疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−262 コンビのある生活 ルイーズ

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引退者村コンビ

ヨシオは朝食を買いにコンビに来ていた。
弁当もあるし、カップ麺もある。こっちの麺を加工して廃材を利用してカップを作ってメフィ特製汁の粉が付いている。具も乾燥野菜や真空パック肉が多めにあるので物足りなさはない。
弁当とカップ麺、それと・・

「おはよう!」
「ようルイーズ、早いな。朝飯買いに来たのか?」
「違うわよ。うちは皆でメフィさんとから厨房の人お願いして、食堂で食事できるようになったのよ。」
「いいなー、俺らは一軒家あるからアパート作ってくれねーって言われたし」

「一軒家のほうが後々良いわよ。結婚して家族持ったら、って考えたらそのほうがいいでしょう?」
「あー、そこまで想像力無いからなぁ、俺モテた事無いし。」
・・・・・
この間を、ヨシオは”かわいそうな子なのね”と思われたと取った。
違うけどね!


「この村って、朝開いている食堂って無いの?」
「あると思う。こっちではなくて村の中の方にあったんじゃないかな?」
かな?って?

「そこに逝かないの?」
?なぜそれを使う?
「うーん、コンビ出来てからこっちだし。夕飯は仲間の店のどれかで食べてるし、村の中の方に行かなくなっちゃった?」

コンビは村の通りの出入り口近くにある。
村が出来てあとからやってきたヨシオ達は村の入り口の方に家を建てた。入り口の方は土地をあまり広げられない。畑を増やしたかったら、離れた場所を開拓することになる。なので開拓初期の者達は村の奥に住んでいる。
今は転位できるようになったら、畑はどこでもいんだけどね!

「ちょっと案内してよ。朝ゴハンおごるから。」
「食べたんじゃないの?」
「いいのよ、私は軽いの食べるから。そばとかあるんでしょ?」
「あー、あったと思う」

弁当は棚に戻した。その代わり?ルイーズが菓子パンとポテチやたけのこきのこ、缶コーヒー、缶ミルクティーなどを放り込んだ。
で、レジでルイーズがカネを出そうとすると、
「いやいい、あとで一緒に食べるんだろ?俺が払うから、次回頼むわ」
「わかったわ」

大きめの紙袋をヨシオが抱え、2人で村の奥の方に歩く。

「へぇ、お披露目(アパートの)パーティのとき思ったけど、結構人居るのね」
「ああ、俺らが最後のほうかな?あ、ルイーズ達が一番新しい住人か。俺らその前だ。俺ら抜きで5-60人いるんじゃないか?」

「集まったりしないの?」
「・・・・ないな?」

「ダイジョブなの?」ルイーズ
「何が?」
「あまり知り合い居なくて、一人ぼっちとかの人とか?」
ルイーズは転生じゃないのでぼっちという単語を持っていない。

「ああ、住人は元、というか今もたまにやってるけど、冒険者。ベテランだ。ほぼソロだよ。たまに夫婦で、ってのもいるけど、独身は皆ソロ。だから一人が慣れてる?気軽なんじゃないかなぁ」
「へぇ、なるほどねぇ。でもなんかばらばらって感じはしないわよね」
「流石だな。」

「ルイーズの感じたのはアレだ。ソロ冒険者でも、何かあると集まって行動する。誰かが危険な魔獣から逃げられない場合とかは基本助けに行く。で、何人も集まるだろ?その場で連携とれないと戦闘に入れない。
自分が皆の視界の中にいるようにして、皆の得物を確認して、つまり得意技をある程度推測して、バッティングしないように合間合間で飛び込んでいく。だから無意識の連携はできる。村の日常生活でも同じ。」

「あんたら、罠が得意なんじゃないの?」
「まー、そうだけどー、でもなんかあった時はそんな言い訳言っても誰が助かるわけじゃなし。伊達に剣を持って行っているわけじゃない。」
「まぁ、そうよね」

「でもこの間の訓練で、まともな冒険者並になったからな。助かったよ。きつかったけど」
「・・・・・あれ、まともどころじゃないじゃない。魔力剣使えるなんて、私の周りにはいなかったわよ?」
「え?そうなん?ここのダンジョンに潜る人達はほぼ使えるんじゃないかな?俺らはヘボだったけど、かなり助けて貰ってたし、皆魔剣使ってたぜ?」

そうなの?私の周囲がしょぼすぎたの?とか思い始めるルイーズ。

「まあいいわ、私も強くなったし!!」
「だよなー」

で、食堂到着。

壁にメニューが貼ってある。
定食とか、そばもあった。

ヨシオは朝定食を頼み、ルイーズはきのこそばを。

なかなか美味かった。
近隣の食堂は皆競合揃い。近隣っても魔物の森の宿とその周囲の店や屋台だけど。
あと、この村の出入り口にあるヨシオ一派のカレー屋とかカツ屋とか。
なので半端だと客に叱られる。「それでも冒険者上がりなのか?」って。
闘え冒険者!!w

その後のんびり歩きながらコンビ方面に行く。

「あんた今日仕事は?」
「あー、特に急ぎはないな。小さな畑だけだし、。」
「喫茶店とかやれば?」
「俺が?喫茶店?俺が?」
「何よ、似合うじゃない?」
そうか?そうなの?ふーん、そうかー。

チョロ吉だよヨシオ!!

「あ、でも何もシラネーし、まったくわからんっ!!」ヨシオ
「仕方がないわねぇ、私が教えてあげるから」
「そうお?まじ、いちk、いや、ゼロからだよ?教えられる?」
「ゼロからだって教えてあげるわよ」

「んじゃ、お願いしますせんせー」
「任せなさいっ!!」

ヨシオ、陥落路線突入!!
でも、
ルイーズ、いいの?・・・・変わったものとか、珍獣とかが好きなのかな?ルイーズは。


ルイーズは喫茶店がダメな場合、他にもパスタ屋とか、ちょんまげ屋とか、ばっふすハウスとか、手配師とかいろいろ考えていた。が、一発目でうまくいってしまった。
さて、これから喫茶店やっている人を捕まえていろいろ訊こう!と意欲に燃えるのであった!!

その後、ヨシオの家を見たがるルイーズを連れてヨシオの家の居間で菓子を食った。
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