疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−29 草履の国、国境の村と、とあるどっか遠い所で。

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ぷっ!!
いきなり

最初の物売りは履物だった。
大半が草履と下駄。
で、先程の国名の話を思い出して、、
げたげたきゃひきゃひ下品に笑い出すAとC。Bはどうにか堪えている。

呆れた目でそれを見るアラタ。
まぁこんなもんだろう的な目な舞田。気にしない吾郎とタカシ。

「あれだ、あの草履、ブーツの中に敷けないかな?」タカシ
「あ!いいっすね、汚れたら取り替えればいいし、、冬は冷たくない!」アラタ
「ちょっと試してみます!」とアラタが物売りに話しかける。

タカシはアラタが言ったようなことは考えてなかった。中が汚れて発酵して腐るんで、その予防としての中敷きなのだ。そーすりゃブーツも一端の嗅ぎアイテム、嗅ーズ(シューズ)となるのだ!!

結局、草履の厚みが在りすぎ、今履いているブーツだと草履中敷きは使えない事が判明。
「まぁ、、森に帰ったら、オーダーメードで中敷き混みで作ってもらえばいいじゃん」A

「草履の感触のブーツなら、この国でも売れると思います。いいアイデアですね!」
とアラタはタカシに言う。
「そうお?」タカシ聞いちゃいねー


ーーーー

中央王国からずっと離れた名も知られてないような小国の更に地方の街。

孤児院
院長が持て余す?一人の男児
強い。強すぎる。が、乱暴者ではない。大人でも納得するような理由があるときのみその力を振るう。
そして孤高。負けた子どもたちは彼に従いついていこうとするが、彼は拒絶する。にげまわる。
孤児院の稼ぎ頭なので、彼がわんぱく共の頭、番長になってくれればどれだけ下の者達が成長するだろうか?。
ここには、長いものに巻かれて楽しようというゲスは居ないのだ。強いものから吸収し、少しでも自分がもっと強くなろう!とするのだ。

その男児は魔法を使えない。というか、この小国ではあまり魔法を知られていない。使えるものが居なかったので知られてない。だから余計魔法を使おう、覚えよう、訓練しよう、というものなど出てこないのだ。
小国だけど、どの程度魔法が得意な者がいるのかまったく誰もわからない。

まぁ、フラグっちゃーフラグだが、、そーではないかもしれない。けっこうお約束を裏切る方に行くからなこいつら、、



そんな中、男児は冒険者ギルドに登録した。やっと受付が「いいわよ、登録しても」と言ってくれたのだ。
最低限の依頼すら完遂できそうも無い子供は登録させない。と言われ続けていた。

「雑用ぐらい出来るや!!」と男児は強がったが、よその家の修理とか、共同溝の溝浚いとか、きびしい。家の草むしり程度しかできない。そんなのおかね払って頼む者いない。

男児は下町で使いっ走りをして小銭をため続けた。稼いだカネの9割は院長に渡す。残りを貯める。
一日稼げるのは食堂の定食代の半分行けば良い方。

で、ギルド登録料は定食代くらい。そして「最低でも自分の剣がなけりゃ登録させない」と言われた。
そりゃそうだ。訓練受けても意味がない。
男児は最低限の中古の剣をやっと手に入れていた。
道具やの親父も、悪気無く毎日見に来る男児に情がうつり、その最も安い値を付けていた剣を更に値引いてやり、渡す時に手入れもしてやった。そのときにまだ1年2年は使えそうだと道具や店主は確認できた。
通常、こんな安物に手間かけることは無い。


男児は登録を終えた後すぐに、ギルドの初心者向け訓練を申し込んだ。
担当が空くというので、それからすぐに始まった。


男児はそれから数日、毎日訓練を受けに行った。
くちさがの無い一部の冒険者は
「無料だからだろ、無料だから毎日受けてるんだろ、まったくいじきたない」

が、ギルド事務所内では。
「初心者冒険者が半日で逃げ出す訓練だぞ?、俺、初日は相手が子供だからって加減したけど、、今は全くしてないんだぞ??
楽?そんなバカなこと言っている奴連れてこい、一緒に受けさせりゃ持たないだろーよ!!」
と毎日訓練後に教官役の者が言っている。
といいつつも、朝になると「まだこないなー♪」とか待ちわびているのだ。

「久々の、上玉だ、、どこまで育ってくれるか!!!」教官役

男児は、自分が良いと思うまで剣を使えるように、冒険者的闘いかたができるようになるまで訓練を辞めるつもりはなかった。
半日訓練うけ、半日いままでのように使いっ走りで小銭を稼ぐ。体力がかなりついてきたので、仕事をこなす時間も半減し、受けもよくなっていた。訓練を受け始めた最初3日くらいはかなりきつかったが、乗り越えたらふたまわりくらい早くなったように思えた。
「この訓練、剣だけではなく、俺自体が強くなっていく、、、」
驚き、喜びであった。

男児の名はアタル



ーーーー


さて、市場である。
一通り笑い終わった一行、中に進んでいる。
Cが串焼きを食べ始めたら、Aも歩きながら買い、食いはじめた。
Bも、アラタもしない。タカシはなぜだかしていない。舞田もしない。
吾郎はいつの間にか食べ終わった串だけ4本持っていた。
串焼きを飲み物だと?!タカシは吾郎に脅威を覚えた。    w


入り口から中央までは大半が食材や果物。
奥のほうに入ると、結構食べ物の屋台があった。
屋台がとりかこむようになって、中程に座れるように粗末なベンチや切り株は置いてある。

「お、ここでなんかくおうぜ!!」A
「そうね、少し食べたらおなかすいちゃった!」C
「ここでまた満腹にしたら、いつ銭湯に行けるのよ!だめです、飲み物だけ」B

なので、それぞれ飲み物だけ買いに行き、少し座る。

「夜なのに人出が多いなー」C
「ええ、娯楽がないから。一部おっさん連中だけは飲むけど、安くないですからね。酒代分で、ここなら結構買えますから。」舞田
ふーん、、、


その後、遅くなったが銭湯に行き、やっと湯に浸かれ、、、
宿に戻り、一階で飲み直し、夜半に寝た。
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