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家族になった人族のポムと魔族のポム
27.雨のち晴れの日の配達
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今日は、雨の降る中での食材の配達の日です。
悪魔さんが一生懸命直してくれた幌が役に立ちました。
雨で霞む草原の中の街道を水牛のみのたうろすが引く荷馬車がゆっくりと進みます。
水牛の"みのたうろす"は、本当は魔獣の"ミノタウロス"です。
悪魔さんが、魔法で水牛に変身させてしまったのです。
水牛になったみのたうろすは、水牛というだけあって雨が大好きです。
「悪魔さん、その着ているローブは寒くないの。雨で濡れて冷たいよね。」
荷馬車の御者を務める悪魔さんのことをポムくんが気にかけています。
「ポム様、このローブにも荷馬車の幌にも、雨をはじくように魔法をかけてあります。」
「それに、このローブは悪魔用の最高級ローブです。温かくて気持ちいいんですよ。」
「私めにそのような心遣いをしていただいて、ポム様の優しさが心に染み入ります。」
馬車の幌の中には、雨がまったく入ってきません。
悪魔さんは、いろいろな魔法が使えるようです。
「悪魔さん、本当にいろんな魔法が使えるのね。私も教えて欲しいくらいよ。」
ポムさんが悪魔さんが使える多種多様な魔法に興味があるようです。
「あんた、火魔法と炎魔法以外に何か使えるの。」
「あんたがミノタウロスに撃った火魔法も炎魔法も見ていたけど、酷いものだったわぁ。」
「魔力だけは強いみたいだけど、あれじゃ闘いになったらポム様を守れないわよぉ。」
「私だって"光の矢"という魔法が使えるわよ。でも、魔力を錬るのが大変で…準備が必要なの。」
「この前みたいに…突然ミノタウロスが出てきたら…撃てない。」
ポムさんは、口ごもってしまいました。
「悪魔さん、僕は回復魔法しか使えないけどもっと回復魔法が上手く使えるようになりたい。だから僕にも魔法を教えて。」
ポムくんは、悪魔さんに向かって真剣に訴えました。
悪魔さんは何も言いませんでした。
すこしの間、だれも話を切り出せなかったので雨の降る音だけが静かに響いていました。
「ポム様、私の教え方は厳しいですよ。それでもよろしいのですか。」
ポムくんとポムさんは、顔を見合わせて喜びました。
「悪魔さん、ありがろう。悪魔さんならきっと優しく教えてくれると信じてる。」
ポムくんの言葉に悪魔さんの顔はにやけていました。
でも、御者席で前を向いているので、ポムくんとポムさんには見えなかったのです。
「今日、帰ったら魔力の錬り方から始めます。悪魔先生は、大変厳しい方です。それを忘れずについてくるのですよ。」
「はい。」
ポムくんとポムさんが勢いのいい返事を返しました。
"ココ"の街のレストランに到着したポムくん達は、食材の配達も終わりましたが、女性に囲まれている榊さんの事が心配になって仕方がありません。
この前、榊さんは水神様のお腹に赤ちゃんがいると言われて神殿に連れていかれて行ったけど榊さんのところにいる女の人とは喧嘩になっていようです。
ぼくは、女の人にだらしない大人にはならない。女の人はひとりでいいと心に固く決めたポムくんでした。
レストランの食材の配達を終えて荷馬車で村への帰路に付きました。
雨は昼前には上がったようです。雲の切れ間から太陽の陽ざしが降り注いでいます。
でも街道は、雨でかなり抜かるんでいます。
3人は、榊さんからお土産にもらったチーズケーキを食べながらゆっくりと進む荷馬車に揺られています。
ふと、街道の先を見ると荷馬車が横倒しになっていました。
「ポム様、馬車の事故のようです。」
「ほんとだ、悪魔さん、馬車をあの後ろに停めて。」
「では、あそこまで急ぎますよ。」
悪魔さんは、みのたうろすに鞭を打って急がせました。
でも、水牛なのであまり早く走ることはできません。早く歩く程度になったくらいです。
横倒しになった馬車に近づくと、馬車に足を挟まれたおじさんと、倒れている若い男の人がいました。
馬は、足の骨が折れているようで身動きできないようです。
「この馬車をどかさないないと。悪魔さんお願い馬車を動かせる。」
「はいポム様、これくらい簡単です。」
悪魔さんは、ひょいと片腕で馬車を持ち上げると街道に馬車を置きました。
「悪魔さん力持ちなんだね。すごいや。」
「いやですよ、私を褒めても何も出ませんよ。それよりケガをした人を見てあげないと。」
ポムくんは、悪魔さんが馬車を持ち上げるところに見とれてケガをした人の事を忘れていました。
横倒しになった馬車に足を挟まれて苦しんでいたおじさんの体を見ると、足から血が出ています。
ポムくんが魔法でおじさんの体を確認しています。
「やっぱり足の骨が折れているみたい。僕の魔法で治せるといいんだけど。」
ポムくんが真剣に魔法でおじさんの足を直しています。
すると、先ほどまで痛がっていたおしさんの顔から急に苦痛の表情がなくなっていきました。
悪魔さんとポムさんは、僕の魔法をだまって見ていました。
「おじさんは、とりあえずここに寝かせておこう。」
もうひとり、倒れている青年がいたので、ポムくんは青年の元へといどうして、ケガをしているか確認しています。
「この人は、気絶しているだけみたい。頭を打った時に出来たコブがあるけど、これくらいなら大丈夫だね。」
ポムくんが、ふたりを見終わった後、今度は馬のケガの状態を見ました。
馬は足が俺でいるので、身動きが取れません。かなり辛そうです。
ポムくんが足に手をかざして魔法をかけてあげます。
すると馬は、元気に立ち上がりました。もう大丈夫なようです。
馬は、街道脇の草原で草を食んでいます。
しばらくするとおじさんと青年が気が付いたようです。
おじさんに馬車の事故の様子とケガの状態を説明して、街の治療院に行って見てもらうように言いました。
「君たちが助けてくれたのかい。ケガの治療までしてくれてありがとう。」
おじさんは、これから"ココ"の街で壺と花瓶の買い付けをすると言っていました。
青年は、おじさんの護衛なんだそうです。
馬車は少し壊れていますが、"ココ"の街までは行けそうです。
おじさんが感謝の気持ちだと言って紙のつつみをくれた後、馬車で"ココ"の街へと向かって行きました。
みのたうろすの荷馬車に乗り込んでゆっくりと進みながら、おじさんがくれた紙のつつみを開けてみると、金貨が1枚入っていました。
ぼくもポムさんもそれを見てびっくりしました。
金貨を見てよろこんでいるぼくに悪魔さんが言いました。
「ポム様、さっきポム様が使っていた魔法は、治療魔法と回復魔法です。」
「ポム様は、治療師に向いているかもしれません。ポム様の魔法の練習は治療魔法を重点にやっていこうと悪魔先生は考えていますよ。」
悪魔さんは、ただぼくを見ていた訳ではなかったようです。
悪魔なのに、やっぱりすごい悪魔さんなんだと感心したポムくんでした。
悪魔さんが一生懸命直してくれた幌が役に立ちました。
雨で霞む草原の中の街道を水牛のみのたうろすが引く荷馬車がゆっくりと進みます。
水牛の"みのたうろす"は、本当は魔獣の"ミノタウロス"です。
悪魔さんが、魔法で水牛に変身させてしまったのです。
水牛になったみのたうろすは、水牛というだけあって雨が大好きです。
「悪魔さん、その着ているローブは寒くないの。雨で濡れて冷たいよね。」
荷馬車の御者を務める悪魔さんのことをポムくんが気にかけています。
「ポム様、このローブにも荷馬車の幌にも、雨をはじくように魔法をかけてあります。」
「それに、このローブは悪魔用の最高級ローブです。温かくて気持ちいいんですよ。」
「私めにそのような心遣いをしていただいて、ポム様の優しさが心に染み入ります。」
馬車の幌の中には、雨がまったく入ってきません。
悪魔さんは、いろいろな魔法が使えるようです。
「悪魔さん、本当にいろんな魔法が使えるのね。私も教えて欲しいくらいよ。」
ポムさんが悪魔さんが使える多種多様な魔法に興味があるようです。
「あんた、火魔法と炎魔法以外に何か使えるの。」
「あんたがミノタウロスに撃った火魔法も炎魔法も見ていたけど、酷いものだったわぁ。」
「魔力だけは強いみたいだけど、あれじゃ闘いになったらポム様を守れないわよぉ。」
「私だって"光の矢"という魔法が使えるわよ。でも、魔力を錬るのが大変で…準備が必要なの。」
「この前みたいに…突然ミノタウロスが出てきたら…撃てない。」
ポムさんは、口ごもってしまいました。
「悪魔さん、僕は回復魔法しか使えないけどもっと回復魔法が上手く使えるようになりたい。だから僕にも魔法を教えて。」
ポムくんは、悪魔さんに向かって真剣に訴えました。
悪魔さんは何も言いませんでした。
すこしの間、だれも話を切り出せなかったので雨の降る音だけが静かに響いていました。
「ポム様、私の教え方は厳しいですよ。それでもよろしいのですか。」
ポムくんとポムさんは、顔を見合わせて喜びました。
「悪魔さん、ありがろう。悪魔さんならきっと優しく教えてくれると信じてる。」
ポムくんの言葉に悪魔さんの顔はにやけていました。
でも、御者席で前を向いているので、ポムくんとポムさんには見えなかったのです。
「今日、帰ったら魔力の錬り方から始めます。悪魔先生は、大変厳しい方です。それを忘れずについてくるのですよ。」
「はい。」
ポムくんとポムさんが勢いのいい返事を返しました。
"ココ"の街のレストランに到着したポムくん達は、食材の配達も終わりましたが、女性に囲まれている榊さんの事が心配になって仕方がありません。
この前、榊さんは水神様のお腹に赤ちゃんがいると言われて神殿に連れていかれて行ったけど榊さんのところにいる女の人とは喧嘩になっていようです。
ぼくは、女の人にだらしない大人にはならない。女の人はひとりでいいと心に固く決めたポムくんでした。
レストランの食材の配達を終えて荷馬車で村への帰路に付きました。
雨は昼前には上がったようです。雲の切れ間から太陽の陽ざしが降り注いでいます。
でも街道は、雨でかなり抜かるんでいます。
3人は、榊さんからお土産にもらったチーズケーキを食べながらゆっくりと進む荷馬車に揺られています。
ふと、街道の先を見ると荷馬車が横倒しになっていました。
「ポム様、馬車の事故のようです。」
「ほんとだ、悪魔さん、馬車をあの後ろに停めて。」
「では、あそこまで急ぎますよ。」
悪魔さんは、みのたうろすに鞭を打って急がせました。
でも、水牛なのであまり早く走ることはできません。早く歩く程度になったくらいです。
横倒しになった馬車に近づくと、馬車に足を挟まれたおじさんと、倒れている若い男の人がいました。
馬は、足の骨が折れているようで身動きできないようです。
「この馬車をどかさないないと。悪魔さんお願い馬車を動かせる。」
「はいポム様、これくらい簡単です。」
悪魔さんは、ひょいと片腕で馬車を持ち上げると街道に馬車を置きました。
「悪魔さん力持ちなんだね。すごいや。」
「いやですよ、私を褒めても何も出ませんよ。それよりケガをした人を見てあげないと。」
ポムくんは、悪魔さんが馬車を持ち上げるところに見とれてケガをした人の事を忘れていました。
横倒しになった馬車に足を挟まれて苦しんでいたおじさんの体を見ると、足から血が出ています。
ポムくんが魔法でおじさんの体を確認しています。
「やっぱり足の骨が折れているみたい。僕の魔法で治せるといいんだけど。」
ポムくんが真剣に魔法でおじさんの足を直しています。
すると、先ほどまで痛がっていたおしさんの顔から急に苦痛の表情がなくなっていきました。
悪魔さんとポムさんは、僕の魔法をだまって見ていました。
「おじさんは、とりあえずここに寝かせておこう。」
もうひとり、倒れている青年がいたので、ポムくんは青年の元へといどうして、ケガをしているか確認しています。
「この人は、気絶しているだけみたい。頭を打った時に出来たコブがあるけど、これくらいなら大丈夫だね。」
ポムくんが、ふたりを見終わった後、今度は馬のケガの状態を見ました。
馬は足が俺でいるので、身動きが取れません。かなり辛そうです。
ポムくんが足に手をかざして魔法をかけてあげます。
すると馬は、元気に立ち上がりました。もう大丈夫なようです。
馬は、街道脇の草原で草を食んでいます。
しばらくするとおじさんと青年が気が付いたようです。
おじさんに馬車の事故の様子とケガの状態を説明して、街の治療院に行って見てもらうように言いました。
「君たちが助けてくれたのかい。ケガの治療までしてくれてありがとう。」
おじさんは、これから"ココ"の街で壺と花瓶の買い付けをすると言っていました。
青年は、おじさんの護衛なんだそうです。
馬車は少し壊れていますが、"ココ"の街までは行けそうです。
おじさんが感謝の気持ちだと言って紙のつつみをくれた後、馬車で"ココ"の街へと向かって行きました。
みのたうろすの荷馬車に乗り込んでゆっくりと進みながら、おじさんがくれた紙のつつみを開けてみると、金貨が1枚入っていました。
ぼくもポムさんもそれを見てびっくりしました。
金貨を見てよろこんでいるぼくに悪魔さんが言いました。
「ポム様、さっきポム様が使っていた魔法は、治療魔法と回復魔法です。」
「ポム様は、治療師に向いているかもしれません。ポム様の魔法の練習は治療魔法を重点にやっていこうと悪魔先生は考えていますよ。」
悪魔さんは、ただぼくを見ていた訳ではなかったようです。
悪魔なのに、やっぱりすごい悪魔さんなんだと感心したポムくんでした。
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