にメモを持ってきた。


「ありがとうございます。よく考えた上で返答を申し上げます」

シェニカは受け取ったメモを慎重に胸ポケットへ仕舞った。その様子を見ていたドルグバの王太子は、満足そうな笑みを浮かべている。


「ではこれより3時間の休憩の後、午後の部及び茶会を始めたいと思います。では休憩といたします」

議長が木縋を2度鳴らして宣言すると、一斉に議場の外へと移動し始めた。
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