疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−298 リトル猫村

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中央王国王都に皆を転移させたA治。いつの間にかそんなに魔力持つように成ってたんだねー。
本人も気にしていないので気がついていないだろう。

「何もかもが懐かしい・・・」
「うむ、もう陳腐化しているセリフではあるが・・」

「なんか、こんな田舎っぽかったっけ?」フェリパが容赦ない件

「うん、俺もそう思ったけど、流石に口には出せなかった・・」
「ああ、俺も速攻そう思った。」
「うむ。どっかの田舎の街に来ちゃったかな?って思ったけど」

「あ?君達?このあか豚領領都の街をバカにしてるのですか?」
と、丁度横を歩いてたよたり気味のたあんちゃん。

「「「「「「え?」」」」」」
「あの、赤豚領?」
「おう・・違うの?」あんちゃん
あんちゃん、自分のところに自信なくすなよ?

「あの、そのあか豚領の領都って、なんて名なのですか?」
「・・・・・・・・・ぃ・ねぇ・・」
「え?」
「しりません・・多分、名は、無いんじゃない・・かな?」
あんちゃん自信なさげ。

あ、と、あんちゃんはそばを通りかかったおっさんを捕まえて、
「あんた、この領都の名前!知ってっか?なんていうんだ?!!」
「・・・・あー・・・?そういや、聞いたことねーな?」
「やっぱ、無いんんかな?」
「あー、無いのか、納得だな。産まれてこの方聞いたことねーもん」
「うん、俺もここの生まれだけど、聞いたことねーや」
あーーっはっはっはっはっは!!×2

「おう、わりーな、ということだ、んじゃ楽しんでくれや!」
と、あんちゃんはよたりながらスキップして行ってしまった。

誰も何も言わない。
A治は全員を王都ギルドに転移させた。


「はぁー、こうやりゃよかったんだよ。正確な座標というか目的場所があれば間違えないんだよ。」A治
「A治、なんで赤豚に行っちゃったの?」美雄
「・・・・?しらん?」
「呼ばれたのかもよ?」
「・・・・・・何に?」
「いや、赤豚の何か?」
「何かって何よ?!!」
「そら、俺らには未知の何か?」
・・・・
「はーいはいはいはい!やめー!!モフるんでしょ?!!」
フェリパも怖くなったようです!


「・・おれも呼ばれた事あったな。以前あった北のダンジョンでさぁ、」
「ああ、あれ、生きて帰ってくるのってめったに無かったってきいたぞ?」
「俺だけだってな。生きて戻ったの」
「そういや、草履の街なかでも呼ばれるって・・・」
「街なかぁ!?こええな草履っつ!!」
とかなんとかいろいろ周囲の冒険者達の会話が耳に入ってきた。

さっきA治は皆で王都ギルドに跳んだ。
だからここはギルド一階の食堂。客(冒険者)多し。
なので、声がデカかったA治達の話すことは皆の耳に入っていた。

今、ギルドの中の空気は冷えていた。

ぶるっつ!
「おう、早く出ようぜ、モフリンに行こうよ。」椎輔

「あ、どこにあるか訊こう!」
受付で訊いてみる。

だだだだだだだだっ!!
二階から走って降りてくるおっさん!!

「モフリンだって?!!儂が案内する!!」
ギルダー、王都ギルドのギルドマスターだ。どんだけ地獄耳?
最近イサムがちっとも遊んでくれないので寂しかったのだ!!

「キミタチッ!!その歳でモフリンとはっ!!みどころあるなっ!!!」ギルダー
は?何言ってんの?って顔でギルダーを見る受付の職員。
褒められてまんざらでも無い6人。でも何をどう褒められたのかってわかった者はいない。

さあ!ギルダーはこのパーティーに加われるかっ?!!!

時間も丁度良いくらいだ、もう夕方も遅い。
「うむ、時間も丁度良いな。そろそろ店が開く時間だろう♪、皆のもの、行くぞ!!」ワクワクギルダー!!

「え?もうそんな時間?」フェリパ
「あー、チー達は来ないな。帰っちゃったろう。」
「俺らも帰る?」
ギルダー、時間とか言うから皆一気に現実モードに!!

「ふむ、あれだろ?チーって子供だろ?」ギルダー
「そうだけど・・」
「んじゃ、子供は暗くなったら帰らねばな!暗くなったら我ら大人の時間だっつ!!!」
皆、そらそーだな?!とか納得し始めている。

いや、大人も帰れよさっさとさー。

なので
なんか、きっと、おもしろいに違いない!!???!、って思い込んでギルダーに引きつられて行く6人。
もちろんフェリパも行く。
フェリパのその意味のあまりなさそうな好奇心って、バカな男の子並だよなー。
バカな男の子=他の5名。+ギルダー。

ーー

Barモフリン

ふぎゃーっつ!!!ふーっつ!!ふーっつ!!!
怒るねこ人ネーチャン!!全ての毛を逆立てている。
「誰っ?ミギャータをここまで怒らせたのはっ!!!あんた?またあんたなのっつ?!!!」
と、ギルダーがママに叱られ始めた。鬼人なのでちょっと怖いw
が、デジレがモフりすぎて嫌がられてもやめなかったのでミギャータは爆発したのだっつ!
ギルダーはいつもがいつもなので当然疑われているだけだ。

あばばばばばばば!!(イニャス)
こここここここここここここここここーーーーーーんっ!!!
と、頭を突かれまくって壁にぶっとばされたのはイニャス。
羽が、特に胸の方の羽毛が気持ち良いのでがっちり組み付いて、これもモフりまくっていたのだ!!
突かれるのは当たり前!!
壁にめり込んで、頭から血をどくどく流すイニャス!
あほうね、とかいいっつヒールを掛けてあげるフェリパ。
そのフェリパの左手は小柄なねこ獣人の腰に回っていた。
こいつも大概である、結構ジゴロ?小娘なのにジゴロ?

あーひんやりしていいなー、とか椎輔がとかげ娘の膝枕。
意外だな?!!
あ、うつぶせになった・・・たのしいか?とかげだよ?
いや、ひんやり感がいいのか・・・

A治が一番エロ夫かもしれない。牛娘を横にして酒を酌み交わしている。
が、敵wは胃が4つあるのだ、敵うのか?

「ここ、リトルねこ村って聞いたけど、俺ら来たばかりで暗かったからこの店の周りまわってないし、知らないんだよ。猫村って何があるの?」美雄
「うーん・・・・、ねこ人達がお店出しているよ?」シャム系ねこ人娘
「何の?」
「おさかな!それとおさかなと・・・、あとは魚かなぁ」
「へぇ、すごいね?」
「そうよ!魚についてはこのねこ村にかなうものはこの王都には無いわよ!!」
そうなんですか。

「お?!じょうちゃん、いいねぇ!んじゃイカタコ知ってる?」
と、話に合流してくるギルダー
「おっちゃん、知ってるの?イカタコ。」
「おう!知ってるともさ!うまいよな!ありゃ西の国の特産だろ?!!」
「へぇ、このおっちゃんも単なる阿呆じゃないのね?」
「いや、阿呆なおっさんなだけだとおもふ」美雄

「ああ、イカタコ食いてぇなぁ・・・」
「しようがないわねぇ、、」
「お?あるの?」
・・・・・・・・・・・!!
「念話?」
「うん、今注文した。高いわよ?」
「おう!すこし位ならいいぜ!」
「どうだろ?」
「あまりぼったくるとイサムさん怒るよ?このおっさんイサムさんのお気に入りだから。」美雄
・・・・・・・・「あの人、おとこもいいの?つか、こんなおっさんが?」シャム子
「ちげーよ、飲み友達だよ」
「ああ、そういうことn・・・・・やべーよ。・・ママあ!!!」
シャム子はママと店の隅の方に行ってしまった。なんかひそひそ話し込んでいる。

で、ほどなく戻ってきた。
ママが美雄の隣に座る。
「ねぇ、このおっさんがイサムさんのお気に入りって本当なの?んなの冗談でしょう?」ママ
「あー、ほれ、」
と美雄がA学園のバッジを見せる。
あれま!「A学園の人なんですか?」

「僕らはね。このおっさんはギルドマスター。だからイサムさんと付き合い長いよ?今の防衛軍とかこのおっさんとイサムさんで作ったみたいだし。」

へぇ、巷ではそう言われてんだ?。まぁ、少しはおっさんの評判良くしてるのかな?

「・・・・イサムさんって、どういう人なの?」
「普段はいい人だよなー。俺達のセンセーがむちゃしても怒こらないし。けど、本気に成って怒ると相手はすぐに消えるね。ひと粒の切らず消えるねー。」
・・・・・・・・「どうして、怒るの?」
「そりゃ、騙したり、悪事働いて誰かを不幸にするからでしょ。そういうのは存在させては駄目だって。俺達のセンセーも率先して消しているみたいだし?」

「・・・・センセーって?」
「タカシセンセー。勇者タカシって知ってる?」
「・・嗅ぎリスト勇者の事?」
「あっはっはっは!!バレてんの!!おーいみんなー!!タカシセンセーが嗅ぎリスト勇者だって言われてるぞーー!!」

だーっはっはっはっはっはっは!!
店内は爆笑に包まれた。

まずいわっつ!!
「そうね、今日はいろいろとあったし、私の奢りにするわ!!いままでもっ!ギルダーさんに世話に成ってるしっつ!!!」ママ
「???え??いいの???」ギルダー
「いいに決まってるじゃないのっつ!!そのかし、うちの店が良い店だって、訊かれたが必ずそういうのよっつ!!」ママ
「おう!もちろんだっつ!!」ギルダー。
でもすぐ忘れると思うぞ?こいつ。

「おまちでぃーっすっつ!!」
と、魚屋がタコイカを持ってきた。

「あんたんとこのタコイカ、全部持ってきてっつ!!」ママ
「は?え?はい、まいどー??」魚やはすっ飛んで戻っていった。

ギルダーが常連になっているのがバレバレなBarモフリン。
そして、そのギルダーが毎回かなりぼったくられていたのが、よーくわかるようなママの行動である!!

まぁ、美雄、よくやった!!!

ーーー次回 にゃんごすちん ーーー(BGM、SAOのなんか)
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