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第1章
1-38 初めての強敵
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師匠が先生から通信用の魔道具を預かっていた。
「昔、先生がマネして作ったんだとよ、通常品よりかなり、性能がいい。100キロくらいまでなら余裕で通信出来る。」
「さすが、先生。先生もなかなかのチートなんだよね」
「戦闘以外でもチートってあるのか?」
「料理人のチートだってありですよ」
「そうなのか」
「おれは?」
「いい線いってるけど、チートまではいかない」
「わかった」
使い方を習った。ボタンが8こついていて、自分の番号押せば全員に話せて、他の番号を押せばその人だけ通信が、できる。
1 ケンタ
2 ユウナ
3 立花さん
4 フラン
5 師匠
6 先生
メンバーに通信機を渡した。とりあえず全部自分の番号を押して、全員で通信出来るようにした。
先生は工房で留守番だが、通信範囲を知りたいので、通信機をつけている。
形状は、ヘッドフォンような、耳あてのような感じ。
耳の寒さもこれで、少しは和らぎそうだ。
工房をでて、一直線で城に向かうことにした。
途中にいたオークも無視して兎に角前に進んだ。
重装甲のフランが少し前かがみで、背中に盾を背負い、剣を持って進む姿は、昔アニメで見たモビルスーツのようで、カッコイイ。
「フラン、、、フラン」
「はひ、すみません居眠りしてました。」
「寝てた!!」
「鎧が自動運転を覚えたので任せてました。昨日はあまり眠れなくったので」
「自動運転!装備チートかよ!!!」
フランのスピードに合わせたために、時間はかかったが、3時間はかかってない。
フロン用のブレードは、改造が必要だ。
門番にそのまま走行すると伝えると、城からサイレンが鳴り響いた。
「どうぞ、城にお急ぎください」と、敬礼された。
城に付くと、担当者に出向かいをうけ、まずは、50台のキックボードを渡した。
これに乗り技術者をアッシュの街まで、来るように伝えると、
「最新の魔道具作成装着を10tアイテムボックスを持つ技術者を、本日連れて行ってくれないか?」
師匠の後ろに乗れるので、
「途中寄り道しますが、それで良ければ」
と、返事した。
「鞣し用の塩が、足りないので補給できませんか?」
「どれくらい必要ですか?」
「鞣し用に1t、食用も1tお願いできますか?」
「少しお待ちください」と、応接室に通された。そこで、持ってきた弁当をいただくことにした。
「先生、先生、ルナ先生」
「うるさいわ、なんじゃ聞こえとるわい。」
首都、アッシュ間での通信がうまくいった。
「そこに、7,8の通信機を渡しておくのじゃ。使い方を説明しておけ」
「了解」
担当者が戻ってきたので、通信機を渡し使い方の説明をした。
塩の用意が、出来たのでアイテムボックスに積み、城をでて、オークの集落を目指した。
作戦は、俺が見つからないように近づき集落から200mくらい離れた地点の雪を圧雪して、拠点を作る。
拠点が出来ると、ユウカ、フラン、立花さんが拠点にくる。
師匠と技術者は、後方で待機。
ユウカはアイスアローで戦う、サンダーアローだとオークの革が使い物にならなくなる。
まずは俺が拠点を作ったので、通信機で
「準備できたから来て」
「了解」
「フランは、前にでてゆっくり前に進んで、ユウカはオークに当たらないようにサンダーアローを打つ。
立花さんは結界でいろいろ試してみて。俺は自由に動く。」
「了解」
「作戦開始、ユウカ撃って」
集落の周りに設置している柵が吹き飛んだ。
襲撃に気づいたオークが出てくる。
ユウカが一匹づつだか確実に脳天を貫いて行った。
「フラン前進、ユウカ達は後ろについてきて」
集落から、弓矢が飛んできたが、俺たちの手前でなにかに弾かれる。
「結界術で対応できます。まだ余裕あります。」
「ユウカ、弓使い優先して倒して」
「了解」
「フランもっと前にでて、あっ、でかい奴出てきた。ユウカ、サンダーアロー2,3発当てて」
でかい奴は、黒焦げになって倒れた。
「まだ半分は残ってる。もっと前にすすめ」
「了解」
「数減ってきた後は集落の中を殲滅するぞ」
その時、黒焦げになった、でかい奴が起き上がった。
「くそ、再生しやがった。ユウカ、サンダーアロー」
「効果ありません」
「耐性つきやがった、俺の判断ミスだ。フラン、俺と二人で対応する。ユウカはそのまま、立花さんは援護たのむ」
フランは盾を前に抱えて、「シールドバッシュ」でかい奴は一瞬動きはとまったが、効いてなさそう。
大きな出刃包丁のような刀を振り回す、それを何とか盾で耐えている。
俺もタガーで応戦する。隙をついて当てるが効かない。
俺に向かって剣を振り回してきたので、2本のタガーで受けたが体ごと吹っ飛ばされた。
タガーは2本とも使い物にはならなくなってしまった。
「タガーが壊れた、どうする。撤退する?」
「私の剣を使え。私は盾で精一杯だ」と言って俺に剣を投げつけた。
剣を拾った。タガーにはない力が感じとれた。行ける。そんな気がした。
「一瞬でいい隙を作ってくれ」
出刃包丁を振り終わった後、動きが止まった。
「結界術でとめた」
「おりゃーーーー」
剣を振りかぶってでかい奴の首筋に剣が走った。手ごたえはほとんど感じ取れなかった。
振り向くと、でかい奴の首がなく、血が吹きあがっていた。そのまま崩れ落ちた。
マップを確認するともうオークの反応は近くには無かった。
「勝った」
ぎりぎりの勝利だったが、何とか勝てた。
装備、魔法の不足を実感した。
「昔、先生がマネして作ったんだとよ、通常品よりかなり、性能がいい。100キロくらいまでなら余裕で通信出来る。」
「さすが、先生。先生もなかなかのチートなんだよね」
「戦闘以外でもチートってあるのか?」
「料理人のチートだってありですよ」
「そうなのか」
「おれは?」
「いい線いってるけど、チートまではいかない」
「わかった」
使い方を習った。ボタンが8こついていて、自分の番号押せば全員に話せて、他の番号を押せばその人だけ通信が、できる。
1 ケンタ
2 ユウナ
3 立花さん
4 フラン
5 師匠
6 先生
メンバーに通信機を渡した。とりあえず全部自分の番号を押して、全員で通信出来るようにした。
先生は工房で留守番だが、通信範囲を知りたいので、通信機をつけている。
形状は、ヘッドフォンような、耳あてのような感じ。
耳の寒さもこれで、少しは和らぎそうだ。
工房をでて、一直線で城に向かうことにした。
途中にいたオークも無視して兎に角前に進んだ。
重装甲のフランが少し前かがみで、背中に盾を背負い、剣を持って進む姿は、昔アニメで見たモビルスーツのようで、カッコイイ。
「フラン、、、フラン」
「はひ、すみません居眠りしてました。」
「寝てた!!」
「鎧が自動運転を覚えたので任せてました。昨日はあまり眠れなくったので」
「自動運転!装備チートかよ!!!」
フランのスピードに合わせたために、時間はかかったが、3時間はかかってない。
フロン用のブレードは、改造が必要だ。
門番にそのまま走行すると伝えると、城からサイレンが鳴り響いた。
「どうぞ、城にお急ぎください」と、敬礼された。
城に付くと、担当者に出向かいをうけ、まずは、50台のキックボードを渡した。
これに乗り技術者をアッシュの街まで、来るように伝えると、
「最新の魔道具作成装着を10tアイテムボックスを持つ技術者を、本日連れて行ってくれないか?」
師匠の後ろに乗れるので、
「途中寄り道しますが、それで良ければ」
と、返事した。
「鞣し用の塩が、足りないので補給できませんか?」
「どれくらい必要ですか?」
「鞣し用に1t、食用も1tお願いできますか?」
「少しお待ちください」と、応接室に通された。そこで、持ってきた弁当をいただくことにした。
「先生、先生、ルナ先生」
「うるさいわ、なんじゃ聞こえとるわい。」
首都、アッシュ間での通信がうまくいった。
「そこに、7,8の通信機を渡しておくのじゃ。使い方を説明しておけ」
「了解」
担当者が戻ってきたので、通信機を渡し使い方の説明をした。
塩の用意が、出来たのでアイテムボックスに積み、城をでて、オークの集落を目指した。
作戦は、俺が見つからないように近づき集落から200mくらい離れた地点の雪を圧雪して、拠点を作る。
拠点が出来ると、ユウカ、フラン、立花さんが拠点にくる。
師匠と技術者は、後方で待機。
ユウカはアイスアローで戦う、サンダーアローだとオークの革が使い物にならなくなる。
まずは俺が拠点を作ったので、通信機で
「準備できたから来て」
「了解」
「フランは、前にでてゆっくり前に進んで、ユウカはオークに当たらないようにサンダーアローを打つ。
立花さんは結界でいろいろ試してみて。俺は自由に動く。」
「了解」
「作戦開始、ユウカ撃って」
集落の周りに設置している柵が吹き飛んだ。
襲撃に気づいたオークが出てくる。
ユウカが一匹づつだか確実に脳天を貫いて行った。
「フラン前進、ユウカ達は後ろについてきて」
集落から、弓矢が飛んできたが、俺たちの手前でなにかに弾かれる。
「結界術で対応できます。まだ余裕あります。」
「ユウカ、弓使い優先して倒して」
「了解」
「フランもっと前にでて、あっ、でかい奴出てきた。ユウカ、サンダーアロー2,3発当てて」
でかい奴は、黒焦げになって倒れた。
「まだ半分は残ってる。もっと前にすすめ」
「了解」
「数減ってきた後は集落の中を殲滅するぞ」
その時、黒焦げになった、でかい奴が起き上がった。
「くそ、再生しやがった。ユウカ、サンダーアロー」
「効果ありません」
「耐性つきやがった、俺の判断ミスだ。フラン、俺と二人で対応する。ユウカはそのまま、立花さんは援護たのむ」
フランは盾を前に抱えて、「シールドバッシュ」でかい奴は一瞬動きはとまったが、効いてなさそう。
大きな出刃包丁のような刀を振り回す、それを何とか盾で耐えている。
俺もタガーで応戦する。隙をついて当てるが効かない。
俺に向かって剣を振り回してきたので、2本のタガーで受けたが体ごと吹っ飛ばされた。
タガーは2本とも使い物にはならなくなってしまった。
「タガーが壊れた、どうする。撤退する?」
「私の剣を使え。私は盾で精一杯だ」と言って俺に剣を投げつけた。
剣を拾った。タガーにはない力が感じとれた。行ける。そんな気がした。
「一瞬でいい隙を作ってくれ」
出刃包丁を振り終わった後、動きが止まった。
「結界術でとめた」
「おりゃーーーー」
剣を振りかぶってでかい奴の首筋に剣が走った。手ごたえはほとんど感じ取れなかった。
振り向くと、でかい奴の首がなく、血が吹きあがっていた。そのまま崩れ落ちた。
マップを確認するともうオークの反応は近くには無かった。
「勝った」
ぎりぎりの勝利だったが、何とか勝てた。
装備、魔法の不足を実感した。
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