疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−227 学園の科目とか、、

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アラタはA学園の非常勤講師になっている。結婚式以降講義は減っていた。新婚旅行に行かせるためとかいう理由で減らし、そのままになっていた。
が、地味にアラタはまともな生徒全体に気に入られている。曰くわかりやすい、覚えやすいと。あと、親切、優しい、丁寧。顔がいい、とかだ。少数派だが、最近はその筋肉がいいと一部男子達に。桜は気をつけたほうがいい。ライバルが男とか嫌だよね?

初心者向け魔法、剣技、そして今はそれに、初心者から上級者までの筋肉、が加わっている。

A子がアラタから新しい科目を増やしたいと聞いた時、二つ返事で内容も訊かずに了承した。
で、あとから書類出してきた時
「この、科目名、、筋肉って、、何?」A子

流石にA子でもわからなかったようだ。
例えば、科目名にだんごとかタカシとか犬とかかいてあるようなものなのだ。

アラタは説明した。
いかに筋肉が素晴らしいものであるのか。
いかにしたら、その素晴らしい筋肉を自分のものにできるのか?
いかに訓練したら、その筋肉を最高に活かすことができるのか?
とうとうとまくし立てた。

「わ、私も筋肉になれるだろうか?・・・」A子
アラタが話し終えた瞬間、A子はそう問うてきた。
洗脳終了である。

C子がA子の後頭部にドロップキックを御見舞した。
どっこーん!!!壁にアタマがメリ子なA子。

「さて、、アタシに教えなさい。一番すばらしい筋肉の付け方を!!」C子
A子の洗脳を解くためではなく、A子を排除し自分が筋肉になろうと目論んでいるC子だった!!!

「筋肉は、ひとに優しいものなのです、、、悪用しそうな方には、付かないのです、どんなに努力しても、、」アラタ
OTL、状態になり、クッ、と悔しがるC子。

「あれ?何やってんだ?おれ、、」と気がついて壁から抜け出るA子。
「あ、アラター、早く筋肉教えてくれよー!」A子
洗脳はそう用意に解けないようである。

ばん!!
学園長室の扉が強く開かれる。
「A子!C子!アラタ君をからかうのはやめなさいっつ!!!」
B子登場!!

「話は聞いた」の一言は省略されたらしい。

「えー、いいとこだったのにー」C子
「なんだー、わかってたのかー。んじゃ、本気で教えてもらおうかな?強くなるよな?」A子、強さを追い求める乙女w

「ええ、まあ強くなりますけど、、ほんとに強くなるんなら、イサムさんとかタカシさんに魔法教わるのがいいですよ?筋肉には限度がありますから」
アラタ。
「それに、筋肉は美しさを競うものであって、、
などと理解不能なことをいい始めるので放置。
A子はアラタの書類に許可のはんこを押してサインをしておいた。

ーー

「ドップラー効果というものがあってだな、
そう、例えば、川上からモモが流れてくる。
上流から真ん中まで、真ん中から下流まで、では同じ速度で流れていても違うんだ。

何が違うかと言うと、、
例えば、、そーだなー、、

モモが上流から流れてくるとしよう、でっかいモモな、ひとかかもあるようなでっかいうまそうなモモ。
それがどんどんお前の達の居る方に流れてくる。
おお!うまそうなでっかい桃がこっちに来る!!
って、
で、とりそこねて
下流に流れていくでっかくってうまそうな桃。
こんどは
あああ!いってしまう!!俺の桃っつ!!一口も食っていないのにっつ!!
ってなるだろう?

「おおおおっつ!!!」生徒全員
「確かに!全く同じく、しかも誰もいなかったらなんでもないのに!」
「よく気がついたな!そこなんだ!ワレ思ったときにはもうおそいやんけ!という言葉があるとおり、ちんたらしていたり気づかなかったりしたら意味ないということだ。」

この世界のドップラー効果というのはかなり意味が違うようだ。
魔法物理授業の風景だった。


まぁ、そんなもんなので、筋肉が科目になっても良いだろう。しかも講師はアラタだ。信用度最高のアラタである。ただ、桜が来たらガク落ちするけど。その差を皆は生暖かく優しく見守ってやっている。


ーー

「ダップラー効果というのがあってだな」
と述べるのは魔法効果の授業をしている教師。

「どっぷらー効果の眷属のようなものだ。第一眷属なので結構近い。
はるか上空から生卵を落とすだろ?地上に落ちる。潰れる。カエルの卵だろうがドラのだろうが潰れる。
ただ、キンゴルドンゴラミムシアリアだとそうとは限らんが。

さて、質量と引力のちからと高さによって地上衝突寸前までのエネルギーが計算できる。そのエネルギーは地上にぶつかって卵が割れて拡散されてしまう。と言われているが、もし卵ではなく同じ重さの岩だったら?地上の被疑も岩の破裂ぐわいも激しくなる。
んじゃ、卵のほうがエネルギーくすないじゃん、となる。
でもいちおう、計算上は同じなのに、、、
落下物と地上の両方の破壊具合は岩のほうがでかい。
この差をダップラーという。

同じ美人でも、中を開けたらオカマだった、とか、ひぢょうに打撃を受けるだろ?
それなんかもろダップラー効果だ。」

うん、全くわからん授業だ。
しかも、だから何?みたいな、、

「というように、今まで言われていたことに結構嘘があるんでそれに騙されない効果でもあるよな」

余計わけわからん、、、

「あと、余談だが、2かける2は、4だと言われるが」
??

「じっさには、4。000012くらいだということが最近の研究で明らかになった。」
へぇ、、w

「なので、学校では計算のテストはできなくなった」
いやっほーーいつ!!と教室中から歓声!!

「ごめん嘘だった。」教師

「この、結果的には前後が全く変わらんのだが、気持ち的にはモロ違うのが、ダップラー現象だ」

うそくせぇ、、

だが、いろいろ魔法的には使えそうかも知れない、、
魔法は”嘘くさい”から始まったのだろうか?
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