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顔合わせと自己紹介
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王都騎士団本部での会議とちょっとした騒ぎが終わってから、私たちは揃って白龍使いの騎士団本部へと移動した。それぞれの本部は別の場所にあるけれどどちらも王都内で歩いていける距離だ。
白龍使いの騎士団本部に着いてから小会議室に通された。
「よし、みんな顔が見えるようにして適当に座ってくれ。見知った顔もあるだろうが、全く知らない面々もいるだろう。魔物討伐祭では各自協力して任務に当たらなければいけないからな、お互いを知るためにもまずは自己紹介だ」
ユーズ団長に言われてそれぞれ席に着いた。王都騎士団本部でもそうだったけど、こちらでもやはり聖女を守るようにして騎士と白龍が両側に座っている。
「さてと、一応俺も自己紹介しておこう。知っての通り俺はユーズ。白龍使い騎士団の騎士団長を務めている。こちらは俺の妻であり聖女であるベル。そして白龍のユインだ」
ユーズ団長が自己紹介すると、団長の横でベル様がにっこりと微笑んで会釈した。あぁ、ベル様とっても美しいしやっぱりベル様がいるとその場の空気がとても穏やかで心地よい。リラを見ると、ベル様を見つめながら目を輝かせている。リラもベル様大好きだものね。
ユイン様も私たち一人一人に目を向けながらゆっくりとお辞儀をした。相変わらずの美しさでただただ見惚れてしまう。シキ様とルル様もやはり少しうっとりとしていて、その様子をそれぞれの隣にいる白龍様たちが目を細めて微笑んでいる。あれはもしかするとちょっとした嫉妬なのかしら、でも白龍様ってそもそも嫉妬という概念があるのかな?
「じゃ、ロイから順番に自己紹介してくれ」
ユーズ様に声をかけられ、ロイ様が頷く。
「ロイです。こちらは俺の、つ……妻で聖女のリラ、そして白龍のジュイン。白龍使いの騎士にはなったばかりでまだまだ未熟ですがしっかり任務をこなしたいと思いますのでよろしくお願いします」
いつもは豪快そうなロイ様がしっかりと落ち着いた挨拶をしていて驚いた。なんというか、貫禄さえ感じてしまう。でもリラを紹介する際に「妻」と言うのに一瞬照れてる様子で、それはそれでなんだか意外で可愛らしい。ロイ様、リラ様のこときっと本当に大切なんだわ。
横ではリラが小さく縮こまりながらもペコリとお辞儀をし、ジュイン様がこれまた規格外の美しさを漂わせてにっこりと微笑んだ。
座っている位置の関係で順番がランス様に回ってきた。私が何か喋るわけではないのにどうしよう、なんか緊張しちゃう。
「ランスです。こちらが俺の最愛の妻であり聖女のセシル、その隣が白龍のミゼルです。俺もまだ白龍使いの騎士になったばかりですが、皆さんの足を引っ張らないよう精一杯頑張ります」
ランス様のお辞儀と一緒に私もお辞儀をする。ランス様ったら最愛の妻だなんて気恥ずかしいことをさらっと言ってしまうんだから!思わず顔が赤くなってしまうけれど気づかれないように深々とお辞儀をして誤魔化しておこう。ミゼル様もユイン様やジュイン様に負けず劣らずの美しさと神々しさでにこやかにお辞儀をする。
白龍様が微笑みながら会釈をするたびに、うっとりするようなため息が各方面から聞こえる。わかります、聖女様たちみなさんついうっとりしてしまいますよね。そしてその度に、その両隣にいる騎士様と白龍様からピシッとした張り詰めた空気を感じるのは気のせい……?
「ガイルだ。こっちはシキと白龍のウェズ。白龍の騎士になってからはかれこれ4年くらいか。よろしく」
濃いめのブラウンの髪色に翡翠のような瞳、こうしてよく見るとガイル様も随分と端正な顔立ちをしてらっしゃる。年は……ランス様と同じくらいか少し上くらいかしら?隣のシキ様は艶やかな長い黒髪に琥珀色の瞳でやっぱり美しいわ。
白龍のウェズ様は金髪のサラサラセミロングでこれまた透き通ってしまいそうなほどの白肌だ。瞳は深い紺色で少しだけ垂れ目だろうか。他の白龍様より人懐っこそうに見える。
「それから、先ほどはうちのシキが迷惑をかけた。申し訳ない」
立ち上がって一礼すると、隣のシキ様の表情が一瞬だけ強張り、シキ様も一緒に立ち上がって一礼した。ウェズ様はその様子をニコニコと笑顔で見守っている。
「その件についてはもういいだろう。よし、それじゃ最後はクロウ達だな」
ユーズ団長がニッと笑って促すと、見るからに一番若いクロウ様は一瞬緊張した面持ちになったがすぐにしっかりとした顔つきになる。
「白龍使いの騎士、クロウです。こちらはルルと白龍のギール。白龍使いの騎士になってからは3年ほどです。見てわかる通りみなさんよりも年下でまだまだ若輩者ですが、よろしくお願いします」
しっかりとしたよく通る声で挨拶をしてお辞儀をする。クロウ様は綺麗な黒髪にルビーのような瞳で、見るからに若そうだわ。もしかしたら私と同じくらいかもしれない。その横でルル様が嬉しそうに微笑みながら会釈をした。ルル様はゆるくウェーブのかかった明るめのブラウンの髪に、クロウ様と同じルビー色の瞳だ。綺麗で優しそうなお姉さんって感じ。
白龍のギール様は腰近くまである長くて艶のある灰色の髪を一つに束ね、濃い紫色の瞳をしている。白龍様の中では一番落ち着いていそうな印象だ。神々しさも他の白龍様より増し増しな感じがして、うっとりすると言うよりも拝みたくなるような美しさだ。
「よし、これで全員だな。それぞれの顔と名前を覚えておいてくれ。騎士や聖女に何か質問などあれば今ここで聞いてくれ。討伐祭の時には忙しくてそれどころではないだろうからな」
質問、質問……今しか聞けないと言われて、気がつくと私はいつの間にか思わず手を上げていた。
白龍使いの騎士団本部に着いてから小会議室に通された。
「よし、みんな顔が見えるようにして適当に座ってくれ。見知った顔もあるだろうが、全く知らない面々もいるだろう。魔物討伐祭では各自協力して任務に当たらなければいけないからな、お互いを知るためにもまずは自己紹介だ」
ユーズ団長に言われてそれぞれ席に着いた。王都騎士団本部でもそうだったけど、こちらでもやはり聖女を守るようにして騎士と白龍が両側に座っている。
「さてと、一応俺も自己紹介しておこう。知っての通り俺はユーズ。白龍使い騎士団の騎士団長を務めている。こちらは俺の妻であり聖女であるベル。そして白龍のユインだ」
ユーズ団長が自己紹介すると、団長の横でベル様がにっこりと微笑んで会釈した。あぁ、ベル様とっても美しいしやっぱりベル様がいるとその場の空気がとても穏やかで心地よい。リラを見ると、ベル様を見つめながら目を輝かせている。リラもベル様大好きだものね。
ユイン様も私たち一人一人に目を向けながらゆっくりとお辞儀をした。相変わらずの美しさでただただ見惚れてしまう。シキ様とルル様もやはり少しうっとりとしていて、その様子をそれぞれの隣にいる白龍様たちが目を細めて微笑んでいる。あれはもしかするとちょっとした嫉妬なのかしら、でも白龍様ってそもそも嫉妬という概念があるのかな?
「じゃ、ロイから順番に自己紹介してくれ」
ユーズ様に声をかけられ、ロイ様が頷く。
「ロイです。こちらは俺の、つ……妻で聖女のリラ、そして白龍のジュイン。白龍使いの騎士にはなったばかりでまだまだ未熟ですがしっかり任務をこなしたいと思いますのでよろしくお願いします」
いつもは豪快そうなロイ様がしっかりと落ち着いた挨拶をしていて驚いた。なんというか、貫禄さえ感じてしまう。でもリラを紹介する際に「妻」と言うのに一瞬照れてる様子で、それはそれでなんだか意外で可愛らしい。ロイ様、リラ様のこときっと本当に大切なんだわ。
横ではリラが小さく縮こまりながらもペコリとお辞儀をし、ジュイン様がこれまた規格外の美しさを漂わせてにっこりと微笑んだ。
座っている位置の関係で順番がランス様に回ってきた。私が何か喋るわけではないのにどうしよう、なんか緊張しちゃう。
「ランスです。こちらが俺の最愛の妻であり聖女のセシル、その隣が白龍のミゼルです。俺もまだ白龍使いの騎士になったばかりですが、皆さんの足を引っ張らないよう精一杯頑張ります」
ランス様のお辞儀と一緒に私もお辞儀をする。ランス様ったら最愛の妻だなんて気恥ずかしいことをさらっと言ってしまうんだから!思わず顔が赤くなってしまうけれど気づかれないように深々とお辞儀をして誤魔化しておこう。ミゼル様もユイン様やジュイン様に負けず劣らずの美しさと神々しさでにこやかにお辞儀をする。
白龍様が微笑みながら会釈をするたびに、うっとりするようなため息が各方面から聞こえる。わかります、聖女様たちみなさんついうっとりしてしまいますよね。そしてその度に、その両隣にいる騎士様と白龍様からピシッとした張り詰めた空気を感じるのは気のせい……?
「ガイルだ。こっちはシキと白龍のウェズ。白龍の騎士になってからはかれこれ4年くらいか。よろしく」
濃いめのブラウンの髪色に翡翠のような瞳、こうしてよく見るとガイル様も随分と端正な顔立ちをしてらっしゃる。年は……ランス様と同じくらいか少し上くらいかしら?隣のシキ様は艶やかな長い黒髪に琥珀色の瞳でやっぱり美しいわ。
白龍のウェズ様は金髪のサラサラセミロングでこれまた透き通ってしまいそうなほどの白肌だ。瞳は深い紺色で少しだけ垂れ目だろうか。他の白龍様より人懐っこそうに見える。
「それから、先ほどはうちのシキが迷惑をかけた。申し訳ない」
立ち上がって一礼すると、隣のシキ様の表情が一瞬だけ強張り、シキ様も一緒に立ち上がって一礼した。ウェズ様はその様子をニコニコと笑顔で見守っている。
「その件についてはもういいだろう。よし、それじゃ最後はクロウ達だな」
ユーズ団長がニッと笑って促すと、見るからに一番若いクロウ様は一瞬緊張した面持ちになったがすぐにしっかりとした顔つきになる。
「白龍使いの騎士、クロウです。こちらはルルと白龍のギール。白龍使いの騎士になってからは3年ほどです。見てわかる通りみなさんよりも年下でまだまだ若輩者ですが、よろしくお願いします」
しっかりとしたよく通る声で挨拶をしてお辞儀をする。クロウ様は綺麗な黒髪にルビーのような瞳で、見るからに若そうだわ。もしかしたら私と同じくらいかもしれない。その横でルル様が嬉しそうに微笑みながら会釈をした。ルル様はゆるくウェーブのかかった明るめのブラウンの髪に、クロウ様と同じルビー色の瞳だ。綺麗で優しそうなお姉さんって感じ。
白龍のギール様は腰近くまである長くて艶のある灰色の髪を一つに束ね、濃い紫色の瞳をしている。白龍様の中では一番落ち着いていそうな印象だ。神々しさも他の白龍様より増し増しな感じがして、うっとりすると言うよりも拝みたくなるような美しさだ。
「よし、これで全員だな。それぞれの顔と名前を覚えておいてくれ。騎士や聖女に何か質問などあれば今ここで聞いてくれ。討伐祭の時には忙しくてそれどころではないだろうからな」
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