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白龍ユイン様
ベル様とランス様のことについて色々と話をしていたら、なんとなく気持ちが落ち着いてきた。
「ねぇ、このスコーンとっても美味しいのよ。食べてみて」
ベル様に促されて食べてみると、本当に美味しい!ほっぺたが落ちてしまいそうなほどの美味しさだ。お茶も一口飲んで、ホッと息をつく。
青空に雲がどんどんと流れていく。見晴らしが良くて風が気持ち良い。
「聖女としてユーズの所にきてからかれこれ12年近く経つけれど、今でもこうして生きていられることが奇跡みたいに感じられるわ」
空を見つめるベル様の瞳はキラキラと輝いている。
「ベル様は何歳の時にこちらにいらっしゃったんですか?」
「18歳の時ね。ユーズは22歳だったわ。二人ともすっかり年をとっちゃった」
うふふ、とお茶目に笑うベル様。って、え?!それじゃ今のベル様は30歳ってこと??全然見えないんですけど?!それにユーズ様は34歳ってこと?!そちらも全然見えない!
「ベル様、めちゃめちゃお若く見えますね!」
「あらやだぁ、セシルったらうまいんだから!嬉しいからこれもあげちゃう」
手元にあったクッキーを沢山くれた。いや、お世辞じゃなく本当にお若いですって……!
二人でワイワイ騒いでいると、突然ふっと清らかな力を感じる。そちらの方に目を向けると、そこには透けるような金髪のショートボブを風に靡かせた美しい人が立っていた。ミゼルのように異国の衣服みたいなものを見に纏っている。
「キレイ……」
思わずぼんやりしながら呟くと、その人がにこり、と微笑んだ。やだ、微笑んだ顔もお美しい!!!
「あら、ユイン。ランスの聖女に会いに来たの?」
ベルがその人に親しげに話しかける。あれ、もしかしてこの人って……。
「セシル、こちらユイン。ユーズの白龍よ。ユイン、こちらセシル。ミゼルとランスの聖女様よ」
うふふ、と片手を頬に当てながらベル様が嬉しそうに紹介してくれた。
「やぁ、初めまして。君がミゼルとランスの聖女様か。可愛らしいね。これから任務で一緒になることもあるだろう。よろしくね」
「あ、はい!セシルと申します。まだ未熟者ですがよろしくお願いいたします!」
お辞儀をすると、ユイン様は嬉しそうにクスクスと笑っている。あぁ、笑い声もとても美しい……!
「ユイン、ミゼルには会ったの?」
「いんや、これからだよ。別にミゼルには会わなくえもいいんだけど、セシルに会ったついでだからね」
ミゼル様も破格の美しさだけれど、ユイン様も負けず劣らずの美しさで驚いてしまう。白龍様が人の姿になるとこんなにも神々しいものなのね……!
「そんなに見つめられると照れてしまうな。そんなに熱い眼差しを向けられてしまうとランスに焼きもちを妬かれてしまうよ。ユーズが焼きもち妬くみたいにね」
ユイン様はそう言ってクスッとベルの方を見る。
「え、ユーズ様ってユイン様に焼きもち妬くんですか?!」
あの冷静沈着そうで落ちついた感じのユーズ様が白龍であるユイン様にわざわざ焼きもちを??
驚いて思わずベル様を見ると、ベル様はほんのり頬を赤らめている。やだ、可愛らしい!!
「その、ユインと仲良くしてるとたまに割り込んできたりするのよね。ユインは白龍だから気にしなくてもいいのに」
「そういうわけにもいかないだろう。私は場合によってはやろうと思えば性別を選んで君から直接力分けをしてもらえるんだ。ユーズにとっては耐え難いことなんだろう、いつも目を光らせているものね。まぁ君はユーズ一筋だから心配ないだろうけれど。私もそんな君達で良かったと思っているよ」
にっこりと嬉しそうに頬笑むユイン様。ユーズ様って本当にベル様のことが大好きなんだろうな。すごい。私もランス様にそんな風に思ってもらえたら……。
「君も気をつけた方がいいよ。ランスもきっとミゼルに焼きもちを妬いているし、ミゼルはそれをわかってわざとけしかけるようなことをしてるだろうから」
え?どういうこと???ランス様がミゼル様へ焼きもち???
キョトンとしてしまう私を見て、ベル様もユイン様も楽しそうに笑っていた。
「ねぇ、このスコーンとっても美味しいのよ。食べてみて」
ベル様に促されて食べてみると、本当に美味しい!ほっぺたが落ちてしまいそうなほどの美味しさだ。お茶も一口飲んで、ホッと息をつく。
青空に雲がどんどんと流れていく。見晴らしが良くて風が気持ち良い。
「聖女としてユーズの所にきてからかれこれ12年近く経つけれど、今でもこうして生きていられることが奇跡みたいに感じられるわ」
空を見つめるベル様の瞳はキラキラと輝いている。
「ベル様は何歳の時にこちらにいらっしゃったんですか?」
「18歳の時ね。ユーズは22歳だったわ。二人ともすっかり年をとっちゃった」
うふふ、とお茶目に笑うベル様。って、え?!それじゃ今のベル様は30歳ってこと??全然見えないんですけど?!それにユーズ様は34歳ってこと?!そちらも全然見えない!
「ベル様、めちゃめちゃお若く見えますね!」
「あらやだぁ、セシルったらうまいんだから!嬉しいからこれもあげちゃう」
手元にあったクッキーを沢山くれた。いや、お世辞じゃなく本当にお若いですって……!
二人でワイワイ騒いでいると、突然ふっと清らかな力を感じる。そちらの方に目を向けると、そこには透けるような金髪のショートボブを風に靡かせた美しい人が立っていた。ミゼルのように異国の衣服みたいなものを見に纏っている。
「キレイ……」
思わずぼんやりしながら呟くと、その人がにこり、と微笑んだ。やだ、微笑んだ顔もお美しい!!!
「あら、ユイン。ランスの聖女に会いに来たの?」
ベルがその人に親しげに話しかける。あれ、もしかしてこの人って……。
「セシル、こちらユイン。ユーズの白龍よ。ユイン、こちらセシル。ミゼルとランスの聖女様よ」
うふふ、と片手を頬に当てながらベル様が嬉しそうに紹介してくれた。
「やぁ、初めまして。君がミゼルとランスの聖女様か。可愛らしいね。これから任務で一緒になることもあるだろう。よろしくね」
「あ、はい!セシルと申します。まだ未熟者ですがよろしくお願いいたします!」
お辞儀をすると、ユイン様は嬉しそうにクスクスと笑っている。あぁ、笑い声もとても美しい……!
「ユイン、ミゼルには会ったの?」
「いんや、これからだよ。別にミゼルには会わなくえもいいんだけど、セシルに会ったついでだからね」
ミゼル様も破格の美しさだけれど、ユイン様も負けず劣らずの美しさで驚いてしまう。白龍様が人の姿になるとこんなにも神々しいものなのね……!
「そんなに見つめられると照れてしまうな。そんなに熱い眼差しを向けられてしまうとランスに焼きもちを妬かれてしまうよ。ユーズが焼きもち妬くみたいにね」
ユイン様はそう言ってクスッとベルの方を見る。
「え、ユーズ様ってユイン様に焼きもち妬くんですか?!」
あの冷静沈着そうで落ちついた感じのユーズ様が白龍であるユイン様にわざわざ焼きもちを??
驚いて思わずベル様を見ると、ベル様はほんのり頬を赤らめている。やだ、可愛らしい!!
「その、ユインと仲良くしてるとたまに割り込んできたりするのよね。ユインは白龍だから気にしなくてもいいのに」
「そういうわけにもいかないだろう。私は場合によってはやろうと思えば性別を選んで君から直接力分けをしてもらえるんだ。ユーズにとっては耐え難いことなんだろう、いつも目を光らせているものね。まぁ君はユーズ一筋だから心配ないだろうけれど。私もそんな君達で良かったと思っているよ」
にっこりと嬉しそうに頬笑むユイン様。ユーズ様って本当にベル様のことが大好きなんだろうな。すごい。私もランス様にそんな風に思ってもらえたら……。
「君も気をつけた方がいいよ。ランスもきっとミゼルに焼きもちを妬いているし、ミゼルはそれをわかってわざとけしかけるようなことをしてるだろうから」
え?どういうこと???ランス様がミゼル様へ焼きもち???
キョトンとしてしまう私を見て、ベル様もユイン様も楽しそうに笑っていた。
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