288 / 383
下−213 チャンスとは チンスとは
しおりを挟むチャンスってのは、その社会の者達が優秀だと、その社会にチャンスはあふれる。人びとが持ついろいろな可能性の芽を伸ばすことが出来る。
だが、
その社会の者達、特に上の者達が無能極まりないと、チャンスが無い。
チャンスが無い社会は、学歴や資格に頼るように成る。芽が出ないから。でもそんなので人間が優秀になるわけがない。
学歴等自分の中身では無く肩書に頼る(すがる)しかない資質になるなのだから。
で、そんな奴がその社会を構成する側に回る仕組みができあがる。
そうなると、もう優秀な者達が、良い社会を作る可能性がなくなる。
無能は優秀を認めることができない。資質的にも気持ち的にも。
数少ない、自分のちからのみで萌芽させた優秀の芽は踏み潰され、排除されるから。
学歴や資格を気にしない会社のオーナー。
学歴や資格を気にしない国などの組織。
そのような社会であれば、まともな「人間らしい社会」を維持できる。
「ひとを見る目」というのは、人間が持ってて当たり前の能力。多くの生き物が持っている能力。
それすらなく、肩書などにすがる欠陥のみのひともどきしかいないと、それは社会ではない。ましてや「人間」などと呼べるものではない。
権利・義務、と言う奴が、責任ある言動をしたことを見たことがない。
そいつらは責任という言葉を理解できないから権利・義務という言葉にしがみついているだけだ。責任を知っていれば、権利や義務なんぞ存在の意味すら無いと判るのだから。
逆に言えば、責任を理解させたくないので、権利・義務という概念を先に植え付けたのかもしれない。
ということで、このイサムの同盟内だけは、そういったのとまるっと無縁な世界だ。
いや、ちんこケース屋とかがチャンスを活かした者達とか言わないし。あんなの一時期の流行を少し利用してみようかな?程度でしかないし。どーせすぐ廃れるだろう。あんなのが廃れないで長く続く世界とかすんげーイヤだよね?
あ、二十年もののちんケ、、、あのマンジャロウ作のっ!!!
とか怖いよね?精神疑うよね?その社会全体の精神をっつ!!
冒険者も、訓練を二度ほど受けて強くなってがんがん狩りまくれば、勘も働くようになって安全度もかなり上がる。
なのでたまに借りに出るくらいでも生活はそれなりに安定するし。それ以外の日は土地を持って田畑を耕すか、なんか自分用のちっさな工房持つか、店を持つのでも良い。嫁さんもらって一家でのんびり幸せに暮らしていくことができるだろう。
これも一つのチャンスである。平和で幸せな生活を手に入れる、という。
「ちんこケースいかがっすかーー!!」とか言いながら一日過ごすより精神的にすごく良いだろう?幸せだろう?
ちんこケースに幸せは見いだせないよな?
・・・
・・・
・・・
「なぁ、、メフィ、、」
「はい?」
「燃やしていい?」
「ダメです。好き嫌いしてはいけません!」
いや、にんじんとかぴーまんじゃないし、、
「そういや、ピーマンって、人の名前からとったものらしいですね?」メフィ
「え?そうなの・・・・(いや、ぜってー嘘だ!!)」
「唐辛子とか、あーゆー中が空洞の実の仲間で、ほんとはあれに実が詰まっていたそうです。」
「へぇw(とりあえずきいてみよ、おもしろいかも、、)」
「で、それを懐かしんだ料理、それをそのまま再現したのが、ピーマンの肉詰めです」
「もともと肉が入っていたんかーいっつ!!!!」
「きもいですよね?ちゃんと内蔵していたんですって、ぱかっと割ると、ピーマンの中で心臓どっくんどっくんとか」
「やめい、、」
「それはそーと、こいつら燃やしていいのか?」
「だからダメですって、、」
目の前に広がっている光景。
刈り取られた原っぱ一面に、ちんこケースを作る者達がうじゃうじゃうじゃうじゃと、、、
その原っぱの端にテーブルが並べられ、仕上がったらしくちんケ職人が持ってきたちんケをチェックしている。
チェックを通ったちんケは買い取られるらしく、金が渡されていた。ダメだったのは指でなんか指摘され、突き返されている。ちんケ職人はそれを持って帰り、自分の場所で再度作業を始めている。
「ダメだろ、、これ、、どーみても・・・」イサム
「主様のあのお言葉wも、全く効いていないですねぇ、、」メフィ
先日魔物の森の宿の食堂でイサムが言った言葉のことだ。
「んじゃ、どーすんだよ?お前は楽しいかもしれんが、世界中にちんこケースが広まって、どいつもこいつも装着して歩いている光景なんぞは。」
「・・・・想像してみると、、それほど楽しいものでもないですね、、ここだけだからばか臭くって面白いのかもしれませんね」
・・・・・・・・・・
「で?」
「少々、、いや、今日中にどうにかしましょう」
へ?一日で?燃やすんじゃなくって?
「あっはっは!もっと効果的な事をしますよ、見ててくださいな」
メフィ、自信ありげだが、、、
ーー
その日の夕方、いきなり街なかのビジョンが映った。
魔国の闘技大会以外では最近はめずらしい。
人びとはなんだろう?なんか楽しいことなのかな?と群がった。
放映が始まる。
いきなりアラタ、ちんこケース付きっつ!!!
「きゃーーーー!!!、、うーんぶくぶくぶく、、がくっつ」
と、隠れアラタファン達が街のそこここで泡を拭いてひっくり返る。
「・・・にあわねぇ、、、」
「つか、すんげー嫌がってるよな?」
「強制的に?」
「嫁の命令?」
「夜のお供?」
ビジョンの音声がいきなり大音量で
「似合わん!!!こんなのが似合う男は男としてどーしょーもないっつ!!そんな奴のちんこはみなぶったぎれっつ!!」
桜の声が轟く!
「んじゃ、はずすよ?」アラタ
「ああ、もう痛々しくってみていられん、わるかったな、、」
「うん、ボクもこんな恥ずかしい思い、前世でも今世でも無かったよ、、、」
と、カメラの前でチン子ケースをはずすアラタ、気づいていない様子。
どっこん!
「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・・・」
世界中(の男達と、一部の女)が泣いた!!!
爆笑しているのはメフィ
苦虫1万匹くらい食った顔しているのはイサム
「また引き合いに出されるのは俺だろう、、」
ともう想像ついていたようだ。
(あれじゃん?神が、”これあるんだから他のチートとかいらないよね?”とか思ったんだろうな。)イサム
(あっはっはっはっは!そーかもしれませんねっつ!!!アラタを送った神、男なんですね!!あっはっはっはっはっは!!!)
その後、同盟内の女性たちは、草履の国の桜姫の”モノを見る目”の凄さにあやかりたいとかたくないとか、、
なんか桜の花びらや花をかたどったお守りとかを持つ者が増えたそうな、、
でかけりゃいーってもんじゃねーよな?
**顛末**
桜姫のダメだしくらったちんこケース。特に女性から人気無く忌避感が強く、街なかで装着する男はほぼ居なくなった。罰としている保輔、敬太だけになった。
各街のゴミ捨て場にはケースが溢れていた。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる