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下−75 妾の心配ごと(桜姫)
しおりを挟む朝飯を食っていると、いきなりアラタは真面目に精進しているだろうか?という疑問が湧いてきた。
前回の特訓(下-36話)から半年、奴は異界に耐えられるようになるために頑張っているのか?
やってなきゃ桜にアラタのけつバット毎日させなきゃなー(虐待です)
メフィが持ってきてくれた茶をすすり終わると、そのまま転移した。
草履の国王宮。女王(桜)執務室前
コンコン、
「はいれ」
ぎぃー、、
「どぅえーっす」
・・・・・
「おぬしは毎回わけわからん挨拶だな?」桜
「いや、これも向こうのふつーの挨拶だぞ?」イサム
・・・
「まぁy
「アラタはぁ?」
「いや、ここには来ていないが、、」桜
「何処にいるの?」
「さあ?」
・・・
「一緒に住んでるんだろ?」
「まぁ、屋敷は一緒だが、、奴も一個の独立した人格だからなぁ」
「ちっちっち!あまいな、そんなだからまだユーシャ未満なんだろーなー」
むっ・・・・
「アラタが異界に耐えうるようにがんばってるかなー?って確認に来たんだが、、どうよ?」イサム
「・・・どうと言われても、、まぁ朝晩剣の鍛錬と体を鍛える走りとかいろいろなんかやっているが、、わしはそういうのはやらんので正直わからん。昼間はどこかに出ているようだが、、、」
「・・・・浮気?」
「なわけねーだろうがっつ!!」
でかい文鎮を投げそうになった桜
どうどうどう、、じょうだんだよーわるかったよー、と謝るイサム
俺だってお前たちにとっとと落ち着いて貰いたいんだよー、、ぶつぶつぶつ、、ぶつやくイサム
アラタはぁ、、サーチ、、、
いた、、あれ?・・・おんな?、、ぷw
「おう、んじゃまたな!」
「おいまて!!」
気になる気配を最後に立てていったイサム、
その日は桜は仕事にならなかった
ーー
こそこそこそ
ぷ、色男ちゃんじゃん?やるねぇ?ユーシャ失格だけどーwユーシャは二股だめ!だぞ?ww
草葉の陰からアラタがひとと会っているところをちょいと離れたところから覗くイサム。
ほんとはもっと近くから覗きたかったが、隠れるところがないのだから仕方がない。
このような場合は透明化は邪道だ。正々堂々と物陰に隠れて覗くべきなのだ!!
「アラタよ、心苦しいが、お主にはっきり伝えねばならぬことがある」謎の女
お!アラタ、振られるのか?!!wkwk(ワクワク)♪
「お主の器は小さい。頑張って大きくしようと頑張ってきたが、限界がある。」女
ふむふむ、二度言うほどガンバッたんだねアラタは?
「だが、限界いっぱいいっぱいなので、もう大きくならない」女
・・・
「でだ、器がその大きさしか無いのであれば、他に補助の器を作ればいいのだ」女
??????(イサム)
「こいつだ、こいつがお主の魔力を代わりに溜めてくれる。これをストレージにいれておくのだ」女
アラタが、ははー、ありがとうございます、とかいいながら両手を差し出す、、が、、
「すまん、これはとても高額でな、、、儂にはどうしようもできなかった、なので、おまえ、自分で払ってくれないか?」女
・・・・・・・・・・・・(イサム)
「・・・どの、くらい、なんですか?、、僕、、あまり金持ちじゃないんで、、」アラタ
・・・・
「お主の嫁御に払ってもらえばいいではないか?」女
「・・いやそれはちょと、、男としてというか、、ゆーしゃとしてというか、、」
ざん!!!植え込みからさっそうと(ぴょーん、と)飛び出て、2人の側に立つイサム。
「ふっふっふ、、話は聞かせてもらった。」
オレサマ登場!くたびれた灰色のリーマンコートを羽織り、寝癖のままのセミテンパーの頭で、渋めの顔にして俺は二人の側に歩いていく。
ちゃららーちゃらららぁーちゃららぁーたらららーらー(太陽にほえろ!のテーマ)
「覗き見していたんですか?」アラタ
・・・・
「ちっちっち、、それは言ってはいけない約束になってるのだよ?知らないの?」イサム
「・・・・」×2
「女、お前の詐欺の現行犯で逮捕する。」中年のおっさんぽく渋めに言う
じゃらん、
手錠をぼけっとしている女の両手に掛ける、がちゃり!がちゃり!
はっと我に返る2人、
「ちょ、ちょっとまってください、、なんですか?詐欺って、、」アラタ
「おまえ、わかってなかったの?ツボツボ詐欺だよ?このツボ、いいんですよー?とってもいいんですよ?ほうら、ツボが欲しくなってきたでしょう?ほうーら買いたくなってきたぁ、、このツボ買いたくなってきたぁってな感じでな、お前のくさいブーツを売る値段程度の値段で買ったツボを、屋敷一軒くらいの値段で売りつける、それはそれは効率の良いビジネスなんだよ?」イサム
「「・・・・・・」」
「さて、このつぼはぁ、、」
とイサムが手にとって鑑定
「・・・・・え?・・李朝のツボ?本物?」イサム
「え?そんなわけないだろうがっつ!!!」女
・・・・・・・・・・・・・
「というわけだ。おわかり?」イサム
「はぁ、、まぁ、、なんとなく、、、」アラタ
「くっつ、、まぁいい、ここは引こう、たまにはこういう失敗もある、、わはははははは!では私は去る、しかし、第二、第三の私が・・あれ?あれれぇ?」女
「く、くくくくくっ、、、その手錠、魔法使えなくするの、、おまえ、ただの人、ぷ、ぷぷぷぷぴっ」イサム
あ、鼻汁でちゃった、、
ーー
「ただいまー!」イサム
夕方、イサムとアラタは桜姫の執務室に帰ってきた。
焦燥している桜の顔も知らず、二人はニコニコと、肩に担いたおみやげを放り出す。
どさどさどさ、、
簀巻にされた人間6人。
アレから、イサムはアラタを連れて、あの女の手錠に縄を付けて引っ張り回した。
やつの仲間をのんびり歩きながら探し出して捕らえていく遊びをしていたのだ。
「結構おもしろかったぞ?」と、桜にその説明をしたイサム
・・・・
「おまえ、、それ、まじめにやろうとしたら、どのくらいで終わったと思う?」桜
「?一瞬だろーな?」イサム
その間にどれほど妾が心配したことか、、 恋する乙女は副座式♪
「・・・っつ!でぇえてえけぇええええ!!!」どかどすばんどんずんがちゃずばっ!!
手当たりしだい何でも投げ、机自体に手をかけ、、
にげろっ!
と、アラタと2人で思いっきり外に飛び出た!
・
・
・
はぁはぁはぁ、、おめーの彼女、、こえぇなぁ、、
はぁはぁはぁ、、めったにないっすよ、、つか、、イサムさんがわるい、、
露店で氷水を2つ買い、一つをアラタに渡す
ごくごくごくごくごくごく×2
ぷっはぁーーー!×2
「ふぅ、、ひとここちついた、、、そこの蕎麦屋に入ってそばくおうぜ、ついでに酒も」イサム
なぜか草履の王都にまで出店しているあの蕎麦屋
ヤマメ蕎麦と冷酒を2人前頼み、
「すげーな、露店で氷水?」イサム
「ああ、こっちでは商売人の人たちはガンバッて魔法を使えるように成るんですよ、なのであの露店の親父さんは水魔法をガンバッたんでしょうね」
「・・・・ああ、夜鳴き蕎麦の幽霊の謎はそれかぁ、、」
なんだろう?と思いながらも聞くのも面倒くさくなりそうだし、、と思うアラタ
イサムがアラタの話を聞くと、草履の国では生活魔法商売魔法などそういうのはすごく浸透しているという。
ただし、このまえの戦争までは戦争もたいしてなかったのと、魔獣もさほど強いのがいない、ということで、強い魔法の必要性はほとんどなかった。なので、そういう魔法使いは居ない。
ということであった。よって、剣、つまり武芸も同様。
それよりは、頭を使って、秀でた商売を始めたり、農業や林業や木工など職人芸などで新しい方法を見つけ出すとか、どんどんいろいろ向上させるのが好まれているそうな。皆そういうのを面白いと感じるそうだ。だから学校がより真面目に成る。必要性の高いことに関してはより高度になる。
とからしい。
「あー、事務系でも優秀なのが多いのがわかるなぁ、、、」イサム
「でしょう?」アラタ
小いっとき後、
「もうそろそろ桜の怒りも冷めていると思いますので、僕帰ります」アラタ
「さくら、、?、ぷw、」イサム
「なんですかっ、、いいでしょ!」
「とっとと結婚する!!・・で、そのための、鍛錬は進んでいるのか?」
「やってますよ、そのためにあの詐欺師にもひっかかったんじゃないですか」
いや、、無駄な時間だろ?
・・・・・・
「おまえ、一人にしとくとろくなことしなさそうなんで、桜に承諾貰ってうちの王都に来い。
そうだな、、翔太とゴッツを付けてやる、2-3ヶ月鍛えてもらえばいい。」
えぇーーー、、またぁ?と嫌な顔を露骨にするようになったんだなぁこいつ、、とアラタを見直すwイサム。
「え?いやならいいけど、、異界に行けなきゃ奴らと同等になれないけど?いつまで経っても勇者もどきでいいのかな?桜、かわいそーだなー」イサム
「・・・・・わかりましたっ!!近日中にそちらにうかがいますよっつ!!」
「うむ、よろしい、君の桜によく言っておいてくれ!ぷw」
桜の気持ちがよくわかる気がするアラタであった。
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