疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−118 アタル達決心する。 魔国へ

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昼になると、外に居たアタル達を、メギーが昼ゴハンが出来たと呼びに来た。
アタル達は皆食堂に戻って昼食をとった。おいしかったのでたくさんお代わりした。
昼食後少し昼寝して、それから皆早めに風呂に行く。小さい子がいるから早めに行くのがいい。

風呂から出て、、広間で魔導ビジョンに映像が放映されていた。
「あ、昼間訓練場で見た人だ、、」ダイキチ
そ言えば、いたな、、、
画像は闘技場で魔人2人と闘う翔太。

そのあとゴッツがやはり2人と闘い、
最後にタカシがゴジ*形態になった魔王とぼこぼこ殴り合いを延々していた。

「すごいだろ?この村の3人だぞ?魔王様と対等に殴り合える人間なんかめったにいないからな!」
まぁ、、あの3人も、もう人間やめているけどな、、というつぶやきも聞こえた。

従業員のハッピを着ている。
お前たち、タカシさんの客だろ?楽しんでるか?
と言われて、こくこく頷く3人。
「魔国には行かないのか?こんな小さなうちから行けば、強くなれるぞ!」
「イサムさんに学校に行けと言われた」アタル
ああ、そうか、、だよなぁ、、

「んじゃ、ここの王都か?、魔国にも学校あるぞ?あっちがいんじゃないか?その上の学校も最近出来たし。防衛隊の総本部もあっちに移ったしなぁ、、今は魔都が中心になっちまったんだなぁ、、、」
なんかしみじみ言っている魔人のおっさん

「うん、イサムさんに訊いてみるよ」
「ああ、そうしな、元気で楽しめよ!」
「うん!ありがとう!!」×3

ほどなく院長先生と小さい子達が来た。
ここは幼児用の湯というのがある。なんか、昨日誰かが作ってくれてた。
手伝いのひとも居て、院長先生一人で6人を入れられてた。
今まではボクらが一人が一人を見ていたんだけど、それが要らなくなる、学校に入っても大丈夫なんだ、と思えた。

そこで、魔導ビジョンを見ながら、院長先生とクジとダイキチと話した。
ボクは魔国で学校に行ってみたいと。
院長先生は、孤児院は魔国のほうが整ってていい環境らしいので、この子達にもありがたいと賛成してくれた。
ぐじとダイキチは、「俺らはいつも一緒だ」と言ってくれた。

その晩、夕飯を食べ終えてから、ボク(アタル)はイサムさんにお願いしてみる。
「ボク、ボク達、魔国の学校に行きたいです。上の学校もあると聞きました。防衛軍もあるって。孤児院もあっちのがいいって」

「ほう、よく調べたな。うん、いいよ。お前たちにはあっちの環境のほうがよりよいだろう。お前たちの先輩も多く居いるから安心だし、何より俺のマブダチがあそこの魔王やってるから安心だ」
は?
おまえ、なんて聞こえた?とクジに訊く
あれ?聞き間違いかな?でもぼく、魔王って聞こえちゃった、、
うん、おれもそう聞こえたけど、、とダイキチ
魔国の魔王って、つまり王様だよね?

「あっているぞ?さっき魔導ビジョンみていたろ?最後のあの延々と殴り合いしていた怪獣型になってたのが魔王。相手の人間に見えるのが勇者のタカシだ。お前たちを連れてきたろ?」
こくこく頷く3人と院長先生。

「で、その魔国の中心の魔都の学校に入るように手はず整えるから。とりあえずの間、魔王城に住んでもらう。小さい子達がいるから、あそのは人手多いから助かるし設備も良いし。何よりも気の利く人間が仕切っているから安心だ。」
もう想像もできないので、そのままうんと言うしか無い皆。

んじゃ、明日行くから、今日はよく寝ろよー。と言われて部屋に戻った。

興奮して寝付けないかな?と思っていたけど、、なんかすぐに眠くなった。(イサムの魔法)

ーー

魔王城。
「ようこそ!私はここの城主魔王様の筆頭側近のおかんです。皆の部屋を用意してあるんで来てください。」
と案内していった。

「おう、来たのか、、」魔王登場♪
「居間北、おかんが部屋に連れてってくれている。」イサム
「いーんか?皆一緒で?」
「ああ、慣れたらオカンがまた考えてくれるだろ?」
「まぁそーだな」

「で、いい学校あった?」
「おう、この裏に子供の学校あってな。15くらいまでの子達が通ってる。」
「人間の子は?」
「地元の孤児院の子達がいるぞ」
「んじゃ人間に慣れてるよな、ダイジョブだな」

人間を知らないとこだと、体力的に「ここまでひ弱だとお思わなかった!!」と事故が起きることも在るのだ。
給食とか食い物は、最近は人間の食事メインになってきた魔国なので、ほとんど問題ない。
たまにデザートとかでうごめくなんかが出たりするそうだが、人の子たちはさすがにそれは食わないそうだ。

「院長先生、良さそうだが。」イサム
「んじゃ、オカンの補助でできれば助かるんだがなぁ、、」
「実力はあるんじゃないか?そういうお仕事的な面では。」
「だったらいいな、嬉しいんだが」

「幼児達、大丈夫か?」
「ああ、孤児院から年長の女の子達に来てもらった。もう部屋に居ると思うぞ?」

その部屋
アタル達はその年上の女の子にこき使われていた。
今まで周囲にこのような生き物はいなかったのだ。対処などうまくできるわけがない。いいようにこき使われ始めている。
簡単に言い表すと、ひと使いの荒い姉のようなものである。

遠視で、それを目にしてしまうイサムと魔王。
ま、、上手く行っている、んじゃないかな?と思う2人。

昼間はその女の子たち5人は皆同じ学校に行く。その昼間のうちは城のメイドが3人付いて幼児たちを見る。一人が人間なので、大丈夫だろうと。5人って多めだが、卒業後王城のメイド候補なのだ。皆希望して来た。

つまり、アタル達は四六時中その急にできた暴君のような姉達の側に居るというわけだ。
勿論学力が違うからクラスは別々だ。(学校は学力によってクラスがきまる。また、年上の子は年下の面倒を見るとか、できる子は出来ない子の面倒を見るとかが常識としてある)。

でも、アタルにはなんか気分が良い感じもしないでもなかった。
今まで自分が全て引っ張ってきた、そうしなければならなかった。
でも、アタルに、あれしろこれしろ、とか、、また、こんなこともできないの?と教えてくれたり、、

アタルは、師匠とか以外で、多分家族みたいなものでははじめて、寄りかかってもよいのじゃないか?という者達ができたのかもしれない、と思い始めていた。



アタル達が学校に通い始め、魔王城で生活をはじめ、、なれてきた半年も過ぎた頃、、

学校
「うわー!来たーー!!」
「人刈りだーー!!」
狩りじゃなく刈り?

各クラスから順繰りに悲鳴が上がっていく、、、

「おら!静かにしろー!!んじゃ、、見てくからなーー観念しろよー?」A子
「ここは、、まだね、、まだ青いわ、刈り取るのは、半年後かな?」C子

B子は参加していない。まだB子の研究室は人手は不足なのだが。
ホントはB子も参加して手下を増やしたいのだが、、、
「待ってればいい人材は育ってきます。促成栽培は本人に良くないです」舞田
だと。

結局その学校からは1人が連行されていった。
一応本人の了承を得たらしいが、、、
先生「あの子は上級学校に転校しました」とのことだ。

理由。
「皆育っちゃったからおもしろくない。もっと育てるのが欲しい!」C子や助手達。
ということで、積極的に新入生探しを始めたらしい。
手法がとてもA子らしい。
魔国でよかったな?
つーか、、何やってんだか、、、

その襲撃がアタルのクラスに来た時、
なんとなく、、アタルは「今後、、いつか、、やべぇ、、」と感じた。
(マサシさん!助けて!!)とかも思ったアタル


「ん?なんか?・・・まぁ、、皆元気かな?」マサシ
今日もイサム達の恩恵を受けられていないド僻地を回る旅を続けている。
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