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学園編序章
私が持ちうる権利と義務は
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このアインヴォルフ国には多くの学び舎があり、乙女ゲームの補正なのかなんなのか、識字率も現代日本と変わらないくらいに高い。
孤児院でだって読み書きを習うし、高いとはいえ本だって庶民の手の届かぬものではない。
……とはいえ、さすがに、この学園は。
「大きすぎ、ませんかね」
目の前に、まるでちょっとしたテーマパークのごとく広がる建物は、王都にある学園だ。アインヴォルフ王立学園という名のそれは、何代か前の王が自ら稼いだポケットマネーを出資して建てた学び舎らしい。
都会にあるのが犯罪レベルの広大な敷地に、もうため息も出ない。出る杭はで過ぎると打つのも馬鹿らしくなるんだなあと思う。
王が主体となって創設した学園という学び舎の1つの形は、そのまま孤児院への寄付よろしく貴族や豪商のステイタスへと変わった。
我先にと学び舎を建て、いかに高名な学者を雇うか、いかに素晴らしい建物か、それが貴族の虚栄心を満たしたのだという。
と、それがこの国に学び舎が多い理由であるのだが、リーゼロッテはそれでもちょっとやりすぎ感がすごいこの光景にはめまいを覚えざるを得ない。
「おねえちゃま、どうしましたの?」
「マルティナ」
ふと、舌足らずな声が下から聞こえる。
リーゼロッテがはっとして抱き上げたのは、クロヴィスと同じ色の金髪と、濃い緑の目をした美しい少女だ。
マルティナ・ティーゼ。あれから3年経った冬に生まれたクロヴィスの妹で、同時にリーゼロッテの義理の妹でもある。
ゲームでは、マルティナが産まれると同時に死出の旅へ向かってしまった侯爵夫人。
不安になったリーゼロッテの予感の通り、産後の肥立ちが悪く一度は伏せった母侯爵夫人であったが、どこからか雇われたと言ってやってきた医者が回復させてしまった。
医者は頑なにその雇い人を告げなかった。
ただ、王宮からの紹介状を持っていたので、一応の信用をおいている。
ーー私を雇われたのは、王族の方々ではありません。
誰に雇われたのだと猜疑心たっぷりに睨め付けたリーゼロッテに、聞いた通りの愛らしい方です、などとふざけたことをのたまってみせた医者は、たしかに腕が良かった。
死ぬはずだった侯爵夫人が、毎日庭で散歩するくらいに元気になっているのだから。
「なんでもないの。ちょっと、こう、人生ってままならないなあって思って」
「ままなら……?」
「思った通りにならないなあって」
「おねえちゃま、いつも言ってらっしゃいますよ?思った通りにならないのが面白いって」
「それはそうなんだけど」
リーゼロッテは、マルティナのふくふくとした頰に自分のそれをすり寄せた。
ミルクの匂いがするマルティナは、かわいくてかわいくてたまらない、リーゼロッテの大事な家族だ。
しかし、ゲームにおいてクロヴィスが死ぬ要因の1つでもある。
その詳細を思い出すために、リーゼロッテは死ぬほど自分の頭を打ったから、両親はリーゼロッテが心を病んだと思ったらしかった。
「ヴィー、いま、どうしてるかな」
「おねえちゃま、いつもおにいさまのことばかり。あんなひとのどこがいいんですの」
昨年、リーゼロッテより一足先に学園の寄宿舎に入ってしまったクロヴィスは、家でリーゼロッテを無視するようになった。
両親の心配はこれにもよるのだろう。
あのときたしかリーゼロッテは心底落ち込んでいたから、遠巻きにするのも頷ける。
とんでもなく面倒くさい女だ。なんて、自分でも思う。
だが、他の家族とも顔を合わせない彼のことを、マルティナは好んではいないらしい。まだ幼いからか、好きと嫌いが激しいマルティナは、クロヴィスが近くを通るだけで犬みたいに威嚇する。
「ヴィーはほんとに優しいんだよ」
リーゼロッテは苦く笑った。
クロヴィスは、この一年でどうなったのだろう。
ゲームにおいて、貴族の家に引き取られてから、礼儀作法を学ぶのに時間を費やしたヒロインが編入してくるのは、クロヴィスや攻略対象のアルブレヒト・アインヴォルフや、ヴィルヘルム・ヴィオラ・ヒュントヘンが入学した一年後。
そのあたりで、お助けキャラであるヴィルヘルムの双子の妹がやってきたりして、過去の事件の話をしたりする。その結果、クロヴィスの悪事について探るきっかけができるのだった。
悪事ーー……ありもしない、嘘っぱち。
リーゼロッテはぎゅっと掌を握った。少し、湿っている。
あの嘘を、攻略対象という枠の中の彼らや、登場人物としての彼らが信じていたら。
そうだったら、リーゼロッテはクロヴィスの首根っこをひっつかんで帰る心算だった。
たとえクロヴィスが、嫌がっても。
クロヴィスを死なせる可能性がどんなに小さくても、遠ざける。自分が、クロヴィスを救う手立てを知っている限り。
リーゼロッテは、握りしめた拳を、そっと額に当てた。腕の中のマルティナが不思議そうにリーゼロッテを見上げる。
ーーねえ、ヴィー。あの屋敷を覚えてる?
リーゼロッテは、目を閉じて、誰にでもなく、語りかけるように想った。
ーーそろそろチューリップが見頃なの。私が咲かせたんだよ。枯れても枯れても、植え続けたんだよ。
ーーヴィーがいつでも帰ってきていいように。花を見ながら一緒に葡萄を食べようって、思って。
すう、と息を吸う。涙が引っ込んだのを確認して、リーゼロッテは白い歯を見せて笑った。
「マルティナ、そろそろ帰ろっか。今日はマルティナの好きなクロワッサンがあるんだって」
「まあ!楽しみです!苺はありますの?」
「どうだろう。でも、時期だからあるかもしれないね」
マルティナは、葡萄を食べたことがない。
やっぱり好みはクロヴィスと違うんだよね、とリーゼロッテは笑顔の下で奥歯を噛んだ。
リーゼロッテが会いたい人は、もう三年も、リーゼロッテの名前を呼んでくれない。
それでも、嫌われていたって会いに行くと決めたから、ここにいるのだ。
「女の子にはね、マルティナ。好きな人に対して押せ押せで突き進む、権利と義務があるんだよ」
難しい言葉、と首をかしげるマルティナの柔らかい頰にキスをする。
これは挨拶のキス。ああ、この国の文化に染まったなあ、なんて思いながら、リーゼロッテは「我が家」への帰路に着いた。
ーーヴィーを死なせない。隣にいるんだ。
死にたかった、それでも死ねない。リーゼロッテが死んだら、クロヴィスを助ける人はいなくなる。可能性が消える。だから、死ねない。
だってここが、私の生きる場所だから。
孤児院でだって読み書きを習うし、高いとはいえ本だって庶民の手の届かぬものではない。
……とはいえ、さすがに、この学園は。
「大きすぎ、ませんかね」
目の前に、まるでちょっとしたテーマパークのごとく広がる建物は、王都にある学園だ。アインヴォルフ王立学園という名のそれは、何代か前の王が自ら稼いだポケットマネーを出資して建てた学び舎らしい。
都会にあるのが犯罪レベルの広大な敷地に、もうため息も出ない。出る杭はで過ぎると打つのも馬鹿らしくなるんだなあと思う。
王が主体となって創設した学園という学び舎の1つの形は、そのまま孤児院への寄付よろしく貴族や豪商のステイタスへと変わった。
我先にと学び舎を建て、いかに高名な学者を雇うか、いかに素晴らしい建物か、それが貴族の虚栄心を満たしたのだという。
と、それがこの国に学び舎が多い理由であるのだが、リーゼロッテはそれでもちょっとやりすぎ感がすごいこの光景にはめまいを覚えざるを得ない。
「おねえちゃま、どうしましたの?」
「マルティナ」
ふと、舌足らずな声が下から聞こえる。
リーゼロッテがはっとして抱き上げたのは、クロヴィスと同じ色の金髪と、濃い緑の目をした美しい少女だ。
マルティナ・ティーゼ。あれから3年経った冬に生まれたクロヴィスの妹で、同時にリーゼロッテの義理の妹でもある。
ゲームでは、マルティナが産まれると同時に死出の旅へ向かってしまった侯爵夫人。
不安になったリーゼロッテの予感の通り、産後の肥立ちが悪く一度は伏せった母侯爵夫人であったが、どこからか雇われたと言ってやってきた医者が回復させてしまった。
医者は頑なにその雇い人を告げなかった。
ただ、王宮からの紹介状を持っていたので、一応の信用をおいている。
ーー私を雇われたのは、王族の方々ではありません。
誰に雇われたのだと猜疑心たっぷりに睨め付けたリーゼロッテに、聞いた通りの愛らしい方です、などとふざけたことをのたまってみせた医者は、たしかに腕が良かった。
死ぬはずだった侯爵夫人が、毎日庭で散歩するくらいに元気になっているのだから。
「なんでもないの。ちょっと、こう、人生ってままならないなあって思って」
「ままなら……?」
「思った通りにならないなあって」
「おねえちゃま、いつも言ってらっしゃいますよ?思った通りにならないのが面白いって」
「それはそうなんだけど」
リーゼロッテは、マルティナのふくふくとした頰に自分のそれをすり寄せた。
ミルクの匂いがするマルティナは、かわいくてかわいくてたまらない、リーゼロッテの大事な家族だ。
しかし、ゲームにおいてクロヴィスが死ぬ要因の1つでもある。
その詳細を思い出すために、リーゼロッテは死ぬほど自分の頭を打ったから、両親はリーゼロッテが心を病んだと思ったらしかった。
「ヴィー、いま、どうしてるかな」
「おねえちゃま、いつもおにいさまのことばかり。あんなひとのどこがいいんですの」
昨年、リーゼロッテより一足先に学園の寄宿舎に入ってしまったクロヴィスは、家でリーゼロッテを無視するようになった。
両親の心配はこれにもよるのだろう。
あのときたしかリーゼロッテは心底落ち込んでいたから、遠巻きにするのも頷ける。
とんでもなく面倒くさい女だ。なんて、自分でも思う。
だが、他の家族とも顔を合わせない彼のことを、マルティナは好んではいないらしい。まだ幼いからか、好きと嫌いが激しいマルティナは、クロヴィスが近くを通るだけで犬みたいに威嚇する。
「ヴィーはほんとに優しいんだよ」
リーゼロッテは苦く笑った。
クロヴィスは、この一年でどうなったのだろう。
ゲームにおいて、貴族の家に引き取られてから、礼儀作法を学ぶのに時間を費やしたヒロインが編入してくるのは、クロヴィスや攻略対象のアルブレヒト・アインヴォルフや、ヴィルヘルム・ヴィオラ・ヒュントヘンが入学した一年後。
そのあたりで、お助けキャラであるヴィルヘルムの双子の妹がやってきたりして、過去の事件の話をしたりする。その結果、クロヴィスの悪事について探るきっかけができるのだった。
悪事ーー……ありもしない、嘘っぱち。
リーゼロッテはぎゅっと掌を握った。少し、湿っている。
あの嘘を、攻略対象という枠の中の彼らや、登場人物としての彼らが信じていたら。
そうだったら、リーゼロッテはクロヴィスの首根っこをひっつかんで帰る心算だった。
たとえクロヴィスが、嫌がっても。
クロヴィスを死なせる可能性がどんなに小さくても、遠ざける。自分が、クロヴィスを救う手立てを知っている限り。
リーゼロッテは、握りしめた拳を、そっと額に当てた。腕の中のマルティナが不思議そうにリーゼロッテを見上げる。
ーーねえ、ヴィー。あの屋敷を覚えてる?
リーゼロッテは、目を閉じて、誰にでもなく、語りかけるように想った。
ーーそろそろチューリップが見頃なの。私が咲かせたんだよ。枯れても枯れても、植え続けたんだよ。
ーーヴィーがいつでも帰ってきていいように。花を見ながら一緒に葡萄を食べようって、思って。
すう、と息を吸う。涙が引っ込んだのを確認して、リーゼロッテは白い歯を見せて笑った。
「マルティナ、そろそろ帰ろっか。今日はマルティナの好きなクロワッサンがあるんだって」
「まあ!楽しみです!苺はありますの?」
「どうだろう。でも、時期だからあるかもしれないね」
マルティナは、葡萄を食べたことがない。
やっぱり好みはクロヴィスと違うんだよね、とリーゼロッテは笑顔の下で奥歯を噛んだ。
リーゼロッテが会いたい人は、もう三年も、リーゼロッテの名前を呼んでくれない。
それでも、嫌われていたって会いに行くと決めたから、ここにいるのだ。
「女の子にはね、マルティナ。好きな人に対して押せ押せで突き進む、権利と義務があるんだよ」
難しい言葉、と首をかしげるマルティナの柔らかい頰にキスをする。
これは挨拶のキス。ああ、この国の文化に染まったなあ、なんて思いながら、リーゼロッテは「我が家」への帰路に着いた。
ーーヴィーを死なせない。隣にいるんだ。
死にたかった、それでも死ねない。リーゼロッテが死んだら、クロヴィスを助ける人はいなくなる。可能性が消える。だから、死ねない。
だってここが、私の生きる場所だから。
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