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下−229 夢と 現実は強烈だった
しおりを挟む天界ビジョンで、イサムの番組が定番人気だということは何度か言及している。
今もそうである。
で、
上の方の天界でも人気だとも言及している。
つまり、前話の最後の部分を聞いていた者(上の方の階?の神)もそれなりの数がいた。
使いまわし勇者の詰め所がある下層天界の神はアホばかりなので、それに気がつく者はほとんどいなかった。
上のほーの天界のどっか
おえらいさんっぽいの
「・・・・・・・・・どう思う?」
その付き人(神?)っぽいの
「・・・・・」
「いーから本音言え」
「あー、当たってるくさいっすね、、なんか胡散臭いとは感じてたんっす」
ほんとかよ、つーか物言いのほうが本音っぽ、、、まーいい、、
「気がついた者達だけ集められるか?」
「やってみましょう」
今後また出るかどうかわからんが、そのおっさんはジェウスというアタマがつるりとしたマッチョな大男だ。
付き人はマァマァーズというちゃらくさいけど筋肉質の青年。
筋肉一派なのだろう。
ーー
「ハッ!」
「ハッ!」
そのとき、チーとアタルは小学校に居た。午前中なので。
二人共同時に何かを感じた。
お昼が近いから腹でも減ったのだろう。
多分フラグでも伏線でもないんじゃないかな?と、誰かはそう思った。だまだれてはいかんよwwと。
今日の給食はコッペパンを揚げてザラメをまぶしたやつ。子どもたちの大人気メニューの一つだ。よほど贅沢になって居なければこの程度で喜ぶのだ。喜ばないのは贅沢すぎの証明。
けど、
「あー、、、」
「なんだ、大吉、好きじゃないのか?」
「うん、、、、あまり、、このじゃりって感じが、、、」
「そうお?僕そこが好きだね!なんか畑から頂いたばかりのカブを服で拭っただけで食べるとこんな感じだったよね!」クジ
それ泥とか砂だろ、、(アタル、ダイキチ)
例外。
木の大きめのボールに入っているのは肉と野菜のスープ。野菜はいろいろ入ってるので、塩と香辛料だけの味付けだが、肉や野菜から味が出てておいしい。
それと果物汁か、牛かヤギのちちが大きめの木のコップに一杯。
それぞれお代わり自由。
魔国は子供にケチ臭い奴はいない。
アタルはいまだに食事のときになると昔を思い出し、今の情況が夢でないことを願う。
一方チー。
がんがんデカイ魔法を使った時と、食事のとき、やはり同じように「今が夢でありませんように」と願う。
更にイサム
今までが今までだ。9回目までがアレだったので、今がこうなのがたまに信じられない瞬間があるときもある。その時はやはり夢でないようにと柄になく祈る。
どっかのオカマの多いバーの元おかまのママ、現リアル女性になったママ。
クズな両親と兄が居なくなって領主をやっている赤豚領領主。
草履の桜から大量に優秀な人材を送られてやっと晩飯を家で食べられるようになって久しい同盟防衛軍総本部の副長。
ガッツな嫁さんをもらって未だラブラブな同総隊長。
一生独り身だろうと言われ続けてたのにピッタリの伴侶を手に入れた桜。
その相方のアラタ。
孤児だったオカン。
などなど、
たまーに、今が夢かも知れない、という少しの不安に襲われる者は、少なくなかった。
ーー
「さて問題です!」タカシ
誰かまた何かやった?
いや、タカシセンセーが問題起こしたんで俺らに、、
ああ、なるほど、、
うん、納得
そうよね
はい
「違います。問題は今から言うのが問題です」
問題発言ってやつか?
それは問題だな、
言わなければいいのに?
それをわざわざ言うのがタカシセンセーだろ?
「ちがいます。では、、夢と現実の違いは?」
「は?」×11
しぶしぶ、、
「さっき揚げパン食べて美味しかったから現実」 ばぶる
「同じくあげパンもおいしかったしスープもおいしかったし5度お代わりできてお腹いっぱいだから現実」チー
「タカシセンセーという得体の知れない生物が目の前にいるから夢とか思いがちだけど、知らない魔法とか使うので現実」アンビリ
「タカシセンセーの足が臭そうなのは夢だったらいいのにと思っちゃうから現実」アンバー
後輩であり手下であるチーのウンババ軍団が快進撃を続ける和やかな風景を微笑んで見つめる6人。
最後の一言にショックを受け、、
いけるかな?
とかつぶやいてブーツを抜いで、顔に近づけるタカシ
ブンッツ!!!!
思い切り投げられ、、きらりん!!! 衛生軌道に乗る前に燃え尽きたブーツの左足。
「だめだったんすか?」A治
「かつて無いほど、、、」タカシ
もう、これからはダメな靴でも、そう無下にすることは無いんじゃないかな?
「夢ってのは、、一瞬のみで、次の瞬間にはもう無いんだよ、、、」タカシ
へぇー。と一応反応してあげる皆。
当然だが、タカシの趣味は11人に知られている。
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