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第三十一話 はっはっは!ザマァ! とすら思わなかったww 満喫したけども!
しおりを挟む出た日の夜中に戻った。
コテンして少々寝たあと、穴の下辺りをまた探したが、何も見つからなかった。
それから部屋に転移した。
あ、そういえば、、ストレージの中にヒモノがいくつか入ってた、ニヤに渡すの忘れていたなー、、
と寝ながら思い出していた。
翌朝、
「あら!忘れてた!卵も無いわ!!」
母さんが慌てていた。
ハムも切れてたんだったわ、、、おかずになるようなものは、、
あ、
廊下にでてストレージからひものを4枚だす。3人だけど、ドーラの分で。
「そういえば、昨日なんか食べたくて買ってきちゃってたのを忘れてた。はいこれ」
とストレージから出した向こうで作ったヒモノを4枚、母さんに渡す。
「あら!ありがと!助かったわ!」
すぐに焼いてくれた。
「・・・・うまいな?これ、、どこの?」父さん
「そうお?これユータが食べたくなって買って来といたんですって、」
「ふーん」
「さて、私も食べよ、」
と、座って食べ始める母さん。
「・・・あら、、ほんと、、なにこれ?、、、ものすごく美味しくない?、、って、この魚も見ない種類ね?外国の?」
ボクに振られたけど、、
「さあ?知らない」
ボクは2枚食べたいから、と2枚焼いてもらってる。いつの間にかドーラが食べ終わっていた。
「ユータ、、また、これ見つけたら、買っておいてくれないか?」
と、父さんは財布から1万円出してボクに渡す。
「え?こんなに?!」
「まぁ、ヒモノだから持つし、お酒の肴にちょうどよい旨さなんだよ。」
「ご飯のおかずにもいいわよ!」母さん
母さんも負けずに?1万円をボクに渡してきた。
「こんなに?!!」
「ヒモノったって、そんな安くないからな、、いくらだったんだ?」父
「うー、、5百円くらい?バイト代入ったときだったし、他にもお菓子も買ってたからよくわからないや」
「500円ってこたないわな、このくらいなら千円とか、いいものならもっとするし、これだけ美味いヒモノ食べたこと無いし、、下手すりゃ2千円とかしそうだしなぁ、」
4枚で2千円?
「バイトの給料入った後だっから、、」
「まぁ、、値段見てたら買わなかっただろうし、、僕らもコレを食べる機会なんかなかったろうし、、まぁ、散財もほどほどにな?」父
「うん、気をつける」
「んじゃ、あったら買っといてな?」と父は洗面所に行った。
すぐに、行ってきまーす、という父の声が玄関から聞こえた。ボクとは母いってらっしゃいと送り出した。
ボクはご飯を食べ終え、歯を磨いてからバイトに向かう。
「ユータ、おまえ商売できるんじゃないの?」ドーラ
「これはあくまでも臨時収入だから。これで砂糖と油を買って、向こうからヒモノを40枚くらい持ってきて、終わり。一回こっきりだから当てにできないよ」
「わからんぞ?魚が美味いってんなら、野菜だって果物だってあっちのほうがうまいんじゃないか?俺は野菜は向こうのほうが断然美味いと感じているけどな?」
「ボクだってそう思うよ」
「んじゃいいじゃん?」
「でも、いつかは、どっから買ってくるの?って言われる」
「・・・だなぁ、、。。。。いっそ、言っちゃえば?そーすりゃ俺のことも言えるし?」
「向こう、危ないとか言われそう。」
「・・・・まぁ、、そうか、、でも俺にはこっちのほうがよっぽどだと思うがね。理由もなしに暴行してくる奴ら多いだろ?」
「まぁ、、でも、多分、こっちの人は、被害に合った人以外は、そうは思わないんだよ」
へーんなの?とドーラ。
公園を抜けようとしたら、
多分、昨日のいじめっ子達と、それ以外に10人くらいぞろぞろいる。高校生と大学生くらいかな?
いじめっ子たちなど覚えていないんでわからないけど、顔中に包帯している2人がいるので、多分そうかな?
(どーする?)ドーラ
(めんどくさいね)
「あいつか?」と一番でかいのが包帯1に聞いている
「ああ、あいつだ兄ちゃん」
「バカか!弟の喧嘩に年上のガタイの倍の兄貴が出てくる?ドバカだなっつ!!」ドーラ
「ああ?!なにおう!!!」でかいの
ほかの連中も、おうおう言っている。
あー、ボクじゃないですドーラです、っても見えないしねぇ、、
(ドーラ、時間って止められる?)
(どうだろ?やったことないけど、、、えい!!、、あ、、止まってる?)
(うん!、ほら、上見て?鳥がとまったまま浮いているよ!!めずらしいなぁ!)
(珍しいというのとは違うと思うけど、、まぁいいや、で、どーする?)
(うーん、ズボンとパンツ取って捨てちゃおうか?)
(いいな!そのまま逆さ吊りにしておこう、さらし者で!!)
(いいねっつ!!!)
時間が止まっているんで、10数人だったけどボクらやりたい放題して、気が済んでから駅に行った。
ホームでいくら待ってても電車来ないんで、、
「あ、止めたままだった、、ドーラ、、お願い!」ボク
「時間んーーーうごけっつ!」ドーラ
(お!人が動き始めた、、よかったー!)ボク
バイト先でボクが作業している間、ドーラがスマホ貸して、というので貸しといた。
バイトが終わって、帰る時になって「ほら、」と返してくれたけど、、画面が動画投稿サイトになっていた。
「え?何見てたの?」
「いいからそこ、見てみ?」ドーラ
開いている動画を動かすと、、朝の、逆さ吊りにしたあいつらを撮影したものだった。
「えー、、こんなの挙げてたんだー」
「いや、そこじゃねーよ、再生回数見てみ?」
ドーラ、そういうとこまでもうわかったちゃってんの?現代っ子だねぇ?
えと、、
いちじゅうひゃくせんまんじゅうまん???
は?
「おう!モザイク入れてるから削除されないですんでんだぜ?」
おう、、すごいね?そこまでできるドラゴンなんて、いないんじゃない?
独り言でかい声で言ってるようになってるんで、念話にしてもらう。
(いやまぁそーだけどよ、ツッコミ先はそこじゃーないだろ?あいつらのかお、ドアップにしてそのまま出してるんだしw)
(あー、もう有名人だねー、)
・・・・・・・・・・・・・
(うん、そうですね)ドーラ
まぁ、ユータは天然だからね。と納得してしまうドーラ。
で、帰りにスーパーでバター、サラダ油、オリーブオイルの高いやつ、砂糖を買って、ストレージにしまって、
その晩向こうに帰った。
向こうに帰って、またすぐに部屋に来たテイナとニヤに買ったものを渡し、明日にでもヒモノを3-40枚位くださいってお願いした。
テイナは、魔力冷蔵庫、冷凍庫について、ニヤの獣人の魔力とテイナの作った式をどうにかやって、スラえもんの作った魔石の大きいのに魔力を溜めて動力源にすれば、どうにかできそうかもしれない、と言った。
「流石テイナ!!すごいね!こんなに早く?!!しかも、獣人の魔力と、スラえもんの魔石とか、ハイブリットもいいとこだよね!!」
ボクがそう感激すると、なんか恥ずかしがっていた。
なので、明日は冷蔵庫と冷凍庫の本体を作ろう!
で、そうと決まったら、温泉入ってからすぐに寝た。バイトで疲れてたからね。
向こうの実家の風呂でもいいんだけど、やっぱこっちのデカイお風呂、しかも温泉ってのがいい。
よく眠れるんだよねっ!!
ーー
冷蔵庫は、ドーラとデザインでも揉めたが、蝶番が壊れにくそうな両開きにした。
大きさは、年長の子供が上の棚の奥に手が届くくらいにした。
冷凍庫とは別々だ。
冷凍庫は蓋が上にあるやつにする。動力は横にくっつける。
よくスーパーのはしにある小さめのロックアイスを売っているストッカーみたいな感じにした。
開け閉めが上なので、冷気が逃げにくい。
大体できたけど、これは試作品で、改良しながら使っていくつもりだと言っておいた。
本体の出来上がりが夕方になってしまったので、陣と魔石の搭載は明日にするというので、明日の試運転を待って、結果を見てから向こうに帰ることにした。
冷凍庫が旨く行けば、冷凍のモノをもってこられるってことだからね!!
ストレージとは違い、冷凍庫は凍らせることができるので、アイスキャンディーとかつくれるし、氷もつくれる。
冷蔵庫は冷えた水とかお茶とかをつくれるし、、ストレージではできないことができる。
これが旨く行けば、暖かい保管庫みたいのもつくれるんじゃないかな?冬用に温かいご飯をいつでも食べられるようになったり、、肉や卵などをゆっくり時間掛けて中まで火を通す?ので、焦げないし破裂しないだろうし、、
夜、お弁当作りのときにそれを言ったら、
「お弁当を温めておいてお客さんに渡せるわね」と。
ストレージのお客さんなら暖かいままで保管できるからだ。
なるほど、そういう使い方もできるんだねー。
「んじゃ、お茶もだねー」
「うん!」
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