【転移】集団高校中退無職プー【どこよ】

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中−34 出すものだしな!!

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また馬車に揺られて次の町に。
標高が上がっているようで、ここは秋の入り口っぽい。
うちのマルネラは常初夏なので寒さにはあまり強くない、、
これ以上寒くなったら帰りたいかなー

「さむいね?」おお、やっぱ山田でさえ寒いのか?
「心が」・・・・・・山田が?ねーよ、、、


「秋っぽいんで、きのことか多そうだなぁ、、」
きらりんっ!!山田の目が輝く。
ないんじゃね?山田きのこ、、、あ、、毒キノコとかあるか、、危険極まりないな山田には、、昨日のアロマとかあるし、、
ぜってー混ぜるよなー
でもミケがいる邸に帰ってからしか実験できないわな危険すぎて。あ、だとしたらモルは俺か神田しかいない、、まぁ知らない神田を引っ掛けるしかないわなw

などとろくでもないことを考えていると、、
馬車が止まった。

「出すものだしな!!」山賊1
「えー、最近便秘気味だしぃ、、」客A嬢
「どーしてそっちだと思ったっ!!変態だろ!!金目のものだよ!!」
ごそごそと鍋釜を出す客Bおばさん
「っちっげーよっ!!金銭、宝石、貴金属だっつーのっ!!」
「そうなら最初からそういいな!!」叱るおばさん

御者を見ると鼻くそほじっている。さほど金銭など持っていないから気にしないんだろーよ。


「んじゃ、、」とおれはちいさいコインみたいなものを出し、1の手のひらに載せる。
どすん、、1は手のひらを上に向けたままそれを地面にめり込ませている。
「うわーっちっちっちー!!折れたっ!!骨折れたっつ!!!なんじゃこれ、、まだめり込んでる、、いってーよー!!かーちゃーん!!」
「おまえのかーちゃんはいないよ、ここには」 おばはん

「「どーしたどーした」」山賊2,山賊3 これで総勢である。
2と3は1の腕を引っ張る
「いい、いってーよ、引っ張るな、だめ、やめて、いたいからー!」 何この弱気ww

「なぁ、なんだこのコイン?」2
「貴金属。超重量級超絶ウルトラコインA(エース)だよ?知らないの?ぷw」
「し、しってらー!超絶うるとらじゅうようきゅうす@えしゃるこいんえーすだろ?聞いたこと有るぞ?」
ほう、すごいな今作ったばかりなのに、、
「それ、売ると城が建つぞ?」
「「「「「「まじかよ?!!!」」」」」」御者も客も一緒になってんじゃねーよ
なので必死に持っていこうとするがびくともしないコイン。


「もう勘弁してください、、どーかお許しください、、お願いいたします、、、」
「有り金出せ。」
「「「は?」」」
「お前らの有り金全部いただく」
「「「殺生なー」」」
「山田、やれ」
山田がちょいっと指を動かすと、1、2,3の銭袋と武器、防具が馬車の中に転移した。
・・・・・・
コインも消えた。
・・・・・
「「「うぎゃーーー!!!!」」」ダダダダダーー! 一目散に逃げていった。


「お兄さんたちは魔法使いなんですねぇ、、」A嬢
「いえいえ、マジシャンです」俺
「へー、すごいね?あのコインも?」おばはん
「マジックにはコインがつきものでしょう?」
「まぁそうだねー」

などとやってるうちに夕方で街に着いた。
今迄野宿しなければならない行程は無かった。随分良い交通網ができているんだなー、、、

さて、どこにしよう?
ギルドに行ってなんか聞いてみようか?
山田は面倒くさがって俺に全部任せた。

からん!からん!
扉を開けると、、、ひゅ~、、、かさかさかさ、、
おや?

受付を見ると、数有る受付の内、居るのは一人だけ、、ひまそーにしている。暇だけどな

「こんちゃーっす!」
「あー、いらっしゃーいー」だらけ声のおっちゃんとあんちゃんの間の人、現役かな?
「みんな出払ってる、ってわけじゃないみたいっすね?」
「あー、うちはねー、前はダンジョンあったんだけど、、危険すぎてこの間潰されちゃったから、、」
あ、、、、ごめんなー、たぶんうちのお嬢連中と暴走族グループが、、、言えないけど、、、

「閉めないんですか?」
「いや、まだ森に結構いるんだよねー、当分、何十年かは魔物は消えないんじゃないかなー」
「なのに冒険者いない?」
「まぁ、、俺らがたまに退治しているくらいかなー、今の所はそれでどうにかなっているけど」
ああよかった、潰れてたら心が痛むとこだった、、、

「でも、俺らも強いわけじゃないんで、、」
「あはは、いいよいいよ、、で、今日は何?稼ぎに来たの?」
「なんかあるんすか?弱くてもいいやつ、」
「んー採取などはここらの連中はみな自分でできちゃうしなぁ、、ツノウサギ程度なら自分で狩っているし、、」
なにその強い村人たち?

「いえ、ないんならいいです、どっかいい宿ないかなー、って聞ければいいかな?と思ってきたんです」
「あー、宿ねー、やどー、やどーーー、、、、、いや、街の者達は泊まらんし、、、」
「んじゃ、食い物の美味い食堂の上が宿になっている食堂、とかは?」
「あるよ?」
あるんかい!!
「出て右行ってずーっと行くと、右側に猫神の祠が有るから、その2,3軒先の食堂がうんまい!たぶん上が宿になってたかな?」


俺らは礼を言って向かう。宿の飯がうんまいと言うので、途中の食堂には見向きもしない。

あ、いーにおい、、、ふらふらふらーーー、、
気付いたら中に入っていた、
「らっしゃーい!」
席につかされ、、
「ここは何が美味しいの?」と他の客が食べているものを見る、ほとんど似たようなものを食べている。しちゅー?
「ゴブリンシチューがすごくおいしいですよ!」
・・・・・・・・いや、、それはちょっとー、、、トラウマあるしー
「いえいえ、あの、中の野菜の一つにゴブリンに似ている芋がありまして、それがメインになっているんで、、」
「・・んじゃ、肉はないの?」
「入っていますよ?」
「何の肉?」
・・・・・・
「なににく?」
「えっと、なんだったかな?くーろん執事とか、ばるさんせーじんとかだったかなー?」
「この、ツノウサギシチューとごはん、」
「おれもー」山田
それと
「エール2つね」
がっかり顔の給仕の子は戻っていった。

結局他の客と同じものだった。ゴブリンシチューなんか食ってる奴いねーんじゃね?
シチューを持ってきたとき聞いた
「何か面白いこと、ないの?」
きらりん!とその娘の目が輝いたように見えた
「お客さん!なんかあるんっすか?なんかあるんっすか?」
なぜ二度聞く?

「いや、俺ら旅人だから、なんかこの街でないかなー?って聞いたんだよ」
なーんだ、という顔になって、
「別にないですねぇ、、旅人をだま、、うっほん、、何もないですねぇ」
旅人をだまくらかすしか楽しみがないですか、よくわかってますよ?
これはここで戦わないって選択はないよな?
「ここ、宿にもなってるの?」
「泊まります?」
「値段と部屋の状態によって、だけど」

部屋は清潔そうで、オケの水浴びだけだが、外に銭湯があるという。朝飯付き(ゴブリンシチュー以外)で、安かったので決めた。


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