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第1章 ダンジョン編
勉強会
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即戦力となる30層以上を探索できるメンバーは3人だった。
しかし、ギルドもかなり頑張ってくれたようで良いメンバーがそろった。
全員で外に出ると、葉山さんがバスをチャーターしてくれている。
この人は、怖いくらいに気遣いのできる人だ。
葉山さんが50部屋くらいある大きさのホテルを貸し切りにしている。
これは俺たちの寮にもなる。
宴会場で昼食が出された。俺も一緒になって食べる。
「おビールをお持ちしましょうか?」
女中さんから誘惑の一言。
正月以来酒類は一切飲めていない。
「一杯だけならいいですよ。後は私だけでなんとかなります」
「じゃあ、生中をおねがい」
「じゃあ、私も生中もらいましょう」
葉山さんも好きなようだ。
久しぶりのビールだ。思わず一気に半分ほど飲んでしまった。
「丸山さんもいける口のようですね」
「半年ぶりのビールはうまいですね。葉山さんも好きなんですか?」
「わたしは、接待で飲ませ役ですからね。半年ぶりって禁酒されてたのですか?」
「ただ、金が無かったからっすよ」
「これからは毎晩でも飲めますよ」
「そういえば昨日の晩、祝杯するの忘れてたな」
「では、藤田さん達も呼んで今晩宴会でもやりましょうか?」
「いいのですか?」
「新しいメンバーも増えたところですし景気づけに宴会でもやりましょう」
「お願いします」
「こちらからも、紹介しておきたいメンバーもいますから」
「わかりました」
俺たちが撮りためた動画は葉山のスタッフが見やすいように編集してくれた。
新メンバーの女性陣は食い入るように見ていた。
所々で楓の説明がはいる。
「ボス戦の動画はないのですか?」
「今はボスと戦わせません。」
「なぜですか?」
「ボスの強さは、そうですね30層のボスと40層のザコが同じくらいの経験値が入ります。
まずは、あなたたちのレベリング優先ですから、数が戦えるザコとしか戦いません」
「ボスと戦わないと次の層には行けませんよね。」
「私たちは基本二人組ですよね。ボスを倒すときは上位のペアとで4人パーティーを組んで攻略します。」
「なるほど」
「組むのは、双剣士がいいのですか?竜騎士だと問題あるのですか?」
「竜騎士のジャンプ攻撃にはヘイトを無にする効果があるため、ヘイトがあなたに飛んできますよ」
「なるほど。では、双剣士をタンクとして戦術を組むということですか?」
「そうですね。双剣士はヘイトを集める術がないのでできる限り私たちは出しゃばらないようにします。
それと、タンクを仕事の半分は私たちがやります。スタンを管理して実行するのです。」
「そのために、ライトニングアローは打つのですね。」
「スタンは耐性がつきますから、1回目は5秒、それからは、4秒3秒2秒1秒で効かなくなります。
15秒間はライトニングアローだけでザコの動きを管理できます」
「ザコの動きを管理しながら、相棒のバリアを管理して重ね掛けしていくってことですね」
「そうです。それでも相方は攻撃を受けます。それは首からでているマイクのようなものがありますよね。
あれで、ポーションを補給してます。HP管理は相方に任せてます。」
「それでも、双剣士の装備では何回も攻撃を受けれませんよね」
「そこは、装備でカバーしてます。私たちの装備は一般の装備とは比べようがないほど高性能です」
「それを私たちにも配給していただけるのでか?」
「今すぐとはいきませんが、2週間後には用意できると思います。
それも、葉山のスポンサーのロゴ入りです」
「赤ですか?」
「30層以上行けるようになれば赤ロゴ、それまでは青ロゴになります。それでいいですよね葉山さん」
「はい、赤ロゴをつけるということは、企業の顔になります。行動には気を付けてください」
「スポンサーが付けば赤ロゴ、装備提供は青ロゴ、購入品は黒ロゴってことですか?」
「その通りでございます。」
「青ロゴの装備着て私をクビにした元メンバー達に自慢してやる」
「『ざまぁ』も大事ですが、赤ロゴになるのを優先しましょうね。あなたにはまずは私がレベル30の時に使っていた装備を渡します。」
「じゃあ、青ロゴはつかないのですか?」
「寸法直しとロゴの追加をお願いしてありますよ」
「いったい何cmくらい脚の長さ調整されるんだろ?」
「あなたの場合は、ウエストが入るかどうか心配が先じゃない?」
「副長は、モデル体型だもんね」
「胸も大きいし神様は不公平です」
「一般男子には、あなたの方がモテると思いますよ」
「副長は、高嶺の花子さんですもんね」
「私が?」
「そうです。そうです。
隊長もかっこいいですし、その横に立った副長に手を出せる男ってそうはいないと思いますよ」
「?_?」
「副長はモデル体型ですっごい美人ですよ。隣に隊長いなければモテモテですよ。隊長もすっごいイケメンですし」
(こんな大事なこと話しているときに昼間っからビール飲んで船漕いでる人がイケメンですって)
「たぶん、副長は自分よりレベルの高い人を見たことがないから自覚がないと思いますよ」
「そうなの?」
「でているオーラが全然違います」
「オーラが見えるの?」
「見えませんよ。感じるんです」
「佐久間さん、私たちから見ると丸山さんと佐久間さんは異様です。
強さというか美しさというか憧れみないなものを感じるよですよ。
動画ではわかりませんでしたが、実際に合うと、それは勇者パーティーと言われた元のメンバー達よりもずっと強く」
「私は誰からも感じたことがありません。」
「隊長といつも一緒にいたらそうなりますよ。私は隊長から言い寄られたら簡単に落ちますよ」
「私は副長から言い寄られても落ちますよ」
「私にそんな趣味は無い。それと、隊長が起きているときには絶対に言ってはダメよ。すぐに調子に乗るから」
完全に寝てしまった十文字を見てため息をつく楓であった。
しかし、ギルドもかなり頑張ってくれたようで良いメンバーがそろった。
全員で外に出ると、葉山さんがバスをチャーターしてくれている。
この人は、怖いくらいに気遣いのできる人だ。
葉山さんが50部屋くらいある大きさのホテルを貸し切りにしている。
これは俺たちの寮にもなる。
宴会場で昼食が出された。俺も一緒になって食べる。
「おビールをお持ちしましょうか?」
女中さんから誘惑の一言。
正月以来酒類は一切飲めていない。
「一杯だけならいいですよ。後は私だけでなんとかなります」
「じゃあ、生中をおねがい」
「じゃあ、私も生中もらいましょう」
葉山さんも好きなようだ。
久しぶりのビールだ。思わず一気に半分ほど飲んでしまった。
「丸山さんもいける口のようですね」
「半年ぶりのビールはうまいですね。葉山さんも好きなんですか?」
「わたしは、接待で飲ませ役ですからね。半年ぶりって禁酒されてたのですか?」
「ただ、金が無かったからっすよ」
「これからは毎晩でも飲めますよ」
「そういえば昨日の晩、祝杯するの忘れてたな」
「では、藤田さん達も呼んで今晩宴会でもやりましょうか?」
「いいのですか?」
「新しいメンバーも増えたところですし景気づけに宴会でもやりましょう」
「お願いします」
「こちらからも、紹介しておきたいメンバーもいますから」
「わかりました」
俺たちが撮りためた動画は葉山のスタッフが見やすいように編集してくれた。
新メンバーの女性陣は食い入るように見ていた。
所々で楓の説明がはいる。
「ボス戦の動画はないのですか?」
「今はボスと戦わせません。」
「なぜですか?」
「ボスの強さは、そうですね30層のボスと40層のザコが同じくらいの経験値が入ります。
まずは、あなたたちのレベリング優先ですから、数が戦えるザコとしか戦いません」
「ボスと戦わないと次の層には行けませんよね。」
「私たちは基本二人組ですよね。ボスを倒すときは上位のペアとで4人パーティーを組んで攻略します。」
「なるほど」
「組むのは、双剣士がいいのですか?竜騎士だと問題あるのですか?」
「竜騎士のジャンプ攻撃にはヘイトを無にする効果があるため、ヘイトがあなたに飛んできますよ」
「なるほど。では、双剣士をタンクとして戦術を組むということですか?」
「そうですね。双剣士はヘイトを集める術がないのでできる限り私たちは出しゃばらないようにします。
それと、タンクを仕事の半分は私たちがやります。スタンを管理して実行するのです。」
「そのために、ライトニングアローは打つのですね。」
「スタンは耐性がつきますから、1回目は5秒、それからは、4秒3秒2秒1秒で効かなくなります。
15秒間はライトニングアローだけでザコの動きを管理できます」
「ザコの動きを管理しながら、相棒のバリアを管理して重ね掛けしていくってことですね」
「そうです。それでも相方は攻撃を受けます。それは首からでているマイクのようなものがありますよね。
あれで、ポーションを補給してます。HP管理は相方に任せてます。」
「それでも、双剣士の装備では何回も攻撃を受けれませんよね」
「そこは、装備でカバーしてます。私たちの装備は一般の装備とは比べようがないほど高性能です」
「それを私たちにも配給していただけるのでか?」
「今すぐとはいきませんが、2週間後には用意できると思います。
それも、葉山のスポンサーのロゴ入りです」
「赤ですか?」
「30層以上行けるようになれば赤ロゴ、それまでは青ロゴになります。それでいいですよね葉山さん」
「はい、赤ロゴをつけるということは、企業の顔になります。行動には気を付けてください」
「スポンサーが付けば赤ロゴ、装備提供は青ロゴ、購入品は黒ロゴってことですか?」
「その通りでございます。」
「青ロゴの装備着て私をクビにした元メンバー達に自慢してやる」
「『ざまぁ』も大事ですが、赤ロゴになるのを優先しましょうね。あなたにはまずは私がレベル30の時に使っていた装備を渡します。」
「じゃあ、青ロゴはつかないのですか?」
「寸法直しとロゴの追加をお願いしてありますよ」
「いったい何cmくらい脚の長さ調整されるんだろ?」
「あなたの場合は、ウエストが入るかどうか心配が先じゃない?」
「副長は、モデル体型だもんね」
「胸も大きいし神様は不公平です」
「一般男子には、あなたの方がモテると思いますよ」
「副長は、高嶺の花子さんですもんね」
「私が?」
「そうです。そうです。
隊長もかっこいいですし、その横に立った副長に手を出せる男ってそうはいないと思いますよ」
「?_?」
「副長はモデル体型ですっごい美人ですよ。隣に隊長いなければモテモテですよ。隊長もすっごいイケメンですし」
(こんな大事なこと話しているときに昼間っからビール飲んで船漕いでる人がイケメンですって)
「たぶん、副長は自分よりレベルの高い人を見たことがないから自覚がないと思いますよ」
「そうなの?」
「でているオーラが全然違います」
「オーラが見えるの?」
「見えませんよ。感じるんです」
「佐久間さん、私たちから見ると丸山さんと佐久間さんは異様です。
強さというか美しさというか憧れみないなものを感じるよですよ。
動画ではわかりませんでしたが、実際に合うと、それは勇者パーティーと言われた元のメンバー達よりもずっと強く」
「私は誰からも感じたことがありません。」
「隊長といつも一緒にいたらそうなりますよ。私は隊長から言い寄られたら簡単に落ちますよ」
「私は副長から言い寄られても落ちますよ」
「私にそんな趣味は無い。それと、隊長が起きているときには絶対に言ってはダメよ。すぐに調子に乗るから」
完全に寝てしまった十文字を見てため息をつく楓であった。
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