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下−172 最下層リゾート
しおりを挟む「よお」
魔王だ。
ここは魔物の森の宿の食堂の端っこのテーブル。
イサムの定位置。
「最近、よく来るけど大丈夫なのか?」イサム
「ああ、後輩の指導が忙しいらしくてな、あまり俺にかまってられないようだ。」
「下の子が産まれたんで、それまで過保護だった親がいきなり構わなくなった、みたいですね」と、魔王に茶を持ってきたメフィ。
・・・・・・・・
例えが、少し、、
「いや、仕事が終わったら寝る前に帰ってくりゃいい、って感じでな、、放置でもないぞ?」魔王、放置ではないと力説したい様子
「でも結構自由になれて、何よりです。魔王城、客は多いけど魔王様が客になることは少なかったですからね」
「だよなー、なんかタコ部屋、、超高級タコ部屋に居る気がしていたよ」
いや、高級な時点でタコ部屋じゃねーよ、、、
で、
こっちのダンジョンがとても深くなったことをどっかで聞いていて、今時間があるうちにチャレンジしてみたい、とのことだった。
魔国魔都から一番近いダンジョンのボスは翔太とゴッツに狩られて、再度生えてきたけど、魔王には物足りないらしい。
異界に修行に行ったからね!
「俺も数えていないんだ、、100は超えているだろうけど、、」
ダンジョンは親切に何階層とか書いていない。マップを作れてはじめてわかる。
今までイサムのところの誰かが作っていたが、100とか、冒険者は行かない。
お宝あるかもしれないけど、、、めんどくせぇ、というのが皆の本音。
せいぜい50近辺で稼いでりゃ、結構貯まるのだ。
どんだけ下層のボスだと言っても、所詮魔物だからなぁ、、魔人のボスに、異界に行って期待得た魔人のボスの足元にも及ばないと思うけど、、まぁ散歩程度のつもりなのかな?
メシまだ食ってない、という魔王にメフィが用意してあげて、のんびり食って、食い終わって茶を飲んでのんびりして、、
「んじゃ、行くか、、」魔王
「おう、、」イサム
シュン!
魔物の森のダンジョン最下層。
「あれ?まだ完成してないんじゃね?」イサム
「そうか?」
「ほれ、」
と、イサムが指差す方向
お城みたいのを作っている。
でっけーのがヘルメットかぶって魔物の土工達に指示してる。
のんびり景色を見ながらてくてく歩いていく。
草原のど真ん中?に、でっかい城を建てているのだ。
遠くに山が見える。霞がかっているのでかなり遠くだ。
「広いな、、」魔王
「ダンジョンって、こんな広いっけ?」
「いや、はじめてだなぁ、、ここまでのは」
・・・・・
そのでっかい現場監督がこっちに気づいて見ている。
「よー!」イサム
現場監督、やぶにらみ、、というか、見えにくいので一所懸命見ようとしている?
「あ、、」だだだだだだだだっ!!
がばっつ!と平伏する監督。
「ようこそ!マスター!!」監督
あ、やべっ、と、すぐにヘルメットをぬいだ。
「ますたあ?」イサム
「おめーが育てたの?ここ」
「まぁそうだけど、毎日魔力ぶちこんで、、」
「んじゃマスターじゃん、、ダンジョンマスターじゃん」魔王
そーなんだー!♡
はじめて知ったこの事実っつ!!
「まぁ、なんだ、そーみたい。俺がダンマスだっつ!!」
「へへー!!」
「いや、もういいから、顔上げて、、で、おしえて?何やってんのか。」
「最終ボス部屋作らないとカッコ付かないなぁ、、って思いまして」
「そうなの?」
と魔王に訊くイサム
「・・・どうだろ?そんなんなかったとこもあるし、、まぁでもあるほうが喜ぶんじゃないかな?冒険者とかは」魔王
「あああ、、よく来たな冒険者共よ!とか言う場所があるほうがいいもんな、雰囲気出て」イサム
「「それだ(です)」」魔王と監督
「・・何?魔王もやろうと思ってたの?」
「えへへ、、まぁ、なんだ、、ちょっとな、、」
・・・・
そういえば、過去、ほとんどの魔王が待ち構えてそうやってたよな、、、皆やりたかったんだなぁ、アレ、、、
「そんじゃ、お前がこのダンジョン最下層のボスなのか?」魔王
「ええ、そーっすけど、あなたは?」
「俺?魔王」
「・・・魔王様?」
「おう、」
へへー!!
「そうなのか?」魔王
「知らないよ、、」イサム
がっかりめの魔王。
魔獣は知性がない方が知性ある方より弱い。
なので強いのとやりたかったら知性のある魔物を選ばねばならない。
でも、そーしたら、魔王と名乗ったら、もう勝ち決定にされてしまった。
次回は冒険者だと名乗って戦おう!と決めた魔王。
また周囲を見渡し、
「なーんか、、ここ、、リゾートに良さげだよなー」
「おう、俺もそう思った。地下だしな、、天候に左右されない」
「でけーよな、それ」
「えっと、、せっかくここまで来た冒険者が、それだとかわいそうすぎるかもしれませんが、、、」監督
「あー、、、でも、、来ないんじゃね?」イサム
「だよなー、、わざわざこんな奥深くまで来ないんじゃね?」
「じゃ、リゾートにしても同じじゃ?」
「まぁ、ダンジョン内だったら、一階からここまで転移させればいい、転移門作っちゃうかな、ダンジョン内だから特に魔力供給必要ないよね?」
「と、思いますけど、、、んじゃ私も上に行っていいんですか?」
「え?いいよ?一階に宿あるから、それウチの宿だから、おまえ一度行ってそこの責任者に挨拶しておいてな」
「?はい、、わかりました、、」
で、
建築中のボズ城の一階のわかりやすいところ、壁に転移門を設置。
出口を一階の宿の脇の外壁に設置。その壁に転移門を囲う小屋を作った。
監督を宿の支配人に紹介し、転移門はリゾートができてから公開するからそれまでは身内のみな、といいつける。
で、2人に、しょっちゅう行き来して、2人の意思疎通をよくしておいてな、と言って、イサムと魔王は引き上げた。
リゾートについては、メフィに聞いて、3人でどうにかやってみて。と丸投げ。
どんな面白いのができるのだろうか??!ww
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