恋人ごっこ

小松菜

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そういえば…

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そういえば…

結婚するまでに付き合った人は何人かいるけど、
スゴイ好き!っていう感情になったのは、いつだったかな。

小学6年生の時、1個下の後輩が好きだった。周りでも年下を好きになるっていうのが、なぜか流行ってた。
毎日学校に行くのが楽しみで仕方なかった。

後輩と学校内ですれ違ったり、ちょっと話したりするだけでも、嬉しかったし、ドキドキした。

一度だけ、その後輩に多目的室で、軽く抱きしめられた事がある。
私が好きだってことを知っていたかは、わからないけど…

当時は多目的室の前を通るたびに、抱きしめられたことを思い出していた。
あの時の、後輩の気持ち、知りたかったな…

スゴイ好きだと思えた一人。


中学生になったら、テレビでプロ野球を観るのが日課になった。
父親の影響だろう。
周りのいわゆる女子中学生は、ドラマやアイドルにハマっていた中、私はプロ野球の選手にハマっていた。
だから学校でも、話についていけないこともあった。

「野球が延長するとさー、ドラマの開始時間が遅れるから最悪だよね」
って何回聞いただろう。
私的には、むしろありがたい。
好きな選手を長い時間、観れるから。
今で言う、推し活。

応援していた選手の苗字と、自分の名前を合体させてノートに書いてみたりしてた。
結婚したら、こうなるのかっていうイメトレ。

なんなら、本当に結婚出来るかもって思ってた。
その希望は、推しメン(応援していた選手)が当時人気絶頂だったモー娘。の一人が好きだというのを知って見事に消えたけど…

推しメンも、スゴイ好きだと思えた一人。
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