疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

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下−25 腹出てきちゃった、、、どすこい級にはまだ早い

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翌朝、5人は駅馬車に乗り、王都を目指す。

昨晩、「んじゃ現地の兵たちと闘うっていう題目は消滅ということで」と満場一致。
なので、そのまま草履の国境に向かうのでもいいけど、でもせっかくだから王都に寄って見ようということになった。
なので、王都方面の馬車にのる。一度乗り換えで王都に着くらしい。

ここからの道はかなりよくなっていた。轍もあまりできていなのでよく整備されていた様子。
道が盛り上がり、雨水が両脇に流れるようになっているのも大きいだろう。

「王がケチだったんで、主要街道の整備は”よく使う大手商会たち”が整備すべきだろ?とか押し付けたんだよ」と御者。
なるほどねぇ、、

少し乗車時間は長くなったが、通常の倍くらいの距離は稼げたんだろう。夜になって着いた街は結構大きかった。
停車場近くの宿を取り、銭湯に行って、宿に帰ってから飯食いながら晩酌して寝た。

翌朝の馬車に乗り、夕方に王都に着いた。


ギルドに顔を出す。
「わーお、、」
「流石小国と言えども王都のギルドね」余計な言い回しのC子
ギルドにいた冒険者達は皆、その言葉からどっかのデカイ国から来たんだろう、もしかしたら中央?とか思ったのだろう、一瞬ピクっとしながらも平然とした素振りを続けるのはさすが一応都市部の者達、余計なこと、問題になりそうなことは回避するクセができている者達である。

ここにもやはりABCとの顔見知りが来ていた。
挨拶するABC。
当然タカシの顔もしっている。
「タカシさん!!なんで勇者がこんなとこに?」防衛軍の者。
「しーっつ!!だめでしょ、、こんな田舎でそんなことばらしちゃ!!」C
全員、勇者という言葉より田舎という単語に反応した様子だ。

「ああ、、そうか、、なんか俺らんとこには勇者2人いるし、なんか”居て当たり前”みたいな感じになっちゃってるからなぁ、、」
そーだな、、とABCと中央王都から来た他の1人も納得。

「なんか、中央王国王都ギルドから派遣されてる人が多くない?地方の人は派遣されないの?」B
「・・・地方の人は王都に派遣され、修羅場wwwあんたらが抜けた穴、まだ埋まってないwww」
・・・・・・・
「いや、こっちも厳しっちゃーそうだけど、、あっちに比べりゃ楽だわ、、はっはっはっは、よかったこっちで♪」
・・・・・・

そこらへんにいた冒険者達は、「え?ここよりすごいの?!」とか少々びっくりした表情になった。
ここもまだ混乱は収まってない。勃発当初よりもマシなんだろうけど。

その職員に買い取りどうなの?と訊いた所、中央王国王都より結構安いよ、と言われたため、にゃんどらごらを売るのはやめた一行。

その晩は慰労のため、中央王都からの2人と、ここにもいた国境警備からの1人を食事にさそった。
散々グチを聞いてあげて引き上げた。

翌日。
「さて、今日はスイーツな一日だぞ?」A
「そのためにこんな田舎の国の王都にまで来たんだからね!」C、
おまえ、外でそれやめろよ?

「・・まぁ、、たまにはいいか、、」
アラタ、嬉しそう。多分、桜に付き合って結構甘いものを食べるのだろう。元高校生だしね。
酒の味を知って結構経っているタカシはどっちでもいーや、みたいな。

ケーキ食いにいくのに野暮だと、装備は全てタカシのストレージに仕舞ってもらった。
もう修行という名目はほぼ消滅と言って良いので、この程度OKである、とタカシの判断。

昨晩、先に王都に入っていた3人からの情報で、ケーキを出す喫茶ってんみたいな店が結構あるという情報を仕入れていたのだ。


くんくん、、「こっちだ、、」C子
リスではなく、座敷犬だったのかな?

民家みたいな喫茶店。入ると魔法で作ったと思われるガラスのショーケースにケーキ達が鎮座ましましており、、

「!うわー!綺麗!!」
「うまそー」
「・・・・」ごくりんこ、、、(B)

流石にケーキは小国大国関係なしに、おいしく作られていた。
おいしくないケーキほど気の毒でかわいそうなものは無いよな?

幾つもおかわりし、、
その後、
この店にはパスタなどもあると判明、
「食事は別腹」との判断で、
各自また注文。
「食後はデザート食べなきゃね」
で、またケーキいくつか、、

デブるよね?

結局昼前から入って、夕方までいてしまった。

「え?もうこんな時間?」C
「おう、あっという間だったなー」A
「・・・・(無かっとことにしよう)」B

「うまかった!」アラタ
「うえー、、もう当分ケーキはいーかな?」タカシ。タカシ、もう十分におっさん突入だ!!

で、
「少しケーキ分を抜こう!」A
で銭湯に。
もう、発想がおっさん臭いよね?
楽しようとしないで、鍛錬とか走るとかしろよ若者なんだからっ!!


結局、翌日も滞在し、ケーキやらうまそうな食事やらを、普段の数倍、、、

その次の日にやっと馬車に乗った。

なぜ素直に乗ったかと言うと、前日の夜、
「俺、腹出てきちゃった、、」タカシ
この一言で、女性3名はこの街を出ることを決めたらしい。



さあ!
やっと次の町は草履の国との国境の町!!
メンドー臭かった旅も終わりである!!!
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