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第1章
1-15 師匠の先生
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「後で、わしの先生連れて行くから、遊んでろや。」
「待ってるよ」
ボードをアイテムボックスに入れ朝に行った丘に行った。
まずは二人で雪原を走り回りある程度圧雪していった。
ユウカも練習をはじめる。
平らな地面でボードの上に乗って左右のスライドをしている。
何度かこけているが楽しそうに笑っている。
「コツがわかってきた!足とボードがつながってないから、難しい。」
「スノーボードより、スケボーに近いね。中学生のころスケボーに夢中にやってたんだ。そうだ、インラインスケート!これも作れるかも、ジェットストリームアタック、男の夢だよな。後で、相談しよう。」
「夢を追いかけるのもいいけど、現実も見て、お金を使うのは控えてね。」
「は~い、ボードが儲かる目処がついたらにするよ。」
「ダンジョンに行く準備のお金は残さないとね。けど、急ぐ必要もないね。もう一年この街にいてもいいしね。」
「こうやって魔道具開発して生きていくのもありだよね。」
「はい」とにこやかに笑った。
それからは、二人で坂を登りスノーボードを楽しんだ。
休憩をしていると、師匠が幼女?を連れてきた。
「どんな感じだ?」
「楽しんでますよ。この子師匠のお子さん?」
「私はこれでも50年は生きとるわ!」
「ロリババア?」
「なんじゃそのロリババアとは?」
「何でもないです。てことは、師匠の先生?」
「そうじゃ、魔道具の研究者じゃ!」
「あ、ケンタです。よろしくお願いします。」
「坊主は、ケンタというのか!」
「師匠にも名前いってなかったかな?」
「珍しい名前じゃな、お主ら異世界から来たのか?」
「はい、地球と言う星の日本からきました。」
「そのボードも異世界の乗り物か?」
「そうですね。平らな地面や雪の上で滑って遊ぶ為の道具です。」
「遊び道具?」
「移動するためならもっと安全で快適な道具がありましたから。
この世界では移動用の道具って見たことないですね。」
「冒険者や商売人くらいしか街からでないかな。
もの運ぶのにはアイテムボックスやフライングボードで事足りている。
人の移動用は、今こやつに、作らせとる。
」
「ああ、あの乗り物は、先生の依頼なのか」
「そうじゃ」
「あれに、前に進むようにする魔道具を今作っとる。さっき、出来上がったので今取り付けとる。それよりも、それを使ってるとこ見せてくれ!ここは寒くていかんのじゃ。」
「では、早速」
俺とユウカは坂を登り、ボードで滑り降りた。ユウカは途中で転けてしまった。
「危険な乗り物じゃの?」
「ユウカは、両足をボードに固定したタイプを使っていたので、両足が離れるタイプに慣れてないのです。
僕達は、冒険者ですから魔物と戰うのでボードから離れるほうがいいのですよ。」
「なるほどな」
「板と靴が固定されてる方かいいのか?」
「そのほうが、安定しますが、雪の上ならいいですが、地面の上だとこけた時に骨折しやすくなります。地面の上は、離れるほうがいいですね。」
「足に固定しておいて、コケたときや魔物にあった時に、マジックボックスにいれるのはどうじゃ」
「それいい、最高!!!」
「もう少し、滑るとこみせてくれんかの?」
「はい」
そらから何度か滑るのをみせた。
「わかった。こりゃいいわ!」
工房に戻ることになった。
先生はボードの上に座り俺が紐で引っ張ってかえった。
「移動装置の小型化と軽量化を解決せんとな。」
「重量は、ボード全てで10キロくらいにしたいですね。アイテムボックスは、100キロしか入らないので、なるべく軽くしたいですね。」
「どのくらいのスピードが欲しい?」
「まずは、時速30キロでればいいですよ」
「最終的には、もっと高く上がって、300キロくらい出したいです。」
「わかった。私の生涯をかけてもよい研究内容じゃ。開発費の出資も私もかませるのじゃ。
取り分は、儲けから、工房5割、私とケンタが2割5分でどうじゃ?」
「わしは、それでいいぞ」
「僕もそれでいいです。」
「坊主、ボードが重くなると浮動装置が3個では足りないかもしれない。
今の、中型1小型2よりも小型4個のほうが軽くなるし、容量も上がる。明日、4個も試してくれないか?」
「わかりました」
「明日の朝取りに来てくれ、改造しておく。」
二人で宿に戻ることにした。
立花さんはまだ帰ってきてない。
俺は、インラインスケートを木版に書きながら構想を練っていた。
「もう少しで、晩御飯の時間なのにまだ帰って来ませんね。」
と話をしてたら、扉が開き立花さんが倒れ込んだ。
ドロドロでヨレヨレな状態だった。
「立花さんは本当に、この世界のこと知らないみたいだな」
ユウカは、ケトルに水をはりスタミナ茶を作り始めた。
俺はクリーンの魔法をかけてやり、ベッドに寝かせた。
「これ飲んで」と、ユウカが渡した。
「苦い」と言いながらも、体が楽になっていくのがわかり、ゆっくりと飲み始めた。
「待ってるよ」
ボードをアイテムボックスに入れ朝に行った丘に行った。
まずは二人で雪原を走り回りある程度圧雪していった。
ユウカも練習をはじめる。
平らな地面でボードの上に乗って左右のスライドをしている。
何度かこけているが楽しそうに笑っている。
「コツがわかってきた!足とボードがつながってないから、難しい。」
「スノーボードより、スケボーに近いね。中学生のころスケボーに夢中にやってたんだ。そうだ、インラインスケート!これも作れるかも、ジェットストリームアタック、男の夢だよな。後で、相談しよう。」
「夢を追いかけるのもいいけど、現実も見て、お金を使うのは控えてね。」
「は~い、ボードが儲かる目処がついたらにするよ。」
「ダンジョンに行く準備のお金は残さないとね。けど、急ぐ必要もないね。もう一年この街にいてもいいしね。」
「こうやって魔道具開発して生きていくのもありだよね。」
「はい」とにこやかに笑った。
それからは、二人で坂を登りスノーボードを楽しんだ。
休憩をしていると、師匠が幼女?を連れてきた。
「どんな感じだ?」
「楽しんでますよ。この子師匠のお子さん?」
「私はこれでも50年は生きとるわ!」
「ロリババア?」
「なんじゃそのロリババアとは?」
「何でもないです。てことは、師匠の先生?」
「そうじゃ、魔道具の研究者じゃ!」
「あ、ケンタです。よろしくお願いします。」
「坊主は、ケンタというのか!」
「師匠にも名前いってなかったかな?」
「珍しい名前じゃな、お主ら異世界から来たのか?」
「はい、地球と言う星の日本からきました。」
「そのボードも異世界の乗り物か?」
「そうですね。平らな地面や雪の上で滑って遊ぶ為の道具です。」
「遊び道具?」
「移動するためならもっと安全で快適な道具がありましたから。
この世界では移動用の道具って見たことないですね。」
「冒険者や商売人くらいしか街からでないかな。
もの運ぶのにはアイテムボックスやフライングボードで事足りている。
人の移動用は、今こやつに、作らせとる。
」
「ああ、あの乗り物は、先生の依頼なのか」
「そうじゃ」
「あれに、前に進むようにする魔道具を今作っとる。さっき、出来上がったので今取り付けとる。それよりも、それを使ってるとこ見せてくれ!ここは寒くていかんのじゃ。」
「では、早速」
俺とユウカは坂を登り、ボードで滑り降りた。ユウカは途中で転けてしまった。
「危険な乗り物じゃの?」
「ユウカは、両足をボードに固定したタイプを使っていたので、両足が離れるタイプに慣れてないのです。
僕達は、冒険者ですから魔物と戰うのでボードから離れるほうがいいのですよ。」
「なるほどな」
「板と靴が固定されてる方かいいのか?」
「そのほうが、安定しますが、雪の上ならいいですが、地面の上だとこけた時に骨折しやすくなります。地面の上は、離れるほうがいいですね。」
「足に固定しておいて、コケたときや魔物にあった時に、マジックボックスにいれるのはどうじゃ」
「それいい、最高!!!」
「もう少し、滑るとこみせてくれんかの?」
「はい」
そらから何度か滑るのをみせた。
「わかった。こりゃいいわ!」
工房に戻ることになった。
先生はボードの上に座り俺が紐で引っ張ってかえった。
「移動装置の小型化と軽量化を解決せんとな。」
「重量は、ボード全てで10キロくらいにしたいですね。アイテムボックスは、100キロしか入らないので、なるべく軽くしたいですね。」
「どのくらいのスピードが欲しい?」
「まずは、時速30キロでればいいですよ」
「最終的には、もっと高く上がって、300キロくらい出したいです。」
「わかった。私の生涯をかけてもよい研究内容じゃ。開発費の出資も私もかませるのじゃ。
取り分は、儲けから、工房5割、私とケンタが2割5分でどうじゃ?」
「わしは、それでいいぞ」
「僕もそれでいいです。」
「坊主、ボードが重くなると浮動装置が3個では足りないかもしれない。
今の、中型1小型2よりも小型4個のほうが軽くなるし、容量も上がる。明日、4個も試してくれないか?」
「わかりました」
「明日の朝取りに来てくれ、改造しておく。」
二人で宿に戻ることにした。
立花さんはまだ帰ってきてない。
俺は、インラインスケートを木版に書きながら構想を練っていた。
「もう少しで、晩御飯の時間なのにまだ帰って来ませんね。」
と話をしてたら、扉が開き立花さんが倒れ込んだ。
ドロドロでヨレヨレな状態だった。
「立花さんは本当に、この世界のこと知らないみたいだな」
ユウカは、ケトルに水をはりスタミナ茶を作り始めた。
俺はクリーンの魔法をかけてやり、ベッドに寝かせた。
「これ飲んで」と、ユウカが渡した。
「苦い」と言いながらも、体が楽になっていくのがわかり、ゆっくりと飲み始めた。
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