4 / 46
4話 朝の出来事
しおりを挟む
朝靄の立ち込めるギルドの建物に、レオンは早々に姿を見せていた。昨夜の不毛な議論の後、彼は徹夜で新たなクエスト選定の資料を作り直していた。額に浮かぶ青筋を抑えながら、彼は机に向かい、次々と書類をめくっていく。
(やれやれ、こんなことまで俺がやらなきゃいけないとはね)
レオンは溜め息をつきながら、効率的なクエスト選定のための新しい企画書を見直していた。昨夜の資金運用プランが否定されたことは予想内だった。だからこそ、今度は誰にでも分かるように、絵や図を多用して説明を組み立てている。
「あら、レオンくん。今日は随分と早いですね」
声をかけてきたのは、受付嬢のマリアだった。いつも通りの清潔な制服に身を包み、優しい微笑みを浮かべている。彼女は早朝のギルドで、いつもレオンの姿を見かけていた。
「ああ」
レオンは顔を上げることなく答えた。
「昨日の彼らの理解力じゃ、こうでもしないとダメみたいでね」
マリアは少し表情を曇らせた。彼女は数日前から、このパーティーの様子がおかしいことに気づいていた。普段なら和やかに談笑しながら依頼を選んでいた彼らが、最近では言葉少なに、それも妙に緊張した雰囲気で報告を済ませるだけになっていた。
「レオンくん」
マリアは優しく声をかける。
「最近、パーティーの皆さんと上手くいってないみたいですね」
「へえ、そんなに分かりやすいものかな」
「そうですよ」
マリアはカウンターに腰掛け、真摯な表情でレオンを見つめた。
「この仕事を始めて十年になりますが、パーティーの雰囲気の変化には敏感なんです。特に、あなたたちみたいな仲の良かったパーティーは」
「仲が良かった、か」
レオンは皮肉な笑みを浮かべる。
「確かにそうだったのかもしれないね。少なくとも、俺が彼らの非効率な運営方針に気づく前までは」
「でも」
マリアは慎重に言葉を選んだ。
「あなたたちのパーティーは、みんなの憧れだったんですよ?若くて有能なメンバーが揃い、それでいて互いを思いやる心を忘れない。新人冒険者の中には、あなたたちのような関係を目指している子たちも多いんです」
「ふん、そんなの表面的なものさ」
レオンは書類を整理しながら言った。
「結局のところ、彼らは夢見がちな理想論者で、俺は現実主義者ってことだ。価値観が違いすぎる」
「それでも」
マリアは諦めずに続けた。
「三年間、共に戦ってきた仲間です。何か話し合う余地は…」
「無いね」
レオンは即答した。
「昨夜も試してみたよ。完璧な資金運用プランを提示したんだ。でも彼らは『冒険者らしくない』の一点張りさ。こんな感情論では話にならない」
マリアは深いため息をついた。彼女の目には、かつて見た数々のパーティー崩壊の記憶が蘇っていた。些細な意見の食い違いが、やがて修復不能な亀裂となり、最後には…。
「レオンくん、一つだけ言わせてください」
マリアは真剣な表情で言った。
「冒険者ギルドで働いていると、様々なパーティーの盛衰を目にします。確かに、経営や効率は大切です。でも、それと同じくらい大切なのが信頼関係なんです」
「へえ」レオンは薄笑いを浮かべた。
「面白いことを言うね。その信頼関係に、具体的な価値はあるのかい?」
「もちろんです」
マリアは力強く頷いた。
「例えば、高難度クエストでの連携や、危機時の即断即決。それに、精神的な支えとしても…」
「つまり、数値化できない曖昧な価値ってことだね」
レオンは冷たく言い切った。
「残念だが、そんな不確かなものは俺の計算には入れられないよ」
「まあ」
マリアは困ったように笑う。
「そんな言い方をしては、みんなも反発するんじゃ…」
「事実を言っているだけさ」
レオンの声は冷たかった。昨夜の記憶が頭をよぎる。夢だの、冒険者の誇りだの。そんな子供じみた感傷で経営が成り立つはずがない。
マリアはもう一度、何か言いかけたが、その時ギルドの扉が開く音が響いた。パーティーメンバーが到着する時間だ。
「ご忠告ありがとう」
レオンは事務的に言った。
「だが、必要ないよ。むしろ、この状況は俺にとってちょうどいいタイミングかもしれない」
レオンの言葉の意味を考える間もなく、パーティーメンバーが続々と姿を見せ始めた。最初に現れたのはガイウスだ。
「ふむ」
ガイウスは険しい表情でレオンを見る。
「また何か思案中か」
「ご明察」
レオンは薄く笑みを浮かべた。
「今日こそは、君たちにも理解できる提案を用意したよ」
「…昨夜の話は済んだはずだ」
「違うさ。今回は純粋なクエスト選定の効率化についての提案だ」
レオンは一枚の地図を広げる。
「ほら、見てみろよ。この地域で発生している依頼を全て分析してみたんだ」
地図には色とりどりの印が付けられ、それぞれの印を結ぶ線が引かれている。
「赤は討伐依頼、青は採取依頼、緑は護衛依頼。これらを最短経路で回れば、移動時間を60%カットできる。つまり、より多くの依頼をこなせるということさ」
セリアが眉をひそめながら近づいてきた。
「でも、それじゃあまるで商人の配送計画みたいじゃない」
「そうさ。だからこそ効率的なんだ」
レオンは得意げに説明を続ける。
「商人たちは何百年もかけて、最適な輸送経路を研究してきた。その知見を活用しない手はないだろう?」
「だが、待てよ」
ダグが割って入る。
「俺たちは商人じゃない。冒険者なんだぞ?」
「それがどうした?」
「つまりだ」
ダグは苛立たしげに言う。
「依頼ってのは、時には予想外の展開になることだってある。そんな時に、効率だけを考えていたら…」
「ふん、予想外か」レオンは軽蔑的な笑みを浮かべた。
「そう言うと思ったよ。だから、ここを見てくれ」
彼は新しい表を取り出した。そこには過去三年分のクエストデータが細かく分析されている。
「三年間で俺たちが受けた依頼の87%は、想定通りの展開で終わっている。予想外の事態が発生したのは、わずか13%に過ぎないんだ。その13%にも、きちんとしたパターンがある」
「レオン」
ミレイアが心配そうに声をかける。
「でも、その13%の中に、大切な出会いや発見があったんじゃない?」
「ロマンチックな考えだね」
レオンは冷ややかに返す。
「だが、感傷に浸っている場合じゃない。この13%の予想外の事態の大半は、余計な時間と資源の浪費でしかなかったんだ」
「お前な…」
ガイウスの声が低く唸る。
「昨日も言ったはずだ。冒険者は…」
「ああ、冒険者の誇りだろ?」
レオンは苦々しく言葉を切る。
「だが考えてみろよ。その誇りは、一体いくらの価値があるんだ?」
「なっ…」
「俺の価値転換能力は、物の価値を変えることができる。だが、夢や誇りといった実体のないものは、どれだけ価値があるのか計れない。つまり、価値がないも同然というわけさ」
場の空気が一気に凍り付いた。
「レオン!」
セリアが声を荒げる。
「いい加減にしなさい!私たちの誇りを、そんな風に貶めないで!」
「貶めてなどいないさ」
レオンは平然と答える。
「単に事実を述べているだけだ。君たちこそ、いつまで子供じみた夢物語に浸っているつもりなんだ?」
「てめえ…」
ダグが拳を握りしめる。
「やめて!」
ミレイアが割って入る。
「みんな、もう…」
「いいさ」
レオンは静かに資料を畳み始めた。
「どうやら、今日も理解してもらえそうにないようだね」
「レオン」
ガイウスが重い声で呼び止めた。
「お前は変わった。いや、変わりすぎた」
「違うな」
レオンは背を向けながら答えた。
「変わったのは君たちの方さ。いや、そうじゃない。君たちはずっと変わらないんだ。子供のままで」
「何だと…」
「考えてみろよ」
レオンは肩越しに言う。
「三年前、俺たちは確かに同じ夢を見ていた。だが、夢を見ているだけじゃ何も変わらない。成長というのは、夢から目覚めることなんだ」
その言葉を最後に、レオンはギルドを後にした。後ろでは誰かが名前を呼ぶ声が聞こえたが、振り返ることはなかった。
朝日が街並みを照らし始める中、レオンは静かに歩を進めた。懐の中の帳簿が、いつもの重みで彼の存在を主張している。
(まあいい)
レオンは空を見上げた。
(どうせ彼らには、俺の考えは永遠に理解できないだろうさ。そう、永遠にね)
彼の瞳に映る朝日は、まるで新たな幕開けを予感させるかのように、眩しく輝いていた。
* * *
「もう、あの子ったら…」
マリアは去っていくレオンの背中を見送りながら、深いため息をついた。受付カウンターの影で、彼女は密かにメモを取り出す。
『観察記録:レオン・クラウゼン
- パーティー内での孤立が進行
- 合理的思考が極端化の傾向
- 他者の価値観の否定
- 早急な介入の必要性あり?』
「ギルドマスターに報告しないと…」
彼女の呟きは、朝の喧騒の中に消えていった。
===============================================
連続投稿4話目です。
よろしくお願いいたします。
===============================================
(やれやれ、こんなことまで俺がやらなきゃいけないとはね)
レオンは溜め息をつきながら、効率的なクエスト選定のための新しい企画書を見直していた。昨夜の資金運用プランが否定されたことは予想内だった。だからこそ、今度は誰にでも分かるように、絵や図を多用して説明を組み立てている。
「あら、レオンくん。今日は随分と早いですね」
声をかけてきたのは、受付嬢のマリアだった。いつも通りの清潔な制服に身を包み、優しい微笑みを浮かべている。彼女は早朝のギルドで、いつもレオンの姿を見かけていた。
「ああ」
レオンは顔を上げることなく答えた。
「昨日の彼らの理解力じゃ、こうでもしないとダメみたいでね」
マリアは少し表情を曇らせた。彼女は数日前から、このパーティーの様子がおかしいことに気づいていた。普段なら和やかに談笑しながら依頼を選んでいた彼らが、最近では言葉少なに、それも妙に緊張した雰囲気で報告を済ませるだけになっていた。
「レオンくん」
マリアは優しく声をかける。
「最近、パーティーの皆さんと上手くいってないみたいですね」
「へえ、そんなに分かりやすいものかな」
「そうですよ」
マリアはカウンターに腰掛け、真摯な表情でレオンを見つめた。
「この仕事を始めて十年になりますが、パーティーの雰囲気の変化には敏感なんです。特に、あなたたちみたいな仲の良かったパーティーは」
「仲が良かった、か」
レオンは皮肉な笑みを浮かべる。
「確かにそうだったのかもしれないね。少なくとも、俺が彼らの非効率な運営方針に気づく前までは」
「でも」
マリアは慎重に言葉を選んだ。
「あなたたちのパーティーは、みんなの憧れだったんですよ?若くて有能なメンバーが揃い、それでいて互いを思いやる心を忘れない。新人冒険者の中には、あなたたちのような関係を目指している子たちも多いんです」
「ふん、そんなの表面的なものさ」
レオンは書類を整理しながら言った。
「結局のところ、彼らは夢見がちな理想論者で、俺は現実主義者ってことだ。価値観が違いすぎる」
「それでも」
マリアは諦めずに続けた。
「三年間、共に戦ってきた仲間です。何か話し合う余地は…」
「無いね」
レオンは即答した。
「昨夜も試してみたよ。完璧な資金運用プランを提示したんだ。でも彼らは『冒険者らしくない』の一点張りさ。こんな感情論では話にならない」
マリアは深いため息をついた。彼女の目には、かつて見た数々のパーティー崩壊の記憶が蘇っていた。些細な意見の食い違いが、やがて修復不能な亀裂となり、最後には…。
「レオンくん、一つだけ言わせてください」
マリアは真剣な表情で言った。
「冒険者ギルドで働いていると、様々なパーティーの盛衰を目にします。確かに、経営や効率は大切です。でも、それと同じくらい大切なのが信頼関係なんです」
「へえ」レオンは薄笑いを浮かべた。
「面白いことを言うね。その信頼関係に、具体的な価値はあるのかい?」
「もちろんです」
マリアは力強く頷いた。
「例えば、高難度クエストでの連携や、危機時の即断即決。それに、精神的な支えとしても…」
「つまり、数値化できない曖昧な価値ってことだね」
レオンは冷たく言い切った。
「残念だが、そんな不確かなものは俺の計算には入れられないよ」
「まあ」
マリアは困ったように笑う。
「そんな言い方をしては、みんなも反発するんじゃ…」
「事実を言っているだけさ」
レオンの声は冷たかった。昨夜の記憶が頭をよぎる。夢だの、冒険者の誇りだの。そんな子供じみた感傷で経営が成り立つはずがない。
マリアはもう一度、何か言いかけたが、その時ギルドの扉が開く音が響いた。パーティーメンバーが到着する時間だ。
「ご忠告ありがとう」
レオンは事務的に言った。
「だが、必要ないよ。むしろ、この状況は俺にとってちょうどいいタイミングかもしれない」
レオンの言葉の意味を考える間もなく、パーティーメンバーが続々と姿を見せ始めた。最初に現れたのはガイウスだ。
「ふむ」
ガイウスは険しい表情でレオンを見る。
「また何か思案中か」
「ご明察」
レオンは薄く笑みを浮かべた。
「今日こそは、君たちにも理解できる提案を用意したよ」
「…昨夜の話は済んだはずだ」
「違うさ。今回は純粋なクエスト選定の効率化についての提案だ」
レオンは一枚の地図を広げる。
「ほら、見てみろよ。この地域で発生している依頼を全て分析してみたんだ」
地図には色とりどりの印が付けられ、それぞれの印を結ぶ線が引かれている。
「赤は討伐依頼、青は採取依頼、緑は護衛依頼。これらを最短経路で回れば、移動時間を60%カットできる。つまり、より多くの依頼をこなせるということさ」
セリアが眉をひそめながら近づいてきた。
「でも、それじゃあまるで商人の配送計画みたいじゃない」
「そうさ。だからこそ効率的なんだ」
レオンは得意げに説明を続ける。
「商人たちは何百年もかけて、最適な輸送経路を研究してきた。その知見を活用しない手はないだろう?」
「だが、待てよ」
ダグが割って入る。
「俺たちは商人じゃない。冒険者なんだぞ?」
「それがどうした?」
「つまりだ」
ダグは苛立たしげに言う。
「依頼ってのは、時には予想外の展開になることだってある。そんな時に、効率だけを考えていたら…」
「ふん、予想外か」レオンは軽蔑的な笑みを浮かべた。
「そう言うと思ったよ。だから、ここを見てくれ」
彼は新しい表を取り出した。そこには過去三年分のクエストデータが細かく分析されている。
「三年間で俺たちが受けた依頼の87%は、想定通りの展開で終わっている。予想外の事態が発生したのは、わずか13%に過ぎないんだ。その13%にも、きちんとしたパターンがある」
「レオン」
ミレイアが心配そうに声をかける。
「でも、その13%の中に、大切な出会いや発見があったんじゃない?」
「ロマンチックな考えだね」
レオンは冷ややかに返す。
「だが、感傷に浸っている場合じゃない。この13%の予想外の事態の大半は、余計な時間と資源の浪費でしかなかったんだ」
「お前な…」
ガイウスの声が低く唸る。
「昨日も言ったはずだ。冒険者は…」
「ああ、冒険者の誇りだろ?」
レオンは苦々しく言葉を切る。
「だが考えてみろよ。その誇りは、一体いくらの価値があるんだ?」
「なっ…」
「俺の価値転換能力は、物の価値を変えることができる。だが、夢や誇りといった実体のないものは、どれだけ価値があるのか計れない。つまり、価値がないも同然というわけさ」
場の空気が一気に凍り付いた。
「レオン!」
セリアが声を荒げる。
「いい加減にしなさい!私たちの誇りを、そんな風に貶めないで!」
「貶めてなどいないさ」
レオンは平然と答える。
「単に事実を述べているだけだ。君たちこそ、いつまで子供じみた夢物語に浸っているつもりなんだ?」
「てめえ…」
ダグが拳を握りしめる。
「やめて!」
ミレイアが割って入る。
「みんな、もう…」
「いいさ」
レオンは静かに資料を畳み始めた。
「どうやら、今日も理解してもらえそうにないようだね」
「レオン」
ガイウスが重い声で呼び止めた。
「お前は変わった。いや、変わりすぎた」
「違うな」
レオンは背を向けながら答えた。
「変わったのは君たちの方さ。いや、そうじゃない。君たちはずっと変わらないんだ。子供のままで」
「何だと…」
「考えてみろよ」
レオンは肩越しに言う。
「三年前、俺たちは確かに同じ夢を見ていた。だが、夢を見ているだけじゃ何も変わらない。成長というのは、夢から目覚めることなんだ」
その言葉を最後に、レオンはギルドを後にした。後ろでは誰かが名前を呼ぶ声が聞こえたが、振り返ることはなかった。
朝日が街並みを照らし始める中、レオンは静かに歩を進めた。懐の中の帳簿が、いつもの重みで彼の存在を主張している。
(まあいい)
レオンは空を見上げた。
(どうせ彼らには、俺の考えは永遠に理解できないだろうさ。そう、永遠にね)
彼の瞳に映る朝日は、まるで新たな幕開けを予感させるかのように、眩しく輝いていた。
* * *
「もう、あの子ったら…」
マリアは去っていくレオンの背中を見送りながら、深いため息をついた。受付カウンターの影で、彼女は密かにメモを取り出す。
『観察記録:レオン・クラウゼン
- パーティー内での孤立が進行
- 合理的思考が極端化の傾向
- 他者の価値観の否定
- 早急な介入の必要性あり?』
「ギルドマスターに報告しないと…」
彼女の呟きは、朝の喧騒の中に消えていった。
===============================================
連続投稿4話目です。
よろしくお願いいたします。
===============================================
13
あなたにおすすめの小説
「お前の代わりはいる」と追放された俺の【万物鑑定】は、実は世界の真実を見抜く【真理の瞳】でした。最高の仲間と辺境で理想郷を創ります
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の代わりはいくらでもいる。もう用済みだ」――勇者パーティーで【万物鑑定】のスキルを持つリアムは、戦闘に役立たないという理由で装備も金もすべて奪われ追放された。
しかし仲間たちは知らなかった。彼のスキルが、物の価値から人の秘めたる才能、土地の未来までも見通す超絶チート能力【真理の瞳】であったことを。
絶望の淵で己の力の真価に気づいたリアムは、辺境の寂れた街で再起を決意する。気弱なヒーラー、臆病な獣人の射手……世間から「無能」の烙印を押された者たちに眠る才能の原石を次々と見出し、最高の仲間たちと共にギルド「方舟(アーク)」を設立。彼らが輝ける理想郷をその手で創り上げていく。
一方、有能な鑑定士を失った元パーティーは急速に凋落の一途を辿り……。
これは不遇職と蔑まれた一人の男が最高の仲間と出会い、世界で一番幸福な場所を創り上げる、爽快な逆転成り上がりファンタジー!
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
追放された荷物持ち、スキル【アイテムボックス・無限】で辺境スローライフを始めます
黒崎隼人
ファンタジー
勇者パーティーで「荷物持ち」として蔑まれ、全ての責任を押し付けられて追放された青年レオ。彼が持つスキル【アイテムボックス】は、誰もが「ゴミスキル」と笑うものだった。
しかし、そのスキルには「容量無限」「時間停止」「解析・分解」「合成・創造」というとんでもない力が秘められていたのだ。
全てを失い、流れ着いた辺境の村。そこで彼は、自分を犠牲にする生き方をやめ、自らの力で幸せなスローライフを掴み取ることを決意する。
超高品質なポーション、快適な家具、美味しい料理、果ては巨大な井戸や城壁まで!?
万能すぎる生産スキルで、心優しい仲間たちと共に寂れた村を豊かに発展させていく。
一方、彼を追放した勇者パーティーは、荷物持ちを失ったことで急速に崩壊していく。
「今からでもレオを連れ戻すべきだ!」
――もう遅い。彼はもう、君たちのための便利な道具じゃない。
これは、不遇だった青年が最高の仲間たちと出会い、世界一の生産職として成り上がり、幸せなスローライフを手に入れる物語。そして、傲慢な勇者たちが自業自得の末路を辿る、痛快な「ざまぁ」ストーリー!
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる