【ありがとうございます!!底辺の壁突破!!】拉致放置?から始まる異世界?生活?【進めー!!モフ☆モフ!!】

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後−18 農国 ダッシュビール

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北の国の出国、農国への入国は問題なく、というより、馬車が馬車で御者が御者だったようで、ほぼ顔パスで済んだ。
農国の最初の街で下ろしてもらった。

泉さんが、ここまで運んでくれた礼に、食事と、今晩の酒と宿くらい提供したいが、、?と、馬車を曳いてくれた6人と御者に言ったが、「すぐ戻ってこいと命令受けているので、、、」と、物凄く後ろ髪を引かれたような感じで泣きながら帰っていった。
「農国の酒、うまいんっすよねぇ、、、、、、」だって。
だから釘さされたんだなぁ、、、外にでると何日も帰ってこないヤツ多いんだろうな、、
そういえば、小館に来てた部隊も結局1-2ヶ月居たもんなwwwww

「先に指南役に一言言っておけばよかったな、、かわいそうなことしたな」泉さん
「でも、この程度もダメって、、この世界じゃ聞いたこと無いっすから、、仕方ないっすよ、今回だけは」俺
まぁ、なぁ、、と泉さん


で、今回は御者情報ではなく、人狼情報でのおすすめ宿。

「”人気の人狼の宿!!”って、ネーミングがすげーすよね?」俺
「・・・・・・とりあえず入ってみるか?・・どうする?」
泉さんも躊躇する?wwwwおっそろしーな?www

がちゃっ、、ぎー、、
「ちーっす、、」

ひゅー、、からからから、、、

「営業していないみたいっすね?他探しますか、、、」
俺らが踵を返したその瞬間

「待ったー!!!待ってっつ!!お客さんでしょ?!!待って待って、やってるから!!うち、閉めていないからっつ!!」
と、2人の人狼が変態してとびかかってきた!!

いや、逃したくないって気持ち、わからんことないけど、、飛びかかるなよ?

「わーったから!!やめろ!!なめるなっつ!!」
泉さんに飛びかかった人狼が顔をなめまわしている、尻尾ぶんぶん!!

俺の方のは、、つーと、、
「おいこら、、なにひとの脇の下に鼻っ先つっこんでふんふんしているんだ?」

2人とも、ぼこん!と殴られて、今俺らの目の前でおすわりしている。

「いや、、最近ぜんぜんお客さんこなかったんで・・」
「なんか、、人狼の臭いたくさんさせてたんで、、、」

・・・
泉さんと顔を見合わせた

「あのな、ここ、北の国の人狼たちから聞いてきたんだが、、人気無いのか?」
いや、泉さん、直撃すぎるっしょ!!

「人狼には人気あると思うんですが、、、」
ターゲット固定かよ、、

「ひと用のと、どう違うんだ?」
・・
「??どおう??、何が違うんですかね??」
「いや、おまえら、そのくらいもわかってないのか?」
「「だって、、なぁ?」」 顔を見合わす2人(今は二匹状態)

・・・
「まぁ、泊まって見ましょう、2-3日泊まれば何かわかるでしょうから」俺
「え?いいの?2-3日も?」

「そーだな、、紹介された手前もあるし、、人狼だし放置してけんだろう、、」泉さん

ということでとりあえず2泊を前金で払い、部屋に案内され
「この街に風呂ってあるか?」
「え?うちにも在りますよ?すぐ入れます。一階奥に表示してますからわかりますよ」


風呂
ぬるい、、、、
「人狼って、そーいえば熱いのダメでしたよね、、、」俺
「ああ、小館やいずみ村の連中はある程度熱いの好きになったが、普通はダメだったな、、、」

1,風呂を人狼用と人間用にすること


晩飯
・・・・
「おい、、なぜ生なんだ?」
「?おいしいっすよ?!!!」運んできた人狼

2,食事に”ひと用”メニューを作ること。


晩酌
「うめーな!何この酒?」泉さん
「ええそうでしょうとも!!これが農国人気であまり手に入らない”名酒光水”っす!!!」

酒だけはすげー良いものをおいているらしい。

で、他に客もいないんだし、と、一緒に酒飲みながら1,2を改善するように細かに指導する俺達。
「あと、デザートにケーキも置け。農国と言えばケーキ!ケーキと言えば農国!ってーくらいに当たり前だぞ?!!」
と泉さん
「あ、すげーうまくないとダメだからな?この街でトップクラスのケーキを出せるようになれば、それだけでも大繁盛だ!!」

「あ、あと、あなた達、あまり湯に入ってないですよね?狼の姿で。」俺
「「え、まぁ、浴びるときは人間の姿のほうが楽だから、、」」
そ~ユー手抜きがっつ!!!!と、コンコンと小一時間説教をした。
で、説教後すぐ風呂に連れていき、俺が持ってきていたトリミングセットの「獣人用シャンプー」でわしゃわしゃ洗いまくった。
で、
出た後、暖炉に火をいれてもらってそこで乾かしながらトリミング。トリミングフルセットは当然持ってきている。

普段の食事がいいせいか、かなりもふもふピカピカになった。

「ふーっ、、これくらいかな?」俺

狼姿で自分を舐めてみて、すっげー変わったのがわかったのか、、
びっくりの2匹。

「すげーな?」
「ああ、ここまで、なるんだ、、」
「おう、、おれじゃないみたい・・・」
「どっかのお姫様かと、、、」

「ん?うちの村だとこの程度はまだまだだぞ?」俺
「「・・・・・・・」」
あの
「あの、、どこの村、、っすか?」
「ん?武国、東武領、小館村だが?」

ずざざざざっつ!!
一瞬にして壁際まで座ったまま後ずさる器用な2匹

あの!。ああ、あのっ!!。神の座わす!!。おう、神がしろしめさる!!。
「「おだてむらっつ!!!」」
・・・

「聞いていい?」
「「は、はい、、」」

「お前たちの中で、小館村て、どんなの?」
泉さんはテーブルで肴をつまみながらこの様子を見ている。ぷwとか言いながら。

「モフ☆モフ神に愛された村」
「最凶戦士達の村」
「世界全てを敵に廻しても、楽勝な村」
「全世界の獣人達の楽園」


「間違っちゃ、いないんじゃないか?」泉さん

「そーいうこと言うから、尾ひれ端ヒレが付いてでっかくなってくんですよー」俺

んー、、そのままじゃないかなぁ、、とかぶつくさまだ言っている泉さん

「まぁ、その姿でも宿の仕事できるくらいに毛艶を保てよ?モフ☆モフだと人間の客は確実に増えるからな!!」
「「はいっ!!勿論獣人も増えますネッツ!!」」
まぁ当然だなー

こんな感じで初日終了♪
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