疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−228 お気軽人生な冒険者達

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「なんか最近冒険者登録減ってない?」
ギルダーがサブマスターに訊いた。

「ええ、少しづつ減ってますねー」
「子供が減ってるのかな?」
「いえ、増えてるでしょ?」
??

「貧困の子が居なくなってるんですよ」
「あー、、、じゃ、皆親父さんのあと継ぐとかするのか、、」
「農家とか木こりや漁師なんかはそうでしょうね」
「街の者は?」
「一人は継ぐでしょうけど、、次男以降は、どうするんでしょうかね?」

実際、加工業や商業が増えてるのだ。
なので若い人ではそっちに行き、みな仕事を覚えてそこで伸びていくか、自立するか。
人口は増えている。増えてしまっている。

なので、実は冒険者は実入りが良い。主な理由は冒険者達の技量が格段に上がったこと。
街の人口が増えているけど畜産業は特に増えていない。冒険者がコンスタントに納入してくるので畜産が伸びる余地はあまりない。なので、冒険者が狩った肉は、今は売れないという時はない。
なので余計に冒険者は「必要なときにだけ狩りに行く」だけになってきている。

もし特に多めとか指定の肉が必要な店があれば、依頼を出せば捕りにくいモノ以外ならば翌日には肉は手に入るだろう。そのくらい容易だ。
冒険者達の技量が上がっていることが、冒険者達の生活を良くしている。短時間で必要な分をより安全に狩れるのだから。

しかも多くの冒険者たちは、防衛軍に出向経験があり、そこから王都銭湯などにも出向したり屋台に出向したりしていた。なので肉がどう使われるかもそこそこ知っており、狩った直後無意識に処理や保存などに気を使うようになってるので、ダメになるところがなくなっている。

冒険者人口は増えていないが、技量が全体的に向上しているので、収穫が全体で数割は上がっている。大半の冒険者たちがのんびり生活してても、だ。

危険な魔獣が一般人地帯に出ることなどなくなっている。その前に良い獲物として狩られてしまう。今時の冒険者にとっては簡単に狩れるおいしい獲物なのだ。暇だから狩るとか、森に入った時気配感じたからついでに狩るとかしてしまう。
だから討伐依頼はあまりない。

採取等は人口増に比例して増えているが、狩りをするときにも余裕があり、ストレージを持っている冒険者達には「ついで」に採取してくれば余録になるそこそこ美味しい仕事だ。



魔物の森、一階食堂の片隅。朝飯を頼んだイサム。
食事が載った盆を持ってくるメフィ。

「やばくね?」イサム
「うーん、どうでしょ?」メフィ
「おまえ、期待してるだろ?」
「え?何のことですか?」
こいつ、、、

人口増のことを話しているのだ。
人口はねずみ算式に増えていく。
かと行って制御できるものでもない。

人類だけは、どの世界だろうとも、生態系からはみだした厄介な種である。

幸いこの世界には魔法がある。工業化は必要ない。それだけが救いだ。

「なぜ魔人は人口増加しないんだ?」イサム
「・・・考えたこともないですね?」
「は?おまえ何千年も生きているだろ?考えたことくらいあるだろー?」
「うーん、、そういうでっかい範囲でものを見ないですねぇ、、」
そうなのかな?

「!!!」、メフィ
「何を思いついた?」
「あっはっはっはっは!!簡単なことじゃないですか!!」
え?え?え???・・・・・・・

「・・・・とりあえず、言ってみて」
「オカマが増えればいいんですよっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「訊くけど、、どうやったら、それ、増えるの?」
「・・さあ?」
こいつっつ!!!

でもなんか聞いたことあるな、、正常な種の場合、個体数が異常に増えたら同性同士で番(つがい)になるとか、オスかメスが異常に増えてあぶれるのがいっぱいでるとか。
正常な種はそうやって適正値を維持する機能があるんだろう。

神界の頂点らしい創造神ってのは絶対ダメに成る世界を作ってる?
すげーな?
根性から何から全部全てが腐って無きゃ創造神になれないのかな?

それとも、、、

「ええそうですね、主様の、というか、ヘケロニメスなどの神の世界自体が、創造神からしたらゴミ捨て場、ゴミ箱でしかなく、
ゴミに湧いた世界なので、こーんな感じ♪、とか?」メフィ

怖いけど、そっちのほうがなんかとてもしっくりくるんですけど?

「まぁ、そーんなあっちの方なんぞ俺らの手のどとくどころか視界にも触れられないあっちなんで、考えても意味ネーナ」
「そうですね♪」
「「あっはっはっはっはっは!!!」」
でも
ムカッ!!!×2

「ゴミ箱という底辺から始まる下克上・・・・・」イサムがつぶやく

「なかなか面白いですね?やりがいは、今まででは最もあるかも?」
「ほう、、なかなかやる気ですか?」
「いえいえ、お代官様ほどでは、、」
あーはっはっはっはっはっは!!!×2


その後、
2人は今までとは変わらない生活であった。
見た目は。
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