無双!悪役令嬢 別館

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無双!悪役令嬢 別館

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「おらああ!かかって来んかいっ!!どうしたどうしたあ!これっぽっちで終了か?根性を少しでもみせてみろおお!!」
どおりゃああ!!
掛け声とともに振り回される黒光りする巨大な槍。
黒鉄の木から作られた重く、とても頑丈な槍の柄。
ひと振りで何人もが吹き飛ばされていく。

ブン!! 「「「「うわあーーーー」」」」
ブン!! 「「「「「うわわあーーーー」」」」」
ブンッ!! 「「「「「「「うっわーーーーーー」」」」」」」



「ふう、、、今日はこのへんにしといてやるっ!鍛え直してでなおせ!」


蝶子は槍をまともに使ったことがない、訓練以外では。
突かずに振り回すほうが効率が良い奴等しか相手にしたことがないのだ。

「それなりに出来る騎兵でも来ないかしら、、」



「姉御、お疲れ様でした、お預かりします」
「姉御はやめろっていっているでしょう?」
同年代の少女に槍を渡す。

使えないクズどもが徒党を組んでこのように襲撃してくるのはここんとこ毎日だった。
原因は無能でゲスな現王の一人息子、クズ王子だ。
国王側から蝶子と王子の婚約を頼み込んできたのだ。
頼み込むと言っても、それは最後の姿勢だったが。最初は大上段もいいところからの物言いだった。
なので、蝶子の両親は無視。姿勢が少しづつまともに近づいてきたので、両親は相手のレベルに合わせた慇懃無礼さでお断りをしていた。
最後には泣き落とし。うちの血筋ではこの国は崩壊してしまう、と。
確かに他にまともな貴族も居ないのが、この国の現状。
クズはクズを呼ぶとはよく言ったもので、現王の周囲にはみごとにクズしかいなかった。末端の使用人までクズだった。

「婚約だけな。いつでもこちらから解消してやるからな?」と、様子見兼ねての婚約をした。

王子は、一言で言うとクズ。もう少し詳しく言うと、無能の極みで怠惰で傲慢でつまり性格が最低もいいところ、蝶子達家族が、クズの性格の良い部分が無いかと探してみたが、「存在している自体が全てにとって害悪なので早急に消え去ることが望ましい」という結論しかでなかった。
「もし、結婚しても、世継ぎができたら、即座にやつを叩き切るわよ?」と両親に告げてある。
「お前がやらなければオレがやる」と受けたのが父、北部辺境伯爵ノーデル・マギーヤ・アルデバラン。
母の名は華子だ。


そういった現状で、蝶子は毎日貴族学院に通わねばならなかった。
この国では10才になったら、全国の貴族世継ぎとその予備、長男と次男、男が無けりゃ長女や次女、達が、強制的に通わされた。まぁ、現状は人質だ。もともとの意義は学校という本来のもので「まともな貴族を育て、造る」であった。
クズ王子の祖父が国を乗っ取ってから真逆になった。クズを集め、より一層クズを濃縮させる場所に。

学院に入ってから王子には取り巻きが多くでき、その中の女子たちの多くは王子のお気に入りになった。
当然婚約者の立場を奪い取ろうと目論む。あること無いこと吹き込み、王子は「自分に都合の良いことを信じる」タイプな低能なので、当然取り巻き達の言葉を信じ、ある日とうとう
王宮の夜会で、貴族連中が集まっているところで、
ドヤ顔で
婚約破棄を蝶子に言い渡した。

どごっつ、、、だんっ!ごん!がらがらがしゃんパリーン!ごんごん!

身長140cmにもみたい無い10歳の蝶子が、15歳の王子を蹴り一発で部屋の中央から一番向こうの端まで蹴り飛ばし、食事などが載ったテーブルいくつかを破壊し、壁にぶち当たった音である。

で、蝶子はそこに呆然と突っ立っていた国王に
「ふざけんな!解消権は私にある。クズ側に渡しては居ない。婚約時の書面を見ろ!婚約解消してもらいたいのであれば、誠意を見せろクズ。もしくは、私を倒せば解消してやってもいいが?できる者がいるかな?この王国に?はーっはっはっはっはっは!!」
去り際ついでに、と、ファイアボールを一発王子に食らわせておいた。髪の毛全焼くらい程度になるよう調整して。

蝶子の血統は魔法の適正値が秀でており、どんな魔法も大なり小なり使え、鍛錬したものは敵う者なきくらいにまでなると言われている。過去そのような者達を多く出している。
だが、蝶子の祖父あたりから、この一族は剣技にのめり込み始めた。
勿論魔法の鍛錬を怠ることはないが、ソレ以外の時は学業もさておいての棒振りだった。
魔法に秀でているので聡明さはかなりある。学業は特に何もせずともそれなりにできるので問題はない。
魔法は「無意識下での計算」、状況を解析し効果的なものを見出し、最も効果的に使う方法、を瞬時に行わねば間に合わない。これは多くの経験があればあるほど有利になるものだ。
だが、本来魔法訓練に使わねばならない「とき」を、剣技に使ってしまう。のが、現時点での蝶子の一族。
それでも一族揃えば、そこそこの国をいくつも殲滅できうる程度ではある。

だからこそ、どこまでバカな王だろうと、彼女を次期王妃に欲したのだ。


バカ王はバカなりに考え、「傍観」に徹することにした。
息子を改心させることなどビタイチ考えなかったところが、すんばらしいほどのバカさである。


で、
バカ王子の取り巻き共が、数に物言わせりゃ勝てると思っている、のが今ココ状態。

魔法を使えば王城などすぐに破壊できるのに、物理で戦う蝶子に感銘を受けた戦闘女子群が、蝶子側に付いた。
彼女らの親たち貴族は困り果てた。ので、皆「病気で寝たきり」を称して、引きこもった。
蝶子に付く女子らは日毎に増えていった。
クズ王子はクズゆえ、男尊女卑も激しいからだ。
故に、「引きこもり領主」も日毎に増えていく。
引きこもり達は、立場上「中立=傍観」を決め込まねばならない。
つまり、王子側=国王側の貴族も減っているわけだ。

もともと蝶子の一族に付く王国貴族は先々代国王時から全く居なくなっていたので、他の貴族がどーであろうが全く関係なく気にしていなかった。辺境で国境を接している国と交流・貿易が多くなされているので、やろうと思えばその場で独立できるほどのものは備わっていた。
逆に独立されてしまえば、王国国内への物資流入の多くが閉ざされるので、でかい被害を負うのは王国側だ。

クズ王子バーカル三世ジュニアの祖父バーカル一世が国を乗取った時代は、まだ北部は戦時であった。なので北の国を抑えていたアルデバランを排除できなかった。そのままアルデバランが北の国と和平を結び、懇意にしはじめたら、更にアルデバランを排除どころか国替えすらできなくなった。
昔からの貴族はアルデバラン家だけになっていた。




そいつは粗末なナイフを蝶子の足元に放り投げた。
「おまえは魔法も使えるし、剣技も異常だ。そういう卑怯者はナイフ一丁で充分だろう?」
「・・・ふむ、、なるほどな、ゲスの言い分には理解できない論理があるようだ。
まぁよい、では、これのみで相手をしてやろう。これは、箸だ。しかも一本だけでいい。
貴様のよこした、持ち手に毒の付いたナイフなど使いたくはない。この箸で良い。
ただ、手加減はできん、それを覚悟しておけよ?

皆のもの、よく見ておけ。
奴は真剣を使う。私はこの箸一本だけだ。
だから今までのようにはできない、つまり手加減はできない。
両目をえぐるか、脳髄までぶっ刺すか、心臓を射抜くか、
更に、コレ一本あれば、皮膚を引き裂くことも可能だ、腸をぶちまけさせるか、、
そのような結果になるだろう。
今までの様に、可能か限りの手加減をしてこぶしか作らないで倒す、などさすがの私でも不可能だ。
皆が証人だ。」

「さて、はじめようか?」
と相手に向き直ったら、、、消えていた。

「クズどもは何を考えているかわからん、、、」



「クズ王子が婚約者を毒殺しようとして失敗した。
という事実はまたたく間に世間に広まった。
こともあろうにアルデバランの姫である。
クズ貴族以外の一般人達は、クズ貴族共に辟易しているので、唯一の望みがアルデバランだった。
その姫を毒殺しようとした。

そして、クズ貴族たちがその後押しをしている、という話も次第に広まった。
各地の各領の領民達の多くが離散し、アルデバランを頼リ初めた。
もともと各地のクズ領主は過酷な税を課すしていた。それはバーカル一世の前の王フツーノ四世が決めた課税上限を大幅に上回っていた。名目上は課税4割の上限一杯一杯だが、ソレに加え健康税、長命税、生活税などの名目で少ない領地で7割、多い領地で9割をぶったくっていた。

アルデバランは3割だ。それでも領地は潤っている。経営の上手さの結果だ。

外交も領地経営の一つである、北の国境の向こうの国と和平を結んでからというもの、貿易量や交流は増え続け、王国国内経済の半分は、北の国からの物資によるところになっている。逆に言えば、それだけ王国国内経済は疲弊している、生産量が激減しているということの現れであった。課税が酷いのがその根本であった。

本来、全ての税等を合わせ3割を超えたら、国内市場は打撃を受けるのだから。

フツーノ四世までの社会では、そのごくごく当たり前のことを、常識としてどんな低能な者でさえ知っていた。
なので、毒殺未遂事件を契機にしなくとも、逃げるのはごく自然の成り行きであった。

この時に、もう蝶子は領地に帰国していた。学園はもう実質閉鎖状態にあったのだ。
蝶子を慕う子女達も全員一人も欠けることなく蝶子に付いて行った。

だが、クズノ・バーカル三世ジュニア(王位に付いたら四世になる)は、貴族たちに
「アルデバランの策略で領民が離散している」と流言した。
市民たちは呆れ返り、王都からも人々は去っていく。

クズ王子はそれも蝶子のせいにした。
更に人々が去るのが加速される。
王都に人気はなくなった。

各領地は離散を防ぐために街道を閉鎖した。が、兵士たちの給与すらまともに払わない領主達が続出し、各地の領兵達も逃げ去った、兵装や馬など盗めるものを全て盗んで。

僅かに、各地の領主一族だけが騎士として残っている。
王子はそれらを王都に集めた。1000人にも満たなかったが、
「アルデバランを平定するには十分だ!」

蝶子が馬を飛ばせば3日でたどり着く行程を7日掛かってやっと境界までたどり着いた。
強兵が何人も検問所を守っている。王子の言うことなど完全無視。
「小僧、お家にかえってままのおっぱいすってろ」としか言わない。

王子たちが検問所で3日右往左往していると、領内から騎馬隊がやってきた。30人ほどである。
よく見ると皆女性、若い女性。
クズなゲス野郎は「勝てる!」と意気込んだ。
「そこの!正々堂々と俺達と勝負しろ!!」
「1000騎と30騎で、正々堂々?頭がおかしいんじゃないか?はやく医者に見てもらえお前の脳にウジ湧いているぞ!ウジ王子!!」
「く、、き、きっさまぁあああ!」
がん!
一人が投げた石が、王子の頭にあたり昏倒した。
ぷーっつぷぷぷぷぷっつ!!
ほーっほっほっほほーっほ!!
わーはっはっははー!!
ぶほっげほっげほげほっつ!!
「みなさん、笑いは抑えなくて結構ですわよ?大いに笑ってあげなさい!彼らは道化なのだから。」
検問所の兵士含めて大爆笑!!

「おれらは1000人いるんだ!勝てる!!行くぞ!!」
復帰したゲス王子が皆に叫んだ!
でも自分は動かない。
「どうした!行こう!攻めよう!!」
でも自分は動かない。
だから誰も動かない。
全員が「誰かの後ろにいよう」と思っているのだから。


「チッ!これだからゲスどもは、、、」
蝶子は長槍を馬上から構えた、上段に。
よほどクズどもをバカにしているんだろう。

クズ一派がふと気がつくと、領境の柵の向こう側に人々が押し寄せて見ていた。
「あ!」モブ領領主が叫んだ「おまえ、うちの領唯一の鍛冶屋じゃねーか!こんなとこで何してんだ!!」
「あ?お前誰?俺はもうモブ領など全く関係ないんだが?バカだろおまえ」
「・・きっきっさむぁあああああ!!その首とってやる!!死刑だ!!」
「あ?やってみろやwwwほれほれほれーwwwwクズ共に何ができるってんだwww」
「バカ領主、クズ領主、ゴミ!低能!ゲスがー!」
「ダニ!ゴミのほうがまだマシだおまえより!」
「自分で何ができるんだ?飯も作れないんだろう?何食ってんだ今?ゴミか?wwっw」
柵は騎馬隊でも倒せないように作ってある。隙間から潜り込めば人一人くらい通れるが。
でもチキンなゲス共はいくら怒っても、怖くてできない。
で、剣を投げる、、
ガキン!!
蝶子の馬が跳躍し間に合った。
「バカか?お前、剣投げてどうするんだ?」
蝶子は武器を投げてしまい何もないそのモブのはらを、金属の鎧など無いもののようにぶすりと
穂先を刺し通し、くりっとひねってすぐに抜いた。抜く間際にちょいと下におしたんで、腹が裂け、内臓が溢れた。
「わわわわーーー!!た、たすけてくれー、いしゃーいしゃを、はやくううううう!!」
うるさい、と、蝶子はその首を刎ねた。
無言で、その近くにいる者の首を刎ね、次から次へと刎ね続けた。クズモブ共は何が怒っているのか把握できず、身じろぎもせずに首を刎ねられ続けた。


「お前で最後だ。ダニが」
「お、俺に手をだし
ぶしゅっーーー喉を切られ血が吹き出る、がまだ死んではいない。両手で首をおさえるが、指の間からどばどば出てくる。目は見開き狂った色に。が、徐々に光をうしなって
ずばっつ!
首は跳ね飛んだ。

「王国に巣食うダニどもを今、我、蝶子・マギーヤ・アルデバランが討ち取った!!」

蝶子が討ち取った1000人の中には、蝶子に心酔し付いてきた者達の親や身内もいた。が、ゲスなので娘からは嫌われていた。娘を政略結婚の道具としか考えない者達しかいなかったから。
そういう親が死んで、やっと自由に成れたのだ。
蝶子はきっと、その子達を領主の後継と認めてくれるだろう。

蝶子たちと検問所の兵士たちはそのまま王都まで進み、道中を平定していった。といってもほとんど兵はおらず、山賊化したゲスばかりであった。全て全員首を刎ね、災悪の根を断った。

王城に人気はなく、広間で王が首を吊っていた。怖くなったのだろう。
蝶子はそれを中央広場に持っていき、油を駆けて燃やした。

王城を検分すると、王妃などの遺骸がみつかった、原型はない。

城の中は荒らされ、持てるものは全て無くなっていた。

蝶子は城に火を放たせた。
ゴミの巣窟はいらない。


王都に人がいないことを数日駆けて確認し、
すべてに火を放った

この日、バーカル王国も、その王都も無くなった。


一度全員でアルデバランに戻り、
領地の再分配を行った。
そして、アルデバラン騎士団の兵士を各領に分け、当該領地で領主に忠誠、蝶子に忠誠を誓う騎士団を造るよう命じた。

各領に5-60名の騎士が配分された。
更に、アルデバランの文官達が、各新領主に貸与された。
「10年。お前たちは彼女たちの領地が、アルデバラン並かソレ以上になるように尽力せよ。10年経ったら私が迎えに行く。」
必要最低限もいいところだが、蝶子に付いてきた者達は根性が違う。自分の家や王家に逆らったのだ。
そして仲間たちがいる。たとえこれから離れ離れになっても、仲間なのは変わりがない。

「王都はアルデバラン領都にするが、来る必要な無い。
私が毎年皆の領地を見て回る。
頑張って良い領地をつくってくれ。」


何万もの難民が国境付近に溢れていた。
炊き出し所や様々な必要なものが至るところにできていた。
アルデバランが用意したが、運営は当事者達にやらせた。
悪事を働く者達は難民たちによって排除されていた。

難民たちに行きたい領地を選ばせた。
領地情報は事前に蝶子が述べていた。
鍛冶者が鉱山の無い領にいっても良い人生は送れない。できれば鉱山のある場所の近くで生活するのが最良だ。 漁師が山国に言っても不幸なだけだ。
難民は、どこが自分に合うのか?を基準に行きたい場所を探した。
農民にしたって、山があるのが良いのか、平野だけのほうがいいのか、もあるのだ。
ぜひ稲作をやりたい、というものもいる。
なので、選ばせると、必然と、効果的になるのだった。



蝶子に付いてきた仲間達が、一人ひとり別れ、新しい仲間達になる文官1名、騎士数十名、多くの新領民達、と出発していく。それを最後まで見送る蝶子。
仲間達は皆蝶子と抱擁して別れと感謝を述べた。一人ひとりに蝶子は約束した。

そして、毎年、蝶子はその約束のために、皆を訪問する。皆の領地がどれだけ希望が満ちるようになったか見に行く。



女国王と女領主達の国、と呼ばれた。


 
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