疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

文字の大きさ
106 / 383

下−31 1年A組田舎の中学かー いちのえー英子(実名)の父。

しおりを挟む

Aを日本風に「あ」とか「い」とか「ガ」にしてみる
1年あ組
2年い組
3年が組
4年ぬ組
言いにくいよね、

数字って、外国語(英語しか知らないけど)、すげーよなー、後になんか付いても言いにくくないようになってんだなぁ、、

とかアラタは考えていた。

ここは1-A領、領主の館。

目に前にいるのはA子の父である。

あー、、、なにこれ?と思ったら、思考が先程のことを考え始めていた。

気をしっかり保ち直し、現実を直視し、目の前のそれを見てみるアラタ。

羽織袴にちょんまげである、ちゃんと髷の前のほうを剃っているなってったっけ、月代って書いてなんて読むの?。なんで剃るのか未だに知らないし、、

で、それが日本の扇子を持っている。
なんか口の前にもってって「おじゃる」とか言い始めたらおもわず消しちゃいそうだなぁ、、と自分を抑制するアラタ。

「おお!武士?侍?さむらいハゲしている!!!すげー!!生で始めてみたっつ!!!」
興奮止まぬタカシ。タカシのツボって、、、、、
ああ、侍ハゲ、、いいね、、とてもわかり易い!と納得のアラタ。

BとCは見たことも聞いたこともないのでまったくその異質な物体を理解できない。

「あー、、だから見せたくなかったんだよー、、、」A子
皆A子の発言に納得だ!!

流石に舞田は表面上はとりつくろっているが、その防壁は決壊間近である、噛み締めた唇の端から血が滲んでいるくらいだ。我慢しすぎだろ?すげーな舞田!!

吾郎は?
まったく!!どうしてこれほど動じないのかわからんが、雰囲気も普通のをまとってて、なんか空気をみているというか、そこいらの知った野花をぼーっと視界に入れている程度でその侍風なにかを見ている。

髪が金髪じゃなきゃ、まだ良かったのかも知れない。

金髪碧眼の侍?希少種なかぶれさんかよ!だよねー?


「あー、じすいずあぺん?」タカシ

「・・・タカシさん、ここ異世界だから、普通のでダイジョブ」アラタ
流石召喚仲間、理解してあげられるのだ。

ここで奇跡がっつ!!!

「おー!!、、じすいずあですく」
金髪碧眼の中年侍は応えた!!
・・・・
・・・・
「「おーーー!!!!」」
抱き合うタカシと似非侍!!!

「濃いよ、、、濃すぎるよ、、、」アラタ、口に出してしまう、、、
「・・ごめんなぁ、、だよなぁ、、」A
ちなみにBとCと舞田はまだ理解不能。というか、タカシが余計なことしたので余計に脳が混乱しているようだ。

彼らの初接触コミュニケーションも、その前提情報がなければ理解出来るものはいないだろう。
ここでそれを理解できて、、、でも理解したくないのは、アラタ一人だけであった。
このやるせなさをぶちまける先がない!!誰も理解していないからっつ!!!

多分、アラタは生まれて初めてストレスというものを感じている。
誰かが、おまえのそのもやもやしたのはストレスだとおしえてあげたら、アラタは感動したことであろう!!
しねーよw

ーー

部下の人たち、使用人たち、奥さんはまとも。奥さんはA子と同じ黒髪黒瞳つまり日本人風。
おかしなのはおっさんだけだった。まだA子の兄弟をみていないが、、、
とりあえずほっとする全員。除くタカシ。
タカシは少しがっかりめだ。

A子の母が気を利かしてくれて、父親と離してくれた。
昼迄少しあるので、邸と敷地内を散策。

「流石おっきいね、、」C
おっきいというとこだけに言及してあげてるのは優しさか?

「うむ、、うちはビンボでな、、なんか高価な美術品とかまったくない。だから賊にも狙われない安全な邸だ」

淡々と言うA子。自虐じゃないよな?と思わせる喋り方。ここでの生活はそれどころじゃなかったんだろう。で、それがA子にとって普通であれば、自虐になりようがない。
ほかの貴族から「びんぼう」という理由のみで(それだけではないかもしれない、、、)見下されていた、という事にさえ気にしなければ、さほど問題ではない。

ただ、
「あの、、A子。・・念の為に聞くけど、、、もし、、もしよ?この領地経営がすごくうまくいくようになったら、、、あなたのお父様、、どーするとおもう?」C子
さすがツッコミどころをわきまえている。

「あー、かーちゃんに聞いてみないとわからんが、、、あのおかしな格好を領内全部に広げるかもなぁ、、あの語尾も強制するんじゃないかなぁ、、」
・・・・・・・
これ、あかんやつだ!!  C子とB子は確信した。

ちなみに語尾は「ござる」なのは当然だろう、、領主なのに、、、。なんか情報がちょっとアレな様だ。
現代っ子タカシにとってはそれこそリアルっぽかった。
ちなみにアラタは、領主にあの語尾はねーよな、、と思った。機会があれば矯正してやろう、とも。更に、侍っぽいんで、領主なら侍じゃだめだろー、武士にさせてやる、とも。どっちかというと、父親寄りになってるぞ?
無意識にA子+母親と敵対側になりつつあるアラタ!!怖いものナシか!!
(* ”侍”は主を持っている=仕官している武士者のことだそーです。)

現代人は危機意識持てナイんです。アラタ君現代っ子。



風呂はでかく気持ちよさそう。しかも男湯女湯と2つあり、双方に漢字で男女とそれぞれ書かれたでかいのれんが掛かっている。
勿論タカシは喜んだ!!

他、普通である。調度品が、かなり古そうだがまだ頑丈で、、質実剛健、良いものだろうけど、良いものの中で最も装飾が無く、とても安く作ってもらったんだろーなー、と思わせる。
ここの領主、初代からびんぼなのだなぁ、、

「びんぼが身に沁みついていて、これで良い、と思ってしまっているように見て取れますが、、」
舞田がピンポイント。

「まあ、、そうなんだろうな。うまいこと言うな、、」A子。別にアタリマエのことを上手い言い方したな、みたいな。

「いきなり金持ちになったらびびっちゃったりねー」C子
「あ、それはあると思うぞ。混乱し、挙句、途方にくれるんじゃね?小金持ち程度で。」A子

ああ、だから仕送りとかしてなか・・
いや、少しづつ送ってお金に慣らしておけばよかったじゃん、、やっぱめんどくさかっただけだな?
と思ったB子。でも今更なので言わない。

「これは、、むつかしいですねぇ、、」舞田
「母御はどうですか?」吾郎

!!おおっつ!!!
初めてか?吾郎の声をきいたのは!!
と舞田以外感動。タカシさえも!!

びっくりして動転寸前だったA子、気を取り直し
「あ、ああ、、母上は他の地方のでっかい商家の娘だったので、金持ちになってもだいじょうぶだと思うが、、そうなったら父を放り出さないか心配だなぁ、、、」
わかる!!、が、、わかるんだが、、、どーいう家なんだよお前んち!!!
とおもいっきり突っ込みたい数人。
でもかわいそうだから言わない。

このようにストレスはたまっていくw
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

{完結保証}規格外の最強皇子、自由に生きて無双する〜どこへ行っても、後世まで語られる偉業を残していく、常識外れの皇子〜

Saioonji
ファンタジー
母に殴られ、命を奪われた――そのはずだった。 だが目を覚ました先は、白く豪奢な王城の一室。 赤子の身体、仕えるメイド、そして“皇子”という立場。 前世では愛されず、名前すら価値を持たなかった少年が、 今度は世界の中心に生まれ落ちてしまった。 記憶を失ったふりをしながら、 静かに、冷静に、この世界を観察する皇子。 しかし彼の中には、すでに常識外れの思考と力が芽生えていた。 ――これは復讐でも、救済でもない。 自由を求めただけの少年が、 やがて国を、歴史を、価値観そのものを揺るがしていく物語。 最強であることすら、彼にとってはただの前提条件だった。 重複投稿作品です 小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

処理中です...