104 / 169
15.決裂した話合の先に
06.指切姫の登場です。
しおりを挟む
俺が帯刀している剣は"指切姫"というショートソードだ。
以前は、"技切姫"というショートソードを帯刀していたが、人化して俺の護衛をしてもらっている。人化した時の名前を"クリス"という。
"指切姫"は"女神アルティナ様"が創造した武具"ショートソード"だ。
"女神アルティナ様"が創造した武具"技切姫"と"指切姫"は同じ時期に創造されたらしい。
武具は、人化すると創造した女神様と同じ容姿になる。
つまり"女神アルティナ様"は、クリスと瓜二つなのだ。
ただクリスが言うには、同じ時期に創造された武具でも性格は全く異なるらしい。
人化した時の性格は、おっとりで我が道を行くらしい。
しかも幸運値が1000を越えているので、何をやっても美味くいく反則的な武具なんだとか。
久しぶりに冒険者ギルドの向いにある宿"冒険者の城"にちょっと良い部屋を借りた。
鞘から"指切姫"を抜いた。
「剣スキル"人化"!」
手からショートソード"指切姫"が消え、かわりに目の前に"女神アルティナ様"にそっくりなエルフの女性が現れた。
服装は、クリスとほぼ同じスーツにタイトなミニスカートだ。スーツの色が少し違うか。
「私を帯刀してから随分経つのに全く人化してくれないのでヤキモキしていました。」
ベットに腰かける俺の横に座り、俺の足の上に指で"の"の字を書く"指切姫"。
「名前はガーネット。ガーネと及び下さい主様。」
「私は、クリスほど性格がキツクないですから安心してくださいね。」
「では、人化の義"第二段階"を始めましょう。」
ガーネは俺の指を口の中に含むと皮膚を少しかじった。
しかし痛みはない。
ガーネが握る"指切姫"に俺の血を垂らす。
「主様。お待ちかねの人化の義"第三段階"です。"第四段階"も一緒にやっちゃいますね。」
「私は、クリスやアレスやレディの様に術を使って体を拘束したりしません。」
「主様は、ベットの上でごゆっくりしていてください。後はガーネが頑張ります。」
ガーネが俺のズボンとパンツをおろす。
ガーネが俺の息子をにぎり口に含む。ゆっくりと舌で弄りはじめる。
なんだろう。同じ顔のクリスとは何かが違う。
そうか舌使いが違うんだ。これは秀逸だ。
元々こらえ性のない俺の息子は直ぐに果ててしまった。
ガーネの喉から飲み込む音が鳴る。
「主様。たっぷり出されましたね。では"第四段階"となります。」
そう言うとガーネがベットから立ち上がると瞬時に服装が変わった。
え、なぜにスコート姿。
ガーネは、全身白色のテニスウェアを着ていた。スコートはプリーツの無いやつだ。
ガーネは、スコートをチラッとめくり白いフリルの付いたアンダースコートを見せる。
なんだろう。何かが気になった。
俺は、ガーネにそのテニスウェアについて聞いてみた。
「これは、"女神アルティナ様"からのご指示です。主様はこの服装をいたくお気に入りのはずなので、人化の義の時は必ずその服装で"おこなう"ようにとの仰せでした。」
そう、俺が何を気にしているのか。
クリスは、ジャケットにスリットが大胆に入ったタイトなミニスカートにガーターベルトのパンスト姿。
アレスとレディは、ゴージャスなドレス姿でミニスカートには大胆なスリットが入っている。
そしてガーネは、クリスと同じ服装だったが、テニスウェアに着替えた。
そうだ、"女神アルティナ様"がベティ(火龍)に送った服は"なんちゃってJK"の制服だった。
その制服も全て見覚えのあるデザインだ。
この全てに共通することと言えば…。
やばい思い出した。俺の部屋にある秘蔵DVDだ。
そこに出演しているAV嬢が着ている服を俺の周りにいる女性たちが着ているんだ。
俺は、ガーネに待つように伝えて手紙を書いて回収の腕輪に入れた。
少しして回収の腕輪から手紙が送られてきた。
俺は女神様から送られて来た手紙を読み、また手紙を書いて回収の腕輪にいれる。
これを何度か繰り返した。
やっと分かった。
これは"女神アルティナ様"が全て仕組んだことだったのだ。
まあ、人のし好に合わせてドストライクな装いの女性がいつも現れると思っていた。
"女神アルティナ様"、気を使っていてくれていたんです。
感謝します。
「お待たせしましたガーネさん。人化の義"第四段階"を始めましょう。」
「今回初めて人化の義"第四段階"で体が拘束されないので、俺が上でいいですか。」
「はいどうぞ。服は脱がない方がいいですね。」
「はい。そうしていただけると助かります。」
「俺とガーネは静かにベットに沈んだ。」
次回につづきます。
以前は、"技切姫"というショートソードを帯刀していたが、人化して俺の護衛をしてもらっている。人化した時の名前を"クリス"という。
"指切姫"は"女神アルティナ様"が創造した武具"ショートソード"だ。
"女神アルティナ様"が創造した武具"技切姫"と"指切姫"は同じ時期に創造されたらしい。
武具は、人化すると創造した女神様と同じ容姿になる。
つまり"女神アルティナ様"は、クリスと瓜二つなのだ。
ただクリスが言うには、同じ時期に創造された武具でも性格は全く異なるらしい。
人化した時の性格は、おっとりで我が道を行くらしい。
しかも幸運値が1000を越えているので、何をやっても美味くいく反則的な武具なんだとか。
久しぶりに冒険者ギルドの向いにある宿"冒険者の城"にちょっと良い部屋を借りた。
鞘から"指切姫"を抜いた。
「剣スキル"人化"!」
手からショートソード"指切姫"が消え、かわりに目の前に"女神アルティナ様"にそっくりなエルフの女性が現れた。
服装は、クリスとほぼ同じスーツにタイトなミニスカートだ。スーツの色が少し違うか。
「私を帯刀してから随分経つのに全く人化してくれないのでヤキモキしていました。」
ベットに腰かける俺の横に座り、俺の足の上に指で"の"の字を書く"指切姫"。
「名前はガーネット。ガーネと及び下さい主様。」
「私は、クリスほど性格がキツクないですから安心してくださいね。」
「では、人化の義"第二段階"を始めましょう。」
ガーネは俺の指を口の中に含むと皮膚を少しかじった。
しかし痛みはない。
ガーネが握る"指切姫"に俺の血を垂らす。
「主様。お待ちかねの人化の義"第三段階"です。"第四段階"も一緒にやっちゃいますね。」
「私は、クリスやアレスやレディの様に術を使って体を拘束したりしません。」
「主様は、ベットの上でごゆっくりしていてください。後はガーネが頑張ります。」
ガーネが俺のズボンとパンツをおろす。
ガーネが俺の息子をにぎり口に含む。ゆっくりと舌で弄りはじめる。
なんだろう。同じ顔のクリスとは何かが違う。
そうか舌使いが違うんだ。これは秀逸だ。
元々こらえ性のない俺の息子は直ぐに果ててしまった。
ガーネの喉から飲み込む音が鳴る。
「主様。たっぷり出されましたね。では"第四段階"となります。」
そう言うとガーネがベットから立ち上がると瞬時に服装が変わった。
え、なぜにスコート姿。
ガーネは、全身白色のテニスウェアを着ていた。スコートはプリーツの無いやつだ。
ガーネは、スコートをチラッとめくり白いフリルの付いたアンダースコートを見せる。
なんだろう。何かが気になった。
俺は、ガーネにそのテニスウェアについて聞いてみた。
「これは、"女神アルティナ様"からのご指示です。主様はこの服装をいたくお気に入りのはずなので、人化の義の時は必ずその服装で"おこなう"ようにとの仰せでした。」
そう、俺が何を気にしているのか。
クリスは、ジャケットにスリットが大胆に入ったタイトなミニスカートにガーターベルトのパンスト姿。
アレスとレディは、ゴージャスなドレス姿でミニスカートには大胆なスリットが入っている。
そしてガーネは、クリスと同じ服装だったが、テニスウェアに着替えた。
そうだ、"女神アルティナ様"がベティ(火龍)に送った服は"なんちゃってJK"の制服だった。
その制服も全て見覚えのあるデザインだ。
この全てに共通することと言えば…。
やばい思い出した。俺の部屋にある秘蔵DVDだ。
そこに出演しているAV嬢が着ている服を俺の周りにいる女性たちが着ているんだ。
俺は、ガーネに待つように伝えて手紙を書いて回収の腕輪に入れた。
少しして回収の腕輪から手紙が送られてきた。
俺は女神様から送られて来た手紙を読み、また手紙を書いて回収の腕輪にいれる。
これを何度か繰り返した。
やっと分かった。
これは"女神アルティナ様"が全て仕組んだことだったのだ。
まあ、人のし好に合わせてドストライクな装いの女性がいつも現れると思っていた。
"女神アルティナ様"、気を使っていてくれていたんです。
感謝します。
「お待たせしましたガーネさん。人化の義"第四段階"を始めましょう。」
「今回初めて人化の義"第四段階"で体が拘束されないので、俺が上でいいですか。」
「はいどうぞ。服は脱がない方がいいですね。」
「はい。そうしていただけると助かります。」
「俺とガーネは静かにベットに沈んだ。」
次回につづきます。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる