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下−54 赤豚領都
しおりを挟む元赤豚領領都。
「この街の名前はなんですか?」
城門をくぐるときに衛兵に聞いてみた。一応普通の旅人に偽装しているので、普通の人にように会話しておく。
門の上に、門の名前が書いてあった。赤豚門・・・センスいいね♪w
一応、もう国内の兵士は全員防衛軍になっているはずである。私兵を持ちたければ持ってもいいんだけど、治安と国防を全て防衛軍が担っているので、威嚇w以外に使いようがないんだよな私兵。悪事やりますよ?やっていますよー、ってのがわかりやすいが、賢い悪党はそういう阿呆なことをしないんで。今の所国内に私兵はいない。
なのでここの衛兵も防衛軍から出ているはずだ。
「えーと、すみません、着任したばかりなので、ど忘れしました、、」
「いえ、いいえです、なんとなく聞いてみたかっただけなので、、」
一応領都です。
結構栄えています。
「ここの名前忘れちゃった♪てへ!」とかやったら、多分ココの奴等皆泣くだろうなー
赤豚のおかげで領地経済壊滅目前カウントダウン中!!まで行っていたっつーからな。ここまで持ち直したんだ、自信も持ったろうし、、
確かに賑わっているし、人々の顔も明るい。
でもー、、、なんか、、、まだあいていないお店も多いけど、、、夜に開くのかな?なんか表の装飾が、、、、
しかも、店名?普通の「ぱぴよん」とか「ピンキー」とかにまじって、「のばら」(棘がある)、「はにーびー」(針で刺す)とか危なそうなのとか、「領主」、「赤豚」、「王女」とか、もうこれ何の店?みたいなのも、、、今まだ閉まってるから夜開くんだろーなー。
ここって「すごい!」ってのは、夜がメインなのかな?とか思いつつ街を散策。
あ!、メイド喫茶モフ☆モフ、、、、うん、由緒ある正しい名前だ!入っても大丈夫だろう!
かちゃ、カランカラン!
「「「おかえりなさいませ旦那様!!(だっちゃ)」」
・・・空耳? 踵を返そうとしたら、両脇からケモミミ娘達にガッチリ捕まえられ、肘がそのふくよかな・・・僕まだ高校生なんですー、、♪
「ごめん、俺鳥だめなんだ、、」と猫耳娘に言っておく。「任せて!」とウインクされちゃった♪
で、すぐ来たよ鳥、、、
「フリじゃねーんだよっつ!!!」
速攻チェンジしてもらいました♪
「ごめんなさいね、そーゆー趣味なのかと思って、、、」
え?そ~ゆーふーに見えるの?タカシとかが感染ってきたかな?
バンは何がなんだかわからん様子で、、、
「おまえ読めるよな?好きなの頼みな、わからなければそこのウエイトレスに、これなに?って訊けばいいから」
とメニューを渡す。
「はーい、、、えーと、、すみませんおねいさん、このバンダラビンジャーティーマッチョバンガローリーってなんですか?」
いきなりハードにチャレンジだな? いやそれよりも、おねーさんではなく、おねいさん、って聞こえたような気もしたが、、気のせいだろう。
とメニューを開くと、、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
普通のものが無ぇ、、、
コーヒーとか、無いの。いや、あるんだろうけど、、
長ったらしい名前にコーヒーの文字が入っていないお?
「ちょっとちょっと、、ごめん、何がなんだか全くわからないんだけどこのメニュー」
「あ、ごめんなさい、初心者さんね!」とウエイトレスがカウンタから別のを持ってきた。
開くと、念写だろう、写真付き、、、、、
写真ついててもわかんねぇ、、、
「ごめん、わからんわ、、、」
「えー?、それじゃひとつひとつ説明しますね、このダンダラブリャージューデンガラジーナクスは、コーヒー豆のだし汁で、苦いです。」
コーヒーだな
「次に、このアブラブンジャーッピャーチィイーヌスというのは、発酵させた乾燥茶葉のだし汁です」
だし汁、、、紅茶だな。でもなんかロシア語とローマ語とかっぽいんだな
「それでこれはマヌサヌンダラタカパオソムタミー。これは小麦の粉を練って焼いたお菓子です。バター風味のかりかりです。クリームのトッピングで、1皿6個です」
クッキー?でもタイ飯っぽい名前だったな?
・・
わかった、異世界転移で今の日本から来たケモナーだな?ここのオーナー、、関わりたくないな、、、
「えーと、ありがとう、わかった、わからんけどわかった。んじゃ、そのクッキーとコーヒーください」
「はい、クッキーっぽいのとコーヒーっぽいのですね!」
・・・っぽい?、、まぁ来ればわかるだろう、、、、
「バン、何たのだんだ?」
「えと、、名前おぼえられない飲み物と、名前おぼえられないケーキを、、」
だよなー、覚える奴いるのかよ?
とか思ったそばから
「ライジングサンライズガンダムシーダヌスエキソードラッシャイと、ダムダムリードナドナルーラジュベリャー一つ、ダムダムリードナドナルーラジュベリャーは抹茶クリームのトッピングで!」
とか注文している奴が居た、メニュー見ずにっつ!!!
で、注文受けた、、、、鳥メイドが
「ラズべぢる、糞色ケーキ抹茶クリームスケベだっちゃね!」
「おう!」
なるほど、あーゆーのがそーゆー趣味なのか?
「おう!来たな、、」
メイドさん達がおれらの注文品を持ってきてくれた、、、、、、
すげーゴーカだな?おまえの、、原型なんだかわからんトッピング?つか最初からトッピングだけなのかな?
「バン、食えるのか全部?」
「え?どーでしょう?」と平然としている。こいつこんだけペロッてクチだな?
でよ、
俺のこれ、何?
いや、こーひーとクッキーってのわかるけど、、写真と違いすぎ?
貧相な器に、、、
思わず周囲を見渡す俺
ねーよ、、こんな貧相な器使われている客いねーよ、、
あれか?この呪文みたいなのを拒否してこーひーとか言ったのがまずかったのか?
わけわかんねぇ、、まぁいいや、、、
「お!」
口に含んだそれは、まさにコーヒー!、、、、、後味は、、マクドとかファミレスとかの、炒り大豆使ってんのかよ?で煮出してんの?みたいなそれだった。
クッキーは、まぁ、、それなりに、、でもトッピングのクリームは生クリームでうまい。トッピングするためにクッキーがある、みたいに、クッキー見えないの。つまむときに絶対クリーム手に付くのwこれは写真通り。
通りがかりのメイドさんに
「このクリームうまいですね!」
と言ったら、、
「ええ!ウチのは特性ですよ!なにぜゴブリンの
その後はなんか俺の耳が聞くことを拒否してそのカワイイうさ耳メイドの音声が脳に届かなかったみたい、、
「主様?このクッキー食べないんですか?」バン。わかいからー
「おう、、よかったら食べてくれるか?」
「勿論!いっただっきまーっす!!」
メイド喫茶を出てから思った。
メイド喫茶が悪いんじゃないんだ、、俺がメイド喫茶に合わないだけなんだ、、だから俺はメイド喫茶に行っては行けない人なんだ、、
と理解した。
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