疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

文字の大きさ
151 / 383

下−76 毎日が日曜日 イサム達 そして 天界も

しおりを挟む

宿の食堂に戻ってきて隅の定位置に座って茶をすするイサム。
同テーブル斜向かいに座って一緒に茶をすするメフィ。
食堂は空いてる時間である。
最近は宿も食堂もほぼメギーとたらにまかせているメフィ。


「アラタもまだまだ脇が甘いよなー」イサム
「まぁ、、、誰に似たんでしょうかね」メフィ
・・・
「・・・・タカシ、だよ、な?、、、タカシ、、アラタのせんぱいだし、、、」イサム
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」メフィ

「あ、アラ、、、いや、殺されるからだめだ、、せっかくここまで来たのに面白いからってこんなつまらんことで殺られちゃたまらん」
「また、良からぬことを考えましたね?アラタを夜のお店に連れて行こうとか、、、?」メフィ
クッ、勘のいいやつ嫌いっ!!!

なんか、主様は自分で自分の頸を締めるのが好きなのだろうか?だからの10回?とかたまに思うメフィであった。


「ときに、銀翼と銀猿は?」
「今日は、、訓練してるんじゃあないですかね?あと2,3日続くはずですよ?」
流石メフィ、把握している!有能現場総責任者兼秘書筆頭だな!!

「面白そうなことならば大体おまかせくださいませ」メフィ
限定かよ

んじゃ、翔太とゴッツ、交代でアラタを鍛えてもらおうかな?
一ヶ月位で筋肉モリモリにさせてもらって、、、それを見た桜の反応を見てみたいからw
んで、俺はたまに覗いて遠くから攻撃かける、とw
まんべんなく避けられるようになったらおkとかー、かな?

魔力は、、ソニックビームw撃てるようになるくらい?
そーすりゃ、翔太のパチもんくらいいくだろうから、まぁ、そんでも他に勇者が生えても、、100人くらいなら一気に刈り取れるだろーし、、(除く変態クラス=タカシ級)。


勇者養成の青写真は、こーんな感じで作られる。
イサムはなんだかんだいいながら、天界の連中と似たようなもんなのだ。
天界を気に入った時点でそのくらい気づくべきだろう、イサムは。
だから延々繰り返させられるのだ。天界の神々に”わかりやすい”手駒なのだから!!
ど・う・る・い・♪


ーー


さて、
天界、使い回し勇者待機所。

ここでは下界ビジョンが大人気。
待機者は大体日がな一日それを見ている。

イサムは過去の日本のTV番組を好んでみていた。
その時代の番組はイサムの時代のよりはだいぶマシだし、イサムのあとの時代の番組なんか、くだらなすぎてどうしてこんなのをつくれるのか理解できなかったから。
漫画を読んでる時以外は、大概TVを見ていた。

当然、他の待機者たちも似たようなもんである。
最初に来た3回目あたりの勇者達は、天界が物珍しいので街に出るが、数日で飽きる。
「下界に降りている方が万倍おもしろいわな」
だそうだ。
「なんか、上品なスラムみたい」
と評価する者も少なくない。

一応神々の街なんですけどね。


で、
ここんとこずっと人気なのは、イサムの世界を映している番組だ。

イサムが、召喚者一派を根絶やしにし、勇者が召喚されたということを知っている者達をことごとく亡きものにした。
皆、目からウロコ、だった。「その手があったかっつ!!」だったのだ。

つまり、召喚された直後、その宮殿や教会全体を瞬時に燃やしてしまえば、あとはもう勇者は自由になれる。
数回転生勇者しているのであれば、即時全員抹殺し城を更地にするくらい容易だし、
そのくらい転生していれば剣も魔法もまず負け知らずになっている。なので生きていくのは難しくない、どころか、楽勝だろう。

イサムの世界の番組を見ている待機者達は、皆次の転生を楽しみに待っている。ワクテカしながら。

更にさらに!
魔人たちを手下にすることといい、冒険者たちをたぶらかして鍛え上げ、その世界ではほぼ負け知らずにして自分の代わりにこき使うことといい、
いつか自分を狙うかもしれない奴らを先手を打ってことごとく根絶やすことといい、
参考になることばかりなのだ。
攻略本どころではないのだ!!


しかも、それを、その番組を知っているのは、見ているのは、転生待機組だけではなかった。

天界の、ややまともな神々たちも、イサムの活躍が面白くてたまらない、といったところだった。

ただ、たまにイサムの世界の担当の神がわざとらしい横やりを入れたり、お約束を放り込んだりするのが「つまらない」。担当の神のセンスがそうとう無いんだろう。致命傷かもしれない。

なので、見ている神々は抗議の手紙を番組に出す。
ネガテイブな内容しか来ないので、イサム世界担当神はどんどん立場がなくなり、力が弱まる。
担当神のセンスが良ければ、放り込んだ問題がおもしろく、それを解決するイサムたちもおもしろくなるので、番組は更に人気出るはずなのだが、いかんせん現担当神はそういうことは無理。

その待機所がある神の街は、人間が神になった神達の街。
もとから神として湧いた神たちの街はその上にある。その街のトップ連中もイサムの番組を知っており、そのうえ気に入ってもいる。
なので、「せっかくおもしろいのに、担当変えろや!」と言い始めた。

さあ!どうする?担当神?おとなしく変えられてしまうのか?
一発大博打をかましてみるのか?

なんかおもしろいことしろや!!


今ココ。


ーー


んなこと思いもよらないイサムとかメフィ達。
メフィが知ったら怒髪天だろーな。

かといって、ありきたりの”敵キャラ、敵軍団登場”とかやった日にゃ、即打ち切り確定だ。
普通の新キャラ投入も、まず無意味だしw

そういった、誰でもできることなんぞやっちゃいけないのだ。今はもうやったら即斬られるとこにいるのだから。
しかも、担当替えの被害は担当本人だけではない。

担当替えされてしまうとめんどくさいかもしれないのだ、「ベースから、もっとこう、、あーしませんか?」とか殺られた日にゃ、もうイサム達この世界の者達全員に大迷惑だ!!
なので、担当神頑張れ!!
外人部隊とかに入って強烈な人生経験積んでこい!!
っても今は入隊したその日にそのままテロ組織におくられちゃうかwてへ!テロ♪

あ、あれだ、萱場昭彦みたいに、神がそのまま地上でひとにまじって、、、ってのは面白いかもな?
めんどくせーけど。
誰が?

だって流れがもう見えちゃったからつまんないから、進めてもめんどくさいだけじゃん?
めんどくさいと、ねんどくさい、って間違えやすいよね?



「何さっきからどっかでボケ老人の独り言みたいのがぶつぶつダダ漏れになって流れてきてるんでしょうかね?」
とメフィがなんか失礼なことを言っている。

「あ?ああ、、気にしたら負けだぞ?」
イサムは正しい。

「ハエの羽音みたいなもんだから」イサム
よけいだよ、、その余計な一言がなぁ


トントントン、、、
「たらちゃん、ごはんよろしくー」
タカシが厨房内に声を掛けてからイサムのテーブルの方に歩いてくるのがイサムの視界の隅に入った。

そういえばガッコウの助手連中、まだ楽しみ残ってたな(=見ていない助手達いたな)と思い出し、
「んじゃ、学校言ってくるから!」
「あ!ぬしさm・・・
シュン!と、メフィの言葉も聞かずに跳ぶイサム


ひゅー、、、からからから・・・・


土日は学校はおやすみです。

タカシが朝遅くに宿にいることで気がつくべきだったろう、、、相変わらず。
ケモミミ喫茶での教訓が全く活かされていないイサムであった。


曜日に関しては、基本毎日が日曜日なイサム一派。というか、毎日が平日でも同じか、、
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!

ユーリ
ファンタジー
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドの上で、状況が理解できず混乱していた僕は、鏡の前に立って、あることを思い出した。 ここはリュカとして生きてきた異世界で、僕は“落ちこぼれ貴族の息子”だった。しかも最悪なことに、さっき行われた絶対失敗出来ない召喚の儀で、僕だけが失敗した。 そのせいで、貴族としての評価は確実に地に落ちる。けれど、両親は超が付くほど過保護だから、家から追い出される心配は……たぶん無い。 問題は一つ。 兄様との関係が、どうしようもなく悪い。 僕は両親に甘やかされ、勉強もサボり放題。その積み重ねのせいで、兄様との距離は遠く、話しかけるだけで気まずい空気に。 このまま兄様が家督を継いだら、屋敷から追い出されるかもしれない! 追い出されないように兄様との関係を改善し、いざ追い出されても生きていけるように勉強して強くなる!……のはずが、勉強をサボっていたせいで、一般常識すら分からないところからのスタートだった。 それでも、兄様との距離を縮めようと努力しているのに、なかなか縮まらない! むしろ避けられてる気さえする!! それでもめげずに、今日も兄様との関係修復、頑張ります! 5/9から小説になろうでも掲載中

処理中です...