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下−240 見合い研修特訓の1
しおりを挟む翌朝、少し心配だったので遠見で見てみる。
全員寝てるんですけども。
(とっとと起きろっつ!!!ケモミミいらないのかっつ!!!)
念話で怒鳴ると皆飛び起きた。
(着替えてとっとと飛んでこい!!)
おお!飛べるようになったんだった!!
初公式飛行だなっ!!
あっ!!フライトスーツがないっ!!!
裸で飛んだら気持ちいいかな?
髪型乱れる
まだ飛行ポーズ決めていなかったっ!!!
スキップ飛行とか開発しようかなー
うんこしとこ、漏らすと大変だもんな
などなど各人いろいろ。勘違いしている者も多少いるが、なんか、今日からいろいろ変な所で苦労しそうな気配。
なんだかんだで1時間後に全員集まれたのは予想外だった。
やっぱケモミミが効いているんだろうか。
ーー
「軍隊方式だからな?!」
だらだら集まってるのに向かって大きな声で言うイサム。
「集合!!」
ダッ!
流石一種のヲタだけある!
「番号!右から」
「アジーン!」
「とうわいす」
「すりー」
「よん」
「しんこ!」
「普通に言えや」ドスを効かせるイサム
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
「10!」
あれ?
「・・・昨日、飛行魔法教えたの8人だったよな?」
「はいっ!2人で2人を担いて飛んできましたっ!!」
「・・・よくやった。えらいぞ?」
・・・・・
最後の疑問形が彼等には少し不満だったようですw
なんのことはない。イサムは中級冒険者並の訓練まで終わらせるつもりなだけである。
魔法もそこそこ行けるようになり、各人自信を付けることができよう。それが目的だ。
彼等は今まで冒険者として稼げるくらいになっている。だからあの村で家を持てている。
そこそこはできるのであろう。
「だから、まぁ、訓練自体にはそう苦労しないだろう」
イサムはたかをくくっていた。
結論
ぐでぐでであった。
お昼まで運動場の外周を走らせていたのだが、身体強化無いと2周もいけない。
新人冒険者訓練時は、皆魔法をそれほど使えない。なので魔法なしでの訓練だ。でも10周以内にへばる者は見たことなかった。
「おまえら、こっち生まれだよな?」
ぜーぜーいってそこらに転がり散らかっている者達に訊く。
「そー、っす、、ぜーぜー、、」
「皆ぼんぼんなのか?」
「のー」
「否定」
「少し違うかも」
「そうではない」
「ふつー」
などなどの返事で、ぼんぼん居ず。
自称ヒキコモリは伊達じゃなかった、ってわけか、、
「しつもーん!」イサム
「どーぞー、ぜーぜー」
「そんな体力なのに、今までどうやって稼いでいたんだ?」
「待ち伏せ」
「罠」
「似たようなもん」
「同上」
「同乗」
「相乗り」
「以下同」
「何?待つのは得意なの?」
「家宝は寝て持て」
「同じく」
「以下同」
まぁ、そういうのも在るんだなぁ・・と、ある意味目からウロコのイサム。
(いや、だからこそ、体力とか人並み以上になれば自信は付くだろう!)イサム
イサムは魔法を使って全員を無理やり走らせた。反吐を5回吐いたら一旦休息させる。
そうやって、3日掛けてどうにか全員が外周を10周休まずに走れるようになった。
勿論食事前には内蔵のみ回復して食欲増進消化を助ける魔法を掛け、昼食後の休息は多めにとらせた。
夜はぐっすり眠れる魔法を掛けた。
なのでお肌はつやつやだ!!
「俺、訓練のおかげなのか、肌がきれいになってなー」
「お?俺もだぜ?」
「奇遇だな?」
「皆かよ、、俺だけだと思ったのに」
「あめーな!」
「温泉のせいかもな?」
「ああ、それありだと思ふ!」
「うん、今日からも少し多めにつかろう」
「・・・・・おまえら、、」
(温泉は、飲むのもいいのだ)9番目。名はジローと付けた。
(湯船のお湯はばっちいので気をつけろ)10番目。勿論タローと付けた。タローもジローも喜んでいたように見える。
など、朝食時の会話だ。乙女かよ。
訓練4日目
「今日から障害走路に入る。おまえら、こういう走路見たことあるだろ?」
「いえっさー!」
「あいあいさー!」
「よさこいさー!」
「えっさっさー!」
ぼむ!ぼむ!ぼむ!
2人目から3人の頭がお花畑になった。全員爆笑。自分がそうなっても自分を見えないけど、複数がそうなった場合他の者のを見れるから爆笑してしまうのだ。
「よーし、笑いやめー!おまえら一度走ってこい。逝けっつ!!」
わーーー!!!
と子供の運動会の様に走っていく10人。
最初の小山で滑って登れない者とか出始める。
見ていると女装じゃなく助走してどうにか登れ始めた。
網のは半数が絡まって、、、喜んでる??
埋まってたててある太い丸太の上を跳んで渡っていくところは、一つの丸太に2人乗っかって押し合いして落としてるし、逆に旗棒では、ピラミッドじゃないけど棒を支えに下4人、その上3人、その上2人、で最も上が旗を全部取ってくるという協力体制。
「はーい集合ーーー!!」
「皆聞け。一応このコースにはルールがある。
1,他の者の邪魔をしない。
2,詰まっている時は順番守ること
3,協力しないで単独で制覇すること
4,危険に陥った者を見た場合、俺に念話してからすぐに助けろ。
わかったか?」
えー!
おもしろくない!
できない!
協力しあうのは美しいこと!
などなど文句たれてるが、
「これは訓練だ。訓練の意味をなくすようなことをしていいと思ってるのか?」
・・・・・・・・・・
「では再開!いけー!!」
おー、、とかテンションだだ下がりで走っていった。
クリアできるんかなぁ?
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