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第1章
1-8 フライングボード
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上空の雲の様子をみて、「もう今日で、終わりにしよう」
「そうね、振り出しそうね」
話をしていると、大きな猪を5人で引きずって運ぶ冒険者パーティーに出会う。
よく見ると猪の下に板のようなものがひいてあり、その上に猪を載せている。
板は10cmほど浮いている。
「こんにちは、大物ですね。ビッグボアですか?」
「おうよー坊主、300kgは超える大物だ。これ1匹で金貨300枚はもらえる。
今年のいい新年を迎えられそうだ。」
「すいませんが、少し質問していいですか?」
「おーなんだ坊主」
「この下に引いてる板はなんですか?」
「こいつか?フライングボードだ。これで500kgまで浮かせることができる。
ほんとは、1tサイズのアイテムボックスあればいいのだが、高すぎて手が出ねー」
「ですよねー。金貨3000枚でしたっけ、手が出ないですよね。
僕たちもやっと100kgのアイテムボックス手に入れたところですよ」
「お前たちはまだ15、6じゃねえか、100kgアイテムボックスでも贅沢だ。」
「そのフライングボードで売ってるんですか?」
「これはギルドからの借り物だ、買えば金貨20枚くらいだそうだ」
「ありがとうございます。ギルドに戻ったら聞いてみます。」
俺とユウカはビッグボアを押すのを手伝いながら街に戻った。
「ねえ、フライングボードのこと聞いてどうするの?」
「俺にいい考えがあるんだよ、これから雪が降るだろ、これで雪原滑ったら気持ちいいだろうと思ってね。」
「あ、スノーボード。私もスイスでやったことある。」
「圧雪してないと滑れないから、浮いていたら滑れるんじゃないかと思って。」
「うん、できるよ、それいい」
「100キロくらい浮かせて、右足に体重載せると加速、左足で減速とかできれば、
雪が無くても坂道でも登れそうじゃん」
そんな話をしながら街までだどりついた。
「坊主たちありがとよ」と、銀貨1枚を指で弾いた。
「ありがとうございます。これで今晩酒が飲めます。」と礼をした。
ギルドに戻りフライングボードのことを訪ねると、作っている工房を教えてくれた。
明日にでもいってくることにする。
ギルド会館を出ようとしたら、聞き覚えのある声で呼び止められた。
「加藤君、ちょっと待って!」
「そうね、振り出しそうね」
話をしていると、大きな猪を5人で引きずって運ぶ冒険者パーティーに出会う。
よく見ると猪の下に板のようなものがひいてあり、その上に猪を載せている。
板は10cmほど浮いている。
「こんにちは、大物ですね。ビッグボアですか?」
「おうよー坊主、300kgは超える大物だ。これ1匹で金貨300枚はもらえる。
今年のいい新年を迎えられそうだ。」
「すいませんが、少し質問していいですか?」
「おーなんだ坊主」
「この下に引いてる板はなんですか?」
「こいつか?フライングボードだ。これで500kgまで浮かせることができる。
ほんとは、1tサイズのアイテムボックスあればいいのだが、高すぎて手が出ねー」
「ですよねー。金貨3000枚でしたっけ、手が出ないですよね。
僕たちもやっと100kgのアイテムボックス手に入れたところですよ」
「お前たちはまだ15、6じゃねえか、100kgアイテムボックスでも贅沢だ。」
「そのフライングボードで売ってるんですか?」
「これはギルドからの借り物だ、買えば金貨20枚くらいだそうだ」
「ありがとうございます。ギルドに戻ったら聞いてみます。」
俺とユウカはビッグボアを押すのを手伝いながら街に戻った。
「ねえ、フライングボードのこと聞いてどうするの?」
「俺にいい考えがあるんだよ、これから雪が降るだろ、これで雪原滑ったら気持ちいいだろうと思ってね。」
「あ、スノーボード。私もスイスでやったことある。」
「圧雪してないと滑れないから、浮いていたら滑れるんじゃないかと思って。」
「うん、できるよ、それいい」
「100キロくらい浮かせて、右足に体重載せると加速、左足で減速とかできれば、
雪が無くても坂道でも登れそうじゃん」
そんな話をしながら街までだどりついた。
「坊主たちありがとよ」と、銀貨1枚を指で弾いた。
「ありがとうございます。これで今晩酒が飲めます。」と礼をした。
ギルドに戻りフライングボードのことを訪ねると、作っている工房を教えてくれた。
明日にでもいってくることにする。
ギルド会館を出ようとしたら、聞き覚えのある声で呼び止められた。
「加藤君、ちょっと待って!」
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