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第3章
装備の見直し
しおりを挟むアレクさんが開発したヘッドセットを正式に採用することになった。
スマホを利用したVR装置のような形状をしている。
フルリンク機能を使うことのできる範囲は、約1km、フルリンクを行えないが、
ルナ先生が開発した通信魔道具を内蔵して、約150kmの一部リンクが行えるようになった。
アイには、画面側に1台、背面に2台ついている。
画面側についているカメラをヘッドセットの後ろ側についている魔道具とリンクさせて、後方も見えるようになった。
ユウカとリコは戦闘中はフードをかぶるので、フードに取り付けた。
4人の撮った映像からフルリンクを活用して、鳥観図(ゲーム目線)で戦えるようになった。
これは、前衛で戦う俺やフランにとってありがたい機能。
アイはレベルアップじ貰えたスキルポイントを寄生に振ることにより、俺とのリンクもできるようになった。
俺の広範囲で行えるマップ機能と魔物探知の画像も全員で見れるようになった。
インナーの進化した。今までは厚みが1mmほどだったものが、10mmにまで厚くなったが、
2重構造になり外側は、対物理攻撃に大幅な軽減。内側は対魔法攻撃の大幅な軽減することに成功した。
このインナー1人分を作成するのに、青スライム、赤スライムが150匹づつ必要になるために、
売り出すとしても金貨30枚以上になる高価な装備になった。
フランのフルプレートアーマーも3人の手が入り進化した。
今までは、胴体、脚、腕、頭の4分割で、装備するのに時間がかかった。
それを解消するために、胴体、脚、腕を一体化、胴部内部を大きめに作り、頭を巨大化して、
頭部を開閉することで、乗り込めるようにした。
ルナ先生とフラン先生は、浮遊装置と移動装置の一体化を目指す。
浮遊装置も移動装置も同じ結界術を利用しいる。制御方法が違うだけなのだ。
制御を全てアイに任せるために、制御装置を全て外し魔法陣を作る回路の素材を希少価値の高い純度100%ミスリルで作ることになった。
ミスリルは、アイーン国の儀式で行われる剣を潰して素材を取ることになった。
この魔道具は、アイ専用浮動装置という名前が決まり、ミスリルの剣を素材とすることで、100台作ることができた。
浮動装置に流せる魔力が増えたことにより、魔石魔力変換装置の強化も行われた、殺人熊の肝から抽出した油を精製することにより、変換率が劇的に向上して、フランに乗せる魔石魔力変換装置の小型化に成功した。
アイ専用浮動装置は、フランのバトルアーマーに15台取り付けることになった。
その結果をフィードバックすることにより、俺たちのエアバイクに反映される予定。
また、フランのアイも寄生にスキルポイントを振ることにより、
フランとアイのシンクロ率高くなり今までより繊細な動き俊敏な動きが行えるようになった。
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