疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

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下−28 新たな仲間?同行者?そういや先行者wってのがあったなー

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「私達はイサム様の依頼で中央王国防衛軍に入ります舞田、で、彼は吾郎です、姓はありません。イサム様から連絡が在りまして、今日あたり国境を越えるだろうから、ここで合流し、そのまま貴方方に付いて中央王国王都まで来てくれ。その間になにかすべきことがあったら遅滞なく最善を尽くして行ってくれ、と。
なので、用意してお待ちしておりました。」
と舞田。それにうなずく吾郎。


舞田は軍人と言うよりは教師?っぽい。高校あたりの数学の教師だったら、良い教師だったんじゃないかな?とかアラタは思った。落ちこぼれを作らないだろう感があるのだ。情があると言うよりは、ほんとに合理的な者、聡明そうな者の感じがする。
その細身の体躯も、締まっているんだろうけど、、顔とあいまって武芸には似合わない感じだ。
が、そんな舞田と反し、吾郎は、、ドワーフ?と思えるほどの体躯だ。舞田より頭半分低い背丈はまだ背が伸び切っていないアラタよりほんの少し低いくらい。だが、体重は倍くらいあるのか?と思うほど。体制は1.3倍位だろうけど、身が詰まっているというか、、鋼鉄かよ?くらいに締まりきっているのが軍服の上からでもわかる。

そんなことを見て取ったアラタだが、、ほかの者達は全く気にしていなかった。
(この人達は、、、)


「もぐもぐ、、おう、、わかった、、ごっくん、、ぐびびびびっ、、っぷっはー!!、、で、そうなら、、俺ら草履の王都に行かなくって良いってことか?」A
「ええ、ここで待てという指示があったということは、王都に行く必要は無いということでしょう。貴方方のお好きに旅を継続されていい、ということではないでしょうか。」舞田

「もぎゅもぎゅもぎゅ、、ごっくん、ごくごくごく、、んじゃ、、私達、中央王国の1-A領に行くんだけど、、そこで少しの間滞在しようと思ってるんだけど」C
「ご一緒させてください」舞田

「それはいいんですけど、、転移できます?」B
「はい、習いまして。自分だけでも転移できるようになった者たちから、私達は選ばれました。」舞田
「実は私らも最近やっと個人で転移できるようになたんだよね!」C
「それでも、イサム様からお目を掛けられている方がだとお聞きしています。」
「・・・まぁ、、いろいろと、、あるから、、、」B。まだ勘違いしっぱなし。靴を利用しているのはイサムだと思っている。

「皆様の事は、姫を経由してイサム様よりお聞きしておりますので。勿論タカシ様とアラタ様の両勇者様達のことも。」

久々になんか勇者扱いされて少し感激のアラタと、、、ゆーしゃって今更どーでもいーかな?とか思っているタカシ。

「んじゃ、王都に着いたら所属は王都防衛軍、、今は中央王国防衛軍か、そこに入るのか?」A
「ええ、主に経済・治安関連の助っ人で来てくれと頼まれました。」舞田

「??経済と、、治安??」B、C
「はい、ま、大きくみれば一緒ですからね」舞田
「「「そーなの?」」」ABC

このへんは現代っ子であるアラタはなんとなくわかる。
民族や個人の差はあるが、衣食足りて礼節を知る、ではないが、いくらでも欲かく奴等でなければ、よほど逼迫しなけりゃ、情はあるし悪さをしようとは思わないものだ。
だから草履の国では嫌がらせすら無い。多分中央王国もだろう。そのへんは元の世界など比較にならないくらい人間として生き易い。
あの3カ国の欲かく奴等は消した。他の5カ国はイサムさんと草履でどうにかしてくれたようだ。
なので、あとは極端な貧困をなくすことから始めりゃ、人々は最低限の幸せを確保しできる。
ということだろう、その後、少しづつ、各人皆が働きやすい環境を整えていけば良いのだろう、そのためのこの人達、ということなのだな。
とアラタは解釈した。


アラタを派遣した神達も、あながち間違った人選をしているわけでないようだ。
全く違う毛色を送っても、面白みに欠ける、ってのが主な理由だろうけど、、、w


「でも、せっかく来たんだ、この街も少し見てみたいよな?」A
「賛成!せめて銭湯と食べ物よねー」C
「あと酒もなー」A
「・・・仕方ないわね皆が(略」B
意見を問われないどころか付属品扱いの男子2名はそのまま。


「では、ここの宿でよろしいですか?。この街は小さいので、ここでも便に不自由は無いですよ?食事はおいしいですし。」舞田

3人はOKした。男子2名は(略

食後のはらごなしを兼ねて散歩して、その後そのまま銭湯に、ということになった。

宿を出て中央に向かう。舞田がそっちに市場があるというから。

舞田と吾郎はタカシとアラタと一緒に歩く。その前方に3人娘。

あ!
「ギルドあったけど、、にゃんどら、、売る?」タカシが前方の3人に声を掛ける

歩を止め、
「そうねぇ、、やめとこう、、1-Aで使うかも知れないし、、」B
「あ、そうね、、使えそうね、、」C
「そうかあ?」A。
とっことん全く実家のことを考えてねーな!というか、嫌いなのか実家を?とすら思っちゃうぞ?



で、市場。
この規模の街(自称村)なのに、
「あれ?大きい、、、」C
「周辺からも来るんじゃない?」B

「はい、うちの国は結構小さな村も多く、この程度の街を中心にして成り立っています。ここいらへんではその中心地がこの市場になるのでしょう」舞田

「なるほどねぇ、、んじゃあまり魔獣とか猛獣とかでないんだ、、」A
「です。」舞田

「兵隊たちが弱い理由がそれね」B
「強くなる理由ないからね」C
「ええ、今まで周辺国も我が国に侵攻しようなどと思うのはいなかったので」舞田

「なぜ?んじゃ、なぜ急に侵攻しようなどと?」B。当然の疑問。

「今までの妬み僻みがたまっていた、というのがあるでしょう。で、侵攻の引き金になったのは、大国達の滅亡ではないでしょうか?。今までここいらへんでは大国とそれなりに付き合いできたのは我が国だけです。なので、周辺国はそれを”大国達の後ろ盾”と思い込んでいたのではないでしょうか」
舞田

(それを、イサムさんが木っ端微塵に、、、)アラタ
「・・・・、ま、腐った膿を出せたんだ、結果はよかったんじゃないか?」A

まーそーなんだけど、、結構草履にしてみりゃ綱渡りだった?と思うアラタ。結構兵失ったし。

「まぁ、その侵攻のおかげで、自分らが武力でどーしょーもなく弱いって、心底わかったろ?」A
草履の連中をえぐるA子!!

「しかも、俺らのギルドの職員半数に、王都ギルド支部(当時)職員のたった半数に、殲滅されているちんけな奴等にこてんぱんにされたんだもんな。俺はあの次の組だったんで、あの討伐には参加できなかったけど、、なんかゴブリンの方がよほど手応えあったっつーじゃないか?
弱い者同士、なにやってんだかねぇ、、」
A子、追い打ち!!

ここは中央市場である。その入り口でこのような話をしている7人組。
アラタが気づくと、周囲に人がいなくなっていた。
自国を蹂躙しかけていた国々を”よわっちい””即殲滅した”とか言っているのである。
怖がるな、つーのが無理だわな

「まぁ、、それはそれとして、、市場みてみましょうよ」B

で、
7人が進むと、その先が開けていく。人が逃げていく、、、
モーゼ?とか、こーゆーんだったのかな?と思うアラタ。
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