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学園編序章
ろくろを回して夢を語れ
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「リーゼロッテ、大丈夫?」
「あ、え?」
クロエに肩を揺すられ、はっと我に返ったリーゼロッテは、そのまま自分の隣に立つクロエを見上げた。
「体調悪いの?これから昼休憩だけれど、リーゼロッテは救護室に行く?」
「あ、ううん。なんでもないの。考え事をしていて」
そう、よかった。とクロエが笑うから、つられてリーゼロッテも微笑んだ。
けれど、その頰をクロエがびょーんと引っ張るから、何事かと目を瞬く。
「リーゼロッテ、ほっぺたはすごく柔らかいのにね」
「もう!怒るわよ、クロエ」
「ごめんごめん」
ぱっとリーゼロッテの頰を離したクロエはけらけらと笑った。クロエの態度が、侯爵令嬢に対するそれではないと非難されているのを知っている。
けれど、それはリーゼロッテが頼んだからだ。
クロエへの陰口に気づいてリーゼロッテが訂正した時にはもう、クロエのそれは染み付いていてーー……いいや、違う。クロエは、リーゼロッテがさみしくないようにこうやって振舞ってくれているのだった。
本当に気遣いの塊みたいな友人だ。
「クロエはさ、何にでもなれそうよね」
「どういうこと?」
「丁寧だし、気遣いもできるし、勉強もできる。おまけにセンスまでいいんだもの。どんな職にも就けそう」
言い切って、あっと思う。
そういえば職につくなんて庶民の考えだ。子爵家の令嬢たるクロエには失礼なことばだったかもしれない。
「あ、ご、ごめんね、あの、今のは」
「職……」
クロエは、はっとしたような顔をしてリーゼロッテを見ていた。そこに、嫌悪の色は見られない。
困惑するリーゼロッテに、ややあって、クロエはそうなのだわ、と口にして、胸の前で腕を組んだ。
「リーゼロッテ、本当に、本当に、私、職業婦人になれると思う?」
「え、うん、もちろん。だってクロエはなんでもできるもの。かわいいし、見た目が重視される職にだってつけるわ」
受付や接客業もいいかもしれない。こう、クロエは人を安心させる容姿をしているから。信用が置けて、なんだって話してしまう。そういう表情と仕草をしていることは、前世的な観点から見ても十分以上に強みだ。
「かわいいはリーゼロッテに言われてもよくわかんないわ」
「失礼な」
「だってリーゼロッテはとってもとっても美人だもの。……でも、そうね」
クロエは、そう言って笑った。
きらきらした目が、リーゼロッテを見つめている。
「私ね、侍女になりたいの。夢はでっかく、王宮の侍女!」
「ええっ!すごいすごい!クロエ、それ、エリートじゃない!絶対なって!」
リーゼロッテは思わずはしゃいだ。王宮の侍女といえば、つまりは王族に仕えるひとーーこの国における、職業婦人の頂点だ。
リーゼロッテの反応に、クロエは嬉しそうに目を細めた。
「それでね、それでね。私、かわいいお姫様にお支えしたいの!」
「この国にはお姫様はいないけど……」
ちっちっち、とクロエはひとさし指を振った。
「王子様がいらっしゃるじゃない。アルブレヒト王太子殿下が婚約者を迎える頃には、私だって卒業よ。待ち遠しいわ……綺麗な綺麗なお姫様を着飾って愛でて暮らすのよ」
げ。リーゼロッテはアルブレヒトの名を聞いて苦虫を噛み潰した心地だった。
あの王太子の婚約者事情として、ゲームの中ではヒロイン以外に語られない。 すなわち相手の候補はリーゼロッテで……。いやいやないないありえない!
「……そうね!他国のお姫様とかね!」
「貴族令嬢なもしれないわ……まあ、リーゼロッテは除外として」
「どういう意味よ」
おどけていうクロエは、リーゼロッテの心中を察してくれたのだろうか?
そういう雰囲気ではなかったが、王太子の相手役として自分が外れていてほっとした。
だからリーゼロッテはふざけて、私じゃ役不足?などと返したのだが、即座になぜかクロエは目をそらして口笛を吹きはじめた。なぜ冷や汗をかく。
「そ、そうねえ。例えば、ヒュントヘン公爵家に双子の、お姫様、いらっしゃるじゃない。家格的にはそこらへんじゃないかしら……うーん。でも、私の好みのお姫様じゃないのよね」
「さらっと失礼だわ、クロエ」
「私は!お姫様を!綺麗にしたいの!こだわりは捨てないわ。こう、こうね、透き通るみたいに綺麗なお姫様におつかえしたいのよ」
手でろくろを回すような動作をしてクロエのこだわりはヒートアップしていく。
だからリーゼロッテはこりゃあしばらく帰ってこないわ、と思って、壁に掛けられた時計を見上げた。
ーーと。
「クロエ!戻ってきて!食堂が混む時間だわ、はやく行かないと」
「待ってもう少し語らせて!」
「く、くろえ……」
講義室の扉を半開きにしたまま、リーゼロッテはどうしようかと思った。
クロエはリーゼロッテを待ってくれたのだし、待つべきということはわかっている。が、そろそろ我に返ってもらわねば2人とも昼ご飯を食いっぱぐれてしまいそうだ。
かたん、と音がした。なんとなく振り返ったリーゼロッテは、廊下の方へ視線をやった。
ーーその時、影からきて、不意討ちまがいににリーゼロッテの腰を掴んで強く引くものがあった。
えっ、とリーゼロッテの口から音が発せられる前に、リーゼロッテは廊下に引きずり出される。
そうして、扉の陰に閉じ込めるように、誰かの両腕で行く道を塞がれた。
さらりとした薄い金髪が、リーゼロッテの視界に入る。リーゼロッテより頭一つ分以上ほどに背の高い、緑の目をした、涼しげな顔立ちの少年ーーいや、青年だろうか。
その人が、瞳の緑に炎のような熱をたたえ、リーゼロッテを見下ろしていた。
「ーーリズ」
記憶のものよりずっと低くなった声。けれど、その呼び名は、ただ1人だけに許されたものだ。
リーゼロッテは、胸のリボンをぎゅっと握った。
恐る恐る、口を開く。
「ヴィー……」
ひさびさに会った大切な人は、記憶の中の彼とどこまでも同じでーーしかし、何もかもが違っていた。
「あ、え?」
クロエに肩を揺すられ、はっと我に返ったリーゼロッテは、そのまま自分の隣に立つクロエを見上げた。
「体調悪いの?これから昼休憩だけれど、リーゼロッテは救護室に行く?」
「あ、ううん。なんでもないの。考え事をしていて」
そう、よかった。とクロエが笑うから、つられてリーゼロッテも微笑んだ。
けれど、その頰をクロエがびょーんと引っ張るから、何事かと目を瞬く。
「リーゼロッテ、ほっぺたはすごく柔らかいのにね」
「もう!怒るわよ、クロエ」
「ごめんごめん」
ぱっとリーゼロッテの頰を離したクロエはけらけらと笑った。クロエの態度が、侯爵令嬢に対するそれではないと非難されているのを知っている。
けれど、それはリーゼロッテが頼んだからだ。
クロエへの陰口に気づいてリーゼロッテが訂正した時にはもう、クロエのそれは染み付いていてーー……いいや、違う。クロエは、リーゼロッテがさみしくないようにこうやって振舞ってくれているのだった。
本当に気遣いの塊みたいな友人だ。
「クロエはさ、何にでもなれそうよね」
「どういうこと?」
「丁寧だし、気遣いもできるし、勉強もできる。おまけにセンスまでいいんだもの。どんな職にも就けそう」
言い切って、あっと思う。
そういえば職につくなんて庶民の考えだ。子爵家の令嬢たるクロエには失礼なことばだったかもしれない。
「あ、ご、ごめんね、あの、今のは」
「職……」
クロエは、はっとしたような顔をしてリーゼロッテを見ていた。そこに、嫌悪の色は見られない。
困惑するリーゼロッテに、ややあって、クロエはそうなのだわ、と口にして、胸の前で腕を組んだ。
「リーゼロッテ、本当に、本当に、私、職業婦人になれると思う?」
「え、うん、もちろん。だってクロエはなんでもできるもの。かわいいし、見た目が重視される職にだってつけるわ」
受付や接客業もいいかもしれない。こう、クロエは人を安心させる容姿をしているから。信用が置けて、なんだって話してしまう。そういう表情と仕草をしていることは、前世的な観点から見ても十分以上に強みだ。
「かわいいはリーゼロッテに言われてもよくわかんないわ」
「失礼な」
「だってリーゼロッテはとってもとっても美人だもの。……でも、そうね」
クロエは、そう言って笑った。
きらきらした目が、リーゼロッテを見つめている。
「私ね、侍女になりたいの。夢はでっかく、王宮の侍女!」
「ええっ!すごいすごい!クロエ、それ、エリートじゃない!絶対なって!」
リーゼロッテは思わずはしゃいだ。王宮の侍女といえば、つまりは王族に仕えるひとーーこの国における、職業婦人の頂点だ。
リーゼロッテの反応に、クロエは嬉しそうに目を細めた。
「それでね、それでね。私、かわいいお姫様にお支えしたいの!」
「この国にはお姫様はいないけど……」
ちっちっち、とクロエはひとさし指を振った。
「王子様がいらっしゃるじゃない。アルブレヒト王太子殿下が婚約者を迎える頃には、私だって卒業よ。待ち遠しいわ……綺麗な綺麗なお姫様を着飾って愛でて暮らすのよ」
げ。リーゼロッテはアルブレヒトの名を聞いて苦虫を噛み潰した心地だった。
あの王太子の婚約者事情として、ゲームの中ではヒロイン以外に語られない。 すなわち相手の候補はリーゼロッテで……。いやいやないないありえない!
「……そうね!他国のお姫様とかね!」
「貴族令嬢なもしれないわ……まあ、リーゼロッテは除外として」
「どういう意味よ」
おどけていうクロエは、リーゼロッテの心中を察してくれたのだろうか?
そういう雰囲気ではなかったが、王太子の相手役として自分が外れていてほっとした。
だからリーゼロッテはふざけて、私じゃ役不足?などと返したのだが、即座になぜかクロエは目をそらして口笛を吹きはじめた。なぜ冷や汗をかく。
「そ、そうねえ。例えば、ヒュントヘン公爵家に双子の、お姫様、いらっしゃるじゃない。家格的にはそこらへんじゃないかしら……うーん。でも、私の好みのお姫様じゃないのよね」
「さらっと失礼だわ、クロエ」
「私は!お姫様を!綺麗にしたいの!こだわりは捨てないわ。こう、こうね、透き通るみたいに綺麗なお姫様におつかえしたいのよ」
手でろくろを回すような動作をしてクロエのこだわりはヒートアップしていく。
だからリーゼロッテはこりゃあしばらく帰ってこないわ、と思って、壁に掛けられた時計を見上げた。
ーーと。
「クロエ!戻ってきて!食堂が混む時間だわ、はやく行かないと」
「待ってもう少し語らせて!」
「く、くろえ……」
講義室の扉を半開きにしたまま、リーゼロッテはどうしようかと思った。
クロエはリーゼロッテを待ってくれたのだし、待つべきということはわかっている。が、そろそろ我に返ってもらわねば2人とも昼ご飯を食いっぱぐれてしまいそうだ。
かたん、と音がした。なんとなく振り返ったリーゼロッテは、廊下の方へ視線をやった。
ーーその時、影からきて、不意討ちまがいににリーゼロッテの腰を掴んで強く引くものがあった。
えっ、とリーゼロッテの口から音が発せられる前に、リーゼロッテは廊下に引きずり出される。
そうして、扉の陰に閉じ込めるように、誰かの両腕で行く道を塞がれた。
さらりとした薄い金髪が、リーゼロッテの視界に入る。リーゼロッテより頭一つ分以上ほどに背の高い、緑の目をした、涼しげな顔立ちの少年ーーいや、青年だろうか。
その人が、瞳の緑に炎のような熱をたたえ、リーゼロッテを見下ろしていた。
「ーーリズ」
記憶のものよりずっと低くなった声。けれど、その呼び名は、ただ1人だけに許されたものだ。
リーゼロッテは、胸のリボンをぎゅっと握った。
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