疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

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下−217 天然であほう♪

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「ちーっす、魔王いるー?」イサム
ここは魔王城正面扉
扉を少し開けて顔を中に突っ込んで、中の者に訊くイサム

「あ、イサムさんなにやってんすか、中には行ってくださいよ」
「いや、居なかったら帰るし、、」
「居ますから、すぐ
だだだだだだだっ!!と、奥から誰かが走ってくる!

「おう!よく来てくれた!早速外いこーぜー!!はやくっつ!!」まおー
??
引っ張られるままに外に連れ出される

「なんかえらい目にあっていたのか?」
「はっはっは!少しなー、大量になー、、」
??

「いや、今朝は暇な者俺しかいなくってさ、、厨房に新人が少し入ってて、、味見役がいなくってさぁ、、」
なんだよ味見役って、、、

「・・それほど、酷いのか?」
「ほう、、わかるのか?」
「まぁ、、味見役ってのでな、、」
だよなぁ、、毒味役みたいなもんだもんなぁ、、うまけりゃそんなのいらんよなぁ、、と魔王

「いや、俺気が付かなくってよ、ほいほいついていったら、、、。うちの国も飯がよくなったと思っていたが、まだまだいなかから出てきたモン達は、昔のままなんだなぁ」

・・・・最初の頃、魔王城で飲んだときの肴とか思い出してみるイサム
「・・・・・・・・そーだったな、、俺にはとても食べる物とは思えなかったわ、、、あの頃のは」
「そ、そこまでひどかったっけ?、、、、いや、まぁ、そうかもな、、今のと比べりゃぁ、、、」

げじげじの踊り食いなんか優しい方、初心者向けである。
・・初心者ってなんだよ?

「晩飯とかダイジョブなのか?」
「ちゃんとした飯はベテラン達が作るものだからな!」
「おかずの一品にそいつらが作ったものが混ざってるとか、ないのか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありそぅ」

まぁ、そんときはそんとき、どうにかしなさい、ということで
いつもの蕎麦屋

「いらっしゃーい!」
「おう、来たぜー、冷と・・」
「甘露煮、新しいのが入りましたよ」
「・・・・げじげじとかじゃない?」
「あっはっは!ちゃんと魚ですよ、ピラヌアです。」
肉食魚で、、魔人とか人間とかも食う魚。

「なぜ、ピラヌア?」
「なんででしょうかね?佃煮屋が作ったんでわかりません」
・・・・
「ま、食ってみようぜ?」悪食魔王

そばにピラヌアのっけたのを頼んだ。


くいきった。
「まぁ、、悪くなかったかな?」
「ああ、少し魔人くさかったけど、、」
・・・・・・・・・・・・・・・魔人を食ったピラヌアだったのか?・・・・いや、俺のは違うと、、思いたい

二度と食わねぇ、、(イサム)

たこいかが少し残っているというので酢の物で貰った。
あとかき揚げ、野菜と魔獣の干し肉を使ったやつ。干し肉でかき揚げとか天ぷらにするのはなかなか肴とすると美味い。
更にぬか漬け。こっちでもコメ栽培してるから糠は多いのだ。

何気にほぼ和食。魔国で和食。結構笑える絵面である。しかも魔王が食ってるんだからねーw
しかも醸造酒(≒日本酒)だし。

「どうだ?他国からの観光客とか多いのか?」
「あーどうだろ?最近北桜も人気だっちゅーしなぁ、、俺は以前とあまり変わらんかな?って思うんだが。月イチの闘技大会の見物客も多く来るし、、」

「ビジョンが出回っているから、一度は生でみたいとかなんじゃないか?」
「そうかもなー。やっぱ闘いは目の前でやってるのを見るのがいいな。つーか、自分で闘うのが一番だけどな!」
そーですか

あーやっぱまともなもんは美味いなー、
とかいいながら肴をつまみ、酒をちびちび飲むまおー
どっからみてもただの魔人のおっさん

「というか、、観光するとか、遊びに遠くに行くとか、一般的にはなかったような、、」イサム
「あー、そうだな、少なくともこの魔国には1ミクロンも無かったぞ?遊びなんて子供がするもの、ってなもんでな」
「人間のほうも、貴族とかが奥さんとか子供の為に海に行くとか、避暑に行くとか、くらいしかなかったんじゃないか?」
誰だ?誰のせいだ??

シュン!
メフィ登場!!

「あんたでしょっつ!!」聞き耳で聞き逃さないがメフィかな?575
はて?

「定期的な休日から始まり、巨大温泉ランド、闘技場、魔王ランド、スキー場、北桜になる前の時のあそこ、
全部あなたですよね?
遊びに行くという言葉自体を広めたわけではないけど、そういう行いという概念を広めたのはあなたですよ?主様?!」

そーだったのか、、、

「というか、日常であほうらしい楽しいこと、という事自体がこの世界にはほとんどなかったでしょ?。あのちんこケースだってそれに当たりますよ?」
そうなの?

「この世界の住人達を、どんどんアホウにしているのは、そうです、あなたですっつ!!主様ですっつ!!」
メフィ、ビシッとイサムを指差す!!

「すげーなイサム、、ある意味、神だよな?」まおー
「え?そうかい?えへへへへ・・・」
・・・・・・

元凶:イサム

だがしかし!それはイサムの目指すアホウでおもろかしい世界であったのだっつ!!

天然なだけだけど。
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