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下−112 行きたく無い、天界
しおりを挟む中央王国王都。
そこの中心部にある銭湯。
を、
そとから眺めるイサム。
つい、と、浮かび上がり、するするする、、と高空まで。
王都を俯瞰する。
魔法の視界を使い、貴族邸など、今はもう持ち主がいないでっかい邸など確認。
持ち主に確認などせず、
イサムが勝手にその位置を替える。元王城の周囲に、今も使われている貴族邸を移転させた。
ほかの広大な土地があいた。
上の建物を全てストレージにしまう。
そこに、今の倍ほどの広さの訓練場とタコ部屋と、食堂とそれなりの風呂を作る。
もう昼間っからイサムが魔法でがんがんなんか作っても、驚くやつはよそ者くらいだ。
で、
王都防衛軍の隊長に念話で、明日から新訓練場の方を使ってくれとお願い。
翌日、旧訓練場を消し、小山を作る。小山と言っても上野の山の倍ほどの大きさ。よって高さもある。全てに他から転送で持ってきた木を植える。頂上付近のみ更地にした。
でっかい露天風呂を2つ。男湯女湯だ。
眺めはよく、下の街はあまり視界に入らず、遠くの森や山がよく見える。しかも視界の近くはこの山の木々。
王都のざわめきもこの林によってほとんど遮られ、静かだ。
銭湯の最上階から山に渡り廊下を付ける。勿論外が見え、眺めを良くする。よって重量に耐えられるとてもがっしりした作りにした。
銭湯の最上階から、山の中腹より少し上に行ける。そこから風情のある階段を少しあがると、脱衣所。そこから少し上がると洗い場。そこから数段上がると、露天風呂。
あまり「昇る」を意識させない作りにした。
「さて、これで、どんなもんかな?」
ーー
数日後。
魔物の森の一般向け宿の客は激減。
「主様、王都のほうは見に行かなくていいんですか?」メフィ、茶のお代わりを持ってきてくれた。
ずずず、、ふう、、
「ああ、いーんだ、要は、こっちに一般の客があまり来なけりゃいいんだ。それだけのためにやったんだから。」
メフィが向こうのサブと話した所、
銭湯に付随の宿は毎日満員。近所の宿もほぼ満員だそうで。
今まで王都に来ていた商人など旅客の王都滞在日数は数日増えたそうな。
夕方訓練の仕事を終えた翔太がイサムの席に相席に来た。お調子とぐいのみ2つ持って。
「イサムさん、なんかしたんですか?」翔太
「お?一般客の件な、、王都の風呂にちょっとな、、そそるようにしてな、、」
「なるほど、、あっちに行きたく成るようにしたんですか、、、おもしろいことしますねぇ、、相変わらず」
うん、これは褒めてるんだな?
で
「イサムさん、天界の話を聞かせてくださいよ」翔太
お!やっと使いまわし勇者になるしかないと覚悟を決めたか、、うんうん!と喜ぶイサム。
単に聞きたいなーと思った翔太。
「まー、、いろんな神とかいたよなぁ、、
あそこの神はもともと人間だったそうだ。
なんかの拍子に神になったとか、な。
ただ、人間の社会で「あの人を神に祭り上げました」とかいったものの殆どは神になっていないってな。俺の元の世界でも多かったけど、大半は悪霊程度だそうだ。だからその悪霊を鎮める意味で神社に祀らてたということにおいては意味あるらしいだけどな。
人が神になるのは、もっと上のくらいから、おめー神になる?とか、こっちこう、もうそっちはいいから、みたいに、人間の世界で苦労してガンバッて、それでも人間どもバカなんで「もうそんな世界ほろぼすからおめーだけこっちこい」って連れて行かれる感じが多いとか。
だから、人間の世界でのそいつの最後は悲惨なのがおおいってさ。で周囲はそれを喜んだりさっぱりしたと言ったり、って感じらしい。アホウだよな、神に成る者にたかがひとのくせにそういうこと言うんだからな、だからそういうのは次回からひととか哺乳類になれず、よくて虫、ふつうは細菌とかバクテリアでの輪廻を永遠に繰り返すとか。
なんかカビもひどくなっていきそうで嫌なん感じするけどなぁ、、
いっそそいつらの「魂消してくれればいいのになぁ?
俺らが何度も何度も苦労するのは、そういった奴らをどんどん表に出して篩にかけているというらしい。
俺が最後にその世界を破壊するだろ?
で、大半はもう二度と人間どころか猿にも鳥にすらなれない。カビ菌だ。
なので輪廻する人間が減る、んだな。ゲスのみがへっていく。
「だから、悪いが勇者達はガンバッてくれ」by神
だとよ、、
まぁ、今回みたいにこうたまに良い世界に当たると、すてたもんじゃねーなぁ、と思うけどね。
なので、天界の待機所では、神に対する愚痴と、自分らの良かった世界の話と、下界ビジョンの話がメインかな。
他に、たまーに、神たちとからみができて、喧嘩したりだな、、」
「ああ、聞きました、あのなんかの新年会の時?」翔太
「そー、あーユーノに絡まれて毎回バトルとか、、まぁあいつもあれからかなり世界に恵まれていい神になっているらしいけど。結局そこの世界の奴らだよな、いや奴らが多いと、上手く行く。皆幸せー、ってな。でも悪党皆とっとと、少しでもはやく全部完全に処分する、ってんが最も重要。
火種残していいことなんぞまったくない。情けは自分の仲間にかけろ。敵には「かわいそうと思ったらその場で燃やせ」だ。それが一番だ。それができないと必ず後悔する。必ず。
神だってそーしてるんだぜ?
まぁ神自体が悪質で、酷い世界作って喜んでるのも多いけどww
待機んときが最も面白かな。
なにしろ仲間がいる。皆使い回しで数回目以上の。
それは、、、なんか戦友って感じだな。
皆で生き残ることができるし、皆が幸せに成ることも出来る。別々の世界に単独で行くけどさ。
なので足の引っ張りあいなど考えることも無い。いいとこだよ。
「女神さまとか?」
「・・・・・まぁ、、いるけど、、、俺のいたあの元人間の神の女神ってのは、、、やめといたほうがいいぞ?」
何が?何を?
「ケツの毛までむしられると言うか、、、そういう、、生まれつきだよなありゃ、そういうのしか居ないから。。最も優しくていい人だなーてのが、それだから、酷いのはどんだけなのか、、例外もいるだろーけど、居ると思いたいけど、、」
「んじゃ人生経験多い老人の神様?」
「・・・・たかが人間の短い人生でだらだら生きてきた奴らの30-50年の違いなんか無いに等しいだろ?その後はあの天界だぜ??、、魂だよな、やっぱ。人間で居る間にいい魂持っている者が、よい神になるんだろう、、」
わからん、、、(翔太)
(わかったのは、行きたくない!!ってことだけだ。それだけはよっくわかった。)翔太
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