委員長無双

uni

文字の大きさ
14 / 14

15.サンタ狩り(ザマア編)

しおりを挟む

久しぶりに国内のあの低能代理店から依頼が来た。どーしょーもなくなったのだろう。期日もギリギリだということは、他が皆お手上げした、ということだ。

「この程度なら、今の私のクライアントなら最低でもこれだけ出すが?」
と言ったら、その半額でやってくれという。
断った。その2時間後、7割出すと再度電話があった。即断る。その30分後9割出すからやれという。
「今、その倍の額の仕事で忙しいからダメです」と断る。
で、また30分後、その最低額を出すという。でもこいつらいざ払う段になって値切るのが当たり前なので「前金でなければできない。あんたらいつも契約時の額を支払わないから信用などしたくてもできない」と断る。

2時間後、やっと「先に振り込めばやってくれるんだな?!」とか高圧的なので無言で電話切った。

すぐかかってきたが、出て次の瞬間に切った。これを数度繰り返す。
ストーカー○通だな。そういえばそれで逮捕された社員が複数いたよな?デフォだったか。

で、SNSで、読みようによっては謝罪と取れる文が書いてあった。
無視。

1時間後、うちに来やがった。
警察に電話入れ、お迎えに来てもらった。ドナドナされていった。
が、1時間後、再度来やがった。
ドア越しに見ると、土下座していた。

仕方ないので、門の外で待たせた。
すぐに着替えて、私は自転車で、近くのファミレスに行く。
B5ノートブックをデイバックに入れてある。依頼を受けたらその場で終わらせるつもり。
古くて重いノートPCだが、今時のごみノートではなくちゃんとPCしているモノだ。
勿論某ウインドーズとかなんぞ使っていない。というか、使ったことあったっけ?
某マックも使ったこと無い。
基本、あからさまに危険なのは使わない。

席に座って紅茶を頼んだ。
「で、キャッシュな。領収書は書かない。いいな?!」
クッ!っと怒りを抑えている。無能がよくはずかしくもなく怒れるよな?
「他に頼めばいいだろう、面倒くさいんだよ。」私
更に、クッ!!がwww
「時間がないんだろう?やってほしいなら今すぐここで依頼料払え」
クッ!!!
かえろっかなー、と立ち上がる。
と、手を掴んでくるので逆手にして締め上げ、床に寝転がせた。
ウエイトレスが飛んできたので、「痴漢だ、店のカメラに写ってるはずだ、警察を呼べ」と指示。
「わ、わかった、わかったらから待て!!」
「いや、犯人の言い逃れだ、警察を呼べ」
「俺がわるかった!!!」
「ウエイトレス君、少し待ってくれるか?犯人の言い草も聞いてみよう。この店の責任者を呼んでくれるか?」
すぐに連れてくる。いい仕事をするウエイトレスだ。
しかもウエイトレスはその短時間の間に説明していたようだ。

「同席して事情聴取を一緒にすればいいんですね?あと犯人が逆上したときに取り押さえるとかボコるとかすればいいんですね!」
と、なぜかワクテカしている店長さん。
ウエイトレスさんもその場にいる。

「で、なぜ私の手を捕まえた?」
「おまえが帰ろうとするからだ」
「あ?お前なんぞと言われる間柄か?。私達の間柄はなんだ?言ってみろ」
「俺がおまえに仕事を出してやってるんだ」
この後に及んでこのクズっぷり、、、流石電○社員だ。
「私は何度も何度も言ったよな?おまえんとこのカス仕事はいらないって。やらないって。お前のところのギャラの数倍を貰っているんだぞ?私は。おまえんとこの倍額仕事でも、クライアントは「安くてごめん、でもどうしても君にやってほしいんだ」って頼まれるんだぞ?なぜお前みたいな無能が偉そうにするごみ仕事を受けなければいけないんだ?」
「今までさんざん世話してやったろう!!」
「あ?ビジネスだし、しかも依頼料まともに払われたことは一度もない。毎回詐欺に遭っているようなもんだがな?お前自体は私に偉そうにするか嫌がらせするかしかしていないよな?」
「・・・酷いっすね、めんどうなんで警察呼びます。俺が証人。映像もあるし。実刑がいいよねこいつ。前例もあるし、おまえのとこの社員、何人も同じことで逮捕されているよな?おまえんとこの社員の仕様か?
君、悪いが警察に電話して犯人確保しているからすぐ来てって、俺の名前出せばすぐわかってくれるから」と店長。
逝かれた客がおおいのか、、、しかもウエイトレスの名前を出さないのがいい。いつの間にか名札もはずさせているし。

「わかった!わかったから!!」
「あ?何言ってんだてめぇ、貴様がわかったのなんてこっちにゃ関係ねーんだよ、あ?警察にぶち込まれりゃ少しは世間を知ることができるだろーよ。反省ってのを知らないクズが生きていく余裕はねーんだよおまえらのせいでよ。刑務所で毎日カマ掘られてろ!!」
うわーー、きもっ!!!
こいつじゃ全く画にならんよ、、、グロだよ、、、

いつの間にか警官がソコに立っていた。
「**さん、、」と警官
「ああ、ご苦労さん、少し待って、このクズに説教してからドナドナしてって。」
「さっき、この女性の部屋に入り込みそうになったんで一度ドナしたんですけどね、電○に身元確認したら、会社で責任取るから今回が勘弁してくれって言われて。」
「・・・どうせ上の奴等だろ?署長?」
「ええ、まぁ、、金振り込まれるって喜んでて、、」
「こいつのボーナスゼロだな、というか、左遷で奴隷同様に成るな、、、」
あれ?この店長、、警察内部だったの?

クズ社員「・・・・・」封筒を差し出してくる。
ガバッ!!土下座に入る阿呆。
「どーかお願いします!!」
「糞が。最初からそ~すりゃ一度で受けてやったんだよ、5分もありゃ片付く仕事なんだから」
・・・・・・・・・・・・店長、ウエイトレス、警官

ノートPCを取り出し、その場でかきあげ、ペイントソフトで画も付けてあげて、4GのSDカードに落とした。
それを指先でひらひらさせ、
「必ずこれをこのまま通せ。でないと、今回の件、告発する。いいな!」
「はっつ!!必ず!!」

クズって、どうして普通に出来ないんだろう?

店長と警官に礼を言う。詫びを言ったら、2人共、「君は全く悪くないので詫びる必要など無い。もし、このクズが約束を実行しなかったり、他に何か少しでもやってきたら言ってくれ、我々はすぐこいつを告発する書類を中央に出す。署長では止められないんだ」
と笑った。


数日後、
「あなたは、サンタ狩りを知っていますか?
12月24日は、実はサンタを狩る日だったのです。
さあ、本来のイブを楽しみましょう!!
Hyahho! !! Hunt Santa, chasser et chasser! !!
Hyahho! !! Hunt Santa, hunt and hunt! !!

赤は狩りの血を見ないための赤い服。
あなたのイブの服は、でおーるの赤い服が似合う」
(ショートバージョン)
電車の広告、駅の広告、TVのCM、雑誌の広告、・・・・

で、私はそれらの画像をまとめてでおーる本社広報にフランス語で送った。
日本支社の社長、クビだな♪

で、
今のクライアントの仲よい女史(フランス人)に
「糞安いし生意気だし、支払い時勝手に半額にされるんで、冗談でこれを出したら通ってしまいました。」
と、送ったら、、
業界中、もう日本はマーケットとして価値ないので、撤退作業に入ったって!いつ撤退しようか?と各社は迷っていたようだ。だが、今回の事件が良いきっかけになった。撤退する良い理由をありがとう、って感謝されちゃった!
と返事が来た。
私がいつも受けているコピーは国外マーケット用なので私には全く関係ない。

あれだ、広告業を牛耳っている奴等がだめだと、マーケット全てをダメにしてしまうんだな。

良い勉強になった。


その後、
日本ではなぜかサンタ狩りが流行ったそうな。
サンタコスのバイトの賃金が上昇し、依頼がなくなり、サンタ人形でさえ狩られるようになり、ポスターのサンタでさえいないクリスマスになった。


私は翌々日に終業式を終え、帰宅し用意を整えて、すぐに横田に向かった。


ちなみに、私の一人称が私に戻ったのは10年ぶりくらいだろうか。
あの日から(前話)、私は私として、全力で行かねばならない、守れない、と決心し、余計なことに労力を使わないようにしようと決めた。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

ゴミ鑑定だと追放された元研究者、神眼と植物知識で異世界最高の商会を立ち上げます

黒崎隼人
ファンタジー
元植物学の研究者、相川慧(あいかわ けい)が転生して得たのは【素材鑑定】スキル。――しかし、その効果は素材の名前しか分からず「ゴミ鑑定」と蔑まれる日々。所属ギルド「紅蓮の牙」では、ギルドマスターの息子・ダリオに無能と罵られ、ついには濡れ衣を着せられて追放されてしまう。 だが、それは全ての始まりだった! 誰にも理解されなかったゴミスキルは、慧の知識と経験によって【神眼鑑定】へと進化! それは、素材に隠された真の効果や、奇跡の組み合わせ(レシピ)すら見抜く超チートスキルだったのだ! 捨てられていたガラクタ素材から伝説級ポーションを錬金し、瞬く間に大金持ちに! 慕ってくれる仲間と大商会を立ち上げ、追放された男が、今、圧倒的な知識と生産力で成り上がる! 一方、慧を追い出した元ギルドは、偽物の薬草のせいで自滅の道をたどり……? 無能と蔑まれた生産職の、痛快無比なざまぁ&成り上がりファンタジー、ここに開幕!

拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました

星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎ 王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝―― 路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。 熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。 「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」 甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。 よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、 気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて―― しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!? 「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」 年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。 ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。

相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~

ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。 休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。 啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。 異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。 これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。

【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。

猫屋敷むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で―― 私の願いは一瞬にして踏みにじられました。 母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、 婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。 「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」 まさか――あの優しい彼が? そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。 子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。 でも、私には、味方など誰もいませんでした。 ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。 白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。 「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」 やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。 それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、 冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。 没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。 これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。 ※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ ※わんこが繋ぐ恋物語です ※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ

【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。

ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。 彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。 婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。 そして迎えた学園卒業パーティー。 ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。 ガッツポーズを決めるリリアンヌ。 そのままアレックスに飛び込むかと思いきや―― 彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。

処理中です...