5 / 40
05 眠りの森を越えて
しおりを挟む
アウレリア王国南部。
広大なサウスヴェル平原は、国内随一の穀倉地帯として知られている。
なだらかな丘陵に広がる麦畑。
季節ごとに色を変える大地は、この国の胃袋そのものだった。
――ヴェルハイム。
サウスヴェル平原の中心に位置するこの街は、
周辺農村から集まる穀物を管理・流通させる要衝である。
巨大な穀倉。
活気ある市場。
そして、街の中枢に構えられた食糧商会。
その日、
いつもと変わらぬ午前の刻。
商会の扉を押し開け、
一人の若い男が、ふらりと姿を現した。
仕立ての良い外套。
無駄のない装飾。
腰に下げた装身具は控えめながら、確かな価値を感じさせる。
――裕福。
そして、ただ者ではない。
「失礼する」
低く、落ち着いた声。
若い男は、
西方連合から訪れた商人で、
名をヴァルスという。
その名乗りを聞いた瞬間、
受付の若い職員は、反射的に背筋を伸ばした。
西方連合――
それは、この街の商人にとって、
軽々しく扱っていい相手ではない。
ほどなくして、
食糧商会の長――ランドロス・ヴァルケインが姿を現した。
壮年の男。
商人らしく腹は出ているが、目は鋭い。
「話を聞こう。こちらへ」
応接室に通され、向かい合って腰を下ろす。
形式ばった挨拶のあと、
ヴァルスは、前置きもなく切り出した。
「森を抜ける、試験輸送を請け負いたい」
ランドロスの眉が、わずかに動いた。
「……森、とは?」
「《眠りの森》だ」
一瞬、空気が固まる。
ランドロスは、思わず苦笑した。
「冗談を言われるとは思っていなかったが……
あそこは、人間が通れる場所ではない」
魔獣の巣窟。
多くの商人が挑み、失敗し、命を落とした禁忌の地。
常識だ。
だが、ヴァルスは顔色一つ変えなかった。
「承知している」
静かに言う。
「だからこそ、
貴族直轄ではなく、こちらの商会に話を持ち込んだ」
ランドロスは、腕を組む。
「理由を聞こう」
ヴァルスは、淡々と説明を始めた。
護衛の配置。
魔獣の行動範囲。
森を通過する時間帯。
人間側の被害を最小限に抑える移動方法。
それは、
単なる夢想ではなかった。
(……詳しすぎる)
ランドロスは内心で舌を巻く。
まるで、
眠りの森を“よく知っている者”の説明だ。
「成功した場合、
輸送時間は大幅に短縮される」
ヴァルスは続ける。
「遠回りを強いられてきた輸送が不要となり、
余計な日数もコストも消える。
価格決定の不利も、ここで終わりだ」
ランドロスは、喉を鳴らした。
――それが実現すれば。
商会の利益は、跳ね上がる。
だが。
「失敗したら?」
あえて、問いかける。
ヴァルスは、少しだけ微笑んだ。
「その場合の損失は、すべて私が負う」
きっぱりと。
「商品代も、輸送費も、補填する」
応接室が、静まり返る。
(……そこまで言うか)
ランドロスは、目の前の男を改めて観察した。
虚勢ではない。
逃げ道も用意していない。
――本気だ。
しばしの沈黙ののち、
ランドロスは、ゆっくりと息を吐いた。
「……よかろう」
机の上に、手を置く。
「実験的に、小規模な農産物で試そう」
大量輸送ではない。
価値も限定的な作物。
失敗しても、致命傷にはならない。
「条件は一つだ」
ランドロスは、鋭く言った。
「死人は出すな。
それだけは、絶対だ」
ヴァルスは、静かに頷いた。
「約束しよう」
その瞳に、迷いはない。
◇
試験輸送は、早朝に始まった。
ヴァルスが用意したのは、荷馬車一台。
御者一人。
従者が一人。
そして、護衛が二人。
いずれも寡黙で、無駄なことを口にしない。
装備は簡素だが、よく手入れされている。
(……本当に、これだけで森を抜けるつもりか?)
ランドロスは内心で首をひねった。
眠りの森は、名の通りではない。
一度足を踏み入れれば、眠るのは永遠――
そう噂される魔獣の巣だ。
しかし、荷は最小限。
失敗しても痛手が少ない、実験用の量。
(まあ、どうせ戻らんだろう)
そう思いながらも、完全には切り捨てきれない。
ヴァルスという男には、奇妙な説得力があった。
荷馬車は、朝霧の中、静かに街を出た。
行き先は、眠りの森を抜け、
アウレリア王国中央都市――セントベニア。
◇
翌日の夕方。
ヴェルハイムの門に、見覚えのある荷馬車が姿を現した。
「……戻った?」
最初に気づいた門番が、目を瞬かせる。
荷馬車は、何事もなかったかのように街へ入ってきた。
車輪は欠けていない。
馬は怯えた様子もなく、落ち着いている。
そして――
「荷が、増えている……?」
ランドロスが駆け寄り、荷台を見て、言葉を失った。
行きに積んだ農産物は、確かに降ろされている。
その代わりに、帰りの荷が、きっちりと積まれていた。
塩。
加工品。
都市部でしか手に入らない生活物資。
どれも、品質が良い。
「ば、馬鹿な……」
通常、セントベニアまでの往復には二十日かかる。
危険地帯を避けた遠回りの街道を進み、
検査や積み替えを重ねて、
ようやく戻ってくるのが常だった。
それを――
「……二日?」
ランドロスは、信じられないものを見る目で、
ヴァルスを見た。
男は、平然と頷くだけだ。
「問題なく、通れました。
予定通りです」
「予定通り……だと?」
声が裏返る。
眠りの森だ。
魔獣が跋扈する、あの森を。
護衛の二人は、傷一つない。
従者も、欠伸を噛み殺している。
(……奇跡、か?
いや……)
ランドロスは、商人だ。
奇跡よりも、再現性を信じる。
「……次だ」
彼は、ゆっくりと口を開いた。
「次は、荷を増やす。
実験ではなく、商いとしてだ」
周囲の商会員たちが、ざわめく。
ヴァルスは、わずかに口角を上げた。
「構いません」
淡々とした声。
「失敗した場合の損失は、
引き続き、私が負いましょう」
その一言で、場の空気が変わった。
――これは、実験ではない。
――流れが、変わり始めている。
ランドロスは、確信した。
(……この男)
(アウレリアの物流を、ひっくり返す気だ)
広大なサウスヴェル平原は、国内随一の穀倉地帯として知られている。
なだらかな丘陵に広がる麦畑。
季節ごとに色を変える大地は、この国の胃袋そのものだった。
――ヴェルハイム。
サウスヴェル平原の中心に位置するこの街は、
周辺農村から集まる穀物を管理・流通させる要衝である。
巨大な穀倉。
活気ある市場。
そして、街の中枢に構えられた食糧商会。
その日、
いつもと変わらぬ午前の刻。
商会の扉を押し開け、
一人の若い男が、ふらりと姿を現した。
仕立ての良い外套。
無駄のない装飾。
腰に下げた装身具は控えめながら、確かな価値を感じさせる。
――裕福。
そして、ただ者ではない。
「失礼する」
低く、落ち着いた声。
若い男は、
西方連合から訪れた商人で、
名をヴァルスという。
その名乗りを聞いた瞬間、
受付の若い職員は、反射的に背筋を伸ばした。
西方連合――
それは、この街の商人にとって、
軽々しく扱っていい相手ではない。
ほどなくして、
食糧商会の長――ランドロス・ヴァルケインが姿を現した。
壮年の男。
商人らしく腹は出ているが、目は鋭い。
「話を聞こう。こちらへ」
応接室に通され、向かい合って腰を下ろす。
形式ばった挨拶のあと、
ヴァルスは、前置きもなく切り出した。
「森を抜ける、試験輸送を請け負いたい」
ランドロスの眉が、わずかに動いた。
「……森、とは?」
「《眠りの森》だ」
一瞬、空気が固まる。
ランドロスは、思わず苦笑した。
「冗談を言われるとは思っていなかったが……
あそこは、人間が通れる場所ではない」
魔獣の巣窟。
多くの商人が挑み、失敗し、命を落とした禁忌の地。
常識だ。
だが、ヴァルスは顔色一つ変えなかった。
「承知している」
静かに言う。
「だからこそ、
貴族直轄ではなく、こちらの商会に話を持ち込んだ」
ランドロスは、腕を組む。
「理由を聞こう」
ヴァルスは、淡々と説明を始めた。
護衛の配置。
魔獣の行動範囲。
森を通過する時間帯。
人間側の被害を最小限に抑える移動方法。
それは、
単なる夢想ではなかった。
(……詳しすぎる)
ランドロスは内心で舌を巻く。
まるで、
眠りの森を“よく知っている者”の説明だ。
「成功した場合、
輸送時間は大幅に短縮される」
ヴァルスは続ける。
「遠回りを強いられてきた輸送が不要となり、
余計な日数もコストも消える。
価格決定の不利も、ここで終わりだ」
ランドロスは、喉を鳴らした。
――それが実現すれば。
商会の利益は、跳ね上がる。
だが。
「失敗したら?」
あえて、問いかける。
ヴァルスは、少しだけ微笑んだ。
「その場合の損失は、すべて私が負う」
きっぱりと。
「商品代も、輸送費も、補填する」
応接室が、静まり返る。
(……そこまで言うか)
ランドロスは、目の前の男を改めて観察した。
虚勢ではない。
逃げ道も用意していない。
――本気だ。
しばしの沈黙ののち、
ランドロスは、ゆっくりと息を吐いた。
「……よかろう」
机の上に、手を置く。
「実験的に、小規模な農産物で試そう」
大量輸送ではない。
価値も限定的な作物。
失敗しても、致命傷にはならない。
「条件は一つだ」
ランドロスは、鋭く言った。
「死人は出すな。
それだけは、絶対だ」
ヴァルスは、静かに頷いた。
「約束しよう」
その瞳に、迷いはない。
◇
試験輸送は、早朝に始まった。
ヴァルスが用意したのは、荷馬車一台。
御者一人。
従者が一人。
そして、護衛が二人。
いずれも寡黙で、無駄なことを口にしない。
装備は簡素だが、よく手入れされている。
(……本当に、これだけで森を抜けるつもりか?)
ランドロスは内心で首をひねった。
眠りの森は、名の通りではない。
一度足を踏み入れれば、眠るのは永遠――
そう噂される魔獣の巣だ。
しかし、荷は最小限。
失敗しても痛手が少ない、実験用の量。
(まあ、どうせ戻らんだろう)
そう思いながらも、完全には切り捨てきれない。
ヴァルスという男には、奇妙な説得力があった。
荷馬車は、朝霧の中、静かに街を出た。
行き先は、眠りの森を抜け、
アウレリア王国中央都市――セントベニア。
◇
翌日の夕方。
ヴェルハイムの門に、見覚えのある荷馬車が姿を現した。
「……戻った?」
最初に気づいた門番が、目を瞬かせる。
荷馬車は、何事もなかったかのように街へ入ってきた。
車輪は欠けていない。
馬は怯えた様子もなく、落ち着いている。
そして――
「荷が、増えている……?」
ランドロスが駆け寄り、荷台を見て、言葉を失った。
行きに積んだ農産物は、確かに降ろされている。
その代わりに、帰りの荷が、きっちりと積まれていた。
塩。
加工品。
都市部でしか手に入らない生活物資。
どれも、品質が良い。
「ば、馬鹿な……」
通常、セントベニアまでの往復には二十日かかる。
危険地帯を避けた遠回りの街道を進み、
検査や積み替えを重ねて、
ようやく戻ってくるのが常だった。
それを――
「……二日?」
ランドロスは、信じられないものを見る目で、
ヴァルスを見た。
男は、平然と頷くだけだ。
「問題なく、通れました。
予定通りです」
「予定通り……だと?」
声が裏返る。
眠りの森だ。
魔獣が跋扈する、あの森を。
護衛の二人は、傷一つない。
従者も、欠伸を噛み殺している。
(……奇跡、か?
いや……)
ランドロスは、商人だ。
奇跡よりも、再現性を信じる。
「……次だ」
彼は、ゆっくりと口を開いた。
「次は、荷を増やす。
実験ではなく、商いとしてだ」
周囲の商会員たちが、ざわめく。
ヴァルスは、わずかに口角を上げた。
「構いません」
淡々とした声。
「失敗した場合の損失は、
引き続き、私が負いましょう」
その一言で、場の空気が変わった。
――これは、実験ではない。
――流れが、変わり始めている。
ランドロスは、確信した。
(……この男)
(アウレリアの物流を、ひっくり返す気だ)
10
あなたにおすすめの小説
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
婚約破棄された際もらった慰謝料で田舎の土地を買い農家になった元貴族令嬢、野菜を買いにきたベジタリアン第三王子に求婚される
さら
恋愛
婚約破棄された元伯爵令嬢クラリス。
慰謝料代わりに受け取った金で田舎の小さな土地を買い、農業を始めることに。泥にまみれて種を撒き、水をやり、必死に生きる日々。貴族の煌びやかな日々は失ったけれど、土と共に過ごす穏やかな時間が、彼女に新しい幸せをくれる――はずだった。
だがある日、畑に現れたのは野菜好きで有名な第三王子レオニール。
「この野菜は……他とは違う。僕は、あなたが欲しい」
そう言って真剣な瞳で求婚してきて!?
王妃も兄王子たちも立ちはだかる。
「身分違いの恋」なんて笑われても、二人の気持ちは揺るがない。荒れ地を畑に変えるように、愛もまた努力で実を結ぶのか――。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
老女召喚〜聖女はまさかの80歳?!〜城を追い出されちゃったけど、何か若返ってるし、元気に異世界で生き抜きます!〜
二階堂吉乃
ファンタジー
瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚は失敗だ!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。
白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。
後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。
人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話+間話8話。
【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。
ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。
彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。
婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。
そして迎えた学園卒業パーティー。
ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。
ガッツポーズを決めるリリアンヌ。
そのままアレックスに飛び込むかと思いきや――
彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。
私の生前がだいぶ不幸でカミサマにそれを話したら、何故かそれが役に立ったらしい
あとさん♪
ファンタジー
その瞬間を、何故かよく覚えている。
誰かに押されて、誰?と思って振り向いた。私の背を押したのはクラスメイトだった。私の背を押したままの、手を突き出した恰好で嘲笑っていた。
それが私の最後の記憶。
※わかっている、これはご都合主義!
※設定はゆるんゆるん
※実在しない
※全五話
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
【完結】悪役令嬢ですが、元官僚スキルで断罪も陰謀も処理します。
かおり
ファンタジー
異世界で悪役令嬢に転生した元官僚。婚約破棄? 断罪? 全部ルールと書類で処理します。
謝罪してないのに謝ったことになる“限定謝罪”で、婚約者も貴族も黙らせる――バリキャリ令嬢の逆転劇!
※読んでいただき、ありがとうございます。ささやかな物語ですが、どこか少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる