疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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中−12 平和の日々の巡回

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それからたいして何もない日々が続く。
タカシがお宝2号を嗅いでいないときは連れ出してほうぼうの巡回。1号はしっかり冷暗所に紙袋にいれて保管してある。鍵付き木製お宝ボックスに。誰も盗りゃしねーよwwww
ダンジョン地下の宿。
王都の銭湯と戦闘訓練場と防衛軍。
西の国の公爵んとこと西の国防衛軍。
草履の国で桜と新生勇者。
最後に魔国の銭湯によって、コロシアムでなにかやってりゃ寄ってみて、何もなけりゃそのまま魔王城。


「まおー、酒持ってきたぞー」
だだだだだだだだだだだ!!すっげー音が廊下の奥から。
で、近くでピタと止まり、、
廊下の影から魔王が普通に歩いて現れた、息が上がってぜーぜー言っているけど?

「素直になったほうが良いぞ?」俺
・・・・・
「ほれ、特急2樽と俺の特製1樽、土産だ」
だらだらよだれが流れているのに気づかない魔王
「お、おう、いつもわりーな、、、ありがてぇ、、、、」
もう樽しか見ていない魔王、、

いいよ、今すぐ飲めよ、、、
「厨房!!宴会の用意だ!!一秒でも早くっつ!!!」
「「「「「おーっつ!!!」」」」」

仕方がないので一升瓶とコップ3つを異次元Pから出して、床に座り、魔王とタカシと一緒に乾杯。
「「「旨い酒に!!」」」

スルメをごそっとPから出して床に置く。床、ピカピカだからだいじょぶ。
がじがじがじくちゃくちゃくちゃ「時に、コンドーさん、どうよ?」
がじがじがじくちゃくちゃくちゃごっくん「あー、元のとコンドーの魂が折り合いついてな、うまくやっているみたいだ」
そーいうもんなの?

「そうそう、コンドーをタカシとやらせてみたいなー、」魔王
「あっちゃー、、それ先だったらなぁ、、、」俺
「?何か?」
「あー、特訓しちゃったんだよー」
「・・・・あれ?あそこで?」
「ああ、あそこで」
・・・・
だめじゃん、、、イサムの周りどんどん凶悪になってく、、、大魔神かよ、、、

やめろー、、そんなん名前付けられてもなー埴輪じゃないぞー
しかも大魔神は孤高だぞ、仲間増やして強化しないからな?

「俺は、常に、一般人か、もしくは誰かの配下以外にこの身を置く気はないぞ?
表に立ちたくないし責任持ちたくないんだよ!!」

言い切ったな?(魔王)
言い切りましたね?(タカシ)

「「まー、いつものことだから」」上記2名

「いーじゃねーか、10回目だぞ?何十年!!騙されまくって殺されまくって数十年!!やっと掴んだ安息の地!!俺は、のんびり暮らすための環境を作り出すんだっ!!」
「まー、協力は惜しまねーよ、俺も平和な毎日で平和に闘って暮らしていきたいからなー」魔王
言葉の使い方がなんかおかしいと思いまーす!!

「俺も、毎日平和に嗅ぎ続けてらてて、老衰までずと嗅いでいられたらいーなー」タカシ
おまえは環境にかかわらずそうできるだろ?図太いから。
世界が滅んでも嗅いでいると思うぞ?

「なんか、おかしなのばっかだなぁ」
「「お前が言うな」」


宴会の用意ができましたあー!!
の声で、大広間に。



大広間のカーペットの上で朝を迎えた。
あー、カーペットがよだれでがびがび、、、

見渡すと、死屍累々って感じで寝ている奴等多数。
一升瓶抱えてるのも多い。最近出始めた”魔王”だ。人間の特級酒に近い味を出しているので超人気らしい。

魔人だし、戦士だし、どこでも寝られるよね?剣や杖抱えるのも一升瓶抱えるのも同じだよね?
カーペット上なんか上等な方だろーよ。

あ、コンドー2も居たんだ。木刀と一升瓶を抱えていた。どんだけ木刀好きなんだ?
あの優秀な兵士は?
と見回すと、、

入り口から
「あ、目覚められたんですね、おはようございます。朝食の用意が出来ております。よろしかったら向かいのお部屋にいらしてください」
・・・・
件の兵士、いや元兵士、、優秀な執事みたいな感じになっている、、、あれぇー?一ヶ月もたっていないよな?
何この優秀さ?
勇者たちと交換してほしいわ!!!

って、神共はへっぽこを基準に勇者を決めているんだろうなぁ、、



「洋食になさいますか?和食になさいますか?」
え?
「洋食は何?」
「はい、目玉焼きとソーセージ、ベーコン、野菜サラダ、果物のジュース、
パン、ポリッジ、粥、を選べます。食後には飲み物をお持ちします。
和食は、ごはん、焼き魚、今日はヤマメです。卵焼き、大根おろし、糠漬け、味噌汁、になります。」

優秀だなーこいつ、爪の垢くれよー、、毎晩飲むから、俺が。、、、タカシに?もったいないわ!!

洋食いただきます。なんとなくパンではない麦くいたくなったのでポリッジ。

こいつ、、、魔国の食文化に革命起こすなっ!!!

イサムの思ったとおり、
もう城に出入りしていた各首領達はこの元兵士の優秀さに舌を巻き、その成果の多くを持ち帰って自分の領地でも真似しはじめていた。まず、首領の館でも食事が変わり、出入りの有力者や豪族の家の料理が変わり、その町家村の料理がかわっていく。

変化の元が人間界から来た孤児だと知り、近くの孤児院から人間を引き取り養育する有力者達も出始めた。
偏見は無いからね。ただ「人間は弱すぎる」という事実に対しての評価はある。
よい教育を受け、良き大人という手本がいれば、人間はかなりまともに成る可能性は高い。ましてや偏見やいじめや見下しがほぼ無いこの国。孤児でも素直に育つってもんだ。

孤児のリーダーは、いまだその役目を果たしているのだった。


イサムは「タカシととっかえっこしたらどうだろう?」と想像した。
・・・・すっげー怖い方向に行ったので消去し、新たに
・・・いや、ねーよ、ナシ、、、これも消去
・・いくらなんでもそこまでいかないんじゃないかな?でもタカシだし?



何度考えても良い方向の想像は湧いてこなかった。

うむ、タカシは永遠にウチで面倒見るしか無いな!!♪
これが本当の諦め、と、覚悟、というものだろうな?今まで感じたことのあるそれらは、児戯に等しいものだった。
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