女神様の聖女ちゃん

Kuma68230

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第四話

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このように表示された。ちょっと待って聖女?って何?と心の中でツッコミを入れつつも、どれが良いか考えてみる。そして、選択肢として残ったのは、聖女、暗殺者、剣士であった。でも、個人的には聖女に惹かれている。なぜかわからないが、聖女を選びなさい!という声が聞こえてくる気がする。本能的にこの声には逆らってはいけないような気がするのだ。加えると、声はとても澄んで美しい女性の声をしていた。鈴を転がすような声という例えがあるが、この声はその例えにまさしくは相応しいと私は思っている。

男なのになぜ聖女?とは思うがこの容姿には、ピッタリだと思う私もいる。だが、どこか私の容姿が聖女にぴったりだというのは、私自身で考えていることのはずなのに違和感を感じていた。職業は今すぐに選択する必要はないだろう。近いうちに他にも転職できる人が現れるだろう。そうしたら転職の情報も出てくると思い、とりあえず両親も心配だし家に帰ることにした。

帰宅すると、母が私も抱きしめてきた。心配だったのだろう。私は大丈夫だよと優しく言い、抱きしめ返していた。しばらく後、父からも連絡があり、無事であることがわかった。安心した。私は、どうやら自身で考えている以上に両親のことが好きなようだった。

しばらくして父が帰ってきた。そこで、「私ステータス?が見えるんだけど、お父さんとお母さんにはみえる?」と聞いてみた。二人はステータス?とピンときていないようだったが、突如驚いた顔になった。どうやらステータスが見えたようだ。ダンジョン出現がキーとなってステータスがみえるようになったのだろうか?それから少し話しているとステータスがどうやら見えたようだった。やはり、ダンジョンの出現はこの世界に大きな影響を与えたのだろう。

今日は、戦闘で疲れたこともあり、とりあえず寝ることにした。次の日、起きてくると、両親がニュースを見ていた。どうやら、世界中でダンジョンが現れたらしく、各国とも混乱しているらしい。日本も例外ではなく、ニュースで政治家や、総理大臣が、危険だから近づかないでください!と何度も呼びかけている。一方で民間の放送では、ダンジョンの中で、モンスターを倒してレベルアップした人にインタビューなどを放送していた。レベルアップした人曰く、モンスターにもよるかもしれないが彼が戦ったのは、ゴブリンらしく、これは4人以上で挑めば1匹ずつは弱いので我々でも楽に安全に戦うことができると言っていたのである。

これを機にダンジョンに、挑む人が増えているようだ。ゲーマーなどはそそられるだろう。なんせ、現実がゲームのようになったのだから。一方で、今回の事件で少なくない犠牲者が出ているのも事実のようだ。各局によって情報は錯綜している。国も確定的な数字の情報しか出さず、ダンジョンは危険ですとしか言っていない。私は、これはダンジョンに潜る人も増えるだろうと思った。
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