疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

文字の大きさ
203 / 383

下−128 北桜、開拓団のすくつ

しおりを挟む

そ~言えば、ここ(北桜)で、、
ギルドの事務所に行っても防衛軍の事務所に行っても同じ場所だったよな、、、
「ええ、めんどくさいんで統合しました」
いいの?
「特に、今更?」
まぁ、そうだよなぁ、、、

最初はあの敗戦国からだろう。腐ったギルドと腐った軍、両ほーともさほど必要ないので管理でしかない母体の方は統合縮小した。クズで偉ぶるだけの騎士団消したし、生産しない管理は現場に必要な分だけで充分。そーゆーのが余分にあるからろくでもないことを考える欲深クズが生えるのだ。特に位が上のほうは必要最低数のみをしっかし維持させねばならない。それができないところは「うちはクズの巣窟です」と公言しているようなものだ。


イサムは少し気になってタカシ達を探してみた。
タカシ御一行様=土木結社タカシ組は、湖予定地と街の間にいた。
街道を作るためだ。
ツンドラほどでもないけど、年の半分は零下になる日があるというこの地、そっちの時期は凄い寒いわけ。
なので、土中かなり掘って小さめの岩や小石などばんばん敷き詰め、霜柱ができない、できにくい状態にして、その上に道、つまり石を敷くわけだ。基本石や砂利の間には砂。

石とか集めるのめんどくさいんで、タカシチームは日干しレンガを作った(簡易の露天窯作らせて利用)そうな。南の方で。干し上がったものから敷き詰め、その上に南の川の河口の方から持ってきた大量の砂利、砂。

タカシ達がテキトーに行った場所の原住民達を使って、集めたり作らせたりした。
対価として北の森の堅牢な材木を与えたタカシ。原住民に大層喜ばれたそうな。

もう、かなり使えるものはうまくつかえば皆にこにこ、ってのを覚えたような?
タカシに、、、、まぁいいか、、軍団員がいるから、、、
ちみっ子がこういうときはよく動いた。指示もまぁ的確で、たまにA治が修正かけるくらいで済んでいる。

原住民も子供の指示だからとバカにすることはない。指示が的確なら受け入れる。腰蓑しか着ていない人々だけど、聡明さはあるのだった。
まさにタカシ好みである、裸足で生活している、というところを除いては。

文明の危険物が全く無い地域は、慣れれば素足のみで問題ないのだから彼らにとっては自然なこと。
でもタカシにとっては致命傷w

行ったりきたして、どんどんみるみるうちに街道は伸びていった。
で、その両側にテキトーに何か作りたかったら作っていいわよ、と太っ腹なのか危険を知らないのか、のたまった桜の言葉をそのまま素直に受け取った己を知らない軍団。
いいのかな? 楽しみだw

学園保養所はC子が担当してるという。手下(助手)の結子(下80話)と数名の生徒をこき使ってかなりの土地を確保し、街道に入り口の門と門衛詰め所を作って、本体は奥にした。奥のほうが静かだ、という名目だが、、他になんか理由が在るにきまっているだろう。そうに違いない。
結子、大きい魔法も使えるんだね。

しっかしタカシ達は自分らが動く分はまじで魔法使ってばかり。体を動かさない。
デブリンになったら魔物の森送りだな、、
新種の魔物として生きてもらおう。
その土地をダブリンと命名したら、某アイルのお国の者達は笑い飛ばすか?怒るか?、、、ねじれた子供じゃなさそうなんで笑い飛ばすだろうけど、、


なんか、怒涛のごとくにいろいろ作られている北桜だった。


魔物の森の宿の食堂
「ふー、、なんか、見てるだけで疲れたなー、、、」
「視察?お疲れ様でした、」
コト、と置かれた寿司屋の湯呑み。イサムと名が入っている。どこで作ってきたんだろう?

メフィは、めふぃと名が入っているやっぱでかい湯呑みをもって向かいに座った。

「知ってた?魔王も作業していたぞ?」
「ええ、おかんが魔王様にお願いしたって、吃驚ですね?」
「ああ、なんか、取引があったみたいだなぁ、、、おかんのことだから魔国か魔王宮にとってのことなんだろうけど、、」
「人材とかですかね?」
「どうなんだろうなぁ、、もう桜はすげーからなぁ、、想像の範囲外だよ、、」
「ですねぇ、、いつの間にか、、、」

変な意味でもっとも成長したのが桜じゃねーのか?とかすら思ったイサム。
もとからだった、ということは考えないのかな?
周囲がよわっちいから全部出せなかっただけで、、とか、よくあるこって、、、


なんかアテられたんで、イサムは今日は畑に行ってまったりやることにした。
それから数日、イサムは畑に通った。
かなり来てたんだね?


ヘンヅーラ王国。
あの将軍が、
「同盟の小国連首領桜姫から、全同盟に通達が出ましたが、、うちはどうしましょう?」
「え?聞いてないけど、、」王様
む?と筆頭側近を見ると、クチで(いいましたよ!!)と言っている。
この王様、こういう事多いのだ。

「では、 再 度 申し上げましょう。桜姫がイサム様よりお国を授かりまして、そこの開発に手助けしてくれたところには、それなりの対価を出すとのことです。」
将軍の、”再度”の強調で、どっかで言われてたんだなぁ、、きっと、と思った王様。ここで「聞いてない!」と駄々こねるのはもう卒業しているのだ、意味ないことだと身にしみてたからw

「んじゃ、、うまくたのむ、、で、どういうとこで、何をするのかな?」
「はい、雪の国でゲレンデがあって雪遊びができるとか、、なので、同盟の保養所的国にしようとしている様子です。大工とか、土木の経験者を多く送るのがいいと思ってますが、、」
・・・・・・・・・・・・・・・・・

「・・・遊びだ、、、遊びの経験者、遊びたい欲求が人一倍強いものを送るべきだ!!遊ぶ施設を作るべきだ!!」

何がこの極普通のモブ王に火を付けたのかっつ!!

「・・・御意。」将軍
産まれてはじめてこの王のマジを見た将軍。
これを活かさず、何を活かすのだ!と心底思った。なんでもいんだ。遊びだろーが何だろーが、、我が国に悪いことではない。

で、

「儂が派遣組総帥で行く。総員1000人位、使えるものをあつめよ」王

・・・・・・・「ぎょい、、」将軍

なんか少し違ってきているけど、、まぁいいかな?とか思い始めた将軍。

筆頭側近は、王の不在時に必要だし、、、将軍も一応勝手なことさせないために残らないといけないし、、
なので側近No2,3
将軍の右手右足を王様に付ける事をした。ちなみに左手は骨折中。

魔法を使えるものは多くはいない。今同盟から派遣されている教官達にいろいろ仕込まれているところなのだった。

さあ、ヘンズーラ王国、おまけのおまけから脱し、皆に「どこそれ?」ではなく、「ああ、あの、、」とか言ってもらえる日がくるのだろうか?!!!
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...